ネットビジネスの普及によって、今では本業や主婦業の傍らにせどりビジネスなどの副業をする方も増えてきました。
今、せどりビジネスの中でも特に熱いと言われているのが「中国輸入」です。中国輸入せどりとは、中国の通販サイトから商品を仕入れ日本国内で転売するビジネスのことです。
なぜ、輸入せどりの中でも特に「中国輸入」が注目されているのでしょうか?
今回は、中国輸入の魅力と初心者でもチャレンジできる中国輸入せどりの方法をお話ししていきます。
Contents
中国輸入せどりの進め方
中国輸入せどりでは、中国の通販サイトである「タオバオ」や「アリババ」を用いて商品の仕入れをします。
仕入の手順は国内のせどりビジネスとほとんど変わりません。まずは商品のリサーチをし、中国輸入の代行業者へ仕入れを依頼、そして送られてきた商品を日本のAmazonやヤフオク、メルカリなどで販売していきます。
初めに、中国輸入での「リサーチ」方法を確認していきましょう。
中国輸入せどりの商品リサーチ
売れる商品を見つけるには、しっかりとリサーチを行うのが鉄則です。
Amazon(アマゾン)で「ノーブランド」品を探そう
参考:Amazon
まずは、Amazonのカテゴリー検索で「ノーブランド」の商品を探します。そのノーブランド品の中から、中国製の商品で、かつ、売れそうな商品を選んでいきます。
なぜ「ノーブランド」の方が良いのか?一見ブランド品の方が人気も高く売れやすそうに思いますよね。ですが、ブランド品の輸入は非常に大きなリスクを伴います。なぜなら、確実に本物を入荷できるという保証がないからです。万が一偽物だった場合は、販売すること自体が犯罪になってしまいますし、本物だったとしても正規ルートでの輸入でない以上、保証が効かないなどのデメリットが発生します。
中国輸入せどりで利益が出る商品かを調べよう
狙った商品が、きちんと利益が出るものかを確認しましょう。商品価格や送料、出品する際の手数料などもすべて加えた経費を算出し、販売価格と比べて利率を計算します。難しいと感じた時は、「FBA料金シミュレーター」などのツールに頼るのもよいでしょう。
中国輸入せどり商品の仕入れ方
商品のリサーチが済んだら、実際に仕入れていきます。商品の仕入れには、「タオバオ」か「アリババ」を使います。どちらも、中国最大手のネットショップです。
タオバオは個人でも出品することができるため、扱われる商品の種類や数が豊富です。一方、アリババは商品をロットで購入する必要があるので、個人ではなく卸売業者が多く利用しています。
せどりビジネスとしてはアリババを使用するのがお勧めですが、タオバオの方が気軽に利用でき、かつ簡単なので、慣れないうちはタオバオで練習し、後からアリババにシフトしていくのもいいでしょう。価格はアリババの方が若干低めですが、同じ商品でも出品している業者によって質が異なることもあるため注意しましょう。
商品の質を重視するのであれば、アリババの系列サイトである天猫(ティエンマオ)もお勧めです。
参考:タオバオ
参考:アリババ
参考:天猫(ティエンマオ)
通販サイトで目当ての商品が見つかったら、中国輸入の仕入れ代行業者に仕入れを依頼しましょう。中国系ECサイトには海外発送に対応していない業者も多いので、基本的には代行業者を介して自分のもとまで商品を送ってもらう必要があります。
輸入せどりの普及に伴い、多くの代行業者がサービスを提供していますが、問い合わせに対する対応の早さと丁寧さ、サポートの有無や手数料などで選ぶとよいでしょう。
せどりビジネスは、仕入れた商品を売って初めて利益が出ます。リサーチから仕入れにかかる時間をいかに短縮するかも、せどりビジネスで成功する上で大きなポイントです。
中国輸入せどりで仕入れた商品の出品方法
仕入ができたら、Amazonで販売していきましょう。まずは、アカウントを作成し出品者情報を登録します。
Amazonには出品形態というものを選択する必要があります。「大口出品」と「小口出品」という二つの形態があり、大口はビジネス向け、小口はお小遣い稼ぎ程度か不用品売買用とイメージしておくとよいでしょう。
もちろん輸入せどりビジネスでは「大口出品」をお勧めします。月額制の有料サービスですが、その分メリットもたくさんあります。
中国輸入でせどりするならアリババがオススメ
上でも少しご紹介した、中国の通販サイト「タオバオ」と「アリババ」についてもっと詳しくお話ししていきます。
中国通販サイトには、もちろん「タオバオ」や「アリババ」以外にも「アリエクスプレス」など様々なサイトがあります。では、その中でもなぜ「アリババ」がおすすめなのでしょうか?
まず、アリエクスプレスなどは単なる小売りのショップです。クレジットカードも使えて、一個から買い物ができます。タオバオも一個からの買い物ができるショップですが、中国語でのやり取りが必要なうえ、小売りなので商品価格はお高めです。商品価格が高い以上、せどりビジネスの仕入れには向きません。
一方、アリババは扱うロットが大きく、工場やメーカー御用達のサイトです。商品自体の値段が安いですし、意外と中国以外の海外からの出品者もいます。よって、多く仕入れる必要があるせどりビジネスには適していますし、価格が安い分利益が出やすいというメリットもあります。
ですが、逆に、玄人向けなのでサイトの使い勝手や品ぞろえが悪いというデメリットも存在します。使い勝手はともかく、品ぞろえが悪いのは仕入れ用のサイトとしては致命的な気がしますよね。
ここで覚えておいてほしいのが、「アリババはふたつある」ということです。
実は上記のお話は、一般的な知名度の高い「海外向けアリババ」のことです。もう一つ「中国国内向けのアリババ」も存在し、こちらの方が仕入れに向いているのです。中国国内向けのアリババは中国人ユーザーがメインで使うサイトであるため、海外アリババよりも安く、品揃えもよく、ロットも小さいといいことづくめです。
参考:海外向けアリババ
参考:中国国内向けアリババ
もちろん、使用言語は中国語ですので、商品の注文には中国の代行業者を利用しましょう。手数料はかかりますが、それでも安いことに変わりはないのですから驚きです。
代行業者に頼めば中国語も問題なし!
「代行業者を利用するのはハードルが高い…」と感じる方もいらっしゃると思いますので、もう少し代行業者についてお話していきます。
まず、何よりも不安に思うのは言語の問題だと思いますが、その点は安心してください。買い付けを代行してくれる業者は日本語ができますので、ひらがなでもカタカナでも漢字でも大丈夫です。
実際に仕入れの代行を頼む場合は、アリババで探した商品のページURLと、購入して送ってほしい商品の個数を伝えるだけです。これだけでいいので、ものの数分あれば依頼は完了します。
実際にアリババのページを見てみましょう。目当ての商品の上にマウスのカーソルを持っていくと、購入する数によって変わる商品単価が表示されます。
より多く買えば買うほど単価は安くなっていきます。この金額を参考に、いくつ仕入れるのかを決めましょう。
数を決めたら、まずは代行業者に商品ページのURLを送ります。そうすると、見積もりか請求書が送られてきますので、内容に問題がなければ所定の口座にお金を送金しましょう。送金先は、中国か日本の口座、またはPayPalでのクレジット払いもあります。先払い制なので、送金が確認されないと動いてくれません。慣れてきて、馴染みの業者ができた後は、先にまとまったお金を支払っておくこともできるようですが、持ち逃げに遭った話なども聞きますので注意しましょう。
日本と同じ道徳心や常識を求めるのは、国や環境が違う以上難しい場合もあります。そのことも念頭に置きながら代行業者を選びましょう。安さだけで選んでしまうと痛い目を見る可能性があります。
日本国内にいながら仕入れができる!
このように、中国の通販サイトや代行業者の力を借りることで、日本国内にいながら中国の商品を仕入れることが可能となります。「中国輸入」や「海外仕入れ」と聞くと、現地に赴いて商品の選定や仕入れを行わなければならないと思う方がいますが、それでは膨大な時間とお金がかかってしまいます。
中国輸入せどりを始める際には、国内からの仕入れで十分です。軌道に乗ってきて、投資できる資金が増えてから現地での仕入れは考えましょう。
「通販で十分なのに、なぜ現地に行く必要があるの?」と思う方もいるでしょう。何故かというと、現地に赴いて直接買い付けたほうが安く仕入れられるし、品質の良いものを自分の目で探すことができるからです。通販に進出してない店舗も多くあり、そういうところほど良質な品を安く卸してくれることがあります。
もちろん、展示会などに赴くのもお勧めです。最新の商品をいちはやく見ることができるし、人気の商品はネットで紹介されないこともままあります。自分の見る目を養うこともできますので、ショップを大きくしていくためには現地に赴いてみるのもよい経験になるでしょう。
代行業者の選び方
中国輸入せどりを成功させるには、信頼のできる代行業者(サプライヤー)を選ぶことが肝要です。
注意していてほしいのは、「日本人だから信用できる」とは限らないということです。代行業者には、日本の業者も中国の業者もあります。コミュニケーションの取りやすさはもちろん日本の業者が勝りますが、対応の良さに国の違いはありません。日本の業者でも対応が悪いところもあれば、中国の業者でもすごくまじめな対応をしてくれるところもあるでしょう。
それぞれのメリットをあげてみると、まず日本の業者はコミュニケーションで困ることはない、という点があります。一方、中国の業者は現地人ならではの情報や横のつながりに期待ができます。
また、中国の業者であれば、日本の業者では知りえない仕入れ先工場の評判を教えてくれた、不良品の返品交渉を代わりにしてくれた、評判の良い工場や商品を教えてくれた、など、現地の業者ならではの良さを感じることもできるでしょう。
このことからもわかるように、日本の会社も中国の会社も良い所と悪い所があります。国籍にこだわらず、誠実な対応をしてくれるのか、信頼のおける業者であるかをしっかりと見極めましょう。もちろん、手数料の安い業者は探せばたくさんありますが、そういった業者に上記のような対応を期待するのは難しいので、必要となるコストと対応の質を取捨選択していく必要があります。
代行業者の中には、日本の業者でありながら中国輸入に精通している代行業者があります。その中の一つは、イーウーパスポートです。
イーウーパスポートでは、前述している日本の代行業者ならではのコミュニケーション面での強みを持ちつつ、中国輸入に特化した代行業者である為、中国の情報にも非常に強い会社となっています。
中国輸入せどりで狙うべき商材は?
これから中国輸入を始めようと思っている方にとって一番心配なのは、「どんな商材を扱えば売れるのだろう?」という点でしょう。もしくは、中国輸入を始めたけれどなかなか売れ行きがうまくいかないと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
中国輸入ビジネスが人気となり、参入者があふれている今、「出遅れたかも」と思うことがあるかもしれません。ですが、そんなことは決してありません。
今、中国輸入で儲かっている人は、きちんとした知識と経験を身に着け、正しい方法でビジネスを行っている人です。経験の差が出ますので、古参の人の方が成功者は多いでしょう。しかし、新たな参入者が絶対に儲からない、なんてことはないのです。
これから参入する人も、参入したてで悩んでいる人も、今は商品を見つける力がないだけです。今から知識を付け、儲かる商品を探し出すことは十分可能です。
それでは、実際にどのような商品が売れているのか実例を見ていきましょう。
アパレル、ファッション系商材
中国輸入で、人気が高いうえに利益率が高いのがアパレルやファッション系の商材です。商品一個当たりの質量が小さく、軽いものが多いので輸入の送料を安く抑えられるのもメリットですね。
洋服もそうですが、靴も売れ行きが良くお勧めです。
ナイキのスニーカーを中国の通販サイトで見てみると…
1個当たりの仕入れ値が約6,000円ほどです。サイズの小ささを活かして大量購入し、大量に販売すれば大きな戦力になるわけです。
他にも、季節ごとのイベントに便乗するのもいいですね。クリスマスやハロウィンのコスプレ衣装はデザインと種類が求められるので、その需要を満たすことができる中国商品は人気です。
このように戦略を考え、季節感なども取り入れていくと売れる商品も見つけやすいでしょう。
生活雑貨系の商材
生活する上で不可欠な「生活雑貨」も、購入されやすく回転率の高いジャンルです。「生活に必要なもの」なので、娯楽用品に比べてお金を落としてもらいやすいイメージがありますよね。
高品質なものでなくとも、デザインがかわいかったり、見た目に面白かったりすれば一定の需要が得られるのもいい所です。
例えば、デザインの面白い時計も、バラエティグッズとして人気があります。
スマートフォンなどの電子機器
世界中で流通していて、一人一台が当たり前になってきたスマートフォンなどは魅力的な商材の一つです。
人気の高さゆえに扱うライバルも多いですが、商品の需要が常に存在し廃れる恐れもなく、長期的な利益が狙えるメリットはやはり大きいです。
では実際の商品を見てみましょう。
同じような商品を中国のサイトで見てみると…
仕入れ値は約7,600円とかなり安いことがわかります。この価格差を利用して、新型のスマートフォンが発売された際、いち早く中国から輸入し国内で販売するだけでも大きな利益が望めます。
スマートフォンやタブレットなどの機器や関連商品は、半永久的な売れ筋商品と言えますのでぜひ仕入れを検討してみてください。
カー用品、バイク用品
車やバイク関連の商品も、人気のある商材の一つです。必需品でありながら趣味嗜好品としての価値もあり、需要の途切れないジャンルといえるでしょう。
さらには、タクシー会社などの車を使用する法人からの需要も高く、大口の取引も期待できます。
商品の一例をあげると、スマホをナビとして使うためのスタンドや接続ケーブルなどがあります。タクシーに乗ったときに使っているのを見たことのある人も多いのではないでしょうか。
こういったものは、ブランドにこだわらず、ちゃんと使えれば問題ないという人も多いので、中国輸入の商品でも十分売ることができます。
こちらも、中国での仕入れ値の方が圧倒的に安く、安定した利益が期待できることがわかります。
注意する点があるとすれば、扱う以上それなりの知識が要求されることでしょう。
流行りのDIY道具
趣味として楽しむ人の多いDIY器具も人気です。こちらも、「使えればいいので安いので十分」という人が多いので中国輸入の製品でも十分需要があります。
商品の1例としては、工具セットがあります。
この商品を中国のサイトで見てみましょう。
いかかでしょうか。1個当たりの単価が約3,000円からと安くなっており、半分以下で仕入れができてしまいます。
ちなみに、中国製品を探していると、中国製ではなく台湾製が見つかることがあります。その際は、積極的に仕入れてしまいましょう。実は、台湾製の方が質が高いことが多いです。
DIY器具は耐久性が大事ですので、できるだけ質が良いものを仕入れるとよいでしょう。「壊れやすい」というレビューがついてしまうと、売れ行きに打撃ですからね。
サイクリング用品
最近は、ロードバイクなどの自転車を趣味にする人も増えましたね。通勤用など実用的に使う人の姿もよく見ます。サイクリング用品も、いいものはすごく値が張るジャンルです。そのため安くて種類豊富な中国輸入品の人気が高いジャンルです。
自転車カバーなどの関連商品も、中国輸入では高回転で売れる商品です。サイクリング用品の需要が高まっても、「自転車用品専門店」などはまだ少なく、実店舗よりもネット上で購入する人が多いですね。
需要は高いサイクリング用品ですが、デメリットを上げるとすればライバルの多さと商品単価が低めなことです。
商品単価が低いとは言っても、中国のサイトではさらに安く仕入れることができます。ですので、全く利益の出ない値段ではありません。自転車のカバーなどは原価の安い商品なので、交渉次第ではさらに安く仕入れることも可能でしょう。
実は、中国のメーカーや工場などの販売元と値段交渉をするのは、中国輸入せどりでも会得しておいたほうが良いスキルです。ほとんどの人が当たり前に行っていることなので、希望の条件がある場合は臆さずに提案してみましょう。もちろん、自分の希望を一方的に押し付けるのはNGです。お互い気持ちよく取引できる関係を目指しましょう。
他にも、中国輸入のポイントの一つとして、「精品」というキーワードは見逃さないようにしましょう。日本語にはない言葉ですが、精品の意味は「良質な商品」ということです。後々販売するためには、できる限り状態のいい商品を仕入れるようにしましょう。
防犯、防災グッズ
監視カメラやダミーカメラ、避難用品などの防犯防災グッズも、売れ筋商品です。さらに、個人からの需要ではなく法人需要が多いため、一気に大量購入してくれるケースがよくあります。
会社としては、防犯・防災に備えておきたいけれど、普段から使用するものでないため、あまり資金はかけられない。そう考えるのはどこの会社も同じです。
このジャンルも、季節感や時事をしっかりとチェックし適宜品ぞろえを変えていくことで成功につながります。例えば、通り魔事件や刃物を持った犯人が公共機関に押し入ったニュースなどが流れると、「さすまた」や「防刃ベスト」などが売れやすくなります。
一家庭には置かないような、特殊な防犯グッズは商品単価も高いですね。同じ商品を中国のサイトで探してみましょう。
なんと、こんなマイナーな商品でも仕入れ値が格段に安いものが存在します。
こういった、消耗品ではない特殊な商品は、回転率は悪いですがその分一つ売れた際の利率が非常にいいです。ポツリポツリと売れるだけでも利益が出ますので、安くで高回転な商品と一緒に仕入れておきましょう。
サバゲー用品
サバイバルゲームに用いる武器やグッズも、ネット上での需要が高いジャンルです。サバゲーとは、BB弾というプラスチック製の弾を実際に撃ち合って戦う遊びですね。
銃や衣装の種類も豊富で、こだわる方は非常にこだわるジャンルですが、一般的に広がっている遊びではないため専門ショップの数は多くありません。そのため、ネット上で買い物をする人が多いです。
遊びに必要なアイテムとしては、銃はもちろんですが防弾ベストやゴーグルなども必需品です。BB弾とは言え、勢いは強いのであたると痛いですからね。ミリタリー好きな人も多く、デザインが凝ったかっこいい衣装も人気があります。単価が高いものも多いので、利益も上がりやすいでしょう。
Amazonでは6,000円ほどで売られています。
一方、中国のサイトでの仕入れ値は約1,800円ほどです。
注意点としては、大型の銃や重い装備などは、送料は高くなりがちです。きちんと計算してから仕入れましょう。
なぜ中国輸入せどりなのか?物販のメリットを解説
なぜ、海外輸入せどりの中でも特に「中国輸入せどり」が注目されているのでしょう。その答えは、中国という国の特徴にあります。
広大な土地を持つ中国ですから、そこにある工場の数も膨大です。先進国向けの商品を安い人件費で大量生産できる強みがあります。商品の価格も安く、「安く仕入れて高く売る」せどりビジネスにはピッタリな仕入れ先といえるでしょう。
例えば、スマホの液晶保護シートは中国のネットショップでは200円かからずに購入できます。
さらに、アリババなどの卸売りサイトだともっと安くで仕入れることも可能です。日本との価格差が非常に大きいことがわかりますよね。
中国経済は成長してきており、物価が上がってきたという印象を持つ方もいるかもしれません。ですが、中国は広大で国民の貧富の差も埋まりづらい状況にあります。物価の安い地域などはまだまだあり、安い商品を生産し続けてくれる工場も無くならないでしょう。中国は、まだまだ狙い目のせどり市場だと言えます。
OEM商品でさらなる利益が狙える
参入人口の多い中国輸入ビジネスでは、他社との差別化を図り、並みいるライバルを抑えて売り上げを伸ばしていく必要があります。他社との差別化を図るには、オリジナルの商品を作るのが最もいい手段でしょう。
この、自分のオリジナル商品を開発・生産し独自で販売する商法を「OEM」といいます。
オリジナルの商品かつ独占販売であることは、「価格競争が起こらない」という大きなメリットをもたらします。価格競争が起こると、必然的に商品の価格を下げねばならず、利益がどんどん少なくなってしまいます。国内せどりの場合だと起こりがちな価格競争ですが、中国輸入かつOEM商品であればその心配もありません。
中国の物価の安さを活かし、格安でOEM商品を生産・販売すれば、それだけで他の輸入転売が必要ないほどの利益が出るケースもあります。
正しい手法さえ押さえれば、安定して稼ぐことができる
先ほども述べましたが、中国輸入ビジネスに参入するのに遅すぎるいうことはありません。
参入者が増えるほど、中国輸入ビジネスの市場は商品の種類や数が増え続け、それを目当てに顧客も増え続けます。あとから参入しても、稼ぎやすいのも中国輸入の魅力です。
市場が飽和しないとわかった以上、先人者のやり方をいくらでも学ぶことのできる今こそ、中国せどりビジネスへの参入チャンスと言えるのではないでしょうか。
先人者から成功の秘訣を学ぶのにオススメなのはメール講座です。このメール講座では「中国輸入ビジネスで稼ぐ方法をすべてマスターできる講座」が、無料で受講することができます。
とても身になる情報が無料で学べるだけではなく無条件でいつでも解約もできるため、とても安全で初心者に優しい講座となっています。
アリババせどりの注意点を確認
それでは最後に、いよいよ中国輸入への参入を決意された方に向けて、実際にアリババを使って輸入する際の注意点とポイントをお話ししておきましょう。
大前提として、日本と中国では文化が違います。商売に対する意識の違いがあることは覚えておく必要があります。そして、何事も言葉にしなければ伝わらないので、取引をする際に疑問に思ったことや相手に対する要望などは、飲み込まずにしっかりと伝えることが必要です。
送料で儲けを取ろうとするケースがある
日本人の意識では、商品に見合った代金以上の値段を吹っ掛けたり、商品の質に関係がない送料や手数料を多くとって儲けようとしたりするのは、なんとなくズルいような感じがします。
ですが、中国ではこれは当たり前に行われることです。良心的な業者ももちろんいますが、上記のようなことをする業者は別にズルくも悪くもありません。賢く稼いでいる、それだけです。
商品代金が高いと売れにくくなりますので、商品代金ではなく送料を高く見積もってくるケースが多いです。そして、こちらが指摘しない以上、勝手に良心価格に下げてくれるなんてことはありません。
価格交渉には応えてくれる
先ほどもお話ししたとおり、「初めは高い値段を提示する」というのは中国のビジネスでは当たり前のことです。観光客相手に商売をしてきた歴史を考えると当然のこととも言えます。
基本的に一度の取引でお別れする相手からは、一回の商売でいかに儲けを出すかが重要になってきます。なので、初見の客には値段を吹っ掛ける、それに対する価格交渉に対応していく、というのは一種のお決まりのパターンのようなものなのでしょう。
そのため、中国の業者は思ったよりも快く価格交渉に応じてくれます。値段の提案をしただけで嫌な顔をされたり怒ったりということはないでしょう。それが、一見様ではなく今後も取引が続きそうな相手ともなるとなおさらです。
安定して仕事をくれる取引先は大事にしたいと思うのはどの国でも同じです。お付き合いを続けるうちに、価格を下げてくれることもあるかもしれません。
交渉は「ハッキリとわかりやすく」で大丈夫
実際、価格交渉をしたいと思っても困ることがあるかもしれません。相手に気を使って「どう伝えたら不快に思わないだろうか」「怒らせやしないだろうか」と悩む人もいるでしょう。
価格交渉は考えているよりずっとシンプルで、ただ一言「送料が高すぎる」と伝えれば大丈夫です。商売に必要な交渉なので、つたない英語でも理解してもらえるでしょう。
かなり高額な送料を提示され、驚いて交渉したところ実は商品代金も合計した額だった、というようなケースも聞きます。誤解であれ、ただの吹っ掛けであれ、意にそぐわない取引は納得できるよう交渉したほうが双方にとってもいい結果につながるはずです。
もちろん、一方的な要望ばかりを押し付けてはいけません。例えば、サンプルを一つ送ってもらうだけの取引の場合、先方は手間のわりに儲けが出ないこともあるはずです。そんな時にしつこく送料や値段交渉をされては、以後お付き合いする気も失せてしまいますよね。手間賃として考え、少し高めな送料の請求も飲んでおくことも時には必要になるでしょう。
取引に慣れてきたら、ただ「送料が高い」と訴えるだけでなく「適正価格はこれくらいだと思うんだけど?」とこちらから提案するとよいでしょう。きちんと相場がわかっていることを相手にアピールすることは、取引相手としての信頼を得ることにもつながります。
たとえ国籍が違っても、いいパートナーに巡り合えることは商売上大きなメリットとなります。交渉を通じて相手の人柄や商売観に触れつつ、本当に信頼できる業者を探していきましょう。
中国輸入せどりが熱い!
今回は、中国輸入せどりの魅力と仕入れにおすすめなサイトについてお話ししてきました。
注目が集まり、参入者が多い現状でもまだまだ勝負できる市場であることがわかっていただけたかと思います。
大事なのは、先人者のノウハウを学び確実に稼げる手法を辿っていくことです。Amazonで商品をリサーチし、アリババで仕入れ、業者を見極め、価格交渉もしっかりできる、そうなれば中国輸入はあなたの生活を支える立派なビジネスになるでしょう。もちろん、OEMでさらなる飛躍を目指すことも可能です。
ぜひ、今回のお話を参考に中国輸入に飛び込んでみてください。