ヤフオクで出品するには本人確認が必要なことをご存知でしたか。
本人確認は、SMS認証で行います。SMS認証には、携帯電話番号が一つ必要になります。
ここではヤフオク出品するための本人確認について紹介していきます。SMS認証なしでアカウントを持つ方法も解説しているので、ヤフオクを利用する時の参考にしてください。
ヤフオクに出品登録する方法

ここではヤフオクの出品登録方法について紹介します。難しい操作は必要ないので、パソコンが苦手でも問題ありません。
ヤフオクのIDを取得する
ヤフオクのIDを取得するには、Yahoo!会員になる必要があります。Googleの検索エンジンからヤフオクのトップページに移動しましょう。
トップページの左上にある新規登録ボタンをクリックします。

新規登録には携帯電話が必要です。
以前あった「携帯電話番号をお持ちでない場合のお手続き」はなくなり、携帯電話を利用した登録のみになりました。
携帯電話番号をハイフン無しの半角数字で入力し、「次へ」をクリックします。
携帯電話にSMSで確認コードが送られてくるので、画面に入力し、「確認する」をクリックします。次に属性入力の画面が表示されますので、
- 性別
- 生年月日
- 郵便番号
- 名前( IDの代わりに表示される文字列)
- 連絡用メールアドレス
- お知らせメールを受け取るかの選択
を入力し、「登録する」をクリックするとヤフオクIDの取得は完了です。

出品者情報の登録をする
出品するための情報を登録します。
トップページの左側の「マイオク」をクリックすると、マイ・オークションのページが開きます。
そのマイ・オークションのページの、設定の「出品者情報利用設定」を選択し、必要事項を入力して「登録する」をクリックします。

氏名、住所、電話番号は正確に入力しましょう。
Yahoo!ウォレットに登録する
次にヤフオクの支払いシステムであるYahoo!ウォレットに登録していきます。Yahoo!ウォレットのトップページを開きます。トップページから「登録情報」を開き、利用規約に同意します。

必要事項とクレジットカード情報を入力して「登録」をクリックしましょう。
これでYahoo!ウォレットの登録は完了です。

銀行口座も登録しておきましょう。
銀行口座はYahoo!かんたん決済の入金口座となりますので、メインのものを使うのがオススメです。

ヤフオクでの支払いは全てかんたん決済を利用することになるので、忘れないように登録しておきましょう。その他、商品代金の支払いや売上金をPayPayにチャージしたい場合、利用登録およびYahoo! JAPAN IDとの連携が必要になります。
Yahoo!プレミアム会員に登録する
Yahoo!プレミアム会員に登録すれば、落札システム利用料がお得になります(一般会員が落札額の10%なのに対して、プレミアム会員なら8.8%(税込)です)。
Yahoo!プレミアムのトップページを開きます。Yahoo!プレミアムにある「会員登録ボタン」をクリックします。
必要事項を入力し登録すると、Yahoo!プレミアム会員の登録は完了です。
参考:Yahoo!プレミアム
本人確認しなくても出品できる

一定の要件を満たした場合、SMS認証をせずともヤフオク出品が可能です。SMS認証が面倒だという方は、ここで紹介する方法を実践してみてください。
Yahoo! BBを契約している
Yahoo! BBを契約しているIDは、すでに本人確認がされている状態なので、ヤフオクで再度本人確認をする必要がありません。
Yahoo! JAPANカード・PayPayカードを登録している
Yahoo! JAPANカードやPayPayカードに登録しているIDも、モバイル確認や配送による確認の必要はありません。ただし、有効期限切れの場合は、新たに本人確認が必要です。
過去にヤフオクで出品するために登録している
過去に以下のサービスで、本人の確認が済んでいる場合は、再度確認する必要はありません。
- 本人確認
- モバイル確認
- 郵送住所確認
- 配送本人確認
ただし、確認手続きが完了した後に情報を変更した場合などは、その限りではありません。
SMS認証の注意点

SMS認証では、SMSが届かなかったりすることがあります。ここでは、SMS認証でありがちなトラブルの対処方法について紹介します。
認証コードの発行ができない
認証コードが発行できないのは、以下の理由によるものです。
- SMSの認証中に認証コードを複数回発行している
- 固定電話やPHSの電話番号を入力している
ヤフオクで利用できる電話番号は、一つのIDに一つのみです。他のIDに登録済みの電話番号は利用できないので注意してください。
また、認証が完了する前に何度も認証コードを発行すると、一定時間ロックがかかってしまいます。その場合は、少し時間をおいてから認証コードを再発行しましょう。本人確認に使われる電話番号に、固定電話やPHSなどは含まれません。本人確認には SMSができるキャリアが必要です。
認証コードが届かない
認証コードが届かないのは以下の理由によるものです。
- SMSが利用できない
- 通信状態が悪い
- 受信拒否設定をしている
- SMSの保存が溜まっている
- 海外の事業者からのSMSを拒否している
- 携帯電話が最新のバージョンでない
SMSが利用できない契約になっている場合は、契約内容を見直しましょう。通信状況が悪い場合は、場所を変えてみるのもおすすめです。
SMS受信を拒否設定している場合は、認証コードを受け取ることができません。以前使用したSMSが携帯電話に保存している場合は、溜まっているデータを削除しましょう。
また、携帯電話の更新をしないで、古いバージョンのまま利用している場合は、最新バージョンに更新すると、認証コードが受け取れる可能性があります。
受信拒否の有無やSMSの設定に不明点がある場合は、回線契約を行った携帯会社に確認してください。
認証コードが使えない
認証コードを手に入れても、以下のような事由があればモバイル確認ができません。
- 有効期限が切れた
- 間違って入力した
認証コードは発行から10分で有効期限が切れるので、早めに入力するようにしてください。複数回間違って入力してしまった場合も無効になるので注意が必要です。無効になった場合は再発行してもらってください。
ヤフオクで複数の出品アカウントを持つには電話番号が一つあればよい!?

ヤフオクはアカウントを複数持つことに対して禁止事項を設けていません。ここでは電話番号一つで複数のヤフオクアカウントを持つ方法について紹介します。
ヤフオクに出品するには
ヤフオク出品を利用するなら、以下の要件を満たしておく必要があります。
- Yahoo! JAPAN IDを持っている
- SMS認証が済んでいる
- Yahoo!ウォレットに登録している
Yahoo!JAPAN IDは携帯電話さえあれば誰でも取得できます。Yahoo!ウォレットはヤフオクで落札された商品の代金を受け取るのに必要です。
ヤフオクのSMS認証について
ヤフオク出品を利用するならSMS認証が必要です。
SMSによる本人確認を行いますが、利用できる電話番号は一つに限られています。そのため利用する電話番号は、一つのYahoo! JAPAN IDに一つだけというのが原則です。さらに認証された電話番号は解除することができません。
そのため電話番号ひとつで複数のヤフオクアカウントを取得するには、SMS認証が不要な方法を併用していくことになります。
そこで、SMS認証なしで複数のヤフオクアカウントを持つ方法を紹介していきます。
SMS認証なしで複数アカウントを持つ方法
複数アカウント取得には、SMS認証が不要なケースを利用しましょう。本人確認が不要になるケースは以下の通りです。
- Yahoo! BBを契約している
- Yahoo!カードを利用している
- PayPayカードを利用している
- 過去にヤフオクで出品するために登録している
このようなアカウントは、複数アカウントとして利用しましょう。
ヤフオクは本人確認でさらなる「いたずら入札」を対策

入札は、ネットオークションを運営するヤフオクならではの機能です。ヤフオクは、2021年6月に開催したオークションの結果を基に、いたずら入札防止対策を公表しました。
このオークションというのは、流通量が極めて少ない名車特化のオークション「Collection Car Auction」のこと。貴重な商品がユーザーの元に届くまで、安心安全が担保されるように本人確認を導入しました。
ヤフオクは本人確認でさらなるいたずら入札防止へ
ヤフオクは、2022年7月から本人確認を活用したオークションを展開することで、いたずら入札防止へ取り組みました。
いたずら入札とは、購入する意思のない入札行為のこと。ヤフオクのガイドラインでも禁止されている迷惑行為です。その理由はユーザーが安心してオークションに参加できるようにするため。今後は本人確認を活用した機能やサービスを拡充して、いたずら入札対策が更に強化されます。
ヤフオクは本人確認を入札時に義務化
事業者による特定のオークションでは、事前の本人確認が導入されています。本人確認とは、顔写真付きの公的書類の情報と登録情報を照合する高度な本人確認システムのこと。今後は本人確認が個人の出品者にも適用されていきます。
入札を希望する場合、提出された本人確認書類と登録情報をヤフオクが審査します。これによって、審査に通った人のみオークションに入札が可能になるのです。その結果、いたずら入札を防ぐことになり、真剣に購入する気がある人だけのオークションになります。
ヤフオクは本人確認で入札を事前管理
ヤフオクはすでに、いたずら入札に対する防止策を講じています。これが本人確認によって更に強化されるのです。
いたずら入札をしたユーザーを利用停止するだけではありません。ヤフオクは実際にいたずら入札をしたYahoo! JAPAN IDに加え、関連するYahoo! JAPAN IDを調査します。本人確認があることで、同じ利用者も特定可能になり、いたずら入札の事前防止に役立てています。
ヤフオクは今後のいたずら入札対策として、ブラックリストを整備し更なる防止措置を強化していきます。いたずら入札の可能性が高い場合は入札をさせない仕組みも実施されています。
ヤフオクは本人確認とは別の入札制限も導入
ヤフオクは本人確認だけではなく、様々な入札制限を導入しています。出品者が、自分の商品に対して入札出来るアカウントの制限をかけられるのです。
実際の入札制限の方法としては、
・入札者の評価レベルが一定以上
・SMS認証
・Yahoo! JAPANの他のサービスで住所氏名などの本人確認情報が確認済み
などが挙げられます。
入札者認証制限をかけると、登録情報に一定の信ぴょう性のある利用者のみを入札可能にすることができます。
ヤフオクは本人確認といたずら入札被害の救済措置を実施
ヤフオクは利用者に対して、いたずら入札が発生した際の救済措置も用意しています。これは、落札後に全く連絡が取れなくなったなどのトラブルを申告できる制度です。一定の条件を満たした場合、申告制度を利用すると後日オークションにかかった費用が返金されます。
ヤフオクはいたずら入札があった申告を受けて、利用規約と照らし合わせた対象者チェックを行います。利用規約に違反が認められた場合、ヤフオクが措置を講じるのです。これはいたずら入札によるトラブルの救済措置を希望しない人でも報告が可能なので、いたずら入札防止に役立てることが可能です。
まとめ

ヤフオクに出品するには、Yahoo!JAPAN IDの登録とSMS認証が必要です。その後、 Yahoo!ウォレットとプレミアム会員に登録すれば、出品ができるようになります。
ぜひヤフオクを楽しんでください。