メルカリでは、取引が終わる前に、お互いを評価しなければならない決まりがあります。しかし、中には稀になかなか評価をしてくれないユーザーもいるのです。このような人には、どのように対処すべきなのでしょうか?
この記事では、評価をしてくれない人に対する、アプローチの方法を解説していきます。興味のある方はぜひ参考にしてください。
「受け取り評価」とは?
そもそも、メルカリの「受け取り評価」にはどのような役割があるのでしょうか?ここからは、受け取り評価システムの仕組みについて解説していきます。
買い手の元に荷物が届いたことを知らせる通知
メルカリでは、購入ユーザーが荷物を受け取ったら、まずはじめに中身をチェックします。そして、問題がなければ受け取り評価をするという手順です。そのあと、通知を受け取った売り手ユーザーが購入ユーザーを評価し、取引が終わるという仕組みになっています。
これは、一方のユーザーが納得しないまま、取引が進行しないための工夫と言えるでしょう。しかし、このシステムのおかげで、やり取りがうまく進行しないケースもあります。
相手が受け取り評価をしてくれないということは、取引が終了しないということでもあるのです。この間、売り手は売上金を受け取ることができません。
なぜ受け取り評価をしてもらえないのか?
買い手ユーザーが受け取り評価をしてくれない理由は、いくつか考えられます。ここからは、その具体例を7つほど紹介していきます。
確認が済んでいない
受け取り評価を送る条件に達するには、単に荷物を受け取っただけでは十分とは言えません。実際に荷物を開封し、状態の良し悪しを確認する必要があるのです。
つまり、荷物自体は買い手の手元に届いているが、まだ中身を確認していないというケースが発生し得るのです。なお、中身を確認していないにもかかわらず評価を送ると、返品やキャンセルができなくなります。そのため、この段階で買い手は評価を送ることができないのです。
忘れている
買い手の目的は、品物が手元に届いた時点で達成されています。そのため、すっかり取引が終わったような気になり、評価を忘れてしまうというケースもあるでしょう。
この場合は、相手に確認のメッセージを送ることで解決することがほとんどです。荷物が届いたはずなのになかなか評価が送られてこない場合は、一度、手順の再確認をするメッセージを送ってみるとよいでしょう。
評価が必須ではないと勘違いしている
メルカリをあまり利用しないユーザーの中には、「評価」という言葉から、レビューのようなものだと解釈している人もいます。
多くの場合、レビューは必須ではないため、評価も不要と考えてしまうのです。このようなユーザーに対しては、あらかじめシステムの説明を行っておくと安心です。相手がメルカリの利用に慣れていないように感じたら、普段よりも丁寧に指示をするよう心がけましょう。
評価を回避しようとしている
受け取り評価をしない場合、一定期間が過ぎると自動的に取引が終了します。この際、お互いの評価は無いままとなります。
買い手ユーザーの中には、自分に評価がつくことを避けるため、この仕組みを利用しようとする人もいます。この場合、評価を促しても無視される可能性があります。しつこく催促をするとトラブルになる可能性もあるので、気をつけてください。一度メッセージを送っても返答がない場合は、そのまま期限が来るのを待った方が無難です。
品物に問題がある
受け取り評価をすると、取引が終了してしまいます。同時に、取引メッセージの利用もできなくなってしまうため、直接連絡を取り合う手段も無くなってしまうのです。したがって、品物に何らかの不備があった場合、評価を送ることができません。
評価の通知がなかなか来ない時は、品物の不備についての連絡がないかどうか確認してみましょう。
荷物が届いていない
そもそも品物がまだ届いていないため、評価が送られてこないという可能性もあります。追跡サービスが利用できる場合は、配送状況を確認してみましょう。
ちなみに、追跡サービスが使えない時でも、配送業者に問い合わせることで、おおよその配送スケジュールを確認できる場合もあります。心配な方は一度連絡してみるとよいでしょう。
初心者であるため手順をよく知らない
買い手が初めてメルカリというサービスを利用する場合、システムをよく理解していない可能性があります。
相手が初心者かどうか確認するには、取引の実績を見てみてください。実績が何も無い場合、新規のユーザーである可能性が高いでしょう。慣れていなさそうなユーザーには、事前に手順について丁寧な説明をしておくと安心です。
評価をしてもらえない場合の対処法
品物を売った相手から受け取り評価をしてもらえない時には、どうすればよいのでしょうか?
ここからは、荷物が到着しているはずなのにもかかわらず、評価が送られてこない場合の対処法を紹介していきます。
相手から連絡が来るまで待機する
荷物が到着しているからといって、必ずしもすぐに確認してもらえるわけではありません。相手の事情によっては、荷物を開封するまでに時間がかかるケースもあるのです。
以上のようなケースを考慮すると、すぐに催促のメッセージを送るのは控えた方がよいでしょう。相手から何らかのアクションがあるまで、数日ほど待ってみてください。それでも評価やメッセージが来なかった場合は、確認を促すメッセージを送ってみましょう。
確認のメッセージを送る
数日待っても何の音沙汰もない場合、相手が評価を忘れている可能性があります。この問題を解決するためには、メッセージで確認をしてみるのも一つの手でしょう。
ただし、送るメッセージの内容には注意が必要です。評価が遅いとイライラしてしまいがちですが、その気持ちを露わにしてはいけません。あくまでも状況確認だけにとどめておき、威圧的な態度は取らないように気をつけてください。
事務局の対応を待つ
相手から受け取り評価が送られて来なかったとしても、一定期間が過ぎれば自動的に取引が終了します。具体的には、発送通知から9日後の13時以降と定められています。これを過ぎれば、相手が何もしなくても売上金を受け取ることができます。
また、事務局に直接取引の終了をお願いすることも可能です。問い合わせ可能な条件は、発送通知から8日後の13時以降かつ、買い手の最後のメッセージから3日後の13時以降となっています。ただし、これには以下のような例外もあるので注意してください。
- メッセージのやり取りが続いている
- 相手からの質問でメッセージが終わっている
- 品物に不備がある
以上の条件に該当する場合は、まだ取引の最中であると判断されます。したがって、強制的に取引を終わらせることができません。
評価をしてもらえなかった場合はどうなるのか?
最後まで評価をしてもらえずに取引が終わった場合は、一体どうなってしまうのでしょうか?ここからは、受け取り評価をしてもらえなかった際の仕組みを紹介していきます。
売上金は必ずもらえる
もしも評価がされなかったとしても、一定期間が過ぎれば自動的に取引が終わります。品物の料金はあらかじめ入金されているため、取引が終わると同時に受け取ることが可能です。品物だけ取られてお金がもらえないというトラブルは、起こり得ないので安心してください。
もしも期限が過ぎても売上金がもらえない場合は、事務局に問い合わせるのがよいでしょう。この際、詳しい状況も併せて説明しておくとスムーズです。
自動的に取引が終了する
荷物の発送通知を送ってから9日が経った日の13時以降になれば、自動的に取引が終わります。自分で買い手や事務局に連絡を取る必要もなく、ただ待つだけです。
時間はかかるものの、待っていれば必ず取引は終了します。たとえ相手からの連絡が途絶えてしまっても、不安になることはないでしょう。
むしろ、しつこく催促のメッセージを送る方がトラブルになる可能性が高くなります。早く取引を終わらせたい気持ちは分かりますが、くれぐれも相手の気分を害さないように気をつけるべきです。
評価は無いままになる
時間経過により自動で取引が終わった場合は、お互いに評価をつけることができません。そのため、評価は無いままとなります。
買い手ユーザーの中には、これを狙ってわざと受け取り評価をしない人もいます。無理に評価を催促すると、トラブルになる恐れもあるので気を付けてください。しつこくメッセージを送ったりせず、大人しく待つのが無難と言えるでしょう。
なお、どうしても相手の対応に納得がいかない場合は、取引後にブロックすることをおすすめします。次回以降、そのユーザーと関わることはなくなるので、ストレスなくメルカリを使い続けることができます。
よくある疑問とその答え
ここからは、受け取り評価に関してよくある疑問を紹介していきます。分からないことがある方は、ぜひ参考にしてください。
評価をしないとペナルティを受ける?
受け取り評価をしない行為には、特に明確な罰則が定められている訳ではありません。ただし、評価がつかなかったり、余分な時間がかかったりなど、少なからず出品ユーザーに迷惑をかけることは事実です。
以上の観点から、迷惑行為を働いているとみなされるケースもあります。その場合、利用停止などの処分が下される可能性があるので注意してください。
もしも購入目的でメルカリを利用する場合には、荷物を受け取ったら必ず評価を送りましょう。これは、リスクなく安心してサービス利用するために必要なことです。
評価をしてくれない人はブロックすべき?
すでに取引が始まった後に相手をブロックしたとしても、強制的にやりとりを終わらせることはできません。受け取り評価をしてもらえないことへの対処としてブロックをするつもりなのであれば、あまり意味はないでしょう。
ただし、今後関わりたくない場合には、ブロックが有効です。ブロックをした相手は、自分が売りに出した品物を買うことや、コメントを送ることができなくなります。したがって、次回以降なるべく交流を避けたい相手に対しては、ブロック機能を使うことをおすすめします。
なお、ここで注意しなければならないのは、相手をブロックしたことをきっかけにトラブルに発展する可能性があるということです。稀に、逆恨みしたユーザーから嫌がらせ行為を受けることがあります。
もちろんブロックしたアカウントからは、コメントなどを送ることができません。しかし、中には規約を破って複数のユーザー登録をしている人もいます。別のアカウントから誹謗中傷のコメントを送ったり、取引後に悪い評価をつけたりするなどの行為をしてくることも考えられるのです。
以上のようなトラブルに見舞われたら、速やかに事務局に相談してください。該当人物のサービス利用停止処分など、適切な対処をしてもらえます。自分一人で解決する必要はないので、冷静に行動しましょう。
たとえ評価をしてもらえなかったとしても取引に支障はない
取引を終了させるためには、お互いに評価を送る必要があります。この際、一定期間が過ぎても受け取り評価が送られてこない場合には、自動的に取引が終わる仕組みになっています。したがって、相手との連絡が途絶えても、特に問題はありません。
ただし、強制的に取引が終了するまでには、長い時間がかかります。早めに解決したい場合には、別のアプローチ方法を考えなければなりません。
例えば、相手が評価を忘れている可能性もあるので、念のため連絡をしてみるのもよいでしょう。その場合、くれぐれもイライラした態度を表に出さないように気を付けてください。丁寧な言葉遣いで、状況の確認だけをするように心がけましょう。評価を強要するような内容は、迷惑行為とみなされる可能性もあるので気を付けてください。
もしも、相手とのやり取りの過程でトラブルに発展した場合には、事務局に介入してもらいましょう。当人同士だけでの話し合いでは、お互いに冷静になれないことが多いようです。第三者に介入してもらうことにより、穏便に解決することができます。
ところで、ビジネスで成功するためには独学よりも体系化された教材やサービスを活用して学ぶ方が結果が早く出ます。
ここではアクシグ編集部が予め登録した上で責任者に直接取材をし、有用性を確認した教材やサービスのみを厳選してご紹介します。無料ですのでお気軽にご登録またはご相談ください。
【限定公開】成功者続出の秘密のノウハウ
日本未上陸のノウハウで先行者利益が得られる大チャンス到来!
日本ではまだ知られていない秘密の情報をお届けします。
あなたのビジネスを成功させるために、今すぐ限定情報を入手してください。
【無料相談】Biz English
ビジネス英語は3ヶ月でマスターできます!
インターネットの買い物に慣れてくると、アメリカのアマゾンやeBayで購入したり出品したりしたくなるでしょう。英語ができなくてもGoogle翻訳やDeepLなどのツールを使えば始めるのは簡単です。
ところがクレームや返金などが発生すると機械翻訳では上手く交渉できません。金額が大きくなりビジネスレベルになるとなおさらリスクが高くなります。
ビズイングリッシュはビジネス英語専門の英会話スクールです。受講生は全くのゼロから英語でアカウントを復活させたり、海外の展示会で交渉に成功したりと幅広く活躍をしています!
今すぐビジネスレベルの英語力を身につけましょう!