Yahoo!オークション(ヤフオク)で出品をすると自身の商品ページが気になってしまいますよね。
Yahoo!オークション(ヤフオク)では自身の出品商品がどれだけ見られているか、どれだけ注目されているのかを計る数字があります。
それは「アクセス数」と「ウォッチリスト数」です。この2つの関係性やYahoo!オークション(ヤフオク)で売れやすい商品の特徴などをご紹介します。
Yahoo!オークション(ヤフオク)のアクセス数とウォッチリストって何?
オークションIDでログイン後、マイオク(マイ・オークション)にある「出品中」の項目をクリックし、自分が出品した商品ページの一覧を見ることができます。そこで、出品中リストにある商品名をクリックすると、出品中の確認したい商品ページが以下のように表示されます。
このアクセス数とウォッチリストに追加された数について詳しくお伝えします。
アクセス数について
【アクセス】
オークション開催期間中に商品ページを見られた回数を表しています。
1人のユーザーが同じ商品ページを何回も更新した場合も、アクセス数は増えます。
このアクセス数が増えれば増えるほど、Yahoo!オークション(ヤフオク)で商品が検索されやすくなります。
Yahoo!オークション(ヤフオク)のマイ・オークションで確認しよう!ウォッチリストについて
【ウォッチ】
商品ページにアクセスし、「とりあえずキープ」したい時に使用する機能です。
購入意思がある人だけが登録しているわけではありませんが、ウォッチリストに追加された数が多い方が注目されやすくなります。
中には同業のライバルセラーや、他の商品やサイトと価格を比較しているだけの場合もあります。
ウォッチ数が増え、売れやすい商品の条件として上げられるポイントは以下の4つです。
・商品の写真が魅力的
・他の商品と比べて価格が妥当
・商品説明が丁寧
・送料が適正
これらの条件を満たしている商品は、ウォッチリストに登録されやすくなります。
また、ウォッチリストに登録していると、Yahoo!オークション(ヤフオク)から自動的に通知が届きます。
オークションの終了時刻が近づいている時や、即決価格を値下げして再出品した時に通知が送られます。
ウォッチリスト登録者数が多いほど、値下げされた際にアピールすることができます。
落札商品データの分析
1.Yahoo!オークション(ヤフオク)にアクセスする。
2.【マイオク】をクリックする。
3.「出品終了分」をクリックし、(落札者あり/なし)の項目のいずれかを見る。
※落札者ありの商品と、落札者なしの商品を見比べるのをおすすめします。
4.商品名をクリックする。
※アクセス数とウォッチリストの関係性は商品ジャンルによって異なります。
5.商品ページでウォッチを確認する。
Yahoo!オークション(ヤフオク)は入札者もウォッチ数を確認できる?
以前は基本的にウォッチ数は出品者のみが確認できるものでしたが、現在のYahoo!オークション(ヤフオク)では、入札者もウォッチ数を見ることができます。入札者にとってウォッチ数は言わばライバルの数。狙いの商品にどれくらい注目が集まっているかを知っておく事で、商品を想定範囲の価格でゲットする確率が上がるのです。
ウォッチ数のチェック方法は簡単で、商品ページを開くだけで見る事ができます。スマホからならば商品写真の右下に、パソコンからならば金額の右側に☆マークと数字が出ているので、そこをチェックしましょう。その数字が、ウォッチ数となります。
Yahoo!オークション(ヤフオク)で入札者がウォッチ数を確認するメリットは?
狙いの商品のウォッチ数を確認して、うまく入札タイミングを測れれば競りに勝てる可能性が高まります。
たとえば、ウォッチ数が少ない商品だった場合は、早くに入札するよりもギリギリまで粘った方が安く狙いの商品を手にする確率が上がるでしょう。ただ、入札の多い順・少ない順で絞り込みもできてしまうので、注目が集まってしまう可能性もあるのでチェックはこまめにする必要があります。
反対にウォッチ数が多い商品は落札が早い可能性があるので、確実に手に入れる事を最優先目標と定めましょう。そして、ウォッチ数の中には入札が増える事で諦める人もいますから、なるべく早く入札をしておく事がおすすめです。
Yahoo!オークション(ヤフオク)のアクセス数とウォッチリスト数って関係している?
実際には、アクセスの約1割ウォッチ数が取れていれば、商品は売れやすいです。
オークション開催期間でアクセス数が100の場合、ウォッチリストに追加された数が10個であれば、売れやすいということです。
アクセス(少)ウォッチ(多)
アクセス数が少なく、ウォッチ数が多い場合は、落札されるまでのスピードが早いタイプです。
このパターンの場合、出品後1日経たないで売れる可能性が高くなります。
Yahoo!オークション(ヤフオク)には商品名をキーワード登録することができ、出品されたことを知らせてくれる機能があります。
「オークションアラート」というサービスで、アラート通知から設定することができます。
ウォッチは多ければ良いわけではない?
アクセス総数とウォッチリストの登録者数が少なくても落札されることもあります。
アクセス数が10しかありませんが、ウォッチリストが入っているため落札されました。
これはいい例で、ウォッチリスト数が少ないことは問題ではありません。
商品を見たユーザーがすぐに落札してくれているため、いい売り方と言えます。
これとは逆に、アクセス数とウォッチリスト数が少ない良くない例もあります。
アクセスもされず、ウォッチリスト登録者数も少ない場合は、自身の出品方法に問題があると考察しましょう。
Yahoo!オークション(ヤフオク)で商品の選び方や商品タイトルはとても大切なポイントです。
アクセスやウォッチ数を増やすためには検索されやすいキーワードを狙うことを心がけましょう。
・ブランド名を推したい場合は、英語表記だけではなくカタカナ表記も記載する。
・衣類を出品する場合は、「ワンピース」「ブラウス」など細かい情報を記載する。
など、より多く検索されるようなキーワードを選定しましょう。
含まれたキーワードが多いほど検索されやすく、アクセス数やウォッチ数も伸びやすくなります。
アクセス数は多く、ウォッチリスト数が増えない場合は、価格や商品文章の見直しをしましょう。
アクセス数を増やす3つの方法
Yahoo!オークション(ヤフオク)の商品を効率よく販売するには、アクセス数が多いにこしたことはありません。
たくさんの人から検索され、出品ページにアクセスしてもらうための方法をご紹介します。
アクセス数が伸びない原因
【商品の需要がない】
安価で出品したり、写真を綺麗にとったりしても、商品に需要がなければアクセス数は伸びません。
【検索キーワードが入っていない】
需要のある商品を出品したとしても、商品タイトルに検索キーワードが含まれていないと、検索されても自身の出品ページにはアクセスされません。
このように、情報が少ない商品タイトルは検索されにくいと言えます。
需要のある商品の出品と、キーワード選定がアクセス数を伸ばすポイントです。
アクセス数を増やすためには?
【有料オプションを利用する】
Yahoo!オークション(ヤフオク)には2つの有料オプションがあり、出品時に任意でつけることが可能です。
有料オプションを利用すると、検索結果に上位表示されやすくなります。
・注目のオークション
この機能は、ヒット数に関係なく上位表示してくれるものです。
上に表示させるためにはオプション料がかかり、かける金額が高ければ高いほど上に表示されます。
オプションの利用を土日のみに設定し、ユーザーが多い時に上位表示させるようにすることで、アクセス数は伸びます。
・あなたへのおすすめコレクション
マイオークションのウォッチリスト下部に表示される商品ページのあなたへのおすすめコレクションに掲載されます。
設定自体は無料となりますが、あなたへのおすすめコレクション経由で入札された商品が落札されると、設定率に応じた金額が利用料としてかかる仕組みになっています。
利用率は、1%以上0.1%単位で設定ができます。
【1円オークション】
Yahoo!オークション(ヤフオク)で1円からオークションを開始し、多くの注目を浴びる方法です。
1円にするだけで、アクセス数とウォッチリストの登録者数は大きく伸びます。
多くのユーザーの目に留まり、ユーザー同士で価格を競り上げてくれるため、高値で落札される可能性が高くなります。
1円オークションを行いつつ、「注目のオークション」のオプションを利用すると、さらに注目されます。
【写真タイトルと商品写真】
まず目に入ってくる写真やキーワードを意識しましょう。
ぱっと目をひくような魅力的な写真とキーワードを掲載するだけで、アクセス数やウォッチ数は伸びやすくなります。
おすすめの出品方法
土日のユーザー数が多い曜日に「注目のオークション」を利用すると、効果的にアクセス数を伸ばすことができます。
1円出品を行えば、さらに効果的です。
最初は即決価格で出品し、市場の反応を見ましょう。
そこで売れてしまえば何も問題はありませんが、落札されなかった場合は1円スタートに変更したり、即決価格を値下げしたりしましょう。
【Yahoo!オークション(ヤフオク)実例】マイ・オークションからアクセス数とウォッチリスト数を確認 落札の目安は?
マイ・オークションからアクセス数やウォッチ数を確認した時、一体どれくらいの件数に到達したら商品が落札されるのかを、実例をもとにご紹介します。
商品によるアクセス数・ウォッチリスト数の実例
様々なカテゴリで落札された商品のアクセス数・ウォッチリスト数をご紹介します。
・パソコン
アクセス数 1372 | ウォッチリストに追加された数 55 |
・タオル
アクセス数 100 | ウォッチリストに追加された数 3 |
アクセス数 97 | ウォッチリストに追加された数 12 |
・本
アクセス数 43 | ウォッチリストに追加された数 3 |
・タイヤ
アクセス数 518 | ウォッチリストに追加された数 36 |
「即決価格」の場合
Yahoo!オークション(ヤフオク)では1件入札が入ると興味を持たれやすく、アクセス数が増えやすくなります。
即決価格で落札された場合、純粋にその商品に興味を持っている人の割合が高いです。
即決価格での出品の場合は、オークション形式とは違い落札されたら終了します。
出品して即落札されると、他のユーザーが見る機会がないため、ウォッチリスト数は増えることはありません。
落札の目安は?
即決価格での出品はオークション形式よりも、アクセス数とウォッチリスト数は数値が低くなります。
適正な価格で、即決価格での出品を行った場合、以下の件数を目安にしましょう。
・500円前後の商品はアクセス数が約20回で落札される可能性が高い
・500円前後の商品は、ウォッチリストに登録されずに落札される可能性が高い。
・500円前後の商品は、3ヶ月以内に落札されないと、落札されるまでの期間が長くなる可能性が高い。
アクセス数を増やすためのポイント
Yahoo!オークション(ヤフオク)では同じ商品を複数ページに分けて出品していることもあります。
1つのページで数量を多くせずにこの方法にしている理由を説明します。
多くのキーワードを盛り込める!
在庫が1つしかない商品は、複数のページを作成して出品することは規約違反です。
ですが、在庫が5個ある商品は5個分のページを作成することは可能です。
そうすることによって、タイトルに多くのキーワードを入れることができ、検索にひっかかりやすくなります。
さらに同じ商品が並んでいることで、ユーザーの目をひきやすくなります。
検索対策に!
例として、ワンピースを出品するとします。
タイトルには「ワンピース ブランド名」を入れますが、この場合は「ワンピース」「ブランド名」で検索した人にしか見られません。
複数のページを作ることで、アクセス数の増加が見込めます。
「ワンピース ブランド名(英語)」
「ワンピース ブランド名(カタカナ)」
「ワンピース ピンク」
「ワンピース Mサイズ」
「ワンピース 素材」
このようにさまざまなキーワードで商品ページを作ることで、多くのユーザーの検索に引っかかりやすくなります。
アクセス数が増え、売れるスピードが速くなります。
ページを増やせるだけ増やした方がいい?
「検索ワードを増やしたい」というだけでページ数を増やすことはおすすめしません。
キーワードは大体5ぺージもあればすべて使えます。
適度に複数ページを作成し、数量を複数個にし、即決価格を設定しましょう。
そのうえで入札がある状態をユーザーに見せることで、ユーザー側が安心し、落札しやすくなります。
画像を工夫することがアクセス数増加への道
オークションは出品画像の見せ方が大事なポイントとなります。
画像からどれだけの情報を伝えることができるかが、落札率に大きく関わってきます。
商品説明文も重要ですが、一番最初に目に入る画像も重要です。
では実際にどういった画像を掲載すればいいのかをご紹介します。
商品イメージを伝えられる画像に
商品がどんなものであるのかが、入札者に分かる写真でなければいけません。
まずは全体が写っている写真を用意しましょう。
1枚目の写真は見出し写真として使用します。
そのため、アクセス数に一番影響を与えるとても重要な写真です。
商品画像にはそれぞれ役割を
Yahoo!オークション(ヤフオク)では、写真で商品のすべてを伝えなければなりません。
それぞれの写真に役割を持たせ、掲載順も意識しましょう。
1枚目:メイン商品
オークションの出品一覧に表示される画像で、ここの画像次第でアクセス数が変動します。
自身が出品した商品が一目で分かるように写真を撮りましょう。
2枚目:付属品一覧
商品説明文の中で付属品の説明の記載はもちろんしますが、画像で一覧が分かるとユーザーも安心します。
この付属品がすべてセットでこの価格というのが分かりやすいように撮影しましょう。
3枚目:使用感が分かるもの
1枚目と2枚目で商品概要を伝え、3枚目ではイメージを伝えるようにしましょう。
サイズ感や商品の設置した様子など、買い手側が使用したときのイメージをしやすいような画像にしましょう。
画像は全部で10枚まで掲載することができます。
それぞれの画像で商品の情報をできるだけ伝えられるように心がけましょう。
初心者と達人の差
初心者と達人が同じクオリティの同じブランドを出品させると、以下の差が出ます。
初心者:落札額4,000円
達人:落札額17,000円
約4倍近い価格で落札されていて、その違いは写真の撮り方や見せ方にあります。
【初心者にありがちな写真】
・電気の真下で床に商品を置く
・フラッシュ撮影
本来の色よりも青白く写り、フラッシュを焚くとさらに白くなってしまいます。
【達人の写真の撮り方】
・バッグの中にタオルを詰める
・ドアノブにかける
照明は利用せずに、自然光で写真を撮ります。
午前中に撮影することで、商品に赤みがかかるのを避けることができます。
画像の掲載順でも大きく左右されます。
【初心者の場合】
2枚目:ブランド物のロゴ
3枚目:バッグの内側
【達人の場合】
2枚目、3枚目:汚れや傷のある部分
汚れや傷を正直に掲載することで、買い手側に安心感を与えます。
まとめ
アクセス数とウォッチリスト数は商品の売れ方にも影響します。
アクセス数が多ければ多いほど、たくさんのユーザーに見てもらうことができ、ウォッチリスト数が多いほど落札される確率も高くなります。
商品を出品する際には、マイ・オークションからアクセス数とウォッチ数を確認して、どうしたら伸ばせるかを考えながら出品しましょう。
商品に合ったオプションを利用したり、よりよい画像を掲載したりすることがアクセス数とウォッチリスト数の増加に繋がります。
以上、アクセス数とウォッチリスト数についてご紹介しました。