ラクマへの出品方法は?初心者向けに詳しく解説!

不用品を処分する場合、「捨てる」か「売る」かの2択に分かれます。それならば、よりお得な方法がよいと考える方が多いのではないでしょうか?そんな時にはフリマアプリを活用すると、手軽に不要品を売りに出すことができます。

今回は、その中でも「ラクマ」に焦点を当てて、サービスの使い方を解説していきます。初心者の方向けに基礎的なことから丁寧に説明します。ぜひ参考にしてください。

目次

サービスの概要

サービスの概要

そもそもラクマとは、一体どのようなサービスなのでしょうか?

ラクマは、楽天グループ株式会社が運営するフリマサービスです。不用品を売ったり買ったりすることができます。個人間のやり取りになりますが、誰でも簡単に品物の売買ができる仕組みになっており、非常に便利です。

一方、ラクマのようなサービスは、他にもたくさんあります。他のサービスとの違いは、どんな点にあるのでしょうか?ここからは、ラクマならではの特徴を解説していきます。

関連サービスのポイントや電子マネーが使える

ラクマは楽天の関連サービスなので、楽天ポイントや楽天キャッシュが使えます。ラクマ内での買い物に使えるだけでなく、ラクマで得た収益をポイントやキャッシュに入金することが可能です。楽天関連のサービスをよく利用する人に特におすすめです。

匿名配送が選択可能

フリマでの取り引きはあくまでも個人間でのやり取りであり、個人情報が見知らぬ人に知られることに不安を覚える人は多いはずです。ラクマは、匿名で取り引きできる数少ないフリマアプリのひとつです。自分の個人情報を相手に知られることなく、安全に取り引きができます。

もちろん匿名配送だけでなく、レターパックやネコポスなど、さまざまな配送方法が利用できます。荷物の種類やライフスタイルなどに合わせて、都合のよい方法で荷物の発送や受け取りが可能です。

特に重要なポイント

特に重要なポイント

ラクマは初心者でも簡単に使えるサービスですが、使い方を間違えると思わぬ結果を招くこともあります。ここからは、サービスを利用する上で特に注意すべきポイントを紹介していきます。トラブルに巻き込まれないように、あらかじめよく確認しておきましょう。

匿名配送を利用するなら、かんたんラクマパックを選択する

ラクマでは匿名配送が利用可能ですが、対応できる配送方法が限定されているので注意してください。それ以外の発送方法を選択すると、匿名配送は使えません。

匿名配送が利用できる発送方法は「かんたんラクマパック」のみです。サイズは小型のものから、最大で200サイズに収まり、かつ30kg以内のものまで対応可能です。宛名書きが不要で、発送手続きが簡単です。

すぐに買ってほしい場合は、購入申請機能を利用しない

ラクマには「購入申請機能」というシステムがありますが、なるべく早く売りたい時には使わない方が賢明です。購入申請機能とは、買い手が品物を購入する前に申請を行い、売り手が承認することで取り引きが始められるシステムです。品物を売る相手が選べるので安心感がある反面、実際に取り引きができるまでに手間がかかり、買い手が付きにくくなるというデメリットもあります。

相手を選んで慎重に取り引きをしたい人にはおすすめですが、品物を急いで売りたい場合には不向きです。目的に応じて、利用するかどうかを決めましょう。

梱包資材は自分で用意する

品物のやり取りは個人間で直接行われるため、当然、梱包は自分で行うことになります。したがって、梱包用のダンボールや封筒、袋などは自分で用意する必要があります。壊れやすい品物の場合は、緩衝材も別途用意する必要があるので注意が必要です。

梱包が不十分だと、品物が汚れたり壊れたりすることがあります。梱包の仕方によってはトラブルになることもあり、慎重な作業が求められます。

サービスへの登録手順

サービスへの登録手順

ラクマを利用するには、まずユーザー登録をしなければなりません。ここからは、サービスの登録方法について、詳しく説明していきます。

楽天ユーザーの場合は同じIDでログイン可能

ラクマは楽天の関連サービスで、すでに楽天のアカウントを取得している場合は、同じ会員情報でログインすることが可能です。

ラクマのログインページにアクセスしたら、「楽天会員ログイン」を選択し、会員情報を入力してください。

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楽天会員でない場合は新規登録をしなければならない

楽天のアカウントを持っていない場合は、新規登録の手続きをしなければなりません。まずは、ラクマのトップページの右上にある「会員登録」をクリックしましょう。

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次に、「楽天IDで会員登録」を選択します。

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各項目に必要な情報を入力した後、「次へ」を選びます。

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内容に誤りがないかをチェックして、「OK」を選択すれば完了です。

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利用には楽天IDとの連携が必須

ラクマアカウントに連携できる楽天IDは、一つのみです。後から他のIDに変更することはできないので、くれぐれも注意してください。

なお、以前はラクマの登録とは別に連携登録が必要でしたが、現在はラクマ登録時に楽天会員登録が必須となっており、別途、連携設定をする必要はありません。ちなみに、SNSアカウントでの会員登録・ログインはできなくなっています。

ユーザーページの設定方法

ユーザーページの設定方法

ラクマへの登録が完了したら、次はユーザーページをカスタマイズしましょう。ショップ情報やプロフィールページは、他のユーザーからよく見られる部分です。このページに何を掲載するかによって、他のユーザーから抱かれる印象が変わってきます。よく検討して設定しましょう。

ここからは、ショップ情報やプロフィールの編集方法について、詳しく説明していきます。

ショップ情報について

ショップの情報を登録するには、まず「マイページ」から「設定」を選択します。

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次に、「ショップ・プロフィール」を選択します。

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以下の項目を入力し、「保存」を選んでください。

・トップ画像:取り込む際には正方形サイズを必要としますが、実際に表示される時には画像の上下が切り取られます。

・ショップ名:ユーザー名とは別に設定することが可能です。

・ショップのURL:URLの末尾に表示される文字列を任意のものに設定可能。ただし、他のユーザーと同じものは使用できないので注意しましょう。

プロフィールについて

プロフィール情報は、ショップ情報と同じ方法で設定できます。「マイページ」→「設定」→「ショップ・プロフィール」と進み、「プロフィール設定」の項目を編集してください。

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登録できる情報は以下の3種類です。

・アイコン:正方形の画像でないと取り込めませんが、実際には丸く表示されます。

・ニックネーム:他のユーザーに公開されても構わない名前を設定しましょう。後で変更することも可能です。

・自己紹介:1000文字まで入力できます。挨拶だけでなく、対応可能な曜日やペットの有無などの情報を入れると効果的です。

品物を売りに出す際の手順

品物を売りに出す際の手順

基本的な登録手続きが完了したら、いよいよ品物を出品しましょう。ここからは、品物を売りに出すための詳しい手順を説明していきます。

まずはマイページメニューを開き、「商品を出品する」を選択してください。すると、品物を出品する手続きが開始できます。

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まずはじめに、品物の画像を設定しましょう。カメラマークのアイコンを選択して、写真をアップロードします。

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品物の写真は10枚までアップロード可能です。品物の状態が一目で分かるように、さまざまな角度から撮った写真をアップロードしましょう。品物の細部や傷、汚れの程度が確認できる写真も添付してください。なお、画像は必ず自分で撮影したものを使いましょう。

次に、品物の名前と説明文を記入します。

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品物の名前は、どんな品物なのかが分かりやすいものにした方が、買い手に見つけてもらいやすくなります。また、説明文には、品物の状態についての補足情報を記載しましょう。においや手触りなど、写真では伝わらない情報を追加します。

品物のカテゴリーを決める

基本情報の登録が終わったら、次は品物のカテゴリーを決めます。画像を登録すると一定数の候補が表示されるので、その中から適切なものを選ぶと簡単です。

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ブランドの設定

アパレルなどでポピュラーなブランドであれば、ブランドの設定を行いましょう。ブランドを設定することで、品物が売れやすくなります。ブランドのファンがブランド名で品物を検索する可能性があるためです。

品物に特定のブランドがない場合は、「ブランドなし」に設定すればOKです。

品物の状態の設定

品物の状態は、以下の選択肢から設定できます。

・新品・未使用

・未使用に近い

・目立った傷や汚れなし

・やや傷や汚れあり

・傷や汚れあり

・全体的に状態が悪い

傷や汚れの程度をどう判断してよいか分からない場合は、少し悪い方を選ぶことをおすすめします。

実際の品物が買い手の予想よりも良かった場合と悪かった場合とでは、後者の方がトラブルになる可能性が高くなります。よって、実際よりもやや悪い評価を登録しておいた方が、買い手とのトラブルが減ります。

配送料の設定

送料は、売り手側と買い手側のどちらが負担するかを選ぶことができます。特別な理由がない限り、売り手負担、つまり、送料込みで出品することをおすすめします。買い手は、品物の値段の他に送料まで支払わなければならないとなると、まるで損をしたような気分になるからです。

しかし、実際には送料は品物の販売価格に上乗せすることになるため、どちらが負担しようとも違いはありません。ならば、送料込みで品物を売りに出した方が買い手がつきやすく、売り手としては好都合なのです。

購入申請制度の設定を行う

ラクマには、購入申請のシステムがあります。利用したければ有効にしておきましょう。ただし、早く買い手を見つけたいのであれば、「なし」にしておいたほうが無難です。

申請機能を有効にすると、買い手の購入に対するハードルが上がります。じっくりと買い手を選んで取り引きしたい場合にのみ、利用するようにしましょう。

値段を決める

最後に、品物の値段を決めて完了です。いくらにするかは売り手の自由ですが、相場に近い価格の方が売れやすくなります。相場を調べたい場合は、ラクマで似たような品物を検索してみましょう。

ちなみに、急ぎで買い手を見つけたい場合は、相場より少し低めに設定するのがおすすめです。この際、数円から数十円程度の値引きで十分です。

最後に、「確認する」を選択し、次のステップに進みましょう。

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全ての情報を確認して、出品を確定する

最後に、これまで入力した情報に間違いがないか、あらためて確認してみましょう。もしミスを見つけた場合は、この時点で修正してください。問題がなければ、「出品する」を選択し、品物の販売を開始します。

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基本的な使い方をマスターして、ラクマでのビジネスを始めましょう!

基本的な使い方をマスターして、ラクマでのビジネスを始めましょう!

ラクマは不用品を簡単に売ることができるフリマサービスです。品物を売るまでの流れが比較的簡単なので、誰でも気軽に利用できます。もしも手順に不安がある場合は、この記事の内容を確認しながら挑戦してみてください。

なお、ラクマは楽天グループ株式会社が運営するサービスで、楽天のポイントやキャッシュが使えます。買い物と売上金のチャージの両方に対応しており、普段から楽天関連のサービスを利用している人なら、とても便利です。

ラクマは、あくまでも個人間の取り引きとなります。したがって、プロに品物を買ってもらうよりも、トラブルに巻き込まれる可能性が上がります。だからこそ、丁寧な対応が求められます。品物について丁寧に説明し、きちんとした梱包を行いましょう。場合によっては、重大な事態に発展しかねないので、くれぐれも注意してください。

また、トラブルを起こしやすいユーザーと取り引きしたくない場合は、「購入申請機能」を利用するのもひとつの手です。購入申請機能を使えば、自分が承認した相手とだけ取り引きができます。つまり、第一印象でマイナスイメージを持った相手とは、取り引きを控えることができるのです。ただし、購入申請機能を使うと買い手を見つけるのが難しくなります。早く買い手を見つけたい場合には不向きです。

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この記事を監修した人

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