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TATRASのダウンにも偽物はある?偽物の見分け方を身につけておこう!

みなさんはダウンで有名なアパレルブランドTATRAS(タトラス)をご存じでしょうか。

TATRASは比較的最近立ち上げられたブランドですが、日本でも人気急上昇中です。ただ、人気ブランドなだけに偽物が出回っていないか気になるところです。

そこでこの記事では、TATRASの偽物についての情報や、偽物と勘違いされることもある並行輸入品について解説します。TATRASの商品を安心して買いたいという人は、是非この記事を最後まで読んでみてください。

TATRASの商品を買うときに知っておきたい基本情報

最初にTATRASに関する基本的な情報についてまとめて解説します。TATRASの商品を買うなら、是非知っておいてもらいたい内容です。

TATRASとはどんなブランドなのか

TATRASは、2006年に誕生したイタリアはミラノ発のブランドです。初めての旗艦店は、これまたミラノに2010年にオープンしました。日本での最初の店舗は、STRADA ESTのショップインショップとして2014年にオープンしています。

ブランドコンセプトは「in everywhere」、直訳すると「いたるところで」です。BASIC、MILITARY、ELEGANCE、R LINE、ATELIER LINEの全5LINEで商品が展開されています。「機能的」「洗練された」「唯一無二」という3つの普遍的なテーマを生かした造形美を追求しているブランドです。

TATRASは、ポーランド製グースダウンを中綿に使用していることで有名です。その一方で、新素材を採用した画期的な商品も開発・販売しています。

TATRASの偽物について

TATRASは比較的新しいブランドなので、これまでに精巧な偽物が出回っているという噂は聞いていません。そのため、比較的安心して買えるブランドといえます。

しかし、最近ではスーパーコピーと呼ばれる本物と容易には区別できない偽物も他のブランドで出回るようになってきていますから、TATRASの偽物もいずれ登場する可能性はあります。

本物のTATRASの見分け方

いずれ偽物が登場する可能性が高いので、本物のTATRASを見分ける方法を知っておきましょう。

本物を見分ける方法の一つは、ギャランティカードを確認することです。ギャランティカードというのは、その商品の品質を保証するカードのことで、正規品の証明にもなるカードです。

高級ブランドを中心に中古品の買い取りをしている質屋やリサイクルショップでは、ギャランティカードがない商品は買い取ってくれない場合があります。また、直営店や輸入代理店に商品の修理を依頼する場合、ギャランティカードがない商品については、修理を受け付けてくれないこともあります。

TATRASの場合も公式通販サイトの「よくある質問」の中で、修理の際には必ずギャランティカードが必要になることが明記されています。

ギャランティカードがなくても、偽物ではない場合

本物と偽物を見分ける際にカギとなるギャランティカードですが、偽物とはいえない商品であっても、ギャランティカードが付いていない場合があります。それは、並行輸入品です。

並行輸入品とは、業者が海外の店舗などで購入した商品を独自に日本に持ち込んで販売しているものです。

ギャランティカードには購入店の名称や購入した人の氏名、購入日などが記入されるので、海外で購入した商品を日本国内で再販売する並行輸入品にはギャランティカードは付かないのです。

しかし、並行輸入品は、海外で正規に販売されているものであり、偽物というわけではありません。

偽物を販売しているサイトの見分け方

偽物は主にネット上で販売されています。そこで、偽物を販売しているサイトの見分け方を見ておきましょう。

まずは、販売価格をチェックしてください。並行輸入品であっても、安く販売するには限界があります。他のサイトと比較して、極端に安い値段で販売しているサイトは、偽物を扱っている可能性が高いと言えます。

また、偽物を販売しているサイトは、国内の会社ではなく、中国をはじめとする海外の会社が運営しているケースがほとんどです。海外の企業が作成したサイトは、商品説明の日本語に不自然なところがあります。「てにをは」がおかしいといったレベルの間違いを犯しているサイトは、怪しいサイトなので利用しない方がいいでしょう。

「特定商取引法に基づく表記」をチェックすることでも見分けはつきます。通信販売で商品を売る際には、特定商取引法という法律に基づいて、会社名や住所、電話番号などをサイト上に記載する義務があります。この表記がなかったり、表示自体はあっても住所が都道府県までしか記載がなく不十分であったりといったように、法律で要求されている内容を満たしていないサイトは信用できないと思って間違いありあせん。

AmazonのようなECサイトに出店しているショップの場合だと、ショップの評価をチェックすれば、信頼できるショップか否かある程度わかります。商品のレビューではなく、ショップのレビューをチェックしてください。

偽物を買ってしまった場合の返金について

偽物を買ってしまった場合、返金してもらうことは可能なのでしょうか?

もし、精巧な偽物でショップ側も偽物であることに気付かずに販売していた場合は、偽物であることが証明できれば、誠実なショップであれば返金に応じてくれるはずです。

オークションサイトなどで購入した場合も、出品者は本物だと思って出品していることが多いでしょう。すぐに返金に応じてもらえるとは限りませんが、偽物と判断される根拠を示しつつ、落ち着いた態度で交渉しましょう。

しかし、偽物と知った上で販売している悪質なショップであれば、簡単には返金に応じないことが予想できます。

このような場合は、全国の消費生活センターなどに相談してください。「消費生活センターに相談する(相談した)」というだけでも、相手の態度が変わることもあります。

全国の消費生活センターの相談窓口については、以下の国民生活センターのページにまとめられていますので、もしもの時はこちらを参照してください。

参考:全国の消費生活センター等(独立行政法人 国民生活センター)

TATRASの商品サイズについて

ここでは、TATRASの商品を購入する際に注意していただきたい点をご紹介しておきます。

TATRASのサイズは、商品によっても異なりますが、01サイズ~06サイズの6サイズ展開が基本です。01サイズはSサイズ相当、以下02サイズはMサイズ相当、03サイズはLサイズ相当となり、06サイズはXXXLサイズ相当となります。

ただし、TATRASの商品は細身のデザインが特徴なので、少し大きめのサイズを選んだ方が良いでしょう。特に中にニットなどを着る場合は、1~2サイズ大きいもののほうが無難です。

また、公式通販サイトであるTATRAS COCEPT STORE ONLINEでは、無料試着サービスも行っています。「試着無料」の表記がある商品に限りますが、返品・交換時の送料をTATRASが負担してくれます(ただし、会員限定のサービスです)。

そして、TATRAS COCEPT STORE ONLINEには、性別や年齢、身長・体重などのデータを基に、ぴったりのサイズを探してくれる機能も搭載されています。商品ページで「あなたにぴったりのサイズを知る」をクリックすると、この機能が使えますので試してみてください。

TATRASの本物を安く買うには

TATRASも他のアパレルブランド同様、春夏ものと秋冬ものの入れ替えシーズには公式サイトで値引き販売が行われます。オフシーズンのものに限られますが、こういったタイミングを狙えば安く買えます。

セール時期以外で購入するのであれば、並行輸入品を扱っているショップがやはりお買い得です。公式サイトと違って偽物の心配がゼロにはなりませんが、安く買えます。

並行輸入品を買う場合は、偽物を掴まされないためにもショップを吟味することが必要です。

その点、楽天市場に出店しているショップを利用するのは賢い方法です。なぜなら、楽天市場に出店するには出店審査があり、初期登録費用や月額出店料などの費用もかかるので、怪しい業者が入り込みにくいからです。

TATRASのダウンは、なぜ人気があるのか

ここでは、TATRASの商品、中でもダウンがなぜ人気があるのかを解説します。

ダウンの質が良い

まずダウンの質が違います。現在使用されているダウンの中でも最高クラスのポーランド製グースダウンが使用されています。

ちなみに、ダウンというのは、羽軸がないフワフワとした小さな羽毛のことです。ダウンの比率が高いほど、軽く柔らかい製品になります。

TATRASの商品の場合、中綿の90%がダウンです。残りの10%は、グースフェザーが使われています。グースフェザーには羽軸があり、製品に弾力を与え、形状の維持にも役立ちます。

高品質のダウンをたっぷり使っているため、TATRASのアウターは軽くて暖かいのです。

所有していることに満足感がある

TATRASのダウンコートは、子供の送り迎えをするママ世代に人気があります。自転車で移動する際にも温かいからです。また、ブランドタグが見えやすい位置に付いていて「一目でTATRASのダウンだと分かる」というのも人気の一因になっています。

並行輸入品について正しく知る

ここから、並行輸入品について詳しく解説します。一部内容が重複するところもありますが、復習感覚で読んでみてください。

並行輸入品と正規品の違い

並行輸入品というのは、正規の販売店(ブランドの直営店や正規代理店)を通さずに輸入された商品のことをいいます。並行輸入品を販売する業者は、海外の正規販売店以外のショップで商品を購入して、それを国内に輸入して販売しています。

並行輸入品は、日本に入ってくるルートが違うだけで海外で正規に流通しているものなので偽物ではありません。

並行輸入品を購入するメリット

並行輸入品は、なんと言っても「正規品よりも安い」のがメリットです。また、国内では流通していないカラーの商品が買えるのも並行輸入品ならではです。

並行輸入品を買うデメリット

並行輸入品を購入した場合、直営店や正規代理店で買った場合なら提供されるサービスが受けられない可能性があります。TATRASの商品の修理は正規店で発行されるギャランティカードがなければ受け付けてもらえないからです。

なお、並行輸入品を扱っているショップの中には、独自にアフターサービスを行っているところもあります。修理や保証の点が気になる人は、この手のサービスを提供しているお店を選ぶと良いでしょう。

偽物が売られている可能性も

繰り返しになりますが、並行輸入品は偽物ではありません。

しかし、並行輸入品と称して売られている商品の中には、海外でも正規に流通していない商品(偽物)が含まれている可能性があります。

直営店や正規代理店の商品の場合は、偽物が入り込む可能性はゼロですから、並行輸入品の方が偽物である危険性は高いことになります。

そのため、並行輸入品を購入する際は、信頼できるショップから購入することが大事です。

並行輸入品を扱うビジネスをする場合の注意点 その1

ここからは、並行輸入品を扱うビジネスをする人に向けて、いくつか注意点をご紹介します。例えば、リサイクルショップなどを経営していて、並行輸入品の買い取りを行うような場合です。

まず並行輸入品には、ギャランティカードがついてない場合が多いことに注意しましょう。ブランドによって対応が変わりますが、ギャランティカードがない商品については、修理対応などが行われない場合があります。買い取った商品を販売する際に、この点をしっかりお客様に説明しておかないとトラブルの元になります。

また、並行輸入品の取り扱い説明書は、日本語に対応していない場合が多くなります。この点も販売の際に説明し忘れないよう注意しましょう。

並行輸入品を扱うビジネスをする場合の注意点 その2

並行輸入品を扱うビジネスをするなら、偽物を見分けられる技術を身につけることが極めて大事です。

並行輸入品にはギャランティカードが付いていない場合がほとんどです。また、ギャランティカードを偽造する手口もあります。したがって、ギャランティカードに頼って真贋を見極めることは基本的に不可能です。

怪しい商品は扱わないというのも一つの方法ですが、並行輸入品の買い取りや販売を行いたいのであれば、偽物と本物を見極めるための技術を身につける必要があることは覚えておいてください。

並行輸入品を扱うビジネスをする場合の注意点 その3

並行輸入する際は、商標権の侵害に気をつけなくてはいけません。商標権というのは、ブランドのマークやロゴなどを独占的に使用することができる権利のことです。

並行輸入品の場合、適法性の要件、同一人性の要件、品質管理性の要件の3つを満たしていれば合法な輸入となります。

具体的には、商品に付されている商標が海外で適法に付されたものであること、外国の商標権者と日本の商標権者が同一人あるいは同一視できる関係であること、商品の品質が日本の商標権者が扱う商品と実質的に差異がないことです。

この3つの要件を満たしていないと、並行輸入品の販売が商標権違反となる可能性が生じます。

3つの要件など、並行輸入について詳しく知りたい方は、以下の「一般社団法人 日本流通自主管理協会」のページを参照してください。

参考:並行輸入のい・ろ・は(一般社団法人 日本流通自主管理協会)

TATRASの商品は信頼できるお店で買おう!

TATRASのブランドや商品だけでなく、その偽物や並行輸入品についても解説してきました。

TATRASに関しては深刻な偽物被害はまだ報告されていないため、比較的安心して買えるブランドです。しかし、怪しいサイトで購入するのはおすすめできません。

本物を買うには、信頼できるショップで買うことです。その点、直営店や公式サイトで買うのが最も確実です。

並行輸入品を買う場合は、信頼できるショップかどうか、しっかり見極めるようにしてください。