せどりはいかに安く仕入れて、いかに高く売るかで利益が決まります。特に、安く仕入れることがせどりで稼ぐ上で非常に重要です。
今回は、せどりの仕入れのコツと、おすすめの仕入先を紹介します。
せどりのコツ
まずは、初心者がせどりで稼ぐための仕入れのコツを紹介します。
仕入れの前に市場調査を行う
まずは、仕入れに行く前に販売先となるマーケットプレイスの市場調査を行い、利益の出る商品をピックアップしておきましょう。
利益率が高い商品を優先的に仕入れる
転売で大きく稼ぐ最も簡単な方法は、安く仕入れて高く売ることです。したがって、仕入値と売値の価格差が大きい商品を優先して仕入れていきましょう。
同じジャンルの商品を扱う
売れ筋商品を見つけたら、そのジャンルの商品を優先的に仕入れてください。そうすればそのジャンルに詳しくなりますし、顧客からも「この人は◯◯の専門業者だ」というイメージを持たれ、信頼されやすくなります。
1つのジャンルを極めてから、関連する別のジャンルの商品を仕入れるようにしましょう。
小さくて軽い商品を仕入れる
小さくて軽い商品の良いところは、送料が安いことです。これは購入者にとってはもちろん、販売者にとっても大きなメリットです。
ネットショップで仕入れる場合、小さくて軽い商品は送料が安いので経費を抑えられます。そして、販売するときも送料を安くできるので、購入者にとってもメリットがあります。
逆に、大きくて重い物品は個人転売には向きません。例えば、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、仕入れの段階からして大変です。実店舗で仕入れる場合は持ち帰るのが大変ですし、発送する際の送料も高くなります。また、配送途中に商品が破損するリスクもあります。
仕入先と信頼関係を築く
最初のうちは様々な仕入先から仕入れるようにしてください。良い仕入先が見つかったら、後はそのお店から優先的に仕入れるようにしましょう。長く取引していると信頼関係ができて、緊急時にも柔軟に対応してくれるようになります。また、他の人より安く売ってもらえたり、お得な情報を教えてもらえたりすることもあります。
ネット上のおすすめの仕入れ先
売れ筋商品を安く仕入れられるサイトを6つ紹介します。
家電量販店のオンラインショップ
家電の仕入れは、大手家電量販店のオンラインショップがおすすめです。普段の価格は高いので、在庫処分セールなどの大型セールを開催している時を狙いましょう。おすすめののオンラインショップは以下のとおりです。
参考:ヤマダモール
参考:ヨドバシ.com
参考:ソフマップ・ドットコム
参考:ビックカメラ.com
参考:コジマネット
Amazon.com(アメリカ版Amazon)
参考:アメリカ版Amazon
Amazonは元々アメリカ発のECサイトです。本家のAmazon.comは日本のAmazonよりもさらに品揃えが豊富です。サイトのレイアウト・デザイン・システムが日本のAmazonと変わらないため非常に使いやすくなっています。
ヤフオク
ヤフオクは日本最大のオークションサイトです。大抵のものはここで手に入ります。特に、中古品の仕入れ先としてイチオシです。
参考:ヤフオク
eBay
参考:eBay
eBayは世界最大級のオークションサイトで、その市場規模はヤフオクの10倍以上です。日本では買えない商品も多く出品されており、価格も日本の相場より安いです。日本へ発送してくれる出品者も多いのでとても便利です。
フリマアプリ
フリマアプリの代名詞と言えばメルカリです。1ヶ月あたり約2,000万もの人が利用していると言われています。20~30代の女性利用者が多いため、ファッション・雑貨関連の中古品の仕入れに最適です。
参考:メルカリ
メルカリの他には、ラクマもおすすめです。ラクマは国内第2位の市場規模を誇るフリマサイトで、メルカリ同様、女性利用者が多いことで有名です。メルカリには無い商品が出品されていたりするので、メルカリの控えとして利用すると良いでしょう。
参考:ラクマ
ジモティー
不用品を無料で仕入れたいときは、ジモティーが便利です。
参考:ジモティー
ジモティーは地元のネット掲示板のようなサイトです。不要になった家電や家具などがたくさん掲載されています。
ただ、ジモティーに掲載されている不用品の全てが無料というわけではありません。
また、直接引き取りに行かなければならないケースが多いため、仕入れ先が近所に限定されてしまうのが不便ではあります。
仕入れに最適な実店舗
売れ筋商品が安く手に入る実店舗を6つ紹介します。
BOOK OFF(ブックオフ)
書籍・ゲームソフト・CD・DVDなどはBOOK OFFで仕入れるのがおすすめです。
参考:BOOK OFF
ブックオフには全部で4種類あります。
・BOOK OFF
・BOOKOFF PLUS
・BOOKOFF SUPER BAZAAR
・BOOK OFF ONLINE
BOOK OFFは、街中でよく見かけるブックオフ実店舗のことです。中古の書籍・CD・DVD・ゲームソフトを主に扱っています。
BOOKOFF PLUSは、書籍・CD・DVD・ゲームソフトに加えて、家電やホビーグッズも扱っている実店舗です。
BOOKOFF SUPER BAZAARはブックオフの超大型店舗です。書籍・CD・DVD・ゲームソフトはもちろん、洋服・子供服、スポーツ用品、ベビー用品、ブランド品、楽器、生活雑貨など幅広い商品を扱っています。
HARD OFF(ハードオフ)
パソコン・オーディオ機器はHARD OFFで安く仕入れることができます。
参考:HARD OFF
元々ハードオフは、中古のAV機器・楽器・パソコンなどを扱うショップでしたが、今ではアパレル・ホビーグッズ・お酒など幅広い商品を扱っています。そして、扱う商品のジャンルごとにショップ名が異なります。
ハードオフ : パソコン・オーディオ・楽器・カメラ・カーグッズ・プラモデル
モードオフ : レディース服・メンズ服・アクセサリー・時計・バッグ・シューズ
オフハウス : ブランド品・アクセサリー・家具・家電・インテリア・子供服
ガレージオフ : カーオーディオ・カーナビ・カーグッズ・カーパーツ・タイヤ・ホイール・自転車
ホビーオフ : カプセルトイ・カード・ミニカー・ノベルティ・プラモデル・フィギュア
リカーオフ : アルコール類・グラス類
ハードオフ系列はブックオフより店舗数が多く、全国に891店舗もあるため仕入れが容易です。また、店員によって値付けがバラバラであるため、お買い得商品が多い傾向にあります。正常に動く商品がジャンク品として売られていることも珍しくありません。
コストコ
コストコはアメリカ発の会員制・倉庫型スーパーマーケットです。コストコは卸店でもあるため、全般的に価格が安く、品揃えも豊富です。
日本の一般的なスーパーマーケットと違い、大量仕入れができるだけでなく転売のサポート体制が整っています。ビジネス会員になれば従業員やマーケティング担当者からセール情報などを直接教えてもらえます。転売屋にとってはこれ以上無いほど居心地の良い仕入れ先と言えます。
にもかかわらず、コストコで仕入れている転売屋はそこまで多くありません。理由としては、店舗数が少ないことと、店舗の立地が悪いことが挙げられます(駅から遠い場所にあることが多く、車がないと行けません)。
そのため、一般的な家電量販店やディスカウントストアなどで仕入れたものを転売するよりもコストコ転売は有利だと言えます。
コストコは全国に26店舗しかありません(2019年9月時点)。
店舗詳細は以下のページからご確認いただけます。
参考:コストコ 店舗
ドン・キホーテ
ドン・キホーテはとにかく価格が安いことが最大の魅力です。特におもちゃやゲームソフトを安く仕入れることができます。陳列棚の一番下や一番上といった取りにくい場所には「在庫処分品」「訳あり」などと表記されたお得な商品が隠れています。
セール時はさらに価格が安くなります。ドンキホーテは5~6月に在庫処分セールを開催することが多く、年末年始も歳末セールを実施しているので見逃さないようにしましょう。
ドン・キホーテは日本全国に300以上の店舗があるため、仕入れに行くのが簡単です。
夜遅くまで営業しているのも嬉しいポイントです。おかげで、副業で転売をしている人でも仕事終わりに仕入れが可能です。
ただし、ドン・キホーテは扱っている商品数・ジャンルが幅広く、大量の商品がギュウギュウに陳列されているため、目当ての商品を見つけるのに時間がかかります。独自のバーコードを使用しているため、バーコードでのリサーチができないのも不便です。
さらに、コンディションが良くない商品がよくあります。パッケージが破損していたり箱がないこともあるため、購入前はよく確認してください。
セカンドストリート
参考:セカンドストリート
古着・バッグ・家具・家電を中心に取り扱っている中古品専門店です。全国に600店舗以上あります。
家電量販店
家電の仕入れは、在庫処分セールなど大型セール期間中の大手家電量販店がおすすめです。1つの店舗から仕入れるのではなく、複数の店舗を回りましょう。休日に5店舗くらい回れば、どこかしらでセールが開催されています。閉店セールも見逃さないようにしましょう。おすすめの家電量販店は次のとおりです。
・ヤマダ電機
・ビックカメラ
・ケーズデンキ
・ヨドバシカメラ
・Joshin
・エディオン
せどりは仕入れが命
どんなにリサーチを頑張って売れ筋商品を見つけても、安く仕入れることができなければ利益は出ません。しかし、今回紹介した仕入先を使えば、大抵の商品は市場の相場より安く仕入れることができます。ぜひご活用ください。