楽天市場とヤフーショッピングを比較!キャンペーンやポイントについても解説

ひと口にネットショップといっても、その特徴や実施しているキャンペーンの種類はさまざまです。そのため、「自分に向いているネットショップはどうやって探せばいいの?自分に合ったネットショップはどこかな?」と迷われる方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、楽天市場ヤフーショッピングを比較しています。大まかな特徴から各キャンペーンの詳細までを比較、解説していますので、自分に合ったネットショップを探す際の参考になさってください。

目次

楽天市場の特徴

楽天市場は、いわゆるショッピングモールの形態をとっています。非常に多くの店舗が参加しており、その数は約55000店以上にものぼります。そして、同じ業種の店舗が多数存在するのも特徴のうちの1つ。割引やアフターサービスのような、各種サービスも店舗によって異なります。

単純に商品の値段だけで楽天市場とヤフーショッピングを比較すると、両者に大きな違いはありません。その理由は、両方に出品している店舗が販売する値段を揃えているケースが多いからです。

楽天市場のセールの傾向について

2021年上半期のセール情報から、楽天市場のセールの傾向を見てみましょう。2021年には、以下のセールが実施されました。

  • 「お買い物マラソン」1月中旬、下旬
  • 「お買い物マラソン」2月上旬~
  • 「楽天スーパーセール」3月上旬~「お買い物マラソン」3月下旬
  • 「お買い物マラソン」4月上旬から中旬、下旬
  • 「お買い物マラソン」5月上旬から中旬
  • 「楽天スーパーセール」6月上旬「お買い物マラソン」6月下旬

このように見ると、楽天市場では、お買い物マラソンは毎月、スーパーセールはおよそ3ヵ月ごとに開催されていることが分かります。年末には、「超ポイントバック祭」や「大感謝祭」なども開催されます。

ヤフーショッピングの特徴

対してヤフーショッピングは、毎年セールの傾向が変化するのが特徴です。また、先ほどもお伝えした通り、楽天とヤフーショッピングどちらにも出店している店舗では価格がほぼ同じですが、それ以外で比較すると楽天よりもヤフーショッピングの方が安い傾向にあります。加えて、ヤフーショッピングのほうが送料無料になる条件が楽天よりも緩いため、利用しやすくなっています。

また、楽天市場と比較するとヤフーショッピングには、PayPayカードというサービスをお得に使えるクレジットカードがあります。ヤフーショッピングでPayPayカードを使って貯めたPayPayポイントは、ファミマやローソン、セブンイレブンなどの買い物で、PayPay決済時に使えます。

ヤフーショッピングのセールについて

ここでは、ヤフーショッピングで行われるセールの特徴を確認しましょう。

  • 「超PayPay祭」2〜3月、10〜11月
  • 「夏のPayPay祭」7月
  • 「年末セール」12月
  • 「5のつく日」5日、15日、25日
  • 「ゾロ目の日」11日、22日
  • 「ハッピー12アワー」不定期
  • 「クーポンは突然に。」不定期
  • 「買う!買う!ランチタイム」不定期
  • 「買う!買う!サタデー」不定期
  • 「5のつく日をサンドイッチ」不定期

このように、ヤフーショッピングのセールは不定期で開催されることが多くなっています。楽天と比較すると「セールの開催時期が読みにくい」のがヤフーショッピングの特徴と言えます。

楽天のポイント還元について

楽天には、常時利用できるポイント還元制度があります。それが、SPU(スーパーポイントアッププログラム)です。条件を全部達成できればポイントが最大で15.5倍になります。15.5倍って、すごい数字ですよね。このポイント還元サービスを受けるには、対象の楽天サービスを利用する必要があります。

それでは、詳しい内容を見ていきましょう。

SPUの内容を確認

楽天のSPUでポイント還元率を上げるには、条件の達成が必要です。その条件も、難易度が比較的易しいものから難しいものまでさまざま。ここでは、難易度順に条件を解説していきます。カッコ内の数字は、ポイントの倍率です。

難易度が比較的易しいもの

  • 楽天カードを用いて楽天で買い物する(+2)

難易度が中程度のもの

  • 楽天のプレミアムカードを用いて買い物する(+2)
  • 楽天銀行の口座から、楽天カードで使った分を引き落とす(+1)
  • 楽天モバイルの対象サービスを契約する(+3)
  • 楽天モバイルキャリア決済(Androidのみ)で、月2000円(税込)以上の支払い (+0.5)
  • 楽天ひかりもしくはRakuten Turboで対象サービスを契約する(+1)
  • 楽天ブックスで月1回注文1000円以上買い物する(+0.5)
  • 楽天Koboで月1回1000円以上買い物する (+0.5)
  • Rakuten FashionアプリにてRakuten Fashion商品を月1回以上買い物する(+0.5)
  • Rakuten Pashaの「トクダネ」で300ポイント以上確定&「きょうのレシートキャンペーン」で10枚以上レシートが審査通過する(+0.5)

難易度が難しいもの

  • 楽天ビューティーにて月1回3,000円以上利用する(+0.5)
  • 楽天トラベルにて対象サービスを月1回5,000円以上予約した後、対象期間中に利用(+1)
  • 楽天証券 投資信託にて、月1回30,000円以上のポイント投資(+0.5)
  • 楽天証券 米国株式にて、月1回30,000円以上のポイント投資(+0.5)
  • 楽天ウォレットの暗号資産現物取引で、月に合計30,000円以上購入する(+0.5)

SPU以外のポイント還元について

楽天市場には、SPU以外にもポイント還元制度が整っています。

例えば、毎月5と0のつく日にエントリーした上で楽天カードを使って買い物をすればポイントが5倍になる制度があります。ただし、この5倍という数字はSPUを併用した場合の数字なので注意してくださいね。

さらに、使うカードが楽天プレミアムならポイントが7倍になります。これは、他のネットショップと楽天市場を比較してもなかなか見ない数字ですよね。利用できる機会があれば検討してみてはいかがでしょうか。

楽天に関係のあるチームが勝利すればポイントUP

さらに、楽天に関係のあるチームが勝利すればポイントUPというキャンペーンもあります。楽天イーグルスヴィッセル神戸が対象で、これらのチームが勝利した翌日にキャンペーンが適用されます。

いずれかのチームのみが勝利した場合が2倍、ダブルで勝利した場合は3倍と倍率が上がっていきます。

スーパーセールやお買い物マラソンについて

楽天スーパーセールについて

楽天スーパーセールは、楽天市場で3ヵ月ごとに開催されている大きなセールイベントです。商品が半額になったり、大量のポイントを獲得できたりするので楽天市場での買い物のチャンスと言えます。

たとえば、イベント中に楽天市場で10ショップ以上で買い物をすれば「ショップ買い回りキャンペーン」が適用され、ポイントが10倍になります。また、楽天市場で買い物をしようと思っているショップが個別に19倍のポイントアップを設定していれば、ポイントアップ率は19倍になります。

これらに最大15.5倍の楽天スーパーポイントアップを加えれば、合計ポイントの最大が44.5倍になります。付与されるポイントの上限やカウントに条件はありますが、お得なことは間違いありませんね。

参考:楽天スーパーセール

お買い物マラソンについて

こちらも楽天市場で開催されるキャンペーン(要エントリー)
で、2022年は毎月開催されていました。楽天市場でお買い物をしたお店の数に応じてポイントが1倍ずつ増えていく仕組みになっています(ショップ買い回りキャンペーンと似たようなものです)。

楽天を用いて狙える現実的な還元率とは?

ただ、楽天で44.5倍のポイント還元を受けるにはさまざまな条件をクリアする必要があるので、実際のところ、これほどのポイントアップを受けるのは難しくなっています。

そこで、実際に狙える現実的な数字を見てみると、おおよそ21%から25%の間となっています。その内訳は以下のとおりです。

現実的なポイント還元の内訳

  • スーパーセールやお買い物マラソン・・9%
  • スーパーポイントアッププログラム・・10%から11%
  • 5と0のつく日・・2%
  • 楽天関係のスポーツチームが勝利した時・・~3%

楽天で貰えるポイントには注意事項がある

楽天で貰えるポイントには注意事項があります。それは、貰える楽天ポイントの多くは使える期間が限定されていることです。期間制限のない通常ポイントは、「楽天カードの利用分」と「通常時の購入分」の合計2%だけです。それ以外は全て期間限定なので気をつけましょう。

しかし、楽天ポイントカードがあれば、楽天のポイントは楽天市場だけではなく提携の実店舗(マクドナルドやサンマルクカフェ等)でも使えます。また、ラクマなどのフリマアプリでも使えるので、なかなか便利ですよ。

ポイントカードが使えるお店は、以下のリンク先を参照してください。

参考:楽天ポイントカード 使えるお店

ヤフーショッピングのお買い物キャンペーンについて

楽天市場に対抗してか、ヤフーショッピングには「倍!倍!ストア 誰でも最大+10%」なるものがあります(要エントリー)。こちらはヤフーショッピングの常設キャンペーンとなっています。

さっそく、ヤフーショッピングのキャンペーンの詳細を見ていきましょう。

ボーナスストア 誰でも最大+10%

こちらのキャンペーンはヤフーショッピングの対象ストアでお買物をすると、5%または10%のPayPayポイントが付与されるというものです。支払い方法の指定はありません。キャンペーンの期間によって5%の対象ストアと10%の対象ストアが入れ替わっている場合があります。

ヤフーショッピングでPayPayポイントを取得するには以下の条件を満たしている必要があります。

  1. キャンペーンへ参加(エントリー)する
  2. 対象ストアで期間内に買い物する

以上の条件を満たせば、ヤフーショッピング内の購入店舗数に応じた倍率のPayPayポイントが付与されます。

ヤフーショッピングでのポイント付与のタイミングは?

ヤフーショッピングでゲットしたポイントはいつ付与されるのでしょうか?

前述のとおり、ヤフーには「PayPayポイント」が存在します。

それでは、PayPayポイントが付与されるのはいつでしょうか。結論から言うと、ヤフーショッピングで開催されるキャンペーンによって付与される時期は異なります(詳細は、キャンペーンの詳細ページに掲載されていています)。

基本的な付与は注文日の翌週から3週間経過後の水曜日となっています。

また、PayPayポイントを利用するためにはYahoo! JAPAN IDとの連携が必要です。PayPayポイントの有効期限は無期限です。

ヤフープレミアム会員特典のポイント進呈について

ヤフープレミアム会員であればポイントの還元率が3%(通常は1%)(PayPayポイント含む)になるだけでなく、さらに特典としてヤフーショッピングで購入した商品の破損保障(購入金額または修理費用の90%)・修理補償(修理費用の90%)がつきます。

一般会員であれば、「買ったばかりのPCをリュックに入れていて、転んで壊れてしまったため、思わぬ修理費用がかかった」となってしまいますが、ヤフープレミアム会員ならこんな場合でも修理補償を受けられるということです。

ただし、ヤフーで補償を受けるには所定の書類を提出する必要があります。詳細は、以下のWebサイトを確認してください。

参考:ヤフージャパン補償

PayPayカードを使えばポイントが貯まる!

ヤフーショッピングやLOHACOでPayPayカードを使えば、「ストアポイント」や「LOHACOポイント」にプラスして、PayPayカード利用特典として「クレジットポイント」や「PayPayポイント」が貯まります。

PayPayカードとは、PayPay加盟店及びクレジットカード加盟店で利用できる決済サービスです。クレジットカードとしてヤフーショッピングで使った場合だけでなく、PayPayでの支払いとして使った場合でもポイントが貯まるようになっています。

5の付く日キャンペーンとは?

「5の付く日キャンペーン」は、その名の通り「5日、15日、25日」と5の付く日にお得になるキャンペーンです。

エントリーの条件

ヤフージャパンIDPayPayアカウントを連携していること

PayPayポイントの獲得条件

ヤフーショッピングで指定している支払い方法で支払った場合のみ適用

PayPayアカウントとヤフージャパンIDの連携方法は以下のとおりです。5の付く日キャンペーンが開催される前に、アカウントを連携しておきましょう。

  1. PayPayアプリの右下にある「アカウント」をクリックする
  2. 「外部サービス連携」へアクセスする
  3. 「Yahoo Japan ID 連携する」へアクセスする
  4. 同意事項を確認したのち「同意する」をクリックする
  5. 連携したいYahoo Japan IDでログインする

ポイントから見た楽天市場とヤフーショッピングの特徴を比較

これまで比較して見てきたように、楽天市場とヤフーショッピングはそれぞれ様々なポイントキャンペーンを用意しています。

したがって、ポイントだけで比較すれば両者に違いはないようにも思えます。

期間限定ポイントの使いやすさなら楽天市場がヤフーショッピングよりおすすめ

ただ、期間限定ポイントの使いやすさで比較して言えば、ヤフーショッピングより楽天市場のほうがおすすめです。しかも、楽天のポイントはマクドナルドなど、多くの人がよく行くメジャーなお店で使えるのも魅力的です。ポイントアップを受けるための条件が細かいといったデメリットもありますが、リアルの店舗で使いやすいのは嬉しいですよね。

楽天市場はヤフーショッピングよりも多くのキャンペーンを併用できるのも強み

楽天市場は、ヤフーショッピングよりも様々なキャンペーンを組み合わせて併用できるため、お得な買い物が可能です。それぞれのキャンペーンでもポイント上限が高めに設定されており、効率的に還元率を引き上げることができます。

また、楽天市場は無料で補償を受けることができ、安心して利用できる環境が整っています。ヤフーショッピングでは「お買い物あんしん補償」が提供されていますが、有料です。ただし、ソフトバンクユーザーの場合は無料で利用できます。

楽天市場とヤフーショッピングをカードの面から比較

楽天カードとPayPayカードはどちらも年会費無料、家族会員も無料、ETC利用も550円(税込)で、18歳以上の方なら誰でも申し込むことができます。ただ、楽天カードは国際ブランドでアメックスが選べるという違いがあります。

また、楽天カードのETC年会費は、楽天ポイントクラブのランクがプラチナに到達すると無料になるうえ、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しています。楽天カードの国際ブランドや保険面の充実度は魅力的です。

楽天市場とヤフーショッピングを比較して賢く利用しよう!

楽天市場ヤフーショッピングをそれぞれ比較してきました。それぞれのネットショップにはそれぞれのメリットがありますので、個々の特徴をきちんと頭に入れておきましょう。

また、お得に買い物をするにはキャンペーンの利用が必須です。細かい条件を確認するのは大変かもしれませんが、暇なときにでも一度目を通しておきましょう。

楽天市場とヤフーショッピングを比較しましたが、どちらも優秀なECサイトです。キャンペーンを利用して賢くお買い物していきましょう。

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この記事を監修した人

ビジネスのノウハウを実践ベースで徹底的に追求するのがアクシグ。
世界で最も専門的で網羅的なコンテンツを提供し、ノウハウを惜しげもなく提供していきます。

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