メルカリの本人確認を無視するとどうなる?本人確認のメリット・デメリット、留意点などを解説

メルカリでは、本人確認を強く促されます。結論から言うと本人確認をしなくてもシステムを利用することは可能です。

では、本人確認のメリットはどのような点にあるのでしょうか。あるいは本人確認をしないとどうなるのかも気になるポイントでしょう。

そこで今回は、メルカリの本人確認についてわかりやすくまとめました。そもそもなぜ本人確認が必要なのかといった疑問や、メリットとデメリット、留意点についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

目次

本人確認の必要性とその方法

本人確認は、「アプリでかんたん本人確認」によって行います。強制ではなく、あくまで本人の意思に任せる形です。

本人確認は、なりすましや詐欺を防ぐことが主な目的です。メルカリは、アカウントさえ作ればだれでも利用できます。極端な話ですが、盗品やコピー品を販売してもバレない可能性もあるでしょう。

しかし本人確認を促すことで、「それなら不正がバレると面倒だから出品はやめておこう」というケースも出てきます。すると被害に遭うユーザーが減るため、安心感が増してサービス自体の民度も高まります。

本人確認に利用できる書類は、以下の通りとなっています。

  • マイナンバーカード
  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • パスポート
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

「アプリでかんたん本人確認」の方法

本人確認には、以下の2つの方法があります。

  • マイナンバーカードを利用する(日本国籍のユーザーのみ)
  • 自撮りで行う

いずれも利用できる端末はスマートフォンのみになります。タブレットやパソコンは使えないので注意してください。ここからは、各方法について詳しく解説していきます。

マイナンバーを利用する方法

まず、「マイページ」の「設定」欄にある「個人情報設定」から、「本人情報」→「本人確認」と進みます。

すると、「アプリでかんたん本人確認」の画面に変遷しますので、「同意して撮影を開始する」をタップしてください。

国籍を選びます。国籍によって利用できる本人確認書類が異なるため、ここでは「日本 Japan」を選択しましょう。国籍の選択が完了したら、「本人確認書類の選択に進む」をタップしてください。

本人確認書類の選択画面に移りますので、「スピード本人確認」の「マイナンバーカード」を選びます。

「パスワードを準備して次へ」をタップしてください。

マイナンバーカード読取りの画面に変遷するので、「はじめる」をタップし、「署名用電子証明パスワード入力」の欄に、マイナンバーカード発行時に登録された英数字6~16桁の署名用電子証明書のパスワードを入力してください。

スマートフォンをマイナンバーカードにかざし、本人情報入力画面で求められる情報を入力します。最後に4桁のパスコードを設定したら、マイナンバーカードでの本人確認は完了です。

自撮りで行う方法

まず、「マイページ」の「設定」欄にある「個人情報設定」から、「本人情報」→「本人確認」と進みます。

すると、「アプリでかんたん本人確認」の画面に変遷しますので、「同意して撮影を開始する」をタップしてください。

国籍を選びます。国籍によって利用できる本人確認書類が異なるため、ここでは「日本 Japan」を選択しましょう。国籍の選択が完了したら、「本人確認書類の選択に進む」をタップしてください。

本人確認書類の選択画面に移りますので、「自撮りで本人確認」の「運転免許証/運転経歴証明書」「マイナンバーカード」「日本国パスポート」の中から任意の本人確認書類を選びます。

任意の本人確認書類が用意できたら、「同意して撮影を開始する」をタップしてください。

選択した本人確認書類をスマートフォンで撮影します。撮るのは、「表」「裏」「厚み」の3つです。

自分の顔を自撮りし、本人情報入力画面で求められる情報を入力します。最後に4桁のパスコードを設定したら、マイナンバーカードでの本人確認は完了です。

本人確認のメリット

本人確認と聞くと面倒に感じる方も多いかもしれません。ですが、本人確認を行うことで得られるメリットは数多く存在します。

そこで、この項目では本人確認を行うメリットをご紹介していきます。

ユーザーから信頼される

本人確認を済ませると、「本人確認済」というバッジが与えられ、画面上に表示されます。

メルカリの月間アクティブユーザーは、2,000万人を超えています。近年では、本人確認をメルカリが強く推奨していることもあり、「かんたん本人確認」は、ユーザーの中でもスタンダードになりつつあります。

とくに初心者で不慣れな場合や、過去に騙されたり、トラブルにあったりした経験のあるユーザーの多くは、本人確認バッジがあるかをしっかりとチェックしてくるでしょう。

バッジがないということは、「何かやましいことがあるのかも」「ユーザーやメルカリに対するリスペクトがない」「自分の利益しか考えていない」といった理由で警戒される可能性が十分にあります。

本人確認をするユーザーが確実に増えつつある中で、それをしていないとなると、浮いた存在として違和感を抱かれかねないのです。

そのため、本人確認は、取引を行う上で会ったことも話したこともない自分を信頼してもらうための重要ツールと言えるでしょう。

売上金の有効期限がなくなる

実は、メルカリでの売上金は、180日以内に振込申請をしなければ失効する決まりになっています。本人確認を行うことによって、この有効期限がなくなります

振込申請用の銀行口座を登録している場合は、この有効期限を過ぎたからといって売上金がすべて没収されるということはありません。その口座に自動振り込みされるので心配ないでしょう。

しかし、銀行口座を未登録の場合は、失効となって事務局に連絡するなどの手続きが必要となるので面倒です。

売上金をメルペイ残高にできる

本人確認を済ますと、売上金をメルペイ残高にすることが可能で、そのまま買い物などに利用することができます。

メルペイ残高は、メルカリサービスを自由に利用できる独自の決済サービスです。現金を使わずとも、メルカリだけでなく、数万点におよぶ加盟店やネットショップでショッピングや飲食が楽しめまるので大変便利です。

ポイントを買う必要がなくなる

メルカリの売上金は、そのままでは現金化して使うしかありません。それには、その都度申請が必要であるうえ、手数料もかかります。ポイントにしてメルカリサービスを利用したい場合は、売上金でポイントを購入しなければなりません。

その点、本人確認をすると売上金がメルペイ残高に自動的にチャージされるので、わざわざポイントを購入する手間を省くことができます。

手数料が要らなくなる

繰り返しますが、本人確認をしないと売上金は、現金として銀行から引き出して使用するしかありません。そのたびにATMに行くのはとても面倒でしょう。

しかも毎回振込申請をしなければならず、200円の手数料がいるうえ、手元に引き出すには時間がかかるため、自分の都合に合わせて現金を入手できないのも難点です。

その点、本人確認をすると手数料や引き出すためにATMを訪れる必要がなくなるのでとても便利でしょう。振り込みにかかる時間は以下の通りです。

0時00分〜8時59分に振込申請をした場合

・ゆうちょ銀行以外の場合

申請日振込日
月曜日火曜日
火曜日水曜日
水曜日木曜日
木曜日金曜日
金曜日月曜日
土曜日火曜日
日曜日火曜日

・ゆうちょ銀行の場合

申請日振込日
月曜日木曜日
火曜日金曜日
水曜日月曜日
木曜日火曜日
金曜日水曜日
土曜日木曜日
日曜日木曜日

9時00分〜23時59分に申請した場合

・ゆうちょ銀行以外の場合

申請日振込日
月曜日水曜日
火曜日木曜日
水曜日金曜日
木曜日月曜日
金曜日火曜日
土曜日火曜日
日曜日火曜日

・ゆうちょ銀行の場合

申請日振込日
月曜日金曜日
火曜日月曜日
水曜日火曜日
木曜日水曜日
金曜日木曜日
土曜日木曜日
日曜日木曜日
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「お支払い用口座」が登録可能

メルペイ残高に現金が足りない場合は、チャージして使うことになります。ただしその場合は、「お支払い用口座」を登録しなければなりません。

本人確認をしなければ、メルペイが使えず、支払い用口座も登録できないので、本人確認をしておく方が便利です。

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本人確認のデメリット

続いては、本人確認を行うデメリットをご紹介します。

個人情報が漏洩するリスクがある

本人確認の最大とも言えるデメリットは、個人情報の漏洩でしょう。これは、オンラインサービスを利用するうえでは、避けて通れないリスクとも言えます。

たしかにメルカリでは、過去に不正アクセスによる個人情報漏洩事件が発生しています。ただ、今や押しも押されもせぬ世界最大のフリマアプリのメルカリですから、セキュリティレベルはかなり高度で最先端のものを導入していると考えられます。

ですので、情報漏洩リスクはあるものの、それをもってサービスそのものを悪とするのは、必ずしも適切ではないでしょう。

未成年の場合は保護者の許可が必要

未成年の場合は、保護者の同意がなければ本人確認ができません

もし反対された場合は、成人するまで本人確認はできないため、未成年の方にとってはデメリットとなり得るでしょう。

エラーが発生することがある

スマートフォンでの撮影は、エラーが発生することもあります。

マイナンバーカードを撮影する場合は、 iPhoneではマイナンバーの中心をiPhoneの上部に来るようにして撮ります。Androidでは機種によって異なるので、それぞれの指示に従ってください。

マイナンバーカード以外の場合は、特に「厚み」や書類上の文字、画像が明確に分かるように写すのがポイントです。

キャンセルができない

一度本人確認を行なった場合は、キャンセルができません

後から個人情報の漏洩が気になっても、本人確認に使用した情報を削除することは不可能ですので、あらかじめ了承してから本人確認に臨んでください。

審査に手間がかかる

確認書類を用意して、スマートフォンで撮影するといった手続きを煩わしく感じる方や、審査は最長で5日以上かかることがあるため、それまで待つのが長いと感じる方もいらっしゃるでしょう。

このように、審査に手間がかかる点は、時間があまり取れない方にとってデメリットとなり得る可能性があります。

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本人確認中や不承認の場合は利用できないサービスがある

本人確認中や審査で承認されない場合は、売上金をポイント化できないため現金で引き出す必要があり、その場合は200円の手数料が発生します。

しかも引き出せるのは、即日ではありません。ポイントも自動でチャージされず、わざわざ購入しなければならないという点もデメリットとして挙げられます。

本人確認申請に必要な時間と注意事項

この項目では、本人確認申請に必要な時間と注意事項について解説いたします。

審査時間

本人確認には少なくとも数時間を要します。長ければ5日かそれ以上かかることも考えられるので、時間に余裕をもって行うことをおすすめします。

有効期限に注意

本人確認には、必ず書類が必要です。ところがそれらの書類の有効期限が切れている場合は、本人確認手続きができません。

必要書類の有効期限は必ず事前に確認するよう心がけてください。

機微情報は隠す

本人確認書類については、必ずしもすべての記載情報が必要というわけではありません。

そのため、特に機微情報についてはマスキングテープや付箋などで隠して撮影するのがよいでしょう。主な機微情報は以下の通りです。

  • マイナンバーカード→個人番号・裏面のQRコード
  • 運転免許証→本籍(住所と同じ場合を除く)、免許の条件、障がいや病歴、臓器提供意思など

本人確認に関する留意点

この項目では、本人確認について知っておくべき留意点についてご紹介いたします。

支払い上限に注意

本人確認をしているか否かによって、1回または1日、さらに1ヶ月以内の上限金額が違ってきます。

本人確認をしていない場合は、1回または1日あたり10万円、1ヶ月でも10万円までしか買い物できません。

本人確認をすると、1回または1日あたり100万円、1ヶ月以内に300万円まで使うことができます。

メルペイスマート払い(後払い)の上限金額

メルペイには、後払いサービスの「メルペイスマート払い」があります。

メルペイスマート払いとは、その月の支払いを翌月の好きなタイミングで一括支払いに延期できるというものです。

これにも上限金額があり、先ほどのように一律ではなく、ユーザーのメルカリ利用実績をはじめとする条件によって異なります。そして、その条件は随時事務局側のタイミングで変更されます。

「【重要】メルカリ本人確認のお知らせ」というメールが届いたときの対処法

メルカリ事務所を名乗る送り先から「【重要】メルカリ本人確認のお知らせ」というメールが届いた経験のある方もいらっしゃるでしょう。

当項目では、このメールが本当にメルカリから届いたものなのか、そしてそのメールを開いても影響はないのかといった疑問にお答えしていきます。

無視しても問題はない

「【重要】メルカリ本人確認のお知らせ」というメールは、一見するとメルカリ事務所から届いたかのように思える内容となっています。

しかし、このメールはメルカリを装いフィッシングサイトに誘導する悪質なものであるため、無視しても全く問題はありません

うっかり開いてしまったら?

もし仮にメールを開いてしまったとしても、記載されているURLにアクセスしない限り、個人情報を抜き取られる心配はありません

メルカリでは、アプリ以外から個人情報の入力を催促することは一切ないので、もし不審なメールが届いた場合は、開かずに無視するのが賢明でしょう。

まとめ

メルカリでは、かんたん本人確認が推奨されています。本人確認をすると、以下のような恩恵を受けることができます。

  • ユーザーからの信頼度が増す
  • 売上金をそのままメルペイ残高として使える
  • 上限金額が大幅にアップする
  • 振り込み手数料がいらなくなる
  • メルカリ加盟店や加盟のネットショップで自由にショッピングや飲食が楽しめる

本人確認をしなくてもメルカリの利用は可能ですが、本人確認を済ませることで、メルカリをより快適かつ便利に利用することができます。当記事でご紹介した内容を踏まえて、ぜひ本人確認をおこなってみてください。

ところで、ビジネスで成功するためには独学よりも体系化された教材やサービスを活用して学ぶ方が結果が早く出ます。

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