海外せどりは韓国が狙い目!儲かる理由やおすすめ商品・メリット・デメリットも!

海外せどりというと、中国やアメリカ、ヨーロッパなどが多いですが、実は韓国が大変おすすめです。

立地上、日本からはとてもアクセスしやすいうえ、安くて親日派も多いため、せどりをするための好条件が数多くそろっています。

そこで今回は、韓国せどりの特集です。おすすめの理由やメリット・デメリット、おすすめの商品や留意点についても解説します。これからせどりで儲けたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

目次

海外せどりは韓国がおすすめ!

海外せどりは韓国がおすすめ!

まず韓国せどりについて概要を解説しましょう。

韓国せどりは儲かる!

「韓国せどり」とは、韓国の商品を安く仕入れ、利益を上乗せして日本国内で販売することです。

日本において、韓国のコスメやファッション、K-POP、映画、グルメなどは、他のアジア諸国とは一線を画す大人気ぶりで、過去にさまざまなブームが繰り返し起きています。

日本と韓国の民間交流は非常に活発です。日本での韓国人気もさることながら、韓国でもJ-POPやアイドル、アニメ、ゲームなどの熱狂的ファンが大勢います。東京の新大久保、大阪の鶴橋、山口の下関、名古屋駅裏など、全国に複数のコリアンタウンが存在することからも、長い時間をかけて日本人の生活に広く溶け込んできたことがわかります。

デジタルネイティブな10代・20代のみならず、購買力のある30〜50代の人たちの中にも韓国好きが相当数存在することから、韓国せどりの市場はかなりのものと考えてよいでしょう。

ニーズの高い商品をうまく仕入れて販売すれば、あっという間に買い手がつくというケースも決して珍しくありません。

せどりの魅力は、早くに現金化できる点にあります。仕入れては売り、売ってはまた仕入れ、を上手く繰り返すことができれば、年間で相当の収入が期待できるでしょう。

韓国せどりの始め方

韓国せどりの流れは、以下の通りです。

韓国に出向いて商品を直接仕入れるか、ネット通販で仕入れる

日本に持ち帰るか、配送する(してもらう)

仕入れ値に利益を上乗せしてEC販売する

買い手がついたら梱包して発送する

売上代金を受け取る

仕入れのコツ

仕入れのコツ

韓国せどりでは、商品の仕入れが最大のポイントといえます。

国内で人気があったり、ニーズがあったりする商品を、いかに安く、良いタイミングで仕入れるかが、売り上げを大きく左右します。

その仕入れが上手くいくためのコツを紹介しましょう。

韓国語を学ぶ

とくに韓国で直接仕入れる場合は、韓国語が話せないよりも話せる方が、圧倒的に有利です。

韓国では日本語が話せる人が少なくありません。とはいえ、すべての仕入れ先で日本語が通じる保証はないため、韓国語が理解できると仕入れがスムーズに進むでしょう。

商品に対する質問や値切り交渉をしたい時なども大変便利です。

完全にマスターする必要はありません。買い付けで多用するキーワードを中心に身につけているだけでも差があるため、勉強しておくのがおすすめです。

効率よく店舗を回る

後にも触れますが、韓国せどりは、直接仕入れに行く場合は渡航費が必要になります。宿泊を伴うならホテル代も必要でしょう。

そのため、少しでも経費を抑えようと思えば、効率よく目当てのお店を回ることが大切です。韓国では、東大門(トムデムン)をはじめ仕入れに適した有名店が同じエリアに固まっている傾向があるため、あらかじめその場所やお店の位置関係をよく把握しておいてどの交通手段を使って買い付けていけばよいかをシミュレーションしておくのがよいでしょう。

初心者の場合は、経験者や身近な韓国通の人に同行してもらうと非常に心強いです。しかし、そのような相手がいない場合は、入念に調べてから出かけるようにしてください。

韓国せどりのメリット

韓国せどりのメリット

それでは続いては、韓国せどりのメリットについて解説しましょう。

具体的には、以下の通りです。

・競合が少ない

・とにかく安い

・親日派が多い

・海外せどりでは圧倒的に仕入れやすい

競合が少ない

韓国せどりの最大ともいえるメリットとして、競合が少ないことが挙げられます。

インターネットとスマートフォンが普及して、国内のせどり業者は目に見えて増加しました。また、そのライバルともいえるAmazonや楽天、メルカリのようなECプラットフォーマーやフリマアプリ、オークションサイトなどの売上は、百貨店を凌ぐほどの存在になっています。

大手の業者は、一度に大量の商品を仕入れることができるため、個人のせどらーは価格競争に勝てず疲弊してしまうことが少なくありません。

したがって、まったくの素人がせどりを始めたとしても、そう簡単に成功できる保証はないでしょう。

しかし、韓国せどりは手がけている人の絶対数が少なく、市場に競合相手がほとんどいないブルーオーシャンです。しかもその割に国内には韓国好きのターゲットが豊富なため、売り上げを獲得できる可能性が高いでしょう。

とにかく安い!

韓国の商品は、日本のものに比べてかなり安価です。よって、安く仕入れて少しでも高く売るというせどりのビジネスモデルとはかなり相性がよいでしょう。すると初期投資や運転資金が少なくて済みます。

せどりは、いきなり本業として始めるケースはレアです。多くは副業からのスタートとなるでしょう。そのため、多額の初期投資はかなりリスクが高まります。その意味でも、少額から始められる韓国せどりは、メリットが大きいのです。

親日派が多い

韓国では親日派が非常に多いので、取引相手がいなくて苦労することはありません。不当に高く売りつけられる心配もないでしょう。

政治的には解決課題が少なからずありますが、それでも近年は急激に関係が修復されつつあり、それが民間交流にも非常に良い影響を及ぼしています。

日本のカルチャーは大変親しまれているので、日本人とわかると好感をもたれることが多いです。

こうした背景を考えると、初心者でもかなり取引がしやすいといってよいでしょう。

利益率が高い

韓国せどりは、安く仕入れて高く売りやすいため利益率が高いです。

とくに国内では手に入らない商品や限定品などは、かなりの需要が見込めるので高い利益が見込めるでしょう。

海外せどりのなかでは圧倒的に仕入れやすい

立地上、韓国は、中国やアメリカ、ヨーロッパなどと比べると圧倒的にアクセスしやすいです。飛行機を使えば、東京からでも3時間前後、福岡なら1時間前後で行くことができます。

日帰りも可能なため、会社勤めの方でも、土日や祝日を使ってさほど無理なく仕入れに出向くことができるでしょう。

韓国せどりのデメリット

韓国せどりのデメリット

次に韓国せどりのデメリットについて見ていきましょう。

具体的には、以下の4点が考えられます。

渡航にコストがかかる

韓国せどりでは、直接仕入れに行くとどうしても渡航費がかかってしまいます。

格安航空を使っても往復で1万5千円〜2万円以上はかかるため、かなりの予算が必要です。しかも宿泊したり、年間に複数回行ったりとなるとなおさらでしょう。自宅から空港に行くまでや、韓国の空港から店舗までの交通費も計算に入れなければなりません。

こう考えると、せっかくせどりで利益が出ても旅費で目減りしてしまう点は、デメリットと言わざるを得ないでしょう。

郵送しなければならない

韓国で直接仕入れたものを、そのまま飛行機に持ち込んで帰国するのは限界があります。

一般的に飛行機内に持ち込める荷物は、バッグやキャリーケースの重さを含めて10kgまで、預けるにしても無料なら荷物一点につき32kg、合計で100kgまでとなっています。

それ以上になると国際郵便(EMS)を使うことになるため、その分のコストも考慮に入れておく必要があるでしょう。

また、課税価格が1万円を超える商品には、輸送でも空港経由の持ち込みでも関税がかかります。

「課税価格」とは、海外小売価格の60%に当たる金額を意味します。そのため、16,666円以下の商品には、関税がかかりません(課税価格が9,999円以下になるため)。それ以上は課税されるので考慮に入れておく必要があるでしょう。

現金を持ち歩く必要がある

韓国では仕入れ先によってクレジットカードによる決済がNGなケースがあります。ある程度まとまった現金を持ち歩く必要があるため、盗難に遭わないように注意が必要です。

これから競合が増える可能性がある

韓国せどりは、今はブルーオーシャンでも今後さらに韓国人気が高まれば競合が増える可能性は十分にあり得ます。

よって、今までは比較的売れやすかったものが、急に売れにくくなるということが起こるかもしれません。

韓国せどりにおすすめの商品

韓国せどりにおすすめの商品

ここからは、韓国せどりにおすすめの商品を紹介しましょう。

韓国コスメ

韓流グッズの代名詞とも言えるのが、「韓国コスメ」です。日本の若者に圧倒的支持を得ている企業やブランドが、数多く存在します。

同じアジア人ですが、肌のきめ細やかさや美しさ、整形を含めた美意識では日本人の及ばない部分があり、その憧れから非常に多くの商品が売れます。

ただし、輸入と販売にあたっては、「化粧品製造業販売許可」と「化粧品製造業許可」が必要です。

「製造」とつくと、自分で作るわけではないのに、と疑問に思うかもしれません。これは海外で製造されたものを日本に持ち込んで市場に提供するという意味で、製造しているのと同義にみなされるのです。

両者とも都道府県に届け出て、一定の審査をパスする必要があります。

そして実際に輸入して販売するにあたっては、

受入検査→包装・表示などの流通加工作業(日本語の法定表示ラベル貼付など)→指定エリアでの保管→製造所出荷判定→市場出荷判定→出荷・販売、といったプロセスを踏まなければなりません。

このあたりのハードルを越えるには、入念な事前準備と勉強が必要でしょう。ただし行政書士に依頼することもできるので、必要に応じて検討してください。

K-POP関連

K-POP、韓流アイドルのタレントパワーも異次元の強さをもちます。

人気の移り変わりが早いので、誰のグッズを扱うかという点では選択肢がかなり広がるでしょう。現在人気のあるグループを狙う手もありますが、訴状は飽和していることが多いので、ブームが去った人たちのレア品をプレミア価格で販売するのもよいかもしれません。

ファッション

K-POPへの憧れから、韓流ファッションも爆発的な人気を誇ります。

日本にはない、デザイン性や見た目の可愛さなど、独自性の高いコーデには常に熱視線が送られているので、回転率の高い商品を仕入れやすいでしょう。

ただし、アクセサリーやバッグ、帽子などの雑貨系はあまりおすすめしません。

アクセサリーは単価が安すぎるため、わざわざ輸入しても利益が出にくいです。また、バッグや帽子は、意外と仕入れ単価が高い割に、国内では安く買いたいというニーズが高いため想定以上に売れなくなる恐れがあるでしょう。

この辺りのアイテムを仕入れるなら、事前にしっかりとリサーチしておくことをおすすめします。

韓国せどりの留意点

韓国せどりの留意点

最後に、韓国せどりを行う上で留意すべき点について紹介しましょう。

事前リサーチに注力する

繰り返しますが、韓国せどりは仕入れが非常に重要です。そして、良いものを安く仕入れるためには、入念な事前調査が欠かせません。

どこで、何が、いくらで買えるか、また韓国でのブームがそのまま遅れて日本にやってくるので、そのタイミングを逃さないことも大切でしょう。

コストと時間についても無駄がでないように、アクセス方法や旅費、安価に泊まれるホテルなどをしっかりリサーチするようにしてください。

コピー品に注意する

ブランドのライセンスを侵すコピー品にも十分に注意しなければなりません。

コピー品を輸入して販売すれば、れっきとした犯罪になります。かつては、個人使用なら知らずに輸入しても罪にはなりませんでしたが、今は売る・売らない、知っている・知らなかった関係なく、すべて罪に問われるのでくれぐれも注意してください。

ブランド品は正規店でしか購入しないよう徹底して、怪しいものには絶対に手を出さないようにすることが大切です。

仕入れ時期を意識する

韓国せどりに限ったことではありませんが、シーズンが変わると売れ筋もガラリと変化します。

とくに日本は四季がはっきりしており、それに伴って趣向の異なるイベントや行事が数多く存在します。

そのようなニーズをよく考慮しながら、仕入れの時期を工夫することが大切です。また、時期によって飛行機代もかなり変動するので、どうしてもという理由がなければ、繁忙期は避ける方が賢明でしょう。

必需品

最後に韓国せどりの必需品について見ておきましょう。

・スマートフォン

・パスポート

・デュアルSIM(SIMカードが複数あると対応力が増します)

・モバイルルーター

・モバイルバッテリー

とにかくネットが遮断されると、仕事にならないので、そうならないための準備を万全にしておくことが大事です。

まとめ

まとめ

韓国せどりは、今のところブルーオーシャンです。

なかなか現地には行けず、買い物も直接楽しめないという人たちは大勢存在するので、その需要を満たせる韓国せどりには、大きな可能性があるでしょう。

興味のある方は、しっかりとリサーチをした上で早速準備をスタートしてみてはいかがでしょうか。

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この記事を監修した人

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