高く売れるロレックスの時計はどんなモデル?売るコツについても解説!

高級時計ブランドと言えば、ロレックスを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。ロレックスの時計は中古でも価値が下がりにくく、モデルによっては新品よりも高く取引されるケースも多いと言われています。

本記事では、ロレックスに価値がある理由と、高価買取されやすいモデルや時期について詳しく解説します!ロレックスの購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

投資におすすめのロレックス!その理由とは?

投資として高級時計ブランドの時計を購入したいと考えている方に、特におすすめしたいのがロレックスです。その主な理由として、以下の5つが挙げられます。この項目では、それぞれの理由について詳しく解説していきます。

  • 世界一の知名度を誇る
  • 相場の安定感
  • 希少価値が高い
  • 一貫したデザイン性
  • 現金化しやすい

世界一の知名度を誇る

1つ目の理由として、時計メーカーの中でもトップクラスの知名度を誇るという点が挙げられます。日本国内に限らず、どの国においても高級時計ブランドとして認知されているため、ブランドとしての信頼感は抜群です。

せっかく投資をするのに、知名度の低いブランドやメーカーを選択してしまうと、いざ手放す際に売れ残ってしまう可能性が高くなります。ブランドの知名度はそれだけ重要と言えますので、ロレックスを選んで間違いないでしょう。

相場の安定感

ブランドの信頼が高いということは、相場にも安定感があるということです。その中でも特に価格が高騰しやすいのは、デイトナサブマリーナ、GMTマスター等のスポーツモデルです。

状態の良い時計であれば、定価の1.5倍~3倍の価格で取引されることもあります。また、既に生産が終了しているモデルなどは、希少性が高く後から手に入れることが難しいため、さらに高い価格で売れるケースも存在します。

希少価値が高い

他社ブランドでは、新モデルが発売されることで旧モデルの価格が安くなってしまうことがありますが、ロレックスの場合は、生産終了モデルの希少価値は非常に高く、高値で取引される傾向にあります。

高値で取引される理由として、モデルごとに生産期間が定められているため、一度生産終了したモデルが再販されることはないことが挙げられます。また、1980年以前に製造された「アンティークロレックス」と呼ばれる時計はさらに希少価値が高く、価格も高騰しています。

また、各モデルの生産数については公表されておらず、希少性を保つために最低限の数しか製造されていないということしか公表されていません。

一貫したデザイン性

ロレックスは、同じシリーズの製品であれば新作モデルでも大幅なデザイン変更は行われません。

異なるモデルでも、シリーズの同じ製品は一貫したデザイン性を持っているため、特定のモデルだけではなく、全てのモデルに共通して人気が高いと言えるのです。

以下の画像は、両者ともエクスプローラー1と呼ばれるモデルです。左は2010年から2021年にかけて製造されていた214270という型番で、右は生産が終了して20年以上経つ14270という型番ですが、デザインが一貫していることが一目でお分かりいただけるかと思います。

現金化しやすい

ロレックスの魅力として、現金化しやすい点も挙げられます。好きなタイミングで売却することができるため、急に資金が必要になったときも売却先に困らないというメリットがあります。

ロレックスを高く売るためのポイント

どのモデルも安定して価値の高いロレックスの時計は、買い取ってもらう際になるべく高く売りたいと考える方も多いのではないでしょうか。

しかし、売り方次第では、最高値で買い取ってもらえない可能性も考えられます。 ロレックスの時計を高く売るために重要なポイントとして、「時計のコンディション」と「情報収集」が挙げられます。それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

時計を良好なコンディションにしておく

時計を売る際に特に重要なのが、時計のコンディションです。ブランド品の買取価格はコンディションが良ければ良いほど高くなります。

特に時計は精密機械のため、正常に動作する必要があるほか、目立つ傷がないか等が高額買取に繋がるポイントです。 また、時計のコンディションを保つために、オーバーホールをすることも検討しましょう。オーバーホールとは、正常に動くように、時計の全ての部分の分解、洗浄、注油、調整などを行うことです。

ただし、費用が高くなると、時計の売上で費用分を回収できない可能性も考えられるため、必ずオーバーホールをした方がいいわけではないという点に注意が必要です。 時計本体のコンディションだけでなく、箱や保証書などの付属品が揃っているかどうかも高額買取に重要なポイントとなってきますので、購入した際の付属品は保管しておくようにしましょう。

情報収集をしておく

買取価格はさまざまな要因により上下するため、情報収集をしておくことも重要です。情報不足により思わぬ損をしてしまう可能性もあります。 特にロレックスの時計は取引金額が大きいため、数万円~数十万円単位で損失が出てしまう可能性もありますので、情報収集は欠かさないようにしましょう。

高く売れるタイミングを狙う

売却するタイミングも高価買取のためには重要なポイントです。需要によって買取額が変動するため、特に新年度や夏・冬のボーナス時期などは需要が高く、買取価格が高くなりやすいと言えるでしょう。

また、相場が上昇傾向にあるなどといった情報にも目を通すことが重要です。相場が上昇していることを知らないと、早く売りすぎてしまい、本来獲得できるはずだった利益を逃してしまう可能性もあります。可能であれば、月に1回程度はロレックスの価格動向をチェックしておくようにしましょう。

為替相場をチェックする

ロレックスは海外のブランドであるため、為替相場が買取価格に与える影響は大きいと言えるでしょう。

特に円安になると輸入品の価格が上がるため、国内でのロレックスの買取相場も高くなります。

反対に、円高になると輸入品の価格が下がるため、円高の時にロレックスを購入し、円安の時に売却するのが理想的です。

高価買取ができる買取店を選択する

売却する時期以外にも、売却する店舗によっても買取価格は大きく異なります。取引金額が大きいため、買取店次第では数万円~数十万円の差が出る可能性も考えられます。

また、同じモデルでも製造時期によって査定額が変わる可能性や、海外の販路を持っている買取店で高額買取をしてもらえる可能性も考えられるため、さまざまな買取店を巡ってみましょう。

買取店を選ぶ際に、査定料やキャンセル料などの手数料が発生するかどうかも調べてから査定に出すことで、無駄な出費を抑えることができます。

コスモグラフ デイトナ

ここからは、高く売れるロレックスのモデルについて詳しくご紹介していきます。

ロレックスの中でも特に資産価値が高いと言われている時計が、デイトナです。デイトナはレーサー向けに設計された時計で、時間を測る機能に優れています。

特徴的なデザインが人気を集めていて、ロレックスの中でも特に需要の高い時計です。

コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN

型番:116500LN

定価:¥1,387,100

製造期間:2016年~

文字盤のカラー展開は黒と白の2色ですが、116500LNは特に白文字盤の人気が高く、買取相場は黒文字盤より50万円程度高い300万円以上に上ります。

前モデルまでは黒文字盤の方が人気を集めていましたが、ベゼルが従来の素材(ステンレス)からセラクロム(ロレックス特許取得済のセラミック)素材に変わり、白文字盤の人気が上がったようです。

コスモグラフ デイトナ Ref.116515LN

型番:116515LN

定価:¥3,140,500

製造期間:2011年~

2011年に発売された、セラクロムベゼル仕様のデイトナの元祖モデルが116515LNです。文字盤とスモールセコンドの組み合わせによって買取相場が異なり、特に高いものでチョコレート文字盤/黒ダイアルのものは¥4,300,000~4,500,000に上ります。

長期間に渡り製造されていたため、その間にマイナーチェンジ等もあり相場に浮き沈みがありましたが、現在ではどのカラーも新品での買取価格は¥3,800,000以上とかなり高騰しています。

コスモグラフ デイトナ Ref.116518LN

型番:116518LN

定価:¥2,829,600

製造期間:2000年~2016年

116518LNは、シャンパンゴールド製の金無垢モデルで、5種類のカラーが展開されています。 中でも金文字盤と黒ダイアルの時計は人気が高く、品薄になりやすい傾向にあります。買取相場も¥4,000,000を超える相場を保っていて、非常に人気が高い製品であることがわかります。

デイトナに限らず、近年シャンパンゴールドの時計の人気が拡大しているため、相場が上がりやすい傾向にあるのです。

コスモグラフ デイトナ Ref.116519LN

型番:116519LN

定価:¥3,140,500

製造期間:2017年~

116519LNは、2017年に登場したモデルで、ステンレス文字盤/黒ダイアルの組み合わせは、¥4,000,000以上で取引されています。ホワイトゴールド製の金無垢モデルで、高級感の溢れる素材が人気を博しています。

エクスプローラー1

デイトナがレーサー向けの時計なのに対して、エクスプローラー1は極地探検家や登山家に向けて製造された時計です。

シンプルで実用的なすっきりとしたデザインのため、幅広い層に人気があります。プレミア値も年々上がってきているため、現在でも相場は上昇傾向にあるようです。

エクスプローラー1 Ref.214270

型番:214270

定価:¥687,500

製造期間:2010年~2021年

214270は2010年に登場したモデルで、黒文字盤のもので¥800,000~¥1,050,000と高めの相場となっています。前モデルのケースサイズが36mmだったのに対し、本モデルは39mmとなっていて、視認性がより良くなっています。

2021年まで現行モデルとして製造されていましたが、生産終了となってからは¥1,000,000にまで相場が上がっています。 他のモデルと比較すると安価かもしれませんが、買取率で見ると非常に高い水準です。

エクスプローラー1 Ref.114270

型番:114270

定価:¥493,500

製造期間:2001年~2010年

214270の旧モデルにあたる114270は、14270の特徴をそのままに外装とムーブメントが変更されたモデルです。黒文字盤の買取相場は¥700,000前後になっています。

製造が終了して10年以上が経ちますが高い水準の相場を保っていて、特にG品番やランダム品番は高騰しています。

エクスプローラー1 Ref.14270

型番:14270

定価:¥370,800

製造期間:1990年~2001年

14270は生産終了して20年以上が経ったモデルですが、人気は衰えることなく黒文字盤の相場は¥650,000と高騰しています。

定価に対して2倍近い価格の買取相場のため、定価自体は他のモデルと比較して安価なものの、非常に高い買取水準と言えるでしょう。

エクスプローラー2

エクスプローラー2は、エクスプローラー1を元に開発されたスポーツウォッチで、視認性に優れた実用的な時計です。 エクスプローラー1の機能に加えて、下記のような新しい機能が実装されています。

  • 24時間を確認できる固定式のベゼルと針
  • 暗い場所でも時刻を確認できる夜光設計
  • GMT機能
  • 日付表示

また、エクスプローラー1では文字盤のカラーバリエーションが黒だけだったのに対し、エクスプローラー2では新たに白が追加されています。現在、新たに追加された白文字盤は価格相場が高くなっているようです。

エクスプローラー2 Ref.216570

型番:216570

定価:¥875,600

製造期間:2011年~2021年

216570は、16570の後継機に当たるモデルです。前モデルからは20年ぶりのモデルチェンジとなり、価格相場は黒文字盤で¥950,000~¥1,050,000、白文字盤で¥1,000,000~¥1,150,000です。

2021年4月に生産終了となったばかりのモデルですので、今後も相場が高騰する可能性はありますが、現在ではどちらも100万円前後で取引されています。

エクスプローラー2 Ref.16570

型番:16570

定価:¥567,700

製造期間:1991年~2011年

前項でご紹介した216570の前のモデルのエクスプローラー2です。文字盤の色による相場の差はあまりなく、どちらも¥800,000前後で取引されています。

サブマリーナ デイト

デイトナ、エクスプローラー1、エクスプローラー2やGMTマスターに続き資産価値の高いロレックスの時計として挙げられるのが、ダイバーズモデルのサブマリーナです。

サブマリーナには、文字盤上に日付表示のあるデイトと、日付表示のないノンデイトのものがあります。デイト機能のあるサブマリーナは人気が高く、ノンデイトに比べて買取相場にも差が出ています。本項では、サブマリーナのデイトタイプをご紹介します。

サブマリーナ デイト Ref.126610LN

型番:126610LN

定価:¥1,009,800

製造期間:2020年~

登場したばかりの頃は、200万円以上の相場でしたが、現在では少し落ち着き130万円~140万円前後で取引されています。116610LNの後継機にあたるモデルです。

サブマリーナ デイト Ref.126610LV

型番:126610LV

定価:¥1,009,800

製造期間:2020年~

グリーンサブの愛称で親しまれている、ロレックスの看板カラーである緑が文字盤のモデルです。

歴代のグリーンサブと同様に買取率は高く、¥1,750,000~¥1,850,000程度の相場で取引されています。

サブマリーナ デイト Ref.116610LN

型番:116610LN

定価:¥943,800

製造期間:2010年~2020年

126610の前モデルにあたる116610LNも、安定した買取相場を保っています。文字盤のカラー展開は黒のみとなり、人気があります。買取相場は¥1,250,000~1,350,000前後です。

サブマリーナ デイト Ref.116610LV

型番:116610LV

定価:¥987,800

製造期間:2010年~2020年

ロレックスのコーポレートカラーでもある緑を取り入れた、緑文字盤・グリーンベゼルのデザインが特徴的な116610LVは、¥1,700,000~2,000,000と高い買取水準で取引されています。

ロレックスの中でも特に手に入りにくいことから、価格が高騰しているようです。

サブマリーナ デイト Ref.16610LV

型番:16610LV

定価:¥588,000

製造期間:1988年~2010年

サブマリーナ50周年の記念で製造されたモデルで、初回生産分のみグリーンベゼルのカラーがライムのような色味になっています。

製造終了してからかなりの年月が経つものの、価格は高騰傾向にあります。特に、最新のグリーンサブが販売されてからは、さらに高騰しているようです。

投資にはロレックスがおすすめ

本記事では、高値で取引されているロレックスのモデルや、高価買取のために必要なポイントをご紹介しました。

ロレックスは世界的にもネームバリューがあり、購入時よりも高い価格で取引されることのある時計なので、「身に着ける投資」とも言われています。

タイミングやモデル次第では定価以上の価格で買い取ってもらえる可能性も考えられるため、投資として時計を購入したいと考えている方にはおすすめです。

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この記事を監修した人

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