輸入をしてAmazonで出品をする時には商品リサーチがカギになります。
作業の中で一番悩むところではありますが、結果に結びつく作業でもあります。
商品リサーチに必要なツールやリサーチ方法などを、この記事では解説していきます。
Contents
Amazonセラーリサーチの役割
セラーリサーチというのは、Amazonの出品者が出品中の商品を調べることです。
他の出品者が出品している商品を調べる事で、利益が出る商品を探す事ができます。
Amazonセラーをリサーチする方法
セラーリサーチをする際のポイントとして、電脳せどりの出品者を探すという事です。
店頭せどりをしている出品者の商品をチェックしても、同じ商品を見つけて販売するのは難しくなるからです。
例えば、ドライブレコーダーを例としてセラーリサーチしてみましょう。
Amazonで「ドライブレコーダー」とタイプして検索します。
表示された結果から、一つの商品を選び、クリックします。
詳細ページに移動すると、「新品」という部分がありますので、クリックします。
その商品の出品者の一覧が表示されます。
価格の横に「prime」と書かれていると、FBA出品者になりますので、出品者の詳細を見てみます。
評価の数が多ければ、せどらーと考えられますので、出品者名をクリックして、さらに情報を見てみます。
出品者の連絡先や、責任者などのストア情報が書かれています。
「ストアフロント」と書かれている部分をクリックすると、その出品者の出品している商品の一覧が表示されます。
他のジャンルの商品も出品していれば、リサーチをするとよいでしょう。
一定のジャンル以外でも出品していれば、その商品は利益がでる商品という事も考えられます。
Amazonでセラーリサーチをする重要ポイント
上記の方法で、ドライブレコーダー関係の商品でFBA出品者がいるのであれば、リサーチをしていくと良いでしょう。多種多様な商品をリサーチしていくと、より利益が出やすい商品を見つける確率が向上します。
ポイントとして、評価の数が多い出品者をチェックすることです。
新規出品者よりも、評価数が多い出品者の方が、Amazonで販売している期間が長く、もしくは出品数が多いと考えられます。
さらにリサーチをする際に、キーワードを変えて入力してみても効果的です。
有力な出品者を見つければ、利益が出そうな商品をたくさん見つけることができます。
Amazonのセラーリサーチのまとめ
セラーリサーチは、せどりの初心者から上級者まで誰でもできるリサーチ方法です。
セラーリサーチを徹底することで、利益が出る商品を多数見つけることができます。
せどりでは、いかに商品を探し当てるかが、利益を出していくのに大切です。
リサーチを効率よく行い、売り上げや利益を向上させていきましょう。
出品時に便利なAmazonセラー向けのリサーチツール
ASIN収集ツール
リサーチツール
在庫更新ツール
価格改定ツール
商品情報取得ツール
AmazonSEOツール
顧客フォローツール
一つの機能だけでなく、複数の機能を持っているツールもありますので、利用する目的に合わせて必要なツールを使い分けましょう。
Amazonセラー必須の商品ASIN収集のツール
商品のASINを収集するために用いるツールです。
無在庫販売を行いたい時に、このASINを収集できるツールの存在は大きいでしょう。
ぜひ活用していきたいツールです。
リサーチツールとは?
商品のリサーチのためのツールです。
国内外でASINを元にして、価格差を抽出するのに活用するツールです。
AmazonSEOツール
検索ワードに対しての、自分の商品の順位を見ることができます。
日本ではこのタイプのツールは少ないですが、海外では活用されています。
Amazon出品時に使える3つの無料リサーチツール
色々なツールやサイトがありますし、GoogleChromeの拡張機能などもありますので、それらを活用できます。
最終的には自己流にアレンジしていきますが、基本的な使い方をマスターしていきましょう。
Amazonセラーなら必須のリサーチツール「ショッピングリサーチャーfor web」
ショッピングリサーチャーfor webは、Amazonでのランキングの変動を見ることが可能です。
変動は、表示期間を設定すると好きな日数で見ることができます。
ランキングの上昇の仕方を見ると、1か月での売り上げ予想に使えます。
ただし1個しか売れていない場合でも、数個売れた場合でもランキングは上昇するので、正確な個数は予測しにくいです。
バリエーション商品や、アパレルはデータに反映されていないこともあるのがデメリットです。
過去の履歴から、予測をしたり、ライバルの価格推移を見ていくのに活用できます。
グラフで商品チェックできるリサーチツール「keepa」
Amazonの商品ページに、セールスランクや価格の変動をグラフに表示することができます。
最安値の際の値段や、セール時の価格などをグラフでチェックできるので、利益がどれほど出るのか確認することが可能です。
ランキングでの変動の仕方や、中古価格での表示もできるので、商品のリサーチに役立つ情報を比較できます。
参考:Keepa
Amazonセラーが一目でわかる利益計算ツール「FBAシミュレーター」
FBAシミュレーターは、Amazonの公式ツールなので、利益計算をするのに欠かせません。
カテゴリー手数料や配送料など、ややこしい部分もありますので、利益計算をするのにこのツールは役立ちます。
参考:FBA料金シミュレーター
Amazon出品時に時短できる有料リサーチツールの存在
これまで紹介したツールは無料のものでしたが、有料のツールについても考えてみましょう。
Amazonセラーが得する有料リサーチツール
有料リサーチツールのメリットは以下の通りです。
・リサーチ時間の短縮
・ASINがつながっているものを発見できる
Amazonセラーが失敗する有料リサーチツール
・リサーチに時間がかかる
・ASINがつながっていないものは発見できない
・費用がかかる
これらの点は、有料である以上避けられないデメリットです。
賢いAmazonセラーが使用する有料ツールと無料ツールの違い
大きな違いは、AISNがつながっていないものは発見できないことです。
ASINがつながっていると発見しやすいのですが、それはライバルでも同じです。
ASINがつながっていると利益率が高い傾向もあるので、ツールを使ってASINがつながっているものを探しASINがつながっていないものは自力で探していく必要があります。
出品でAmazonセラーがツール使用時に注意すること
Amazon出品を考える時に、ツールを選択する方法についても考えてみましょう。
失敗しないためにも、次のようなツールは避けておきたいものです。
業界最速を宣伝文句にしている
業界最速を宣伝にしていても、Amazonの商品API(MWS)を取得できるのは、1時間で3000から4000と決まっています。
MWSが複数なのであれば、確かに業界最速なのかもしれませんが、コストが上がります。
業界最速という宣伝文句の背景には、プログラミング言語の違いがあるかもしれません。
しかしプログラミング言語の違いや、それほどプログラミング言語の違いが早さに影響を与えているのかは分かりません。
多くの場合に、ツールの速さはそれほど変わらないのが実情です。
オリジナルであることを宣伝文句にしている
他社のツールがパクリであるかのように宣伝しているツールもあります。
これに関しては、特許を取るしか解決方法はありません。
サービスの質で勝負をしているのであれば、機能が真似されても他の部分で差別化できるので、気にならないはずです。
他のツールにはないサービスや機能、さらに付加価値を加えてこそ本当に良いツールでしょう。
完全出品自動化を宣伝にしている
そもそも完全自動化でできてしまうのであれば、自社での運用をして儲ける方が効率が良いです。
完全自動化していても、その情報は他のユーザーにも共有されているので、同じことをしている出品者が増えるので、情報の価値は下がります。
ユーザーが考えた戦略をサポートし、調べる時間を短縮するのに役立つのがリサーチツールなのです。
Amazon出品に使える有料リサーチツールの紹介
Amazon出品に使える有料ツールは以下の2つです。
・ショッピングリサーチャー
・アマテラス
1つずつ詳細を見てみましょう。
グーグルのリサーチツール「ショッピングリサーチャー」
ショッピングリサーチャーは、GoogleのChroomの拡張機能で使えるツールで、無料版と有料版があります。
拡張機能をダウンロードするだけですので、難しい設定はありません。
主な機能としては、Amazonの商品ページに以下の機能が追加されます。
・プライスチェックなどの外部サイトへのリンク表示
・商品ページ内での利益計算
・ライバルが出品している商品のASINの抽出
無料版と月3980円の有料版の2段階の価格帯がありますが、無料版からまず使ってみましょう。
Amazon登録商品のリサーチツール「アマテラス」
アマテラスはセラーIDや商品名などを検索すると、Amazonに登録している商品が表示されます。
中国に限らず、欧米輸入や欧米輸出にも使えるツールです。
表示価格も最安値だけでなく、カート価格が表示されているのもポイントです。
プライスチェックの様に、一括でASINを検索できる機能もあります。
アマテラスの価格は、
アドバンスプラン:月額9,800円
プロプラン:月額19,800円
になっていて、どちらも30日間の無料お試し期間があります。
Amazonセラーが注目するリサーチツールのまとめ
ぜひ使っていきたいのは、ショッピングリサーチャーfor webとプライスチェックの2つのツールになります。
無料のツールか有料のツールかに関わらず、性能は高く上手に活用することで、売り上げにつなげることができます。
Amazon輸入で成功するためには、商品をリサーチする力が必要です。
上手にリサーチすることができないのであれば、出品をしても稼ぐことなどできません。
性能が高いツールを使って、商品をリサーチし、利益が高い商品を見つけることがAmazonでのせどりに大切なのです。
ここで紹介したリサーチツールを活用して、Amazonでの利益を上げるために正しいリサーチをしていきましょう。