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せどりで赤字になる3つの原因と、確実に黒字を出す方法

せどりでは、基本的に先に商品を仕入れるため、商品が売れなければ赤字になります。

しかし、現在はリサーチツールが充実しているため、きちんとリサーチさえすれば赤字リスクはほぼ回避できます。

今回は、赤字になる具体的な原因と、せどりで確実に黒字を出す方法を解説します。

せどりとは?

せどりとは、お店や個人から仕入れた商品を別のお店や個人に転売してその差額で儲けるビジネスのことです。

赤字から始まる

転売は基本的に先に商品を購入するため、赤字から始まります。商品が売れて利益が出て初めて黒字になります。

無在庫転売について

一般的なせどり(有在庫転売)とは別に、無在庫転売という手法があります。これは赤字リスクを回避するために考案された手法です。

無在庫転売とは?

無在庫転売とは、商品を仕入れる前に出品しておき、注文が確定してから実際に商品を仕入れて発送する転売手法です。

売れることが確定した商品のみを仕入れるため、赤字リスクは限りなくゼロに近くなります。

無在庫転売は禁止

しかし、Amazon・ヤフオク・メルカリなど、多くのプラットフォームでは手元にない商品の出品(無在庫転売)を禁止しています。理由としては、発送の遅延や仕入れの失敗といった購入者にとって不利益なリスクがあるためです。

BUYMAなど無在庫転売を許可しているプラットフォームも一部ありますが、割合でいうとかなり低いため、基本は有在庫で転売していきましょう。

赤字の原因

せどりで赤字になる最大の原因は、一言で言うとリサーチ不足です。

需要を調査していない

どんなに安く仕入れても、どれほど魅力的な商品写真を掲載しても、需要のない商品は売れません。

大手ECモールのランキングは必ずチェックしましょう。

ライバルチェックをしていない

次に多いのが、ライバルが多い商品ばかり扱っているケースです。

売れ筋商品は、強いライバルがたくさんいるため、新規で出品してもなかなか売れません。

最初のうちは人気商品を扱うのではなく、その周辺機器や関連商品に目を向けましょう。少し視点をずらせば、ライバルの少ない商品が意外と見つかるものです。

損益計算していない

ライバルが少ない「売れ筋商品」を最安値で出品すれば間違いなく売れます。

しかし、利益が出るかは話が別です。仕入れ値と各種手数料の合計が販売価格以上になってしまうと利益は出ません。そのため、事前の損益計算が必須です。

せどりで稼げない人は、販売にかかる手数料を考慮に入れていないことが多いため注意してください。

せどりで確実に黒字を出す方法

せどりはきちんとリサーチさえすれば、簡単に黒字になります。

しかし、リサーチを全て手作業でやろうとすると物凄く時間がかかります。そのためリサーチツールの導入が欠かせません。Amazonは無料で使えるリサーチツールが充実しているため、せどりのリサーチに慣れていない人にはおすすめの販売先と言えます。

以下、Amazonで販売する場合のリサーチ方法を解説します。

Amazon人気ランキング

Amazonではカテゴリごとにランキングを確認できるので、まずはAmazonランキングで需要のある商品を確認しましょう。

参考:Amazon売れ筋ランキング

Amazonの市場調査

売れ筋商品を把握したら、ライバル出品者の数やその商品の価格相場を調べましょう。今回、Amazonの市場調査にはセラースプライトを使います。

参考:セラースプライト

セラースプライトにはたくさんの機能があるので、ここで一つずつ説明していきます。

セラースプライトの機能 その1:キーワードマイニング

キーワードマイニングとは、調査したいキーワードの市場規模を調査することです。キーワードを入力すると、「関連したキーワード」「検索の季節性やトレンド」「1カ月の検索数」「1カ月の販売数」などを調べることができます。

キーワードマイニングによって得られる情報は以下のようなものがあります。

・所属カテゴリー:Amazon上で該当するカテゴリー
・月間検索トレンド:過去2~3年間の検索数の推移
・季節性:季節性があるかどうか
・月間検索数:1か月に検索された回数
・人気度:キーワードが検索流入に貢献しているかどうか
・月間販売数:キーワードごとの1カ月の販売数
・クリック集中度:検索上位3商品が全体のクリックのうちどれだけのパーセンテージを占めているか
・商品数:キーワードで検索した時の商品数
・市場分析:キーワードの検索結果3ページ目までの商品の平均価格や平均レビュー数
・PPC入札額:キーワードに対する広告入札額

これだけで様々な情報を得られるツールだということは明らかですが、これらの情報を組み合わせることによって、更により多くのことが分かるようになります。

例えば、「クリック集中度が高いので参入が厳しい」、これは本当でしょうか。もし、そのキーワードに合う商品がそもそも1つしかない場合、同じ切り口の商品を販売するだけでも市場の売り上げの半分を取れることもよくあります。

使えば使うほど、機能を使いこなせるようになってくるので、どんどん使っていって、検索上手になりましょう。

・静的マイニングと動的マイニングの違いとは?
これは慣れてきた人向けですが、キーワードマイニングには「静的マイニング」と「動的マイニング」の2種類があります。
静的マイニング:検索キーワードだけを深堀りするイメージ
動的マイニング:検索キーワードを連想される他のキーワードなども含めて、深堀りするイメージ
自分が調べるキーワードに絞って情報が欲しい場合には「静的マイニング」、自分では考えつかない共起語なども含めて情報を得たい場合には「動的マイニング」を使います。

・ Googleトレンド機能も実装
Googleトレンドというサービスについても少し紹介させていただきます。

特定のキーワードについてGoogle上で過去に調べられた検索数の推移を見ることができるGoogle公式のサービスです。キーワードマイニングでは、キーワードごとのGoogleトレンドの推移も同時に見ることができます。

キーワードマイニングの「月間検索トレンド」と併せて使用すると便利ですので使いこなしてみてください。

例えば「モバイルバッテリー」というキーワードのGoogle トレンドは下記通り。

Googleトレンドの情報は、あくまでGoogleの検索結果ではありますが、セラースプライト側の情報が少ない場合や、5年などの長い期間のトレンドを確認したいときに便利です。

セラースプライトの機能 その2:キーワードリサーチ

キーワードリサーチとは、先ほど説明したキーワードマイニングの逆で、自分が狙おうとおもっている市場規模や成長率に応じた人気キーワードを調べられる機能です。

もちろんある程度キーワードを絞りながらの検索も可能です。意外と思いがけないキーワードも見つかったりしますよ。

人気キーワードに併せて商品を開発する中国輸入にはピッタリの機能です。

セラースプライトの機能 その3:キーワード逆引きリサーチ

キーワード逆引きリサーチとは、調べたい商品がどのようなキーワードで検索ヒットしているかをチェックできるツールです。

これにより、ライバル業者の商品がどのようなキーワードで検索にひっかかっているかが分かります。

例えばアメリカでONE PIECEの船型フィギュアを売ろうと思ったら、現地では「bandai model kit」というキーワードでも検索されていることが分かります。このように自分で調査しても思いつかないようなキーワードもたくさん見つかります。

新しい商品の場合、あえてこのようなニッチなキーワードを中心に集客をしていくという方法もあります。

また、「注目キーワード」という欄ではキーワードの一括ダウンロードもできるようになっています。

一つ注意していただきたいのは、この注目キーワードに表示される単語の取扱いです。このキーワードには他ブランドの商標名などが含まれていることもあり、こういった他ブランドの商標名を商品ページに組み込む行為はAmazonの規約違反となります。規約違反をすると商品ページが削除されたり、最悪の場合、アカウントの停止といった事態もありえます。商標名に反しないかどうかなど必ず確認してから載せるようにしましょう。

セラースプライトの機能 その4:キーワード順位チェッカー

キーワード順位チェッカーは、ASINの特定キーワードについてAmazon上での検索順位が分かる機能です。

最大で30個のキーワードを一括で検索することができます。

また、後で説明する商品モニタリングを併用することによって、検索順位を毎日追跡することもできるようになっています。

セラースプライトの機能 その5:ライバル商品リサーチ

ライバル商品リサーチでは、特定の商品の販売個数や成長率などの情報をチェックすることができます。

この機能では過去の販売状況もグラフで見ることができるため、利益がどれぐらい見込めるのかも分かりやすいです。

ただし、注意してほしいのが、ここで表示されている月間販売数はあくまで見込みの数値だということです。大体の数値はつかめますが、数値はあくまで目安として捉えておくのが良いでしょう。

しかし、ランキング上位の商品などはKeepaのようなランキングツールでもなかなか数字を把握できないため、だいたいの値でも分かるのは助かりますね。

セラースプライトの機能 その6:市場リサーチ

市場リサーチでは、設定したサブカテゴリーごとの情報を一括で取得できます。

実際に取り扱う商品を決めた時は、この機能で市場の詳細情報をリサーチしてみましょう。

セラースプライトの機能 その7:商品リサーチ

商品リサーチは、既に説明したキーワードリサーチの商品バージョンで、自分が狙おうと思っている市場規模や成長率に合致する商品を調べられる機能です。

「カテゴリー」「販売数」「成長率」などを組み合わせることで、すぐにそれに一致するお宝商品を見つけることができます。

このように手動ではとても調べられないような膨大な作業が簡単にリサーチできてしまう機能です。

セラースプライト機能 その8:商品モニタリング

商品モニタリングとは、自分の商品やライバル業者の商品情報を毎日自動で取得できる機能です。

「キーワード順位チェッカー」と一緒に毎日自動で取得できるようになっています。

キーワードモニタリングごとの検索順位は、毎日の順位の推移を把握することで、商品ページやキーワードに対しての対策や、Amazon内外の広告の効果や影響もはかることができます。

Amazonでは、「良い商品」よりも「検索結果上位にある商品」が売れるようになっています。どんなに良い商品でも検索結果の上位に位置しなければなかなか売れません。

そのため、自分の商品のキーワードの順位の動きを把握し、ランキングが上がるよう対策していくことはとても重要になってきます。

セラースプライトの機能 その9:店舗新商品モニタリング

最後に店舗新商品モニタリングとは、前もってライバル業者を登録しておくと、その業者が新しく出品した商品が報告される機能です。

このように他の業者が過去7、15、30、60日えで新しく出品した商品をクリック一つで確認できてしまいます。

人気のライバル業者がどんな商品を次に狙っているのかが一目瞭然ですし、既に売れ筋の商品を見るよりも、これからヒットするかもしれない商品ですので、大ヒット商品になる前に自分自身も新たにその市場に参入できる、という可能性もあります。

仕入れ先リサーチ

Amazonで売れる商品を把握したら、他の市場におけるその商品の相場を確認しましょう。基本的には最安値の市場から仕入れることになります。

ネット上のおすすめの仕入れ先は以下のとおりです。

参考:ヤフオク

 

ヤフオクは日本最大のオークションサイトです。大抵のものはここで手に入ります。

 

参考:メルカリ

 

メルカリは1ヶ月あたり約2,000万もの人が利用していると言われています。20~30代の女性利用者が多いため、ファッション・雑貨関連の中古品の仕入れに最適です。メルカリでは「値引き交渉が当たり前という独自の文化」があるため、上手く交渉すれば提示価格よりかなり安く購入することができます。

 

参考:Yahoo!ショッピング

Yahoo!プレミアム会員になってYahoo!ショッピングで仕入れれば、ポイントが還元されてさらにお得です。

 

参考:LOHACO

 

日用品の仕入れにはLOHACOもおすすめです。

 

参考:Qoo10

 

Qoo10は世界最大級のオークションサイト「eBay」が運営するECサイトです。上記のショッピングサイトにはない独自の商品が多数販売されています。

Amazonせどりの損益計算

次にFBA料金シミュレーターで損益計算をしましょう。

FBA料金シミュレーターとは、商品価格や仕入れ値、FBA倉庫への送料を入力するだけで、出品手数料やFBA利用にかかる手数料などを自動で計算してしてくれるツールです。損益率も算出してくれるため、ひと目で利益の出る商品かどうかの判別ができます。

まずは、FBA料金シミュレーターのページを開いてください。

 

参考:FBA料金シミュレーター

 

商品名やASINコードで検索して、商品を選択してください。

下に代金の入力フォームが表示されるので、「FBA発送の場合」の列にある商品代金・Amazonへの納品・商品原価を入力して、下の「計算」ボタンをクリックしてください。

すると、出品手数料・FBA手数料が自動計算され、純利益・利益率が表とグラフで表示されます。

作業の効率化

Google ChromeでFBA料金シミュレーターを使用する場合は、拡張機能「Amazon FBA Calculator Widget」を導入すると作業を効率化できます。

 

参考:Amazon FBA Calculator Widget

 

Amazon FBA Calculator Widgetを導入すると、ブラウザ右上にニコちゃんマークのようなアイコンが表示されます。

その状態でAmazonの商品ページを開いて右上のアイコンをクリックしてください。すると、自動でFBA料金シミュレーターのページが開き、勝手に商品情報が入力されて計算結果が表示されます

せどりのコツ

せどりで安定して黒字を出し続けるコツを6つ紹介します。

同じジャンルの商品を扱う

売れ筋商品を見つけたら、そのジャンルの商品を優先的に仕入れてください。そうすればそのジャンルに詳しくなりますし、顧客からも「この人は◯◯の専門業者だ」というイメージを持たれ、信頼されやすくなります。

1つのジャンルを極めてから、関連する別のジャンルの商品を仕入れるようにしましょう。

利益率が高い商品を優先的に仕入れる

せどりで大きく稼ぐ最も簡単な方法は、安く仕入れて高く売ることです。したがって、仕入値と売値の価格差が大きい商品を優先して仕入れていきましょう。

小さくて軽い商品を扱う

小さくて軽い商品の良いところは、送料が安いことです。これは購入者にとってはもちろん、販売者にとっても大きなメリットです。

ネットショップで仕入れる場合、小さくて軽い商品なら送料が安いので経費を抑えられます。また、販売時も送料を安くできるので、購入者にとってもメリットがあります。

逆に、大きくて重い商品は個人転売には向きません。例えば、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、仕入れの段階からして大変です。実店舗で仕入れる場合は持ち帰るのが大変ですし、発送する際の送料も高くなります。また、配送途中に商品が破損するリスクもあります。

クレジットカードで決済する

仕入れ時はクレジットカード決済をすると便利です。クレジットカードにはポイント還元がありますし、メルカリであればカードの請求日前に売上金を受け取ることができるため、仕入れの幅も広がります。

ポイントカードを活用する

家電量販店などの実店舗から仕入れる際はポイントカードを使いましょう。

普段の買い物ではポイントはなかなか貯まりませんが、仕入れだとプライベートの場合とは違って買い入れる商品の数が多くなるので、ポイントが大量に貯まります。失効してしまっては勿体無いので、使えるポイントはすぐ使ってしまいましょう。使い切っても、またすぐ貯まります。

仕入先と信頼関係を築く

最初のうちは様々な仕入先から仕入れるようにしてください。良い仕入先が見つかったら、後はそのお店から優先的に仕入れるようにしましょう。長く取引していると信頼関係ができて、緊急時にも柔軟に対応してくれるようになります。また、他の人より安く売ってもらえたり、お得な情報を教えてもらえたりすることもあります。

せどりはリサーチが命

せどりは赤字から始まるビジネスですが、きちんとリサーチすれば最終的には必ず黒字になります。

リサーチはせどりで最も面倒くさい作業ですが、ツールを使えばそこまで時間はかかりません。ぜひ効率的にリサーチして売上を伸ばして下さい。