メルカリで野菜を販売する方法と成功するためのコツ

メルカリでは家庭菜園で育てた野菜も出品することができるため、野菜をネットで販売したい農家の方にはメルカリの利用をおすすめします。ただし、野菜の種類や配送方法によっては鮮度が落ちるため注意が必要です。

今回は、野菜をメルカリで売るメリット・デメリットと、野菜販売で儲けるコツを解説します。

目次

メルカリの特徴

メルカリは、今やフリマアプリの代名詞とも言える存在となりました。日本国内の8人に1人、1750万人が売り買いをしており、10代~80代まで幅広い世代の方が利用しています。(男女比:男性40%、女性60%)

参考:メルカリ

出品が簡単

メルカリの最大の特徴は、とにかく出品作業が簡単だということです。写真をアップロードして、商品説明文を書くだけなので、すべてスマホで完結します。商品説明文のテンプレートも用意されているため、初心者でも気軽に出品できます。

安いものが売れる

メルカリの利用者はとにかく安く買いたいと思っている人がほとんどです。そのため、他の出品者より1円でも安くすると売れやすくなります。

また、メルカリには値引き交渉が当たり前というフリマ独自の文化があります。値引き交渉を断ると一気にお客さんが冷めてしまうため、値引きするのを前提で価格を設定する必要があります。

個人間取引サイト

メルカリは、あくまで個人間取引を想定したプラットフォームです。業者による物販は想定されていません。そのため、一括出品や在庫管理といった機能はありません。

メルカリで野菜を売っていいの?

メルカリでは基本的に何でも売ることができますが、出品が禁止されている商品もあります。その代表格が「手作り商品」です。ハンドメイドのアクセサリーなどは問題ありませんが、手作りコスメや手作り料理などは、衛生面・安全面の観点から出品が禁止されています。

野菜は可

しかし、なぜか手作りの野菜は出品が禁止されていません。きちんとした農園ではなく、家庭菜園で栽培した野菜も出品が許可されています。

メルカリで野菜を売るメリット

メルカリ以外にも野菜をネット販売するルートはいくつかありますが、ネット販売初心者にはメルカリの利用をおすすめします。なぜなら、メルカリ販売には4つのメリットがあるからです。

無料で出品できる

自分でネットショップを開設して販売するとなると、初期費用がかかる場合がほとんどです。しかし、メルカリなら会員登録も出品も全て無料で行えます。

売りたい時だけ売れる

メルカリに出品する場合、納品期限はありませんし販売個数のノルマもありません。野菜をリアルの市場などに出荷している人は、余った野菜だけをメルカリに出品することもできます。

規格外の野菜も売れる

見た目が良くない野菜は一般市場には出荷できません。メルカリでは、そういった規格外の野菜にも需要があります。

消費者の声を直接聞ける

メルカリで販売すれば、消費者と直接やり取りできるため、生の声を聞いて今後の栽培に活かすことができます。

旬の野菜を高値で売れる

季節に合った旬の野菜を食べたい!という消費者は沢山います。

食べたくても近くのスーパーには売っていないから泣く泣く諦める・・・なんて方でも、メルカリなら手軽に注文できる為、高値で売れることがあります。

珍しい野菜を栽培していれば、こちらも高値で売れることがありますので、積極的に販売しましょう。

出品〜発送まで簡単にできる

メルカリにはとても分かりやすいマニュアルが用意されており、基本的にはこのマニュアルを見れば誰でも野菜を販売することができます。

出品することも、買い手とのやり取りも、スマホだけでできる為、初心者の方にとって出品のハードルはかなり低いと言えます。

メルカリは利用者が多い為、買い手も多い

メルカリは2013年7月2日からサービスが開始され、2021年9月には月間利用者数が1000万人突破、2021年12月には累計出品数が25億品を超えるなど、国内屈指のフリマアプリです。

利用者が多いという事は、それだけ沢山の人に商品を見てもらえるということ。その為、他では売れなかった商品がメルカリでは売れた、なんて事もあります。

固定客がいない初心者には、特におすすめしたいフリマアプリです

フォロワー数を増やす事で売上が安定する

メルカリには気に入った出品者をフォローする、フォロー制度があります。

フォローした出品者が新たに出品した場合、フォロワーに通知が届くようになっています。

以前に買った野菜を気に入って貰えれば、フォローしてもらえる可能性が上がり、リピート客の増加に繋がります。

フォロワー数を増やして固定客を増加させることで、売上を安定させられるように意識しましょう。

工夫すれば沢山売れる

畑仕事を初めて12年、定年退職したのが2年前のNさんは、現在フォロワー700人以上、出品数は900以上。商品は全て完売しています。

色とりどりの旬野菜をサイズ別の段ボール箱に詰めて販売したり、グラム単位で販売しています。
除草剤や農薬を使わなかったり、カラフルな野菜を栽培したり、写真を綺麗に撮ったりと、様々な工夫をすれば沢山売ることが可能です。

「モノを売る」が上達する

メルカリで商品を販売する場合、初めての方でも分かりやすいようにマニュアルが用意されています。

商品の写真を撮り、メルカリにアップして、お客様とやり取りをする。商品が売れたら丁寧に梱包して発送をする。

こういった一連の流れを掴むことで、「モノを売る」という販売能力が上達していきます。

しかもメルカリが「やることリスト」を用意してくれる為、発送が遅れたり返信し忘れる、なんていうヒューマンエラーが少なくなるのもメリットの一つです。

メルカリで野菜を売るデメリット

しかし、メルカリ野菜販売も良いことばかりではありません。主なデメリットを4つ紹介します。

手間がかかる

メルカリでは購入者の値引き交渉や質問に個別に対応しなければいけないため、その手間がかかります。また、厄介な利用者に購入されると、理不尽なクレームを寄せられる可能性もあります。

鮮度が落ちる

野菜は配送距離によっては鮮度が落ちてしまう場合があるため、送料が高いクール便で送る必要があります。

ただ、高いからといって送料の負担を購入者に求めてはいけません。送料は必ず出品者負担にして出品してください。購入者負担にするとクール便を選択してもらえない可能性があります。

価格勝負になりやすい

前述の通り、メルカリでは安くしないと売れません。それは野菜を販売する場合でも同じです。相場を確認した上で、それより安い値段で出品しましょう。

販売手数料がかかる

メルカリは、出品自体は無料でできますが、商品が売れた場合は売上の10%が販売手数料として徴収されます。

慣れるまでは販売作業が大変

メルカリで野菜を売るためには、以下の販売作業が必要となります。

  • 写真を綺麗に撮ってアップする
  • 野菜の紹介文を作る
  • 価格を設定する
  • 発送方法を決める
  • お客様からの問い合わせに対応する
  • 梱包作業
  • 発送作業

慣れてしまえばすぐ終わりますが、慣れるまではこれらの作業にかなりの時間を要します。

商品ページのデザインを自由に変えられない

メルカリで野菜を販売する場合、商品ページに野菜の写真や紹介文を書きます。

この商品ページはデザインやレイアウトが決められており、他の出品者と差別化を図ることが難しいです。

ひと目で分かるような個性的なデザインを作りたい場合は、個別にホームページを作る必要があります。

販売数が増えると作業に追われて大変

写真撮影〜発送まで1商品につき複数の作業が発生し、お客様からお問い合わせがあれば、その都度丁寧に対応する必要があります。

嬉しい悲鳴ではありますが、販売数が増えれば増えるほど、これらの作業に時間を取られることになります。

外部サイトのURLを載せられない

メルカリでは外部サイトのURLの記載を禁じている為、自身のホームページを載せたり、外部サイトの登録を促すことができません。

加えてメルカリには、気に入った出品者をフォローする機能はあっても、出品者を検索する機能はありません。

だからメルカリでリピーターを増やす為には、良い商品を売ってフォロー機能に頼る、ということをひたすら続ける必要があります。

メルカリ取引の流れ

ここからは、メルカリに登録してから代金を受け取るまでの流れを説明します。

会員登録

まずはメルカリのホームページを開いて、右上の「新規会員登録」ボタンをクリックしてください。

参考:メルカリ

新規会員登録画面が表示されたら、「メールアドレス」「Facebook」「Google」「Apple」のいずれかで登録してください。登録方法は簡単で、ニックネーム・メールアドレス・パスワードなどを入力するだけです。

野菜の出品

会員登録が完了したら、右下の出品ボタンをタップしてください。

野菜の写真をアップロードして、商品説明文を入力してください。初めての人はテンプレートを利用しましょう。

あとは価格・配送方法などを選択するだけです。

野菜の発送

商品が売れた時は、すぐに梱包作業を行ってください。

その後、商品代金の入金が確認できたら、すぐにクール便で発送しましょう。

代金の受け取り

メルカリでは、代金未払い・商品未発送などのトラブルを避けるために、メルカリ運営が出品者と購入者の仲介をしています。具体的には、購入者が支払った代金をメルカリが一時預かり、商品の受け取りを確認してから出品者に支払うという仕組みを採用しています。

そのため、代金を受け取れるのは購入者に野菜が届いた後です。

野菜販売のコツ

野菜販売で安定して利益を上げるにはリピーターを作る必要があります。

野菜販売でリピーターを作るためのコツを6つ紹介します。

丁寧な梱包と発送を心がける

野菜は生物であるため、きれいなダンボールに梱包するなど、衛生面に細心の注意を払ってください。

また、発送が早いほど評価が上がるので、入金を確認したらできるだけ早く発送しましょう。理想は即日発送です。

価格設定をわかりやすくする

野菜をセット販売する場合は、個数や種類による値段の違いを明記しておきましょう。

価格設定が不明瞭でセットごとに値段が異なると、購入者は「どれがお得なの?」と迷ってしまいます。購入者が迷ったり考えたりしなくて済むように、わかりやすい価格設定を心がけましょう。

定期便を作る

リピーターを作る上で最も重要な仕組みは定期便です。定期便の場合は一般販売より値段を1~2割安くしておきましょう。また、定期便のプランを豊富に用意しておくと、幅広い層を取り込むことができます。

定期便の告知をする

通常購入された野菜を発送する際は、定期便の案内を同封しておきましょう。

SNSで宣伝

インスタグラムなどのSNSを使って宣伝をすると、固定客がつきやすくなります。

特定商取引法に基づく表記

特定商取引法に基づき、販売者の氏名、住所、連絡先などを商品ページにきちんと明記しておくと、信用度が上がり固定客もつきやすくなります。

プロフィールや商品情報を工夫して他の出品者と差別化する

メルカリではプロフィールのデザインやレイアウトを変えられない為、プロフィールの自己紹介文や、商品の説明文で他の出品者と差別化を図る必要があります。

販売する野菜の特徴や、おすすめの調理法、どんな所に気をつけて栽培したかなど、お客様が目を引く文章を書くように意識しましょう。

また綺麗な写真を撮ることもとても大切です。「LINE Camera」など無料で使えるカメラアプリも沢山ありますので、是非お試しください。

参考:LINE Camera

販売する野菜を把握する

まずはすぐに販売できる野菜がどれだけあるかを把握しましょう。

購入してもらえたらすぐに梱包をして発送作業をする必要があります。すぐに梱包・発送できる量を把握してから、メルカリに商品情報をアップするようにしましょう。

また土日祝日は発送できないこともあるので、発送するタイミングも気をつけるようにしましょう。

余裕を持って出品する

野菜は鮮度が命です。

まだ発送ができないのに出品した野菜が売れてしまった・・・なんて事にならないように、余裕を持って出品しましょう。

相場より低い価格設定をする

鮮度の良い野菜を届ける為には、商品をアップしてからすぐに売らなければなりません。

メルカリで野菜を売る場合、どうしても価格勝負になる為、相場より少しだけ低い価格設定にすることで、鮮度の良い野菜を購入者の元へ届けることができます。

配送可能エリアを決める

野菜の鮮度を落とさない為にも、常温で発送する場合は特に、配送可能エリアを限定した方がいいでしょう。

他にも

  • 遠方に配送する場合はクール便を利用する(追加料金の記載も忘れずに)
  • 翌日に届くエリアに限定する

などの工夫をしてなるべく野菜の鮮度を落とさないように気をつけましょう。

なるべくクール便を利用する

気温の高い夏場に配送する場合は、クール便を利用した方がいいでしょう。常温で配送して野菜が腐ってしまっては、お客様とトラブルになる可能性もあります。

お得な価格で発送できるメルカリ便はクール便に対応していません。クール便を利用する場合は、ヤマト運輸のクール宅急便や、日本郵便のチルドゆうパックを利用しましょう。

参考:クール宅急便

参考:チルドゆうパック

少しだけ多めに野菜を詰める

常温で配送する場合や、野菜を沢山詰めた場合は、底にある野菜が傷んでしまう事があります。
こういった場合に備えて、野菜を少しだけ多めに詰めておくのもひとつの手です。

仮に野菜が傷んでいなかったとしたら、多めに入っていた野菜を見て喜んだ購入者が、リピーターになってくれるかもしれません

お手紙を添える

最近はどんな生産者さんなのか?を気にする消費者が増えています。

美味しい野菜を販売するのはもちろんですが、生産者の人となりに触れることで、次回以降も購入して頂ける可能性が上がります。

どんな思いで作った野菜なのか、いつから農家をしているか、おすすめの調理法などを手紙にする事で、好感度が上がり、他の出品者と差別する事ができます。

メルカリの野菜販売は儲かるの?

メルカリ販売は個人でも稼げるビジネスの一つです。月に数十万円稼いでいる人もザラにいます。

販路の一つ

野菜を売る場合、メルカリはあくまで販路の一つとして捉えましょう。専業農家として野菜を栽培している方は、市場や小売業者をメインの販路として、売れ残った野菜をメルカリで売るという手法がおすすめです。

野菜のネット販売はメルカリで

メルカリは利用者が多く需要も幅広いため、一般市場では売れない野菜にも買い手が付きます。ただ、野菜は生物ということもあり、他商品と比べると売れにくい傾向があります。丁寧な梱包と迅速な発送を心がけて、地道に固定客を増やしていきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ビジネスのノウハウを実践ベースで徹底的に追求するのがアクシグ。
世界で最も専門的で網羅的なコンテンツを提供し、ノウハウを惜しげもなく提供していきます。

目次