「切手を高く売る方法ってあるの?」「希少価値の高い切手の種類は? 」などといった疑問をお持ちではありませんか。
切手に高い価値がつく条件には、汚れや破れの有無といった保存状態が重要となります。また、切手の種類によっても、買取価格は変わります。普通切手でも、明治時代や大正時代など第二次世界大戦前の切手は希少価値が上がり、高価格で買取されるのです。
本記事では、切手を高く売る方法や、市場評価が高い切手の種類をご紹介します。おすすめの買取方法についても解説していますので、ぜひ最後まで目を通してください。
高価買取される切手の3つの特徴
この項目では、高く買取される切手の3つの特徴を解説していきます。この3つを押さえることで、切手の高価買取につながる可能性があります。
- シートで保管されている
- 希少価値が高い限定品
- 消印が残っている
シートで保管されている
切手に高値が付く条件として、シートで保管されていることが挙げられます。シート切手は、個別の切手よりも希少価値が高くなる傾向があります。
シート切手は連続して印刷されているため、発行された時のままの状態を保っていることが多く、コレクターにとって魅力的なアイテムとなります。
なお、シートの状態とは印刷後のそのままの状態のことです。切手が数枚だけつながっているだけでは、バラになっているものと価格がほとんど変わりありません。
希少価値が高い限定品
発行期間が限定されている切手や、発行枚数が少ない切手も高価買取されるものとして挙げられます。
たとえば、イベントや記念日を記念して発行された切手や、限定版の切手はコレクターの注目を集めます。
また、発行枚数が少ない場合は市場で入手しづらくなるため、需要と供給のバランスから価値が上がることがあります。
消印が残っている
古い消印が残っている切手も、高く売れる要素の一つです。消印が残っていると、その切手が実際に使用された証拠となります。
特に、珍しい場所や特別なイベントの消印がある場合は、コレクターにとって貴重なアイテムとなります。売れるかどうかが分からない場合は、切手買取業者に相談してみるとよいでしょう。
切手を高値で売るための6つのコツ
この項目では、切手を高く売る6つのコツをご紹介します。この6つを押さえることで、切手をより高値で売ることができるようになるでしょう。
- 切手の買取相場を想定して売る
- 専用のファイルに収納して切手の保存状態を保つ
- 複数の買取価格を比較して高いところで売る
- 希少価値のついた切手は買取専門店に持ち込む
- シート状の切手はバラさず売る
- バラになった切手は台紙にまとめて貼った状態で売る
切手の買取相場を想定して売る
切手を高く売るためには、切手の買取相場を把握しておくことが重要です。
インターネットや専門店のウェブサイト、オークションサイトなどを調べて、同じ種類や状態の切手が、どのくらいの価格で取引されているかを確認しましょう。買取相場を知ることで、適正な価格で切手を売ることができます。
ただし、買取相場で出ている商品は新品同様の状態で出品されているため、同等程度の商品の品質でないと、同額提示は難しいと想定しておくべきでしょう。
専用のファイルに収納して切手の保存状態を保つ
切手を高く売るためには、切手の保存状態を良好に保つことが大切です。切手は、直射日光や湿気、手の油汚れ、折れなどが原因で品質が悪くなってしまいます。
そこで、専用のアルバムやファイルに切手を整理して収納することで、保存状態を向上させることができます。良好な保存状態の切手は、コレクターや買取業者にとって魅力的なアイテムとなるため、保存状態には細心の注意を払いましょう。
複数の買取価格を比較して高いところで売る
切手を高く売るためには、複数の買取店やオンラインの買取サービスで価格を比較することが重要です。異なる店舗やサービスでは、買取価格や手数料などが異なる場合があります。
複数の買取業者の査定を受け、最も高い価格を提示してくれるところを選びましょう。
希少価値のついた切手は買取専門店に持ち込む
プレミアム切手を高く売る場合は、買取専門店に持ち込むことをおすすめします。買取専門店のスタッフは切手の専門知識を持ち、高い評価を行ってくれる場合があるためです。
特に珍しい切手や高額で取引されている切手は、専門店で査定してもらうことで適切な価格を得ることができます。
シート状の切手はバラさず売る
切手を高く売るためには、シート状のまま販売することをおすすめします。シート切手の価値が上がるポイントは、目うちの部分です。この目打ちが切れていないなど、完璧な状態であるほど、高値で売られる可能性があります。
シート切手の査定は厳しく、1枚でもバラになっていると、売値が下がることもありますので、保管には注意が必要です。
バラになった切手は台紙にまとめて貼った状態で売る
切手がバラになっている場合、台紙にまとめて貼ると高価になる可能性があります。 大企業は料金別納を活用することで、後でまとめて切手で支払うことがあり、その時にまとめて貼っている台紙があると重宝されるからです。
A3の用紙にバラの切手を10列×5行を目安に、貼り付けるとよいでしょう。 用紙に貼る際の注意点として、切手が破れていると不良品扱いとなり、買い取ってもらえないことがあります。また、切手を貼るときは、切手の状態が悪くならないように注意しましょう。
高額買取される7種類の切手
この項目では、高く買い取ってもらえる切手を7種類ご紹介します。それぞれの切手の特徴を解説すると共に、どのような点が評価されているのか焦点を当てていきます。
- 普通切手
- 記念切手
- 航空切手
- 沖縄切手
- 外国切手
- 中国切手
- 軍事切手
普通切手
普通切手は、日常的な郵便物に使用される切手です。価値は比較的低く、コレクターアイテムとしての需要はそれほど高くありません。しかし、希少なデザインの普通切手であれば、高額で買取される可能性があります。
たとえば、明治時代や大正時代の第二次大戦前の普通切手は、ものによっては数万円〜数千万円で取引されることがあります。
記念切手
記念切手は、特定の出来事や人物、記念日を祝うために発行される切手で、発行期間や発行枚数が限られているため、希少性が高くなります。
希少価値が高く、限定品はコレクターからの需要も高いため、普通切手より高価で買取されます。特に、明治時代や大正時代など、第二次世界大戦前の切手は高価です。
航空切手
航空切手は、航空関連のテーマを扱った切手です。航空機や飛行士、空港などがデザインされています。航空業界や飛行機のファンからの需要があり、特に航空史に関連する貴重な航空切手は、高額で取引されることがあります。
日本で発行されている航空切手は8種類のみで、すでに発行されていませんので、切手の状態がよければ、高値で取引されます。
沖縄切手
沖縄切手は、第二次世界大戦後に沖縄がアメリカに占領された際に使用されていた切手です。発行期間が短く、発行枚数が限られている点で希少性があり、高値で取引されています。
また、デザインが沖縄ならではの海をデザインしたものになっていることで、人気が高いです。
中国切手
中国切手は、中国で発行される切手です。中国は切手の製造数が非常に多い国であり、多くのバラエティ豊かなデザインの切手が存在します。
中国切手には美しい風景や文化的な要素が描かれていることが多く、コレクターの間で人気があります。特に、中国の新年に発行される「赤猿」の切手は高値で取引されます。40年前の赤猿の切手は、過去に100万円を超える金額で売買された実績もあります。
外国切手
外国切手は、国外で発行される切手で、各国独自のデザインやテーマがあります。 外国切手の中には非常に希少なものや人気のあるシリーズがあり、高額で取引されることがあります。
特に、歴史的な出来事や有名な人物が描かれた外国切手は価値が高いことが多いです。中でもアメリカやイギリスなど歴史ある国の切手は、高く買い取られます。
一方で、買取業者によっては外国切手を買取しないケースもあり、査定のプロでさえも、海外の切手には値段をつけるのが困難と言われています。
軍事切手
軍事切手は、軍が運用管理している郵便に使用されていた切手です。第二次大戦前は、世界各国の軍隊が使用する目的で、軍事切手が発行されていました。戦後の日本では発行中止となったことで、入手が難しくなり希少価値が高くなっています。
主に軍事史や軍事ファンからの需要があり、特に希少な軍事切手は高額で取引されることがあります。
切手を交換・換金するための4つの方法
切手をハガキなどと交換したり、換金したりする方法は4つあります。
- 郵便局でハガキと交換
- オークションやフリマアプリに出品
- 金券ショップで換金
- 切手の買取専門業者に買い取ってもらう
郵便局では換金ができませんが、手数料を支払ってハガキやレターパックなどと交換が可能です。また、未使用の切手はオークションに出品できませんので、注意が必要です。
パターンによって注意点があるため、内容を理解してから進めるようにしましょう。
郵便局でハガキと交換
郵便局では切手の換金はおこなっていません。 手数料を払うとハガキに交換することが可能です。その場合、現金が必要になることがあります。
たとえば、切手を交換する際の手数料は、往復ハガキや郵便書簡は1枚につき10円かかります。レターパックなどの特定封筒については42円が必要です。
注意点としては、切手で交換した場合、おつりは戻ってきません。 換金したいのであれば、オークションの出品や買取業者に相談するとよいでしょう。
オークションやフリマアプリに出品
切手をネットのオークションサイトやフリマアプリなどに出品する方法もありますが、注意が必要です。価値のある切手を正確に評価する知識や経験がない場合、価値を見誤る可能性があります。
本当は価値が高くつく切手でも、市場価格を知らなかったり、売れないという理由で低く価格設定をしてしまったりすると、損してしまいます。また、オークションでは、未使用の切手の販売は禁止されているため、使用済みの切手のみ出品しましょう。
金券ショップで換金
金券ショップでも切手を換金することができます。金券ショップでは、現金化したり商品券化のサービスを提供したりしています。
買取価格は元値の40〜90%で買取されることが多いです。換金の際は身分証明書が必要になるため、持参するようにしましょう。
希少価値の高い切手を持ち込む場合は、金券ショップの買取価格は市場価格よりも低く設定されていることが多いため、市場価格を事前にリサーチしておくとよいでしょう。
切手の買取専門業者に買い取ってもらう
切手の買取専門業者に依頼すれば、高値での買取が期待できるでしょう。
切手の買取専門業者は、豊富な知識と経験を持ち、市場価値を正確に評価することができます。また、買取専門業者は幅広い販売ルートを持っているため、需要の高い切手を高値で取引することが可能となっています。
ただし、複数の業者の査定を比較することも重要です。1社の価格だけでは、安く見積もられても判断がつきにくいため、複数業者の比較をおすすめします。
買取方法は、以下の3つの方法から選択できます。
- 店頭買取
- 出張買取
- 宅配買取
出張買取は、査定員が自宅に訪問し査定してくれるサービスです。出かける時間がないという方には大変便利でしょう。宅配買取は、査定を依頼したい商品を段ボールに詰めて送付し、査定してもらう方法になります。
このように、買取専門業者に依頼する場合は、買取方法が選べる点も魅力のひとつとなっています。
まとめ
当記事では、切手を高く売るコツや、高く売れる切手の種類などをご紹介してきました。
切手を高く売るには、シート状のまま保存していること、専用のフォルダに入れて折り曲がっていないなど、保存状態がいいことが条件です。買取業者に複数相談してみると、より高く売れる可能性があります。
切手の種類で言うと、航空切手や軍事切手のように希少性があり、コレクターのニーズが高いものは高価で買取されます。 高価値の切手をどのように販売するかも重要な点です。
高価値なのに、自身が理解していないと、実際の価値より損して販売することになります。その場合、複数の切手の買取業者に相談してみるとよいでしょう。市場価格について十分な理解があるならば、オークションなど自身で出品するのも方法の一つです。
切手を高く売る知識を持った上で販売すると、希望の価格で売ることができるでしょう。
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