せどりビジネスに必要なものとは?便利なツールも併せて紹介します!

せどりを始めるにあたって、どういったものを準備すればいいのかご存じでしょうか?この記事では、基本的なものから、更に作業を効率的に行うために便利なツールなど、商品の販売に必要になるものを中心に紹介していきます。

目次

必ず用意すべきもの4選

まずはどのECサイトでも必要になる、いくつかのものを準備すると良いでしょう。ここからは、せどりをする際に重要なものを4つピックアップして紹介します。

パソコンまたはスマートフォン

せどりビジネスは、基本的にほとんどの作業をネット上で行います。そのため、インターネットにアクセスできるデバイスが必要不可欠なのです。特にPCはほとんどのサイトで必要になるので、用意しておいた方が良いでしょう。

基本的にはパソコンさえあれば問題ありませんが、出先で販売状況やちょっとしたデータの確認をすることができるスマートフォンも持っていた方が便利です。

また、中にはスマホだけでほぼすべての作業が行えるECサイトもあります。選択肢が狭まってしまうというデメリットはありますが、必ずしも両方用意する必要はありません。

利用する端末はなるべく新しいものが望ましいですが、最新機種でなくても構いません。新品で購入するとなるとかなり高額になってしまうので、場合によっては中古のスマートフォンを使うのもおすすめです。

ただし、それぞれのサイトやツールなどの利用には、推奨されている基準以上のスペックが必要になります。それ以下のものでは利用できない、または正常に動作しない恐れがあるので気を付けましょう。

銀行の口座

商品の売り上げを受け取るためには、銀行の口座が必要です。普段使っている口座でも構いませんが、資金管理のしやすさを考えるならば、専用のものを作った方が良いでしょう。

できればビジネス用の他に、個人用、貯蓄用の計3つの口座があると便利です。

更に利便性を求めるのであれば、インターネットバンキングに対応している銀行がおすすめです。本来、銀行やATMに直接出向いて行わなければならない作業を家に居ながらにしてできるため、効率的にお金の管理をすることができます。

クレジットカード

仕入れをする際や各ECサイトのサービス利用料などの支払いには、クレジットカードが必要です。仕入れに関しては現金でも可能ですが、買い物の際に貯まるポイントやマイルなど、カード払いの方が何かとお得な仕組みになっています

また、後払いシステムになっているので、事前に資金を用意できなくても仕入れができる等、メリットが多いのも特徴です。

ただし、契約するカードブランドによっては、注意して利用しなければならないものもあります。特に高額の買い物や、ブランド物や家電製品などの換金しやすい商品などの仕入れには、制限を設けている場合があるので、気を付けていないとカードを止められてしまうこともあります。

基準に関しては各カード会社によって定義が違うので、契約する前にしっかりと確認した方が良いでしょう。

それぞれのアカウント

自分が商品を販売したいECサイトと、仕入れに使いたいサイトにそれぞれアカウントを作る必要があります。特にAmazonに関しては、購入用とセラー用とでアカウントが別になっているので、登録する際に間違えないように気を付けましょう。

また、Amazonではセラー用の料金プランが2種類あります。利用できる機能や料金などの条件が異なるので、自分に合ったプランを選んでください。

参考:Amazon公式出品プラン説明ページ

あれば便利なもの10選

これまでは、せどりをするにあたって必要不可欠なものについてお話してきましたが、ここからは先程紹介したものに比べると優先度が低いものの、特定のサイトを利用する際に用意しなければならないものや、あれば更に業務が楽になるものを紹介していきます。

どれも重要なので、できれば用意した方が良いものです。必要を感じた時で構わないので、その都度購入するなどの対応をしましょう。

プリンター

納品書の作成や、AmazonにFBA納品をする際のラベル作成などに必要になるのがプリンターです。こちらは、持っていなくてもネットプリントなどで対応できますが、作業の効率を考えれば購入した方が良いでしょう。

会計用のソフト

せどりで20万円以上の利益が出た場合や、開業届を出している場合、確定申告をする必要があります。申告をする際には、その年の収入や経費などの情報を詳細に記載しなければなりません。

その際にあると便利なのが会計用のソフトです。その中でも、できればクラウド上でデータを管理できるものがおすすめです。会計ツールを利用することで、スムーズに申告の手続きをすることができるようになります。

バーコードリーダーアプリ

商品のバーコードを読み取ることで、様々な情報を確認することができ、その商品が仕入れるに値するものかどうかを判断できるアプリは、不要な在庫を抱えないようにするためにあった方が良いでしょう。

リサーチツールの中に同じような機能が含まれているものもありますが、バーコードを読み取り、情報を確認する機能だけを搭載した無料のアプリもいくつかリリースされています。必要に応じてインストールしてください。おすすめなのは、以下の2つのアプリです。

参考:Amacode

参考:せどろいど

FBA対応のラベルシール

AmazonのFBA納品を利用する場合、商品に専用のラベルを貼り付けなければならないのですが、その際に必要になるのがバーコードを印刷できるシール用紙です。必ず対応した用紙を使用しなければならないという訳ではありませんが、レイアウトを調整せずとも、簡単に印刷できるように作られているものを購入した方が作業が楽になります。

Amazonでも、いくつかのメーカーからFBA対応のラベルシールが販売されています。その中から好きなものを選び購入しましょう。

A4のコピー用紙

ラベルシールの他にも、納品書などの各書類を印刷する必要があります。そのため、それらを印刷できる紙も用意しておかなければなりません。この時に準備するのは、一般的に売られているコピー用紙で十分です。

ポリプロピレン製のテープ

梱包の際には、なるべく強度の強いテープを利用しましょう。ポリプロピレン製のOPPテープは、セロハンテープに比べて強度があり、耐水性にも優れています。輸送の最中に剥がれてしまわないように、しっかりと固定できるものを選びましょう。

OPPの袋

また、商品の内袋として使用するための袋も用意しましょう。利用するECサイトによっては、商品の梱包について細かく指定される場合があります。必ずルールにのっとったやり方で行いましょう。

緩衝材

中古品などを扱う場合には、エアーキャップやエアークッションなど、商品を衝撃から守る梱包材が必要になります。サイズが大きく持ち運ぶのが大変なので、通販などで購入して直接家に届くようにすると楽です。

段ボール箱

扱う商品に合わせて、適したサイズの段ボール箱を用意しましょう。120サイズなど、一部のものに関してはスーパーなどから貰うこともできますが、基本的にはホームセンターや通販などで入手することになります。

サイト別必要なものリスト

これまでは各サイトに共通して必要なものを中心に紹介してきましたが、ここからは大手の3つのサイトにフォーカスして、それぞれに必要なものを紹介していきます。

Amazon

せどりビジネス全般に言えることですが、同じサイト上で商品の仕入れと販売を行うことはあまり好まれていません。

特にAmazonでは、利用者がセラーを評価するシステムがあるので、悪いイメージがつくことは極力避けたいところです。そのため、Amazonで商品を販売したい場合は商品の仕入れに使うサイト、仕入れをしたい場合は販売用のサイトを別に確保する必要があります

楽天

楽天を利用する場合、ポイントをいかに効率的に利用するのかということが大切になってきます。楽天が提供するサービスは沢山あり、中にはクレジットカードや銀行など、せどりビジネスでも利用できるものもあります。様々なサービスを最大限活用することで、経費を抑えることができるでしょう。

ヤフーショッピング

PayPayのアカウントを持っている場合、連携を行うことでボーナスの付与率を上げることができます。ゲットしたポイントをうまく活用することで、かなりの節約になります。PayPayアカウントを持っていなければ、作成することをおすすめします。

注意しなければならないこと

せどりビジネスは、誰でも簡単に始められるという点が大きなメリットです。ですが、関連するいくつかのルールは自分で勉強しなければなりません。調べることを怠ると、知らず知らずのうちに法律に違反していた、ということも起こりかねないのです。リスクを回避するための注意点を紹介していきますので、よく覚えておきましょう。

古物商許可が必要なケースがある

中古の商品の中で、販売を目的として仕入れたものなど、一定の基準を満たすものは「古物」として扱われます。これらの品物を販売するにあたって、古物商許可というものが必要になります。

これは法律で定められていることなので、違反すると処罰の対象になったり、ECサイト上でもアカウント停止などの処分が下されるケースもあります。くれぐれも、ルールを破って販売することの無いように気を付けてください

より多くの利益を上げるには?

せどりで稼ぐためには、もちろんこれまでに紹介したものを準備することも大切なのですが、それ以上に大切なのが心構えです。事業を安定させるまでには多くの時間を要するため、その間にくじけてしまわないような精神と、周りからのサポートが不可欠なのです。

ここからは、せどりビジネスを行うにあたって必要になる環境や考え方について紹介していきます。

在庫を保管する場所

物を扱うビジネスにとってネックになるのが、在庫を保管するための場所です。具体的にどれほどのスペースが必要になるのかは、扱う商品によって変わります。仕入れをする際には、その品物を保管しておけるだけの場所を確保できるのか、といったことも念頭に置いて購入しなければなりません。

家族からのサポート

残念ながら、世間的には転売ビジネスの印象はあまり良くありません。これは、マスクなどの買い占めと転売が一時話題になったことによるものです。そのため、せどりの詳細を良く知らない方には、転売という行為そのものが良くないもの、といった誤ったイメージが広がっています

家族がいる場合、悪い印象があるビジネスを行うことに対して、反対されることもあるでしょう。せどりの正しい知識や、自分の真剣な気持ちをしっかり説明して、理解を得ることが大切なのです。

的を絞る

せどりで稼ぐためのテクニックは、沢山のメディアで紹介されています。ただし、そのすべてを実践すればいいという訳ではなく、その中から自分の環境や扱う商品に適した方法を選択しなければなりません。

特に最初の頃は色々な品物を扱うことは避け、カテゴリーを限定してコツをつかむのがおすすめです。

諦めずに続ける

簡単に始めることができる反面、安定した利益を出し続けられるようになるまでには時間を要します。始めて間もない頃は、思うように結果が出ずに、やる気が無くなってしまうことも多いでしょう。

しかし、ここで諦めてしまうのは時期尚早です。最低でも、数か月間は様子を見てみてください。根気強く続けていくことで徐々にコツをつかんでいき、事業が軌道に乗っていく可能性もあるのです。

準備が出来たら早速せどりを始めてみましょう!

せどりビジネスは初期投資も少なく、誰でも簡単に始めることができます。もちろん、それだけ競合も多く、利益を上げることを考えると大変です。しかし、今回の記事で紹介したようなリサーチツールなどを活用すれば、ユーザーの需要の把握も楽です。

この記事が今からせどりを初めてみたいという方に少しでもお役に立てれば幸いです。

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この記事を監修した人

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