BUYMAで商品を転売するのは違法じゃない!バイマ転売のハウツーを徹底解説

これからBUYMAで物販を行いたいと思っている人の中には、芸能人のコンサートチケットの高額転売や、転売ヤーによる限定商品の買占め等のニュースを見て、「転売って悪いことなのではないか」と心配になっている人もいらっしゃるでしょう。

結論から申し上げると「転売」は違法ではありません。しかし、売り方によっては問題となってしまうこともあります。

そこで、この記事では、BUYMA転売の違法性や、転売ビジネスのコツ等について解説いたします。

目次

あまりよくない「転売」のイメージ

「転売」と聞くとネガティブなイメージを持つ人が多いですよね。新しいゲーム機や数量限定のおもちゃを大量に予約購入したり買い占めたりした上、定価より数万円も高い値段で販売する転売屋の話が連日報道されているのが原因でしょう。

このような悪質な転売屋のせいで転売のイメージは悪くなっていますが、「転売」自体は悪いことではありません。というのも、「転売」は、商品を安価に仕入れて利益を上乗せして売るという仕組みに過ぎず、世間にありふれた行為だからです。

たしかに、メルカリやラクマなど、転売行為を禁止しているマーケットは存在します。しかし、BUYMAでは「商品を安く仕入れて高く売る」という転売行為は禁止されていません。一般的な小売店同様、問屋から仕入れた商品を転売しても何ら問題ありません。

チケット不正転売禁止法が施行

これから転売を行う方に関係のある法律というと、令和元年6月14日から施行された「チケット不正転売禁止法」ではないでしょうか。この法律は、芸能人のコンサートや野外フェスティバルのチケットを購入金額よりも高い値段をつけて売りさばく行為を禁止しています。

従来は、購入したチケットをフリマアプリやヤフオクで定価より高く売る人が多くいました。しかし、それではチケットを転売屋が大量に買い占めてしまうことになるので、本当にチケットを手に入れたい人に行き渡らなくなってしまいます。

「チケット不正転売禁止法」が施行されたことで、転売目的でのチケット購入が減り、本当にチケットが欲しい人が購入しやすくなりました。

ちなみに、急用でコンサートやイベントに参加できなくなった人が定価以下の値段で他の人に販売する行為は違法にはなりません。

規約違反は絶対にダメ

これからBUYMAで商品を販売していく上で大切なことは、法律やBUYMAの規約は必ず守ることです。いくら利益を上げるためとはいえ、違法行為やBUYMAの規約違反行為をすればBUYMAのアカウントが停止されてしまいます。

そのため、ビジネスとしてBUYMAでの商品販売を続けていくのであれば、転売に関する法律だけでなく、BUYMAの利用規約も熟読しておきましょう。

BUYMAのルールは厳守する

私たちが普段利用している通販サイトやネットショップには、独自のルールが存在することがあります。あるサービスでは問題のないことでも、他のサービスでは規約違反になる場合も多くあります。

そのため、これから利用するサービスの利用規約には必ず目を通しておかなければなりません。

BUYMAで守るべきルール

この項目では、BUYMAでビジネスを行う上で絶対に守らなければならないルールを紹介しようと思います。

画像の無断使用は禁止

まずはBUYMAに限らないことですが、他人が撮影した商品画像を勝手に利用してはいけません。卸売り会社によっては、商品を購入した場合に限り自社サイトに掲載している商品画像の使用を認めている所もあります。しかし、基本的には、自分が販売する商品の写真は自分で撮影して掲載する必要があります

反対に、自分が撮影した商品画像が他の出品者によって無断使用されているのを発見したときは、すぐにBUYMAに通報しましょう。

模造品や偽物の販売は禁止

当然ながらブランド品の偽物や模倣品を販売する行為は禁止されています。日本のアウトレットや海外の正規店から仕入れたブランド品であれば問題ありませんが、海外には一見しただけでは偽物とは思えない商品も多数存在しています。

BUYMAでブランド品の偽物や模倣品を販売すると、出品停止やアカウント停止の処分が下されることになります。十分注意してください。

意図的なアクセス集めは禁止

BUYMAでは、アクセスが多い商品ほどユーザーの目に留まりやすい位置に表示されます。そのため、過去には、アクセス数を稼ぐために外注さんを雇った出品者もいました。例えば、クラウドソーシングサービスで外注さんを雇い、報酬と引き替えに商品ページへアクセスしてもらうという方法です。

しかし現在BUYMAでは、意図的にアクセスを集める行為を禁止しています。露見すると出品停止をはじめとする制裁の対象になってしまいます。絶対にしないようにしましょう。

他のネットショップへの誘導禁止

BUYMAに出店しているショップからBUYMA外のショップへユーザーを誘導することは、BUYMAでは規約違反となります。BUYMAで商品を販売すると手数料がかかるので、手数料のかからない自分のネットショップへ誘導したいと考える人も多いでしょう。しかし、これも禁止事項に当たるので控えてください。

BUYMAで稼ぐためのポイント

BUYMAでただ闇雲に商品を出品していても、なかなか利益は増えていかないでしょう。稼げるようになるには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

ここからは、BUYMAで稼げるようになるためのポイントを紹介します。

プロフィールを充実させておく

BUYMAユーザーは商品を販売している出品者のプロフィールを閲覧できます。買う側としては、できる限り信頼できる出品者から商品を購入したいものです。そのため、実際に商品を購入する前に出品者のプロフィールをチェックしている人は多いので、プロフィールの内容は充実させておきましょう。

例えば、ブランドのトレーニングウェアを取り扱うショップなら、出品者のプロフィールに「ジョギングが日課で、トレーニングウェアにもこだわるようになりました。」等と記載されていると、何だか安心できますよね。

また、ユーザーは商品の仕入れ先を気にしているものです。出品者のプロフィールに「取り扱っている商品は全て正規店で購入しております。」等と仕入先を記載しておけば、購入者に信頼してもらえます。

高い評価は売上アップにつながる

BUYMAでは出品者の取引評価も重要です。同じ商品を評価の高い出品者と低い出品者が出品していた場合、ほとんどの人が評価の高い出品者から購入するからです。

それでは、評価を高めるにはどうすればよいのでしょうか。

実際に購入者から高評価を得ている出品者の評価を見てみると、やはり発送の早い出品者や、連絡を密にとってくれる人の評価が高いことに気づきます。つまり、迅速な発送と丁寧な対応を心がけていれば、自然と評価は高くなるということです。

お客様がリピートしてくれるようなショップに

BUYMA転売で売上を伸ばしている人の共通点として、一貫したコンセプトの元に商品選定をしている点が挙げられます。

例えば、上品な洋服やバッグ、靴を取扱っているショップをオープンしたとしましょう。そのお店を訪れる人は上品なアイテムを探しているのだから、同じく上品な靴やバックにも目が留まるはずです。すなわち、お店の品物全体が上品な雰囲気で統一されていれば、ある洋服を気に入った人が、その洋服に合う別のアイテムも同じ店で購入してくれる可能性が高まるのです。

しかし、キレイ目な洋服もあれば、カジュアルなバッグもスポーティなスニーカーもある、といった何でもアリなショップでは、抱合せで購入してもらうことは困難です。キレイ目の服を買う気分になっている人がスポーティなアイテムを同時に購入することはほとんど無いからです。

BUYMAでよく起こるミス

「BUYMA転売は儲かる!」と言われたりしますが、時には失敗もあります。

海外のショップによくあるミス

転売の基本は、安く商品を仕入れて、送料や販売手数料を含めても利益の出る価格で販売することです。これ自体、特に難しいことではありません。しかし、海外の問屋は日本のようにキッチリしていないため、海外から商品を仕入れる際は想定外のミスが起こります。

中でも、注文した商品と違う商品が送られてくることはよくあることです。洋服の場合は、同じカラーでも微妙にデザインが違うものが混ざっていたりもします。したがって、お客様に発送する前は、正しい商品かどうか細部まで確かめなければなりません

また、海外では商品の品質基準も日本とは異なります。日本では、ほつれやシワのある商品を販売することはまずありません。しかし、海外のショップでは、小さなほつれやシワくらい気にせずに販売しています。

そのため、海外のショップからほつれやシワのある商品が送られてきた場合は、検品の基準を上げるようリクエストしなければなりません。

売れる商品のリサーチ方法

「これからBUYMAで転売を始めてみよう!」と思いついたものの、「どんな商品なら利益が出せるのだろうか」と疑問を抱えている方もいらっしゃるでしょう。

この項目は、BUYMAで利益の出せる商品のリサーチ方法を紹介します。

商品名や型番をGoogle検索する

BUYMAで売れる商品を見つけるには、やはりBUYMAで利益を出している出品者の商品をリサーチするのが一番です。

出品数や評価の高い出品者が販売している商品の中で気になる商品があれば、その商品の名称や型番をチェックしましょう。そして商品名や型番をGoogle検索すれば、商品販売ページがヒットするはずです。そこから商品の仕入先を見つけていくのが簡単なリサーチ方法です。

もしも商品名や型番で検索にヒットするものがなければ、商品詳細情報の中からキーワードを抽出し、これを使って検索するのもおすすめです。例えば、スニーカーであれば、「厚底」や「ウォーキング・ハイキング」など商品の特徴や用途に関するキーワードを抜き出して検索してみると良いでしょう。

Googleの画像検索を活用する

さらに、商品名や型番検索の他にも便利な検索方法があります。それは、画像を使用した検索方法です。パソコンを使用している場合は、Google Chromeを使用して商品画像を表示します。気になる画像にマウスカーソルを持ってきて右クリックすると「Googleで画像を検索」と表示されるので選択してみましょう。

すると、似たような画像が一覧で表示されるはずです。画像一覧の中から一致しているものがあればクリックしてみてください。その商品の販売サイトに移動できます。

この方法で同じ商品を販売している仕入先を見つけていくと効率よくリサーチ作業が進みます。

古物商許可証を取得してステップアップしよう

BUYMAでは新品の商品を販売することになりますが、もしも他のネットショップで中古品を販売する場合には「古物商許可証」を取っておく必要があります。

ここからは、さらなるステップアップのために「古物商許可証」について解説しますので、参考になさってくださいね。

古物商許可証について

中古品を販売するために必要な許可を「古物商許可証」といいます。ラクマやペイペイフリマなどで自分が使っていた不用品を販売する程度なら、古物商許可証は必要ありません。しかし、転売目的で中古品を仕入れる場合には「古物商許可証」がなければ違法となってしまいます

「古物商許可」の申請は難しくありません。管轄警察署へ古物商許可証の申請書類を提出するだけです。平日は仕事で警察署へ行けないという方は、行政書士に依頼すれば代理で書類を作成し警察署へ提出してくれます。

中古品から正規品へステップアップ

中古品の転売で利益を得られるようになったら、並行してメーカーから正規品を仕入れて販売するのもおすすめです。正規品をメーカーから安く仕入れることができれば、商品詳細ページに「正規品」と堂々と記載できるため、ユーザーも安心して購入してくれるからです。

まずは中古品の転売で資金を貯め、ビジネスの規模が大きくなったらメーカーに直接交渉してみると良いでしょう。

BUYMAで利益を出そう

「転売」と聞くと悪いイメージを持つ人もいますが、商品を安く仕入れてBUYMAで販売すること自体は違法ではありません。ただし、BUYMAが独自のルールを設けている場合があるので、販売前には必ず利用規約を熟読してください。

また、BUYMAで利益を得るには購入者にリピーターになってもらうのが一番です。良い取引だったと評価してもらうためにも、商品を丁寧に梱包し、迅速に発送するなど、お客さんの立場に立ったビジネスを心がけてください

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この記事を監修した人

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