今回は、ヤフオク出品の際によくあるミスとその対策について解説します。例えば、複数出品の場合に勘違いしがちな個数とは何か、正しい個数の設定方法についてや、オークション終了時間とその設定についてなどです。
ミスというものは、だいたいにおいて確認を怠ったり、いつもと同じだからとあまり考えないで作業することで生じますが、ヤフオクでも同様です。できるだけミスを少なくすることがヤフオクで利益をあげるコツでもありますので、しっかりと学んで当てはめていきましょう。
ヤフオクでミスが多いポイントは?価格や個数などに注意
ヤフオク初心者は慣れていないためにミスが起こりますが、ベテランでもなかなかミスを減らすことは難しいものです。そして、ミスしやすいポイントは熟練度に関わらず似たようなところが多いです。ここでは、個数の設定方法など、ヤフオクで比較的起きやすいミスについて紹介します。
販売価格の桁数を間違える
多いミスのひとつは、販売価格の桁数を間違えてしまうことです。特に一桁少なく販売してしまったというケースが多いので注意しましょう。
具体的には、50,000円で販売するはずの商品を、一桁間違えて5,000円で販売してしまう、といった状態です。こうしたミスの場合、かなりの確率ですぐに入札を入れるユーザーが現れるでしょう。ヤフオクに限らずオークションやフリマサイトではマナーとして、落札が決定した後のキャンセルはすべきではありません。桁数を少なく入力してしまうミスは特に注意しておきましょう。
逆に桁数を多くしてしまうミスは、多くの場合相場より高すぎて見向きもされないため、入札者とのトラブルにはなりにくいです。ただ、いつまでたっても商品が売れない状況が続きますので、見つけ次第修正しましょう。
配送方法や荷物のサイズを間違える
配送方法や荷物のサイズを間違えて出品してしまうことも、多いミスの一つといえるでしょう。配送方法を決めるにあたり、荷物のサイズが送料に関わります。想定していた段ボールに入らず、一回り大きい段ボールにするだけで送料が上がってしまうことも少なくありません。また、場合によっては配送方法を変更しないといけないことがあります。(サイズ変更によって、指定した配送方法の制限を超えてしまう場合などです)
配送方法を変更する際には、落札者にも変更する旨を知らせておくとトラブルを避けることができるでしょう。
オークションの終了時間の設定を間違える
ヤフオクではオークションの終了時間が、落札価格に影響します。落札価格は、入札が多いほど競合が多くなるので高くなります。そして、入札が多い時間は21時~23時といわれています。因みに曜日でいえば日曜日といわれており、日本のサラリーマンが参加しやすい時間帯ということでしょう。
したがって、よほどの理由がない限りは週末の夜の21時~23時にオークションの終了時間を設定するのがセオリーですが、ここもまたミスしやすい箇所です。焦っていると、時間帯を間違えて選択してしまうのです。時間帯は「〇〇時台」とリストから選択しますが、選択したつもりがクリックミスで上手く選択されておらず、画面に表示されたそのままの時間が選択されているケースが多いです。また、午前と午後を間違えるケースもありますので注意しましょう。
終了時間が午前になっていた場合、終了時間前の競合が起こる確率は極めて低く、安い価格で落札されてしまいます。
ヤフオクに出品する個数の記入を間違える
ヤフオク出品において個数の考え方は、ミスの原因になりやすい点です。ヤフオクでは同じ商品が複数あった場合、複数ページを作成しなくても個数を設定することで、複数出品を行うことができます。例えば、同じノートパソコンが2台あった場合、出品時の個数を2にすることで、その商品ページで2人まで落札することができます。(ただし、出品の個数設定は評価が11以上ないとできません)
ただし、この考え方を知らないとミスのもとになります。複数の商品を1つとして出品したいときは特に気を付けましょう。例えば、ここでもノートパソコンを2台をまとめて1つとして売りたい場合、商品の個数は「1」としなければいけません。これをパソコンが2台だからといって「2」と設定すると何が起きるでしょうか。2人の人が2台のパソコンを入札できるようになってしまいます。当然手元には2台しかないので、もし2個(つまり2台×2)落札されてしまったら、2番目の落札者に謝った上でキャンセルしてもらうしかありません。
ヤフオクのヘルプにも「複数の商品を1セットにして1人の落札者に販売する場合、個数は1個として出品できます。」と記載されていますので、注意が必要です。
なお、入札者がいた場合の出品キャンセルには手数料550円がかかります。
ヤフオクで出品できる個数は1つのみ?
ヤフオクの仕組みで悩むケースが多いのが個数の問題です。メルカリの他のフリマアプリではあまり深く考えずに個数を設定して出品できますが、ヤフオクの場合はYahoo!プレミアム登録をしない場合は基本的に個数は1個しか設定できない仕組みとなっています。
アカウント作ったばかりで評価も全くない場合は個数設定に制限がある点は意外に知られていないこともあるので注意しましょう。
ヤフオクで個数を2つ以上で出品するには?
ヤフオクで複数個出品するためにはYahoo!プレミアム会員となり、出品時の総合評価が11以上ついている必要があります。これらの要件を満たさない場合は個数制限が課されるため、地道に1個ずつ出して評価を積み上げていきましょう。
ただし要件を満たしたからといって制限なく出せるわけではなく、上限は9個までとなっています。10個や30個など、まとめて出品できるわけではないので要注意です。
入力内容は必ず確認すること
ここまでヤフオクでの出品ミスの中でも特に多いものについて紹介してきました。複数出品の個数のケースなどは考え方を勘違いしているものなので、ある意味勉強と割り切ることもできますが、その他のケースについては、入力内容を確認するだけでほとんどは防げるものでしょう。
慣れてくると数分で出品できてしまうので、いつも通りで大丈夫と確認を怠ってしまうことが多く、大抵は落札された後で出品ミスに気付きます。発送方法などならともかく、桁間違えや個数のミスは大きな赤字を生みかねないミスですので、特に気を付けるべき点といえるでしょう。1分そこらの入力確認で、数万、十数万の損失を避けられるなら安いものですので、入力内容は必ず確認するクセをつけておきましょう。
ミスは指摘されないケースが多い
明らかにわかるミスならば入札者側で指摘してくれればいいのに、と思うこともありますが、それは完全に出品者の思いでしかありません。そもそも入札者側からすると、表示されている情報がミスなのかミスでないのかの区別は付きにくいのです。また、そもそも明らかなミスは指摘されずに放置されるケースが多いのです。
例えば、10,000円で売るはずの商品を100,000円で開始したとします。入札者目線でこの商品を見た場合、明らかに相場の価格より高いので桁の設定をミスしている、と気づきます。では、そのミスを指摘してくれる人がどれほどいるでしょうか?よほど親切な人でない限りまず指摘されることはありません。他に出品している人がいない商品であれば、どうしても購入したい人が指摘してくれるケースもありますが稀でしょう。この場合は、落札者にメリットがなく、なかなか入札されないので、後から自分で気づくことのできるケースです。
逆に10,000円で売るはずの商品を1,000円で開始した場合はどうでしょうか?果たして誰かが指摘してくれるでしょうか?恐らくミスを指摘してくれる人はいないでしょう。入札する人は出品者の意図はわからないので、「よくわからないけど安く売りたかった」くらいにしか捉えませんし、むしろ掘り出し物を見つけたと考え、そのままオークションが終了するのを待っているケースがほとんどでしょう。落札者にメリットがあるケースにおいてもミスの指摘は少ないのです。
したがって、親切な人もゼロではないですが、基本的に出品ミスが誰かから指摘されることはなく、特に落札者にメリットがあるケースでは、オークションが終了した後に気づくことが多いでしょう。
ヤフオクで価格や個数などの出品ミスを防止するには
ヤフオクでの出品において完全にミスを防ぐことは難しいですが、それでも不要なミスはできるだけ少なくしたいものです。桁数の間違いなど、商品ページで入力した情報を最後に確認するだけで避けられるミスは多いので、入力確認を確実にするというのは大前提として、ここでは他に出品ミスを少なくするアイディアを紹介します。
商品と写真があっていないミスを防ぐ
これは複数の商品の写真を撮影して、まとめて商品ページにアップロードするといった際に起こるミスについての対策です。
たとえば、複数枚の服を出品ページ用に撮影していると、似たような色合いの服の場合、アップロードする服の画像を間違えてしまうことがよくあります。入力確認のときによく見ていれば、これも修正することができますが、サムネイルの画像サイズはあまり大きくないため、同じような色の場合気づかずにスルーしてしまうのです。
この場合の対応としてよくあるのは、「商品画像に通し番号を入れる」という方法です。これは特に画像の枚数が多いときに有効で、画像の目立たないところに、ペイントやフォトショップなどの画像加工ソフトで小さく番号をいれます。または番号を書いた紙を商品と一緒に撮影することもできるでしょう。1枚目の服の画像は、1-A・1-B・1-C、2枚目の服の画像は、2-A・2-B・2-Cといった具合です。複数の画像に番号を入れるのは少し手間ではありますが、これなら入力確認の際にも画像に含まれる番号を確認できるため、異なる番号の画像が入っていたらミスに気づくことができるでしょう。
送料絡みのミスを防ぐ
発送方法は指定しやすくなったとはいえ、さまざまな方法があるためミスが起こりやすい点の1つです。また、落札者が気にする点でもあるため、送料が予定より高くなってしまった場合、少しの金額といえどもトラブルになるケースがあります。
送料絡みのミスを防ぐために、送料を「出品者負担」にするという方法があります。送料は自分で負担をしなければなりませんが、仮に誤って金額が増えてしまっても落札者には影響がないため、トラブルになることもないでしょう。ただし発送方法の変更には注意が必要で、たとえば発送方法によっては追跡サービスがついていなかったり、ポストでの受け取りができない等の制限があります。事前に通知していた発送方法と異なることで、予定していたサービスが変更となる場合は、事前に落札者に連絡をしておくのがよいでしょう。
ヤフオク出品時に設定する項目のポイント
ヤフオクでは出品時にいくつかの設定項目がありますが、適当に設定するものではなく押さえておくべきポイントがあります。適切に設定することで、想定より大幅に安く落札されたり、変な人に落札されてトラブルになったりすることを避けることができます。
自動延長の設定
自動延長とは、ヤフオクでオークション終了の5分前から終了までに入札があった場合、自動的に終了時間が5分間延長される機能です。自動延長は基本的には出品者にとってメリットしかなく、オークション終了時間ギリギリの入札を狙ったスナイプ入札の対策になります。オークションは終了5分前に入札が集中するといわれており、一気に価格が上がります。自動延長を入れていないと、上がりそうな気配があっても強制的に終了してしまうため、自動延長を入れている時よりも落札価格が安くなる傾向があります。
したがって、特に理由がない限りは自動延長にチェックを入れておきましょう。
商品状態の設定
以前はオプションの扱いだった商品状態の設定ですが、現在では必須の項目となっています。以下の6項目から適切な状態を選択しましょう。
・未使用
・未使用に近い
・目立った傷汚れなし
・やや傷汚れあり
・傷汚れあり
・全体的に状態が悪い
なお、中古の項目については、2019年1月以降使用できなくなりました。
未使用以外は主観の入るところですが、2つの項目でどちらか判断が難しい場合は甘めに設定してもいいでしょう。ただしあまりにも実際の状態と商品状態の項目がかけ離れていると、クレームの対象になりますので注意してください。
入札者評価制限と入札者認証制限
ヤフオクでは、評価が悪い利用者の入札を制限するために、入札者評価制限を行うことができます。総合評価の低いユーザや、評価に「悪い・非常に悪い」の割合が多いユーザは入札できないよう制限できます。マナーの悪いユーザーによるトラブルを回避する点でも有効です。間口を多少狭めることにはなりますが、無用なトラブルを避けることができますので、特に理由がなければチェックをいれるといいでしょう。
また、入札者認証制限とは一定の登録や認証を経ていないユーザを制限する機能です。これは主に、落札だけして入金はしないといったいたずら入札を防止するためのものです。以下のどれかに該当するユーザでなければ入札を行うことができません。
・SMS認証を完了している
・Yahoo!プレミアムに登録している
・SMS認証が不要なYahoo! JAPAN IDで利用している
・2013年10月6日以前に、ヤフオク!を利用したことがある
いずれも信頼性が担保されているユーザのみ入札できるようにするための制限といえるでしょう。
適切な発送方法の設定
最近では、「匿名配送」「全国一律料金」「宛名書き不要」である、おてがる配送がヤフオクでの主流の発送方法になりつつあります。しかしこれらの発送方法は一定のサイズや重さ以下の商品にしか使用できないため、制限を超える商品については別の発送方法を選択する必要があります。
別の発送方法を選択するには、「その他の配送方法」から適切なものを選択します。おてがる配送を使うケースは多いですが、出品時に今一度発送方法が問題ないか確認しておきましょう。
わかりやすい画像の掲載
ヤフオクでは、商品説明と商品画像が商品をアピールできる方法の全てです。商品説明は必須である一方、商品画像は任意のため、商品画像なしでも出品はできますが、商品画像が掲載されていない商品はほぼ売れません。画像は必ず掲載するようにしましょう。
また、画像もただ掲載すればいいというものではなく、わかりやすさを意識する必要があります。商品の全体がわかることはもちろん、傷や汚れがある場合は、その部分にフォーカスを当てたり、メーカーのロゴやタグ、付属品の一覧など、購入者が気にする部分も掲載するようにしましょう。丁寧な画像の掲載は出品者の信頼性にもつながりますので、落札される確率もあがるでしょう。
プレビューで最終確認
出品の設定が終わったら、プレビューで最終確認を行います。
プレビュー表示は、入力ページ下部の「確認する」ボタンをクリックすると、確認することができます。
最終確認するポイントとしては、
・タイトル
・オークション終了時間
・商品画像
・商品の状態
・自動延長の有無
などは最低限確認しておきましょう。
ヤフオクでの出品キャンセルについて
出品後のキャンセルというのはできればやりたくないものですが、さまざまな理由でキャンセルせざるを得ない場合が生じます。ここではヤフオクの出品キャンセルについて解説します。
入札された商品のキャンセルには手数料が発生する
出品した商品をキャンセルする場合、キャンセル手数料として550円が発生します。キャンセルすることにより、その商品に最高額入札者がいた場合でも落札されることはなくなります。なお、商品に対して1度も入札がなければキャンセル手数料は発生しません。
キャンセルはしないに越したことはないですが、必要な場合は速やかに対応した方がいいでしょう。その商品に1度も入札がなければキャンセル手数料はかかりませんが、対応が遅くなると入札が入ってしまう確率が高くなります。また、キャンセルして再度出品する際にはオークションの終了時間まである程度余裕を持たせるのが望ましいため、商品の売上げが後回しになる点もデメリットでしょう。
オークションのキャンセル手順
キャンセルは以下の手順で行うことができます。
1.出品したYahoo! JAPANIDでログインして、マイオクをクリックします。
2.「出品中」をクリックします。
3.出品したオークションの一覧が表示されるので、取り消したいオークションの商品名の右側にある「管理する」部分をクリックします。
4.次に「オークションの取り消し」をクリックします。
5.取り消しを確認されるので、「取り消す」ボタンをクリックします。
これで取り消しは完了です。取り消したオークションは、マイ・オークション>出品終了分>落札者なし に表示されます。その後、必要な修正を施したら再度新規に出品しましょう。なお、再出品したい場合は、取り消したページを開いた画面で「再出品」のリンクをクリックすると、再出品ができます。
落札後のキャンセルについて
オークションで落札された後もキャンセルを行うことができます。以前であれば、入金されるまでに取引キャンセルの了承を得ていれば、返金処理なくキャンセルを行うことができましたが、現在ではヤフーかんたん決済で支払いが行われるため返金処理が必要となります。
返金処理も含めてキャンセルを行うことができるので、以下にキャンセル手順を記載します。
1.マイ・オークションの[出品終了分]から取引を中止したい商品のページを表示して、取引ナビへ進みます。
2.[発送連絡をする]ボタンの下にある[取引を中止する]をクリックします。
※「取引を中止する」のリンクは、落札者がYahoo!かんたん決済で支払いをしてから、10分程度経過すると表示されます。3.確認画面が表示されるので注意事項を確認します。
「落札者に連絡しました。」にチェックを入れて「取引を中止する」ボタンを押します。4.返金手続き完了です。売上金管理ページで該当の取引の状態に「キャンセル」と表示されていることを確認してください。
なおキャンセルの大前提として、落札者との間でキャンセルすることが同意できていなければなりません。同意できていないのに一方的にキャンセルしてしまうと、確実にトラブルになりますので、特に出品者理由でキャンセルする場合については丁寧に対応するよう心掛けてください。
商品発送後のキャンセルについて
商品発送後は、ヤフオクのシステム上でのキャンセルはできません。すでに商品を送ってしまっているため、システム上での処理が意味をなさないともいえるでしょう。この場合は、取引ナビもしくは他の連絡手段を用いて、商品の返品および返金処理の方法について落札者と相談する必要があります。
ミスを逆手に取った掘り出し物を見つけるテクニック
ここではミスを逆手に取った掘り出しものを見つけるテクニックについて紹介します。これまでさまざまな出品ミスについて取り上げてきましたが、これらは他の多くの出品者でも行っていることです。もちろんミスではなく意図的に設定されている場合もありますが、いろいろな商品を見ていると、もう少し上手く設定をしていれば入札の数が増えて価格が上がっていたのにといったケースはよくあります。そういった不適切な設定も狙い目であるという視点で見ていきたいと思います。
タイトルのミスを狙う
商品タイトルには多くの場合、ブランド名や商品名が入りますが、ここに一つの狙い目があります。
例えば多くの人が、ルイヴィトンのバッグを探すとき、「ルイヴィトン」や「louisvuitton」で検索することでしょう。したがって、商品タイトルもそれらのキーワードで検索されるように記載します。しかし中には「ルイビトン」といったように誤った(誤りでないかもしれないですが)記載でタイトルに設定している商品も存在します。この場合、「ルイヴィトン」や「louisvuitton」で検索しても見つからないため、入札されにくい商品となっています。競合が少なくなれば、必然的に価格が安くなる可能性が高まりますので狙い目といえるでしょう。
また、タイトルと商品の説明において、カタカナと英語表記の片方しか入れていない場合は、もう片方のキーワードでの検索では見つからないので、こちらは出品時に気を付けておいた方がいいでしょう。
カテゴリの間違いを狙う
出品の際は商品にあわせてカテゴリの設定を行います。例えばipadを出品する場合は、コンピュータ>タブレット>Apple>ipad本体 といったカテゴリの登録を行うことでしょう。では、購入時の検索の時もカテゴリを絞って検索すべきでしょうか?
検索する際はカテゴリを絞らずに、広く検索する方が掘り出しものを探しやすいといえます。なぜなら、出品者が必ずしも適切なカテゴリを設定できているわけではないからです。極端な話、全く違うカテゴリを設定しても、ipadの出品は可能なため、カテゴリを絞っていると別カテゴリのipadは検索されないのです。往々にして、掘り出しものは細かく考えていない出品者によるものが多いので、別カテゴリの商品こそ狙い目といえるでしょう。
タイトルのジャンク品を狙う
ジャンク品とは、そのままでは使用できない、修理すれば使えるようになる商品のことです。通常この手のものは、修理が前提でも買ってくれる人や、パーツを取りたい人を念頭においてジャンク品と記載します。
しかしながら、稀にジャンク品ではないのにジャンク品と記載している商品が存在します。ジャンク品と記載しておけばクレームが来ることはないだろうという思いが、敢えてジャンク品と記載している理由の一つかもしれません。なかなかジャンク品を正常な商品と見抜くのは難しいですが、こうしたジャンク品を狙えるようになると、本当の掘り出しものが出てくることでしょう。
まとめ|ヤフオク出品時の価格や個数のミスは最小限に
今回は、ヤフオクの出品に際してよくあるミスとその対策、またミスを逆手にとった購入者としての狙い目について紹介しました。出品者の場合は、避けられるミスはできるだけ回避するようにするのがヤフオクで利益を得るための近道ですので、商品ページ作成後の確認を怠らないようにしましょう。慣れてくればものの数分で出品できてしまうのがヤフオクのいいところですが、それゆえについいつもの設定で出品してしまいがちです。特に、いつもと異なるサイズやカテゴリの商品を売る際には、発送方法にも気を付けておきましょう。
逆に購入者の場合は、これらのミスがそのまま狙い目となります。
こうしたミスによる駆け引きもまた、ヤフオクの醍醐味の一つですので、出品時のミスは最小限に、購入時のミスは狙い目にと考えていきましょう。