物販副業でおすすめの販売先7選をご紹介!物販のメリットや成功のコツ、注意点も解説!

副業を始めるなら物販がおすすめです。スキマ時間を使って自宅でもできるうえ、他のビジネスと比べて初期費用が少なくて済むからです。

今回の記事では、物販の意味やメリット、おすすめの販売先をご紹介いたします。また、成功のコツや注意点についても分かりやすく解説しますので、物販に興味がある方やこれから副業で稼ぎたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

物販とはどんなビジネス?

まずは、物販とはどういうビジネスなのか、その定義について解説します。よく耳にする、せどりや転売との違いについてもご紹介しますので、頭に入れておいてください。

物販の定義

物販とは、自身で商品を製造したり、メーカーや商社から仕入れたりしてネットで販売するビジネスを意味します。その対象は新品の製品になります。

ただし近年では、個人や法人を問わず、さまざまなスタイルのネットビジネスが広く普及しており、リサイクルショップやフリマサイトなどから中古品を仕入れて販売するやり方も含めて「物販」と呼ばれています。

商品の販売価格から仕入れ値やコストを差し引いた金額が利益となります。したがって、市場にあまり出回っていないレア品や限定品といった利益率の高い商品を売れば、儲けが多くなるのです。逆に比較的どこでも手に入ったり、一点の価格が安価なアイテムの場合は、薄利になります。

物販は誰にでもできるビジネス?

物販は、基本的に誰でも始めることができます。一部の商品を除いて資格や免許などが必要ないため、サラリーマンの副業や専業主婦、リタイアしたシニアや学生など、幅広い層の人たちが手掛けています。

「物販」と「せどり・転売」の違い

物販と似た言葉で「せどり」や「転売」がありますが、どこが違うのか気になる方も多いのではないでしょうか。

実は、これらの言葉には大まかな違いはありません。特に物販とせどりはほぼ同義と捉えてよいでしょう。

ただし転売については、特に人気のある商品や話題の新製品などを、品薄であるのをいいことに法外な価格で売りつける「転売ヤー」の悪質な行為が問題視されていることから、あまり良いイメージがありません。職業を聞かれて「転売をしています」と答える人はほぼいないでしょう。

一方、せどりは古本業界で使われ始めたという説があり、主に中古品に利益を乗せて販売することを意味しており、物販と比べると新品の含有率が少ないと言えるかもしれません。

厳密な定義はないので、「せどり」でも「物販」でも、その呼び方によって取り立てて問題になることはないと考えてよいでしょう。

物販のメリット

この項目では、物販のメリットについて解説していきます。メリットとして挙げられるのは、以下の2つです。

  • 初期費用が少ない
  • 始めやすく辞めやすい

初期費用が少ない

物販のメリットは、初期費用があまり必要ない点です。パソコンとスマホ、プリンター、さらに通信環境が揃っていればだれでも始めることができるからです。

売る商品の仕入れ先は、ネットショップか実店舗で、販売先はネット上のため、上記の準備が整えばいつでもスタートできます。

一般的に起業しようと思えば、オフィス代や人件費、設備費などかなりの初期投資が必要で、場合によっては金融機関から融資を受けなければならないでしょう。

しかし、物販を副業レベルで手がける場合、起業に比べて大幅にイニシャルコストを抑えられる点は、大きな利点です。

始めやすく辞めやすい

物販は、始めやすい点もメリットです。デバイスと通信環境があれば、自宅で始められるため、オフィスや倉庫などを手配する必要はありません。

利用するプラットフォームによっては、たとえばAmazonのように審査にパスしなければならず、その期間は待つ必要があります。しかし、その多くは3日以内が目安のため、待機時間は無いに等しいといってよいでしょう。

また、辞めやすいのも物販の大きな特徴です。一般的なビジネスは、思ったような成果が出なくても辞めるわけにいかず、あの手この手で続けて赤字が酷くなるというパターンが散見されます。

しかし物販では、自宅で行なっている場合、残った在庫をリサイクルショップなどで売れば済みます。仕入れ値と同じくらいの価格で買い取ってもらえれば、得はありませんが大きく損をすることもないでしょう。

自分一人で行なっている場合は、従業員の身の振り方に気を使う必要もないので、気兼ねなく辞めることができます。

物販成功のコツ

続いて、物販で成功するためのコツをご紹介いたします。具体的には、以下の4点です。

  • リサーチを徹底する
  • スモールスタートを心がける
  • 複数の仕入れ先を確保する
  • 複数の販売先を確保する

リサーチを徹底する

物販のビジネスモデルは非常にシンプルで、売れるものを売れる場所で、売れる価格とタイミングで販売するというものです。

言い方を変えれば、ユーザーが必要としている商品をいかに適切なタイミングと価格で提供できるかが成否を決めるということです。 そのためには、丁寧かつ徹底したリサーチが欠かせません。

例えば、ある人気キャラのアクリルスタンドがAmazonでいくら、メルカリでいくら、楽天でいくら、またそれぞれでどれくらい売れているかといったことをリアルタイムでチェックします。

リサイクルショップやディスカウントショップといった実店舗も含めて、最安値のところから仕入れ、もっとも高く売れるプラットフォームで売ることができれば良いわけです。

そのために専用のリサーチツールが多数あるので、それらを駆使してデータを収集・活用するのがおすすめです。

スモールスタートを心がける

物販で成功するには、初めから無理して手を広げすぎないことが肝要です。売れるに違いないと思い込んで、大量に仕入れても、在庫ばかりが膨れ上がって期待したほど売れないというケースが珍しくありません。

売れなくても、仕入れ代は支払わなければならないため、売上金が入らなければ資金繰りはたちまち苦しくなります。最悪の場合、赤字と在庫を抱えたまま撤退しなければなりません。

それよりも、最初は売れそうなものを最小限で仕入れて、わずかでも利益が出れば御の字というくらいの考えでスタートするとよいでしょう。

やがてコツを掴み、安定して売上が上がり、リピーターやファンを確保できるようになったら徐々に手を広げることをおすすめします。

とにかく手堅く、慎重にをモットーにしてください。短期間でしっかり儲けたいと気が逸るかもしれませんが、欲を出すと失敗する可能性が高まるので、くれぐれも注意が必要です。

複数の仕入れ先を確保する

物販で成功するには、信頼できる仕入れ先を複数確保しておくことも大事です。信頼できるというのは、商品の品質がよく、こちらの予算内で仕入れが可能という意味です。

ですが、そのような仕入れ先は人気があるので、買い手が集中するものです。すると仕入れたくても在庫が枯渇して買えない可能性も出てくるでしょう。

そのため、そのような場合に備えて、複数の仕入れ先を確保することが重要となるのです。

複数の販売先を確保する

仕入れ先に加えて、販売先も複数確保することが大切です。出品するプラットフォームによって、売れやすいカテゴリーや価格、数量などがずい分と異なるケースがあるからです。

販売先が複数あれば、あるサイトで売れ行きが悪い場合に、商品を取り下げて別のサイトで売ってみるという手法が使えます。

各プラットフォームの強みやユーザーの傾向を見極めるのも、物販で成功する大事なスキルになると心得てください。

物販でおすすめの販売先7選

この項目では、物販でおすすめの販売先を7つご紹介いたします。どこで売るかで、売れ行きもコストも違ってくるので、自分に相応しい販売先を選択することが大切です。

各販売先の特徴やメリットについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

メルカリ

副業で物販を始めるなら、フリマアプリがおすすめです。 フリマアプリなら商品を仕入れずとも自宅にある不要品をタダで出品できるので、コストが抑えられます。

中でもおすすめなのは、メルカリです。フリマアプリとして圧倒的な知名度と実績があり、月間アクティブユーザーが2,200万人以上もいるため、とにかく売れやすいです。

スマホがあれば、アカウント登録や出品、入金が完了するので、初心者でも抵抗なく始められるでしょう。

売れた場合のみ10%の販売手数料を支払えばよいため、初期費用や月額手数料は不要です。

参考:メルカリ

楽天ラクマ

楽天が運営するフリマアプリである楽天フリマもメルカリに負けない長い歴史を持ち、月間アクティブユーザーは1,000万人を超えています。

元は、フリマという名で女性のファッションアイテムに特化したサービスだったため、10代〜20代の女性に人気があります。

販売手数料が6段階に分かれており、利用頻度や売上がアップすると最高で4%という低い割合で利用できます。

参考:楽天ラクマ

Yahoo!フリマ

フリマアプリとしては、Yahoo!フリマもおすすめです。

販売手数料が5%と非常に割安感があるのが特徴です。後述するYahoo!オークションとの同時出品も可能なため、併用すると売れる確率が高まります。

通常、ECサイトやフリマサイトでは、同じ商品を複数のサービスで出品する二重出品(無在庫販売)が禁止されています。万一、同時に売れた場合に損をするユーザーが出てきてしまうからです。

そのため、同時出品ができるメリットは非常に大きいと言えるでしょう。

参考:Yahoo!フリマ

Yahoo!オークション

Yahoo!オークションは、その名の通り、オークションで商品が落札されるサービスです。オークションのため、出品したときよりも価格が上がる可能性があります。ここがフリマサイトとの大きな違いです。

月間アクティブユーザーは5,400万人で、手数料は落札代金の10%と高めですが、月額508円でYahoo!プレミアム会員になると8.8%に下がります。

参考:Yahoo!オークション

Amazon

海外でも国内でも、物販の販売先として不動の地位を占めているのがAmazonです。

大口出品と小口出品の2種類の出品方法があり、いずれも月額料金が必要になります。これに加えて売れた商品ごとに販売手数料(最大15%)もかかるため、初心者にはコストが負担になることが考えられます。

Amazonの専用倉庫に商品を預け、受注・梱包・発送・カスタマー対応までを代行してくれるFBA(フルフィルメント by アマゾン)が利用できるので、コア業務に集中できる利点があります。

参考:Amazon

ebay

海外を視野に物販を展開していきたいなら、ebayがおすすめです。アニメや映画などクールジャパン関連の商品への需要が見込めます。

世界190ヶ国で約1.4億人のユーザーが存在します。英語が苦手な方でも日本語専用のサポートがあるので心配ないでしょう。手数料などは、すべてドルで支払うことになります。

参考:ebay

モバオク

モバオクは、KDDI株式会社と株式会社モバオクが運営するオークションサイトです。

Yahoo!オークションと比べると小規模ですが、月額330円を支払えば、あとは何回取引を行っても一切手数料がかからないという点が画期的です。とにかく低コストで物販を行いたいという方におすすめです。

参考:モバオク

物販の注意点

この項目では、物販を始めるにあたって注意するべき点を2つご紹介します。いざ物販ビジネスを始めた後に慌てないためにも、ぜひ参考にしてください。

ライバルが多い

まず一つ目は、物販はライバルが非常に多いということです。

物販は誰でも始められるだけあって、多くのライバルが存在します。資金力に物を言わせて、同じ製品を大量かつ安価に販売する相手が出てくる恐れは十分にあるでしょう。すると、熾烈な価格競争に巻き込まれて大変な思いをすることにもなりかねません。

また、ライバルの中にはその商品を製造しているメーカーも含まれます。一般的には信頼が厚いので、少々高くてもユーザーはそちらを選択するかもしれません。

以上のような理由で、思い描いていたようなビジネス展開が困難になるリスクがあります。その辺りもよく認識しながら、何を売るかを慎重に見極める必要があるでしょう。

古物商許可が必要

物販で中古品を販売するには、古物商許可を取得する必要があります。許可を得ずに行うと刑事罰の対象になりかねないので注意してください。

最寄りの警察署に申請すれば有料(19,000円)で取得することができます。中古品市場には、盗品や偽造品が流れてくるケースが珍しくありません。

そうと疑われるものについては、警察への報告義務があります。こうした知識と義務を心得た上でなければ物販はできないので気をつけてください。

参考:古物商許可申請 – 警視庁

まとめ

物販は、誰でも少ない資金で始められるため、副業にもおすすめです。仕組みもそれほど複雑ではないので、勘さえ掴めれば本業レベルかそれ以上に稼ぐことも夢ではありません。

ただしその場合は、リサーチを丁寧に行い、仕入れ先や販売先を複数確保するなど、ポイントを押さえておくことが重要です。また最初から無理して手を広げすぎないように注意してください。

自分が仕入れた商品が目の前で売れていく様子は感動しますし、大きなやり甲斐にもつながるでしょう。ビジネスだけでなく、ライフワークとしても末長く楽しめる物販にぜひトライしてみてください。

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この記事を監修した人

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