普通に生活していると、よほど物を買わない人でない限りは不用品がたまってきます。しかし、その不用品はまだまだ使える。その不用品を少しでもお金に変えたいとヤフオクで売る方も増えてきています。
しかし、ヤフオクの出品作業は手間がかかります。商品画像の準備からタイトルや説明文、落札後は落札者とのやり取りと商品梱包から入金確認。売れなければ再出品と、これらを全て自分でやらなければなりません。
そんな手間を省けないだろうかと考える人は大勢いらっしゃいます。そこで今回は、面倒な出品作業を代行してくれるサービスや再出品を簡略化するツールを紹介します。
ヤフオク初心者向け!初めての出品作業の手順を解説
家の不用品を少しでも高くお金に変えたい場合、ヤフオクを利用することがオススメです。しかし、初心者の方はヤフオクの出品をどうやればいいのかわからない方が大半です。ここではヤフオクの出品から落札までの流れを解説します。
初回のみ出品者情報の登録が必要
ヤフオクで初めて出品を行う際、出品者情報の登録が必要です。これは初回のみであり、一度登録すれば以降入力は不要です。氏名や住所等登録に必要な情報を入力し、確認するボタンをクリックします。
出品者情報の開示は必ずします。ヤフオクではトラブルがつきものなので、利用者に信用してもらうためにも開示をしましょう。
出品者情報の登録が完了しましたら、続いて銀行口座登録を進めます。2018年3月からヤフオクではかんたん決済のみの支払いとなりましたが、かんたん決済の中でも銀行口座振り込みはあります。必要に応じて登録してください。
銀行を選択します。銀行はネット銀行も選択可能です。
口座情報を入力し、確認するボタンをクリックします。
これで出品者の情報入力は完了です。
出品する商品の画像を登録する
まずは商品の画像を登録します。
商品画像はなしでも出品はできます。しかし、画像があったほうが確実に落札されやすいです。個人売買である以上、商品の状態を確認したいユーザがほとんどです。また、画像があったほうが単純に見栄えが良いといった理由があります。
もちろん、写真は見栄えが良ければ良いほど効果があります。商品画像の項目は出品画面の真ん中辺りにあります。画像は最大10枚までアップロードできます。
タイトルのコツ
ヤフオクで一番重要なのはタイトルです。ヤフオクで検索されるキーワードはタイトルから拾われます。そのため、売上に直結すると言っても過言ではありません。タイトルは最大65文字まで入力可能です。
タイトルを考えるときのコツについて少しだけ紹介します。商品に型番がある場合、タイトルに入れておきましょう。商品名がアルファベットの場合、カタカナもタイトルに入れます。こういう工夫をすることにより、検索される可能性を上げることができます
出品するカテゴリを選ぶ
出品しようとしている商品がどのカテゴリに属するのかを確認し、選びます。カテゴリは数が多く、分かりづらいですが、細かいところまで一致させる必要はありません。
当てはまるものを探して選択します。一通りカテゴリを選択したら、一番右のほうに「このカテゴリに出品」ボタンがあります。
カテゴリに間違いがなければボタンを押下して進めます。商品画像の項目は出品画面の真ん中辺りにあります。カテゴリを間違って選択してしまうと警告が来てしまい、再出品の手間が増えますので念入りにチェックしましょう。
商品の状態と説明
商品の状態は未使用、未使用に近い、目立った傷や汚れなし、やや傷や汚れあり、傷や汚れあり、全体的に状態が悪いの6個の中から選択します。後で、トラブルなどにならないように正直に選択肢しましょう。
商品の説明は、見やすいような文字の配列、句読点、スペースを使われている商品のほうが、同じ商品でも目に留まりやすく売れる確率が高いです。
発送方法について
発送方法ですが、なるべく出品者も落札者も負担がない発送方法を選びます。また、送料設定は選択した発送方式に応じてわかる範囲で全て記載しましょう。
落札者は送料を気にするので、送料の情報を載せることは非常にありがたいことです。高価な商品の場合は補償ありの郵便を選びましょう。逆に安価なものであれば送料重視で選択します。
補償付き一例
- ゆうパック
- クロネコヤマト宅急便
- 佐川急便
補償なし一例
- スマートレター
- レターパック
- ゆうメール
終了時間設定について
販売形式は入札形式か即決価格の設定が選択できます。どうしても指定した金額でしか売りたくない場合は定額で出品も選べます。
出品しようとしている商品の相場がわからない、もしくは少しでも利益を増やしたい場合はオークファンを使って過去の落札額を確認する手があります。会員登録が必要ですが、無料で登録できますのでぜひ登録しましょう。
参考:オークファン
開催期間の項目では、出品の終了期間を選べます。なるべく多くの人が見ている時間帯を想定して設定しましょう。商品のカテゴリにもよりますが、日曜22時~24時は比較的利用者が多いです。ターゲット層が絞れるのであれば、ターゲット層に合った時間帯を設定しましょう。
再出品を簡略化するヤフオク再出品ツールを紹介
ヤフオクで商品を出品していると、気づかないうちに出品の期間が終了していることがあります。
その際は再出品が必要ですが、落札されるまで何度も再出品を行うのは非常に手間です。特に商品を多く抱えている方であれば尚更です。
ここでは無料ツールを利用して再出品の手間を簡略化する方法を紹介します。
オークタウンの再出品自動化ツール
オークタウンで提供している自動ツールを利用する方法を紹介します。まず、オークタウンの会員登録を行います。登録費は無料です。
参考:オークタウン
会員登録をする際はメールアドレスが必要です。登録後はヤフーIDでログインします。しかし、現在はプレミアム会員でなければ利用することができませんのでご注意ください。
オークタウンで再出品を一括で実施する手順
登録後、すぐにオークタウンを利用することができます。まずは上部メニューから出品後管理の配下にある「出品終了分(落札者なし)」を開きます。
落札されずに終了となった商品一覧が出てきます。この一覧から再出品の操作を行います。
左上のチェックマークを選択すると、一括で全ての商品にチェックされます。
一括再出品をすると、終了日時と商品の値下げ設定を行うことができます。必要事項を入力し、すぐに再出品ボタンを押下します。
再出品が完了するまで待ちます。処理が終われば再出品完了です。面倒な再出品作業が簡略化できる上に無料で利用することができます。非常におすすめできるツールです。
ツールを使って再出品すると不要なメッセージが入る
オークタウンを使って再出品した商品は、下部に以下のメッセージが自動で入ります。
これはツールの仕様であるため、削除することはできません。
めんどくさい出品作業を代行するヤフオク代行サービスとは?
ヤフオクで商品を出品することは手間がかかります。初心者はもちろんのこと、慣れてきた人にとっても簡単な作業ではありません。
- 商品画像の準備
- 出品作業
- 落札者とのやり取り
- 発送
- 評価
とやるべきことはたくさんあります。しかし、ヤフオク代行サービスを利用すると上記の手間を一気に省くことができます。
ヤフオク代行サービスとは?
ヤフオク代行とはオークションの代行サービスのことです。代行業者に出品したい商品を送ると、出品に必要な作業を全て代行業者で実施してもらえるサービスです。写真の用意からヤフオクでの出品、梱包、商品発送、入金確認まで全て代行してもらえます。
どんなメリットがある?
代行業者に商品を送り、落札を待つだけなので手間がかかりません。また、代行業者は出品作業のノウハウや多くのリピーターを抱えているので信頼度が高く、商品が売れやすいです。個人で出品するよりも高く売れる可能性もあります。
どんなデメリットがある?
代行業者が面倒な作業をやる代わりに、代行手数料が発生します。業者によって手数料は異なりますが、安い商品であればほとんどが手数料で取られてしまうことがあるので注意が必要です。手数料を踏まえた上で利益が出ることを確認し、利用するといいでしょう。
ヤフオク代行サービス「QUICKDO」の紹介
ヤフオクはオークションサービスの中では知名度が高く、利用者が多いです。お店で買取をしてもらうよりも高値で売れることも多いのですが、ヤフオクへ出品する際の準備は非常に手間がかかります。
オークションサービスの利用者統計
商品の写真を用意したり、タイトルや説明文を考えたり、落札された後も落札者とやり取り行い、更に商品の梱包から発送までとやるべきことが多いです。高額で売れる分、手間がかかるのがヤフオクのデメリットです。
なるべく商品を高値で売りたい、しかし面倒な作業はしたくない。出品作業の時間が取れない。そんな人向けのサービスとして、ヤフオクの出品代行サービスがあります。
ここではヤフオクの出品代行を専門的に取り扱う「QUICKDO(クイックドゥ)」について紹介します。
出品に関連する作業は全て代行!写真撮影もプロが実施する
QUICKDOでは商品の撮影はプロが行います。素人が撮影するよりもクオリティが高い写真となります。商品画像の見栄えが良ければ、その分見てもらえる可能性が上がるので高値で売れやすくなります。
個人できれいな写真を撮るには機材をそろえなければならないため、どうしてもプロが用意する画像と比べると見劣りしてしまいます。
写真の例
写真以外にも、出品から商品梱包、落札者とのやり取りから入金確認まで全てQUICKDOで代行してもらえます。
代行手数料は落札されたときに発生する
QUICKDOを利用する際は代行手数料がかかります。QUICKDOでは商品が落札された場合のみ手数料が発生します。落札されなかった場合は手数料は一切取られないので、余計な手数料がかからない点は安心です。
また、ヤフオクで落札時に発生する手数料(落札システム料)はQUICKDOが全て負担してくれます。それらを踏まえると代行手数料は良心的な価格となっています。詳細は下記をご確認ください。
Aコース
QUICKDO(クイックドゥ)が価格帯を調査し、設定して売り切りを目指すプランです。素早く商品を売りたい人や初心者はAコースがオススメです。
Bコース
開始価格を指定している場合の料金表です。指定した開始価格で商品が売れない場合は価格が下げられていきますので注意が必要です。
Cコース
開始価格かつコメント指定ありの場合の料金表です。これは高額商品を取り扱う人向けのコースです。
再出品も無料で代行してもらえる
商品が落札されなかった場合の再出品もQUICKDOで実施してもらえます。Cコースを選んでいる時に限り、落札されなかった商品の返品を送料無料でやってもらえます。
代行依頼時の送料も発生しない
QUICKDOに代行を依頼するときは、商品を送る必要があります。QUICKDOへの送料は一切かかりません。また、梱包キットを希望すれば梱包資材を無料で提供してもらえます。
YahooのIDが不要
QUICKDOはご自身のYahooIDを持っていなくても利用が可能です。未成年でも保護者の同意書があればサービスを利用することができるのも特徴の一つです。
QUICKDOのデメリット
QUICKDOはとても便利なサービスではありますが、デメリットもあります。
・800円以下となった場合は0円となる
商品価格が800円以下となった場合、全て代行手数料として支払うことになります。安すぎる商品の場合は要注意です。
・振込手数料220円がかかる
落札代金の振り込みに手数料が発生します。
・出品不可商品がある
取り扱い可能なカテゴリーが限られていますので、商品によっては対応してもらえないこともあります。また、カテゴリが対応していても商品の状態によっては対応不可となります。わからなければカスタマーセンターに問い合わせてみましょう。
取り扱い不可の例
QUICKDOカスタマーセンター
2018年3月のヤフオクルール改定について
2018年3月1日よりヤフオクでは大きな仕様変更が発生しています。変更点は次の通りです。
- 決済手段がyahooかんたん決済以外利用禁止
- 落札者の受け取り連絡後に入金
これらの仕様変更でどのような影響が発生するのか解説します。
売上金の引き出しが遅くなる
これまでヤフオクを利用するメリットとして、素早く売上が確定する点がありました。しかし、今回の改定によって落札者が受け取り連絡をしなければ売上が確定しなくなりました。
落札者がしっかり連絡してくれればいいのですが、ヤフオクでは受け取り連絡をしないユーザが非常に多いです。
落札者がなかなか受取連絡をしない理由
このルール変更は落札者にとってはほとんど気にならない改定です。基本、出品者側に大きく影響することとなります。落札者の中には今回の改訂を知らない人も大勢いらっしゃいます。
ヤフオクではこれまで受け取り連絡をするという文化が根付いていないので、意識していないユーザが非常に多いです。受取連絡の催促をするものの、商品を受け取った後はメッセージが見られないことが大半です。
14日間受取連絡がなければ自動で入金される処置はありますが、それでも今までと比べて入金までのスピード感が落ちてしまいました。
yahooかんたん決済強制化により取引は安全に
ヤフオクではYahooかんたん決済の利用が強制となりました。これは振込金額を誤魔化されるといった問題が発生したため、不正ができないようにするための改善です。しかし、他出品者との差別化のために地方銀行を利用するといったことができなくなったのはデメリットです。
めんどくさいを無くしたい人向けのヤフオク代行サービス
ヤフオクの出品作業は手間がかかりめんどくさいです。しかし、再出品自動化ツールの利用や代行サービスを利用することで手間を省くことができます。
特にヤフオクの代行サービスは商品を送るだけで全て代行してもらえるので、非常に優良なサービスです。何もわからない初心者は代行業者に全て任せることができるので初心者向けでもあります。
慣れている人でも出品作業は手間ではあるので、時間がないときは代行サービスを利用することも一つの手です。