GoogleChromeの拡張機能を使えば、せどりの商品リサーチ作業がグンと楽になります。せどりで成功するには、売れる商品をいかに安く仕入れるかがとても大切です。しかし、リサーチ作業は手間がかかるうえ、時間をかけたから上手くいくというものでもありません。
そこでオススメするのがChromeの拡張機能です。ターゲットの商品が他のサイトでいくらで売られているかを瞬時に確認したり、回転率や価格推移、ライバルの在庫数までチェックしたりすることができます。拡張機能を使うと使わないとでは、せどりの売上に大きな差が出るに違いありません。
今回は、Chrome拡張機能の使い方や、せどりに使えるおすすめの拡張機能について詳しく解説します。
Chrome拡張機能はせどりの強い味方
Google Chromeの拡張機能は、せどりを行う上でなくてはならない重要ツールと言えます。そこで、まずはChromeの拡張機能とはどのようなものかについて解説したいと思います。
Chromeの拡張機能とは
Google Chromeは、Googleが提供するブラウザで、パソコン、スマホ、タブレットで使用可能です。他のWebブラウザと比べてシェアが高いので、Chromeをインストールしておけば、ほぼすべての新しいクラウドサービスやWebサービスを使用することができます。
その上、拡張機能をインストールすると、さらに数多くの便利な機能のほとんどが無料で利用できます。「Google翻訳」を筆頭に拡張機能の数は15万を超えると言われ、様々なビジネスシーンで利用されていますが、そのひとつにせどりも含まれます。
拡張機能の使い方
この項目では、拡張機能の使い方について説明していきます。
拡張機能はインストールが必要
拡張機能はChromeをインストールした上で、Chrome ウェブストアから目的に合ったものを見つけます。
Chromeに追加する
目的に合った拡張機能が見つかったら、「Chromeに追加」をクリックしてインストールするだけです。
拡張機能はいつでもすぐに使える
拡張機能をインストールすると、最上部の右側にアイコンが並びます。ワンクリックすれば、いつでもすぐに使用可能です。とくに、せどりで商品リサーチするときは、繰り返し様々な画面を開きながらの操作が求められるので、必要なときにクリック一つで使えるのはとても便利です。
リサーチに便利な9つの拡張機能
この項目では、せどりで使えるおすすめの拡張機能を9つご紹介します。いずれもリサーチ作業の時短に役立つツールばかりのため、使いやすそうなものを見つけて実際に試してみてください。
モノサーチ
モノサーチを使うと、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピング、ヤフオク!、メルカリなどで販売されている商品の最安値や在庫数などが簡単に確認できます。
例えば、AmazonでT-falのフライパンを検索したとします。すると商品画像の横に、楽天やYahoo!ショッピングなど他のサイトの新品と中古品それぞれの最安値、在庫数、送料の有無が一覧表示されます。もしモノサーチを使わなければ、同じT-falの商品を他サイトで一つずつ検索して調べなければならないため、大幅に時間がかかります。その間に他の商品リサーチができるので、トータルで考えるとコスパは格段に違ってくるでしょう。
せどりはライバルが多数存在するので、良い商品を仕入れることができるかどうかは、時間との勝負です。しかも、副業のせどらーは、スキマ時間に効率よく作業を進めて儲けたいのが本音でしょう。その意味でも、モノサーチを使うと使わないとでは大違いです。ぜひ、上手く取り入れて効率の良い経営を目指してください。
参考:モノサーチ
Keepa
Keepaは、Amazonのせどりに特化した拡張機能です。Keepaをインストールすると、商品画面に過去の価格推移が1日単位でグラフ表示され、ある日付の箇所にカーソルを当てると、同時にその日の新品、中古品の価格が表示されます。
また、複数種の商品を出品している場合、ある商品の仕入れ値が高額で、他の商品にあまり予算を回せない、ということがよくあります。例えば、ファッションアイテムなら、アウターが高すぎたため、仕入れたかったバッグが買えない、という具合です。keepaには仕入れたいと考えている商品が設定金額を下回ったら通知してくれる機能もあります。そのバッグが8,000円だったとして、もし5,000円以下なら予算内に収まるという場合に、「5,000円以下」で通知設定をしておきます。すると、Amazon内のどこかのショップでそのバッグが5,000円以下で売りだされたと同時に、メールが届きます。
この機能を使えば、何度も繰り返し同じ商品ばかりをリサーチする必要がなくなるので、時短効果が期待できます。
キーゾン
キーゾンは、Keepaのデータをもとに商品がどれくらいの期間に何個売れているかを確認することができるツールです。
例えば、ある商品が1年間に12,000個売れた、という情報が分かると、1ヶ月換算で1,000個ですから、売れ行きの良い商品と判断できるかもしれません。ところが、これには落とし穴が隠れています。同じデータを1ヶ月ごとで追跡した場合に、必ずしも毎月1,000個ずつ売れているとは限らないからです。
もし、1月に10,000個、2月に2,000個売れて、残りの10ヶ月は0個だったらどうでしょう。この場合、何らかの理由で臨時的に1月と2月にだけ売れた可能性が高いと分析できます。つまり、1年単位のデータだけを鵜呑みにして仕入れてしまうと、まったく売れない可能性があるということです。
一方、キーゾンは過去1ヶ月ごとの売上数をさかのぼって追跡できるので、季節や時期ごとの売上推移がよくわかり、かたよったデータに騙されるリスクが少なくなります。過去数カ月でそれ以前よりあきらかに販売個数が増えていれば、仕入れに踏み切って良いでしょうし、逆に減少が顕著であれば、仕入れずに様子を見るのが賢明でしょう。
ただしキーゾンは、Keepaの有料版に登録してはじめて使えるので、月額15ユーロ(約1,800円)が必要です。
参考:キーゾン
ショッピングリサーチャー
ショッピングリサーチャーは、Amazonの商品ページを開くと、「出品者数」「価格」がグラフ表示されます。「プライム」で出品しているFBA出品者だけを抽出することもできるので、自分がFBAサービスを利用している場合は、実質のライバルがどれ位いるのかが、一目瞭然です。
グラフ表示された商品画面からワンクリックで「FBA料金シミュレーター」に遷移できるので、利益計算したいときにもとても便利です。せどりでは、仕入れを見極める際に、ただ直感的に安いというだけでは、心もとないです。想定の売値から配送料金やFBA関連の手数料などの経費を差し引いて、実際にいくら儲けが出るのかをあらかじめ正確に把握しておくことが大切でしょう。
そのためには、商品ごとの利益計算が欠かせません。しかし、リサーチした商品について一つずつ計算するのは、とても手間がかかります。そこでショッピングリサーチャーから直接FBA料金シミュレーターにジャンプできれば大幅に時短が進みます。
参考:ショッピングリサーチャー
NEWTYPEデルタトレーサー
NEWTYPEデルタトレーサーは、Amazonに特化した拡張機能で、商品がどのくらいの数売れているのか、また新品、中古品の価格相場の確認、価格変動のトラッキングが可能です。先ほどご紹介したKeepaと連動しており、インストールせずともダイレクトにKeepaのチャートを確認できます。
同じ商品が楽天やヤフオク!などの外部ECサイトでいくらで売られているかを知りたいときは、ワンクリックでそちらに遷移できます。
Imagus
Imagusには、他の拡張機能とは一風違った機能があります。それは画像の拡張ができるというもの。カーソルを画面上で画像にあてるだけで拡大されます。
とくにメルカリやラクマなどのフリマサイトで商品リサーチをする際、画像が粗くて細かなところまでよく見えないことがあります。そんな時に、Imagusが役立ちます。かなり大きくなるので、キズや色むらなどが確認しやすくなるでしょう。
参考:Imagus
価格比較 PRICLE
価格比較 PRICLEは、Amazonをはじめ、楽天やYahoo!ショッピングなど50近くのECサイトの価格がチェックできます。この規模のサイト数を網羅できるツールはそう多くないため、特に最安値を調べたい時にはおすすめです。しかもその最安値も、ポイントを計算に入れたものや送料込みの価格を表示するので、非常に現実的なデータが入手できます。JANコードやASINコードを自動検索できるのも便利です。
参考:価格比較 PRICLE
Amazon Assistant
Amazon Assistantは、Amazonが提供しているツールのため、データについては大変信ぴょう性が高いです。過去30日間の最高値、最安値、平均価格がシンプルに表示されるので、とても見やすく、値決めに役立つでしょう。
楽天などほかのECサイトの商品価格が確認できるだけでなく、Amazonのほしい物リストにその商品を入れておくことができます。タイムセールやキャンペーンなどのお得情報も設定しておけば、通知されます。Amazonでせどりを行うならぜひ取り入れておきたい拡張機能です。
Amazon FBA Calculator Widget
Amazon FBA Calculator Widgetは、Amazonの商品画面からFBA料金シミュレーターに直接遷移できるツールです。
通常の作業では、「商品ページを開く→ASINコードを見つけてコピーする→FBA料金シミュレーターを開く→商品価格や商品原価などを入力する」といったプロセスが必要です。
ところがAmazon FBA Calculator Widgetを使うと、「商品ページを開く→FBA料金シミュレーターのアイコンを選ぶ→商品価格や商品原価などを入力する」という形で作業プロセスが少なくなります。
あまり違いがないように感じるかもしれませんが、これを数十、数百と続けると、トータルでは大きな差が出てきます。同じ作業は、たとえ単純であってもかえってストレスになることが多いです。それを軽減するためにも、ぜひAmazon FBA Calculator Widgetを活用してみてください。
参考:Amazon FBA Calculator Widget
リサーチ以外で使える拡張機能をご紹介
Chromeの拡張機能には、リサーチ目的以外でも便利なものが数多くあります。この項目では、おすすめのツールを3つご紹介します。
Adblock Plus
ネットを使って商品リサーチをしていると、煩わしいのが広告の存在です。その広告をブロックできるのが、「Adblock Plus」です。広告ブロック機能をもつ拡張機能の中では最も信頼がおけるといわれており、世界中で6,500万人以上のユーザーが使用しています。ストレスなくリサーチを続けるためにも、おすすめです。
参考:Adblock Plus-free ad blocker
SimpleExtManager
拡張機能は数多くある上、便利なものも多いので、ついあれもこれもと追加してしまいます。するとパソコンの動作が遅くなったり、拡張機能の管理画面でいちいちオンオフするのがとても面倒になったりします。ですが、SimpleExtManagerを使うと、ワンステップで切り替えができるのでとても便利です。普段あまり使わないものはオフにしておいて、使う時だけ今開いているタブからオンにすれば良いので簡単です。
TabMemFree
Chromeで複数のタブを開いて作業していると、メインメモリーの容量が大幅に減少していきます。するとリサーチ作業がはかどらず、大切な時間を浪費することになりかねません。そこで、TabMemFreeを使うと、未使用のタブの読み込みをストップしてメモリを解放してくれるので、作業がスムーズに進みます。
参考:TabMemFree
まとめ
今回の記事では、せどりの際におすすめのGoogle Chromeの拡張機能について解説してきました。
拡張機能は、優秀で使い勝手が良いものが多いうえ、日々進歩しているので使わない手はありません。しかも無料のものがほとんどです。とりわけ、せどり向けのラインナップは豊富なため、積極的に活用しましょう。
ところで、ビジネスで成功するためには独学よりも体系化された教材やサービスを活用して学ぶ方が結果が早く出ます。
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