ヤフオク出品効率化ツールとガイドライン変更による影響

ヤフオクの出品作業を効率化するツールはたくさんあります。しかし、2019年1月28日のガイドライン変更により、ツールの一部機能が使えなくなっています。

そこで今回は、ヤフオク出品者におすすめのツールと、ガイドラインの影響を徹底解説します。

目次

おすすめヤフオク出品テンプレート3選

まず最初に、おすすめのヤフオク出品テンプレートを3つ紹介します。以下のテンプレートを利用すれば、HTMLなどの専門知識がなくても簡単におしゃれなデザインの商品ページが作成できます。

オークファン

まず1つ目は、オークファンの出品テンプレートです。

オークファン出品テンプレート

オークファンはブラウザ上でテンプレートを無料で作成できるクラウド型サービスです。ヤフオクと提携している会社であるため、信頼性に関しても問題ありません。

おーくりんくす

2つ目は、おーくりんくすの出品テンプレートです。

おーくりんくす出品テンプレート

おーくりんくすもオークファン同様、ブラウザ上で無料でテンプレートを作成できます。おーくりんくすはテンプレートのデザインが2,000種類以上もあります。

即売くん

3つ目は、即売くんの出品テンプレートです。

即売くん

即売くんでは288種類のテンプレートが作成可能です。加えて、送料の自動計算機能を搭載しているため、出品作業を大幅に効率化できます。

ヤフオク出品・取引作業効率化ツール5選

続いて、出品作業や取引上のやり取りを効率化してくれるツールを5つ紹介します。

AppTool

まず1つ目は、AppToolです。

AppTool

AppToolはブラウザ上で使えるクラウド型無料サービスです。AppToolは管理画面がシンプルで操作性に優れているため、ツール初心者におすすめです。利用には無料会員登録が必要です。

AppToolの主な機能は以下の通りです。

  • 一括出品
  • 一括再出品
  • 一括取消
  • 一括評価

特に重宝するのが一括再出品機能です。ヤフオクで普通に再出品しようとすると時間がかかりますが、AppToolならわずか3クリックで一括再出品が完了します。

ショップレコメンダー

2つ目は、ショップレコメンダー機能です。これはストアアカウントのみが利用可能です。

ショップレコメンダーを利用すると、関連商品・おすすめ商品を自動表示することができます。

ヤフオク!ストアへの出店申し込みは以下のリンクからすることができます。

Yahoo!ビジネスセンター – お申し込み

オークタウン

3つ目は、オークタウンです。ブラウザ上で使えるクラウド型サービスです。無料で利用できます。

オークタウン

オークタウンの主な機能は以下の通りです。

  • 一括商品登録(CSVファイルアップロード)
  • 一括出品
  • 予約出品
  • かんたん出品

オークタウンの魅力は、エクセルファイルで一括商品登録できることと、予約出品機能があることです。

SAATS Commerce

4つ目は、SAATS Commerceです。こちらは月額8,900円の利用料がかかりますが、その分機能が充実しています。

SAATS Commerce(サッツコマース)

SAATS Commerceの主な機能は以下の通りです。

  • 商品リストから情報を取得して出品
  • Amazonからの商品情報取得
  • オプション一括設定
  • 400種類以上のオリジナルテンプレート

SAATS CommerceはAmazonやeBayにも対応しています。この2サイトから仕入れを行う人に特におすすめのツールです。

出品アナライザー

5つ目は、出品アナライザーです。こちらはフリーソフトです。

出品アナライザー

自分の出品ページのアクセス解析が可能です。解析結果はExcelファイルで保存することもできます。

ヤフオクの利用手数料

上記のツールを使えば効率的に大量の商品を出品できますが、その際気を付けなければいけないのがヤフオクの各種利用料です。

そこでこの項目では、ヤフオク出品にかかる利用料について解説します。

出品・再出品は基本的に無料

出品と再出品するだけであれば、基本的に利用料はかかりません。

ヤフオクの3大利用料

ヤフオク出品でかかる利用料は以下の3つです。

1.プレミアム会員月額利用料

プレミアム会員の月額利用料は毎月508円(税込)です。無料会員のままでもヤフオクに出品できますが、プレミアム会員になると自動再出品機能など、ヤフオク出品機能をフルに使えるようになるため登録をおすすめします。

2.落札システム利用料

これは商品が落札された時に徴収されます。料金額は以下のように設定されています。

3.オプション利用料

出品時に以下の有料オプションを利用した場合、別途利用料が徴収されます。

ただし、車両など特定カテゴリ商品に関しては、以下のように各種利用料が別に設定されているのでご注意ください。

また、特定カテゴリ商品はプレミアム会員登録しないと出品できません。

プレミアム会員登録した方がお得

プレミアム会員費と落札システム利用料だけで計算すると、1ヶ月の売上が42,375円以上の場合はプレミアム会員登録した方が利用料が安くなります。

以上の理由から、長期的にヤフオク出品する場合はプレミアム会員登録をおすすめします。時期によってはプレミアム会員費6ヶ月無料キャンペーンも開催されているため、一度チェックしてみてください。

参考:Yahoo!プレミアム

ヤフオクガイドライン変更!効率化ツールが一部利用不可に!

ここからは2019年1月28日のヤフオクガイドライン変更について解説します。

ガイドライン改定内容

2019年1月28日、ヤフオクガイドライン細則にある出品者の禁止行為に以下の項目が追加されました。

自動的に出品するツールや、それに類するプログラムを利用して出品すること

ただし、ヤフオクが公式に認めたツールは別です。また、ヤフオクストア出品者には関係ありません。今回の変更は個人出品者にのみ適用されます。

ガイドライン変更による具体的な影響

上記の内容だけ見ると、自動出品ツールを一切使用できなくなったかのようにも思えますが、注意書きに「ツール・プログラムを利用したかどうかはヤフオク運営が出品状況などから総合的に判断する」とあります。

つまり、ツールを使って自動再出品したとしても、自然な出品であれば問題はないわけです。

ただし、一部ツールでは今回の仕様変更を受けて、新規アカウントでのツール利用ができなくなっています。ご注意ください。

テンプレートなどは引き続き利用可能

今回のガイドライン変更で規制されたのは自動出品ツールのみです。ヤフオク出品テンプレートやアクセス解析ツールは引き続き問題なく利用できますのでご安心ください。

自動出品ツール使用を疑われる行為と対策

最後に自動出品ツールを使用していると疑われかねない行為と、その対策を解説します。

1日に大量出品すると出品制限がかかる可能性あり

まず1つ目は、1日に大量出品することです。

1日に何百、何千という数の商品を出品してしまうと、出品制限や利用停止処分になる可能性が高いです。

解決策としては、1日の出品数を少なくするのがベストです。多くても50件以下に抑えるようにしましょう。

連続出品間隔が短すぎると出品制限がかかる可能性あり

2つ目は、出品間隔が短いことです。

ツールを利用すると5秒おきに1商品を出品できますが、これは明らかに不自然な出品であるため、まず間違いなく自動出品ツールの利用を疑われます。

そのため、連続出品する場合は10分以上出品間隔を空けましょう。できれば30分以上空けるのが望ましいです。

ツールの利用は最低限に

ツールを導入すればヤフオクの出品作業を大幅に効率化できます。ただし、大量出品や短時間での連続出品をしてしまうと、出品制限や利用停止処分を課される可能性があります。ツールの利用には十分注意してください。

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この記事を監修した人

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