らくらくメルカリ便の包装のコツは?節約に役立つ情報も紹介

メルカリで商品を販売する際、梱包作業は自分で行わなければなりません。品物を無事に購入者の元へ届けるためには、場合によっては緩衝材などを使い、適切な方法で包装する必要があります。また選択する配送方法によっては、専用の箱を購入しなければならない場合も。包装に使う資材は、商品の種類や大きさに適したものを選びましょう。

ただし、梱包資材にお金をかけすぎてしまっては、思うように利益を上げることができません。この記事では、商品に合わせた梱包の方法、そして資材にかかる費用を節約する方法について紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

目次

らくらくメルカリ便で使える3つの配送方法

らくらくメルカリ便では、ポスト投函が可能な「ネコポス」、小さめのサイズに適した「宅急便コンパクト」、大きめの荷物にも対応できる「宅急便」の3つの配送方法が利用できます。送りたい荷物の大きさや重さに応じて適切なものを選びましょう。ここからは、それぞれの配送方法の特徴について、詳しく解説していきます。

ネコポス

ネコポス」は、A4サイズで厚さ3cm、重さ1kg以内の荷物で利用可能な配送方法です。ネコポスを利用して発送された荷物は、郵便ポストへ直接投函されます。全国一律175円の配送料で利用でき、小さくて軽い荷物を送る場合に便利でしょう。

ただし、注意点として、利用可能な最小サイズが定められていることが挙げられます。大きさが規定に満たない場合は宅急便として扱われ、料金が高くなってしまうので気をつけましょう。

宅急便コンパクト

2種類の専用箱が用意されており、その中に入る大きさの荷物で利用できる配送方法が「宅急便コンパクト」です。専用の箱はヤマト運輸の各営業所のほか、一部のコンビニやメルカリストアで購入できます。

集荷サービスにも対応しているため、発送にかかる時間や手間をできるだけ削減したい方にもおすすめです。ただし、集荷サービスを利用すると、1度の取引につき30円の手数料がかかるので注意しましょう。2種類の箱の料金はどちらも70円で、サイズは以下の通りです。

「宅急便コンパクト専用箱のサイズ」
・箱型:縦20cm、横25cm、高さ5cm

・薄型:縦24.8cm、横34cm

宅急便

宅急便」は、大きめの荷物にも対応する、らくらくメルカリ便唯一の配送方法です。サイズによって料金が決まるシステムとなっているため、なるべくコンパクトに包装するよう心がけましょう。サイズが小さくなれば、配送にかかるコストを抑えることができます。サイズ別の料金は以下のようになっています。

「宅急便の料金一覧」
・60サイズ(~2kg):700円
・80サイズ(~5kg):800円
・100サイズ(~10kg):1,000円
・120サイズ(~15kg):1,100円
・140サイズ(~20kg):1,300円
・160サイズ(~25kg):1,600円

規定にある荷物の重さには、梱包材の重量も含まれます。包装に使う資材は、なるべく軽量のものを選びましょう。

特別な梱包が必要な場合について

大事な荷物を衝撃から守るため、そして、買い手に好印象を与えるためには丁寧な梱包が求められます。

メルカリには評価システムがあり、取引の相手に対して良い印象を与えることがとても重要。評価が高くなれば、売上アップにつながるでしょう。

逆に、適切な梱包ができていないことが原因で、クレームにつながることも考えられます。リスクを回避するためには、それぞれの商品に合わせた方法で包装をする必要があるのです。

ここからは、注意しなければならない品物と、適した梱包の方法も併せて紹介していきます。

機械類・割れ物には緩衝材を

輸送時に壊れる可能性がある品物に関しては、特に注意して梱包すべきです。プチプチなどの衝撃緩和材で厳重に包装してから発送しましょう。商品を衝撃から守ることができ、買い手の元に届く前に壊れる心配がなくなります。

本はクッションシートで包むと安心

輸送の途中で傷むようなことがなさそうな書籍類ですが、念のためにクッションシートなどで包んで発送しましょう。実際、このような包装を施さなかったために、ページが折れたり曲がったりしてクレームにつながったケースがあります。

特にマニアが多い分野の本を取り扱う際には、注意が必要です。きれいな状態でないと、購入者の満足度が下がる可能性があります。自分では気にならない程度のほんの小さな傷や汚れが原因となり、トラブルに発展することも考えられるのです。買い手を不安にさせないためにも、できるだけ丁寧な梱包を心がけてください。

梱包の際にあると便利な100均アイテム

梱包に使う道具や資材を安く入手するには、100均がおすすめです。品物の包装に必要なものを、安価で手軽に購入することができます。さらに、作業を効率化できる便利アイテムが豊富に揃っている点も魅力です。店頭で見て便利そうなものは、一緒に購入しておきましょう。

ただし、中には100均で購入すると、他の店で購入する場合に比べて割高になるものもあります。ホームセンターなどで買った方がお得な場合もあれば、100均で購入した方がお得な場合もあるのです。大切なのは、必要なものを最適な値段で購入すること。今回は、100均で入手できるものの中から、特におすすめの商品をピックアップして紹介します。

厚さ測定用の定規

メルカリをよく使う方におすすめなのが、荷物の大きさが各配送サービスの規定内に収まっているかを確認できる定規です。定規そのものにそれぞれの配送サービスの名前、規定サイズが記載されているため、わかりやすいのが大きな特長でしょう。いちいち調べる手間がなく、ひと目で荷物のサイズをチェックできます。結果、時間の短縮や手間の削減になります。

梱包用の段ボール

荷物を送る際、梱包した箱がサービス利用の条件に合っているかどうか、いちいち確認するのは面倒です。あらかじめサイズの表記がある段ボールを用意しておけば、その都度サイズを測る必要がなくなります。それぞれの配送サービスの規定に合わせた大きさのものも売っているので、手間から解放されたい方は購入を検討してみましょう。

ビニール袋

品物を水濡れから守るため、よく使用されるのがビニール袋です。100均には、さまざまな大きさや厚さのビニール袋が売られています。梱包に使用するのに十分なクオリティのものもいろいろ揃っているので、まとめて購入しておくことをおすすめします。

メジャー

宅急便を利用する場合、料金は荷物のサイズによって変わります。そのため、メジャーを使って、荷物の大きさを把握しておくことがとても大切です。サイズを測る際に使うメジャーは、特に高価なものである必要はありません。100均で売られているもので十分。使いやすそうなものを購入しましょう。この際、ビニール製の柔らかいものを選ぶと、測りやすくて便利です。

リサイクル梱包の際に気をつけるべきこと

リサイクル梱包とは、自分あてに届いた荷物の空き箱や、買い物でもらった紙袋などを再利用することです。資材にかかる費用を節約できるのがメリットです。

しかし、新品のものを使う場合に比べて、気をつけなければならないポイントがいくつかあります。方法を間違えると、個人情報の漏洩やクレームなどのリスクにさらされる危険性も出てきます。ここからは、リサイクル梱包をする際に注意すべき点について、詳しく解説していきます。

あらかじめ買い手に伝えておく

購入者に対して何も伝えずに、いきなりリサイクル梱包で荷物を送ると、トラブルの原因になることもあります。商品説明の欄など買い手の目につきやすいところに、リサイクル梱包することを記入しておきましょう。それでも不安な場合は、交渉の際に買い手に伝えると確実でしょう。

プロフィールに注意書き等をしているユーザーも少なくありませんが、効果はそれほど高くありません。わざわざプロフィールにまで目を通す買い手は多くはないからです。商品ページで説明を加えるのが有効です。

個人情報の漏洩に注意

自分の個人情報が書かれた箱を再利用する場合は、細心の注意を払う必要があります。そのままの状態で相手に荷物を送ると、自分の氏名や住所を知られるリスクが発生します。特に匿名配送を希望している場合、これでは意味がありません。個人情報が書かれた部分を取り除く、見えないように黒く塗りつぶすなどの工夫をしてから、梱包に使うようにしてください。

特定の店の紙袋などにも注意したいものです。全国チェーンのショップであれば問題ありませんが、特定の地域のみに展開している店の場合、自分の住むおおよその場所が知られる可能性があります。自宅近くの店の紙袋などは、できれば使わない方が無難でしょう。

汚れのひどいものはNG

いくら相手がリサイクル梱包を了承しているとはいえ、汚れや損傷がひどい箱や袋などで届けば、クレームにつながる可能性があります。評価にも影響するので、きれいな状態のものでなければ使わない方が賢明です。

ネコポスを利用する際のポイント

ネコポスには、サイズ以外にも細かな決まりごとがたくさんあります。知らずに利用してしまい、規定に満たなかったことで宅急便扱いになってしまうこともあり得ます。宅急便扱いになると、想定よりも配送料金がかさんでしまうので注意が必要です。

では、損をしないためには、どのようなことに気をつければいいのでしょうか? 
ここからは、3つのポイントに絞って注意点を紹介していきます。

最小サイズが決まっている

ただ単に荷物のサイズを小さくすればいいというわけではなく、規定以上の大きさでないとネコポスは利用できません。具体的には、縦23cm、横11.5cm以下の荷物では利用できません規定以上のサイズになっているかも確認するようにしてください。商品が小さくても規定に則した大きさの箱や袋に入れることで問題なく発送できます。

その場合、箱や袋の中にできる隙間が多くなるでしょう。箱や袋の中で激しく動くことが予想されるため、壊れやすい商品を包む際には、緩衝材を多めに使うようにしてください。

補償は3,000円まで

ネコポスは補償可能な金額に限りがあり、品物1個につき3,000円までです。つまり、3,000円を超える金額の商品を扱う場合には注意が必要です。もしものことがあった場合に、3,000円までしか補償が受けられないとなると、大きな損害になります。

高価な品物を送る際には、他の配送方法を検討した方が良いでしょう。

持ち戻りされる場合もある

ネコポスの大きな特徴の一つとして、ポストへ投函可能なことが挙げられます。しかし、何らかの事情によりポストへ投函ができないケースもまれにあります。その場合、荷物は持ち戻りとなり、受け取りまでに時間がかかってしまうことも考えられます。

荷物が持ち戻りになってしまわないか不安な場合は、あらかじめ買い手に確認を取ると安心です。家庭によって郵便受けの大きさが異なるため、場合によっては郵便受けの大きさを確認してもらい、ネコポスを利用するかどうか検討しなければなりません。

ただし、仮にポストに投函できなかったとしても、7日以内であれば再配達を依頼することが可能です。その場合は手渡しで受け取る必要があるため、必要であれば買い手に対して説明を行いましょう。買い手と連絡がつかないなどのトラブルがあっても、7日以上経過すると荷物は自動的に返送されます。商品を失うことにはならないので安心してください。らくらくメルカリ便を利用している場合、返送にかかる費用はメルカリが負担してくれます。

コストの節約とクオリティのバランスが大切

利益を少しでも増やすためには、梱包や配送にかかるコストをなるべく抑えることが重要です。しかし、資材の量や質を落とし過ぎると、さまざまなリスクにさらされる可能性が出てきます。クレームを受けたり、評価が下がったりしては意味がありません。

大切なのはコストの節約と包装の質、この2つのバランスを見極めることです。その中でも優先すべきは、やはり質の方でしょう。慣れないうちは、コストの削減に熱心に取り組まなくても問題ありません。

いくつもの取引を経験していくうちに、無駄が見えてくるはずです。そうなったら、コストの削減にも取り組んでみてください。ほんの少し工夫するだけでも、売り上げアップという大きな効果を得られる可能性もあります。ぜひともこの記事を参考に、工夫を凝らしてみてください。

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