アリババ仕入れで利用する中国輸入代行業者の選び方とおすすめ9選

転売ビジネスで商品を仕入れるなら、「アリババ」がおすすめです。しかし、アリババでの取引は中国語でしなければならないため、少し難しく感じてしまいますよね。そんな時におすすめなのが輸入代行サービスです。

この記事では、アリババから商品を仕入れる際に利用できるおすすめの代行サービスを紹介しますので、参考になさってくださいね。

目次

輸入代行サービスを利用するメリットとデメリット

アリババから商品を仕入れるなら輸入代行サービスを利用すると便利ですが、メリットばかりとは限りません。

まずは、輸入代行サービスを利用するメリットとデメリットを紹介します。

輸入代行サービスを利用するメリット

輸入代行サービスを利用する大きなメリットは、販売者と自分の間に代行業者が入ってくれるので、輸入ビジネスによくある「お金を支払ったのに商品が届かない」というトラブルを防げる点です。

また、輸入代行サービスの中には、オプションで商品の検品を行ってくれる業者もあります。海外の商品は日本製のものと比べて不良品が多いので、検品してもらえると早期に不良品が発見できて便利です。

ちなみに、輸入代行サービスが行う検品は、サイズやカラーのチェックといった簡単なものから、商品を袋から取り出してキズや汚れの有無のチェックまで色々あります。どこまで検品してもらえるかは代行サービスに確認してください。

さらに、輸入代行サービスには、AmazonのFBA倉庫まで直送してくれる業者もあります。

輸入代行サービスを利用するデメリット

輸入代行サービスを利用するデメリットは、利用する代行業者によって当たりはずれがあることです。代行業者によっては、満足のいくサービスが受けられない場合もあります。例えば、質問をメールで送っても回答まで時間がかかったり、商品の発送が遅かったりします。

ただ、輸入代行サービスを行っている業者は数多くあるので、不満がある時は別の業者に乗り換えましょう。迅速・親切に対応してくれる業者を見つけられれば、安定した仕入れが行えるようになるでしょう。

アリババなどの中国系ECサイトから商品を仕入れる際の注意点

中国から商品を仕入れる際には注意点もあります。

(1)ライバルが多い
商品を安く仕入れることができる中国輸入転売ビジネスには、ライバルが多く存在します。そのため、価格競争に巻き込まれた場合は、商品価格を大幅に下げなければならないことになります。

(2)中国から不良品や偽物の商品を仕入れてしまう可能性がある
特に新規の業者から仕入れる場合は、早期に不良品や偽物を発見できるように、輸入代行サービスの検品オプションを申し込むのがおすすめです。

(3)中国から日本へ輸入できない商品もある
大麻や覚せい剤など、明らかに違法なものはもちろん、特許権や著作権を侵害する物品も輸入できません。輸入する前に税関のホームページをチェックしておきましょう。

参考:税関「輸出入禁止・規制品目」

関連記事: アリババアプリの使い方・買い方を解説!中国輸入がスマホで完結!

中国輸入代行サービスを選ぶポイント

中国の商品を仕入れる際に利用できる輸入代行サービスは数多くあります。転売ビジネス初心者だと、どの代行サービスを利用すればよいか迷ってしまいますよね。

ここからは、中国輸入代行業者を選ぶポイントを解説します。

送料の安さで選ぶ

商品を日本まで届けるための送料は、利用する輸入代行サービスによって異なります。月額料金がかかる代わりに送料が安く抑えられている業者もあれば、代行手数料が商品価格の〇%と指定されている業者もあります。

試しに輸入代行サービスを使ってみたい場合は、代行手数料が〇%と指定されている業者を利用してみると良いでしょう。

発送の早さで選ぶ

商品の発送の早さは実際に輸入代行サービスを利用してからでないと分からないことが多いですが、基本的にFedexやDHLを利用している輸入代行サービスは、発送から到着までの期間が短いと考えて良いでしょう。

実際にいろいろな輸入代行サービスを利用してみて、発送が早い業者を見極めてください。

代行手数料で選ぶ

業者によっては、送料が安い代わりに代行手数料が高い業者があります。逆に、送料は高くても代行手数料が激安の業者もあります。そのため、送料と代行手数料をトータルした金額で代行業者を比較するようにしてください。

検品の質で選ぶ

先述のとおり、中国の商品は不良品が多い傾向があります。そのため、できるだけ丁寧に検品してくれる輸入代行サービスが理想です。もし不良品を仕入れてしまい、それをお客さんに販売してしまうと、お客さんが満足できないだけでなく悪い評価をつけられてしまいます。

そうならないように、商品を日本へ発送する前に中国側で検品を行ってくれる輸入代行サービスを利用するのがおすすめです。

対応の質で選ぶ

業者によっては、相談すればオプションとしてラベル貼りや検品などを行ってくれるところもあります。メールや電話でオプションの追加について問い合わせてみて、どこまで対応してくれるか事前に確認してみましょう。

輸入代行業者によっては、追加料金さえ払えばこちらの願いどおりの対応をしてくれる場合もありますし、記載されているオプション以外は対応してくれない場合もあります。

対応の早さで選ぶ

輸入代行サービスへは、メールや電話で問い合わせすることが多くなります。しかし、せっかく問い合わせても、メールの返信に数日かかったり、電話になかなか出てくれなかったりすると困りますよね。

商品についてトラブルがあった時に迅速に対応してもらえるように、メールの返信ができるだけ早く、電話もすぐに繋がる業者を選びましょう。

日本人スタッフの有無で選ぶ

輸入代行サービスは外国人が経営している場合が多いですが、日本人に対しては日本人スタッフが対応してくれる所もあります。言葉が通じる安心感があるだけでなく、日本人が求める商品の品質を理解してくれるので意思疎通がスムーズに進みます。そのため、日本人が問い合わせや商品の検品を行ってくれる業者を選ぶのが良いでしょう。

おすすめの輸入代行サービス

ここからは、中国から商品を仕入れる際におすすめの輸入代行業者を紹介します。人によって向き不向きがありますので、代行サービスのホームページを必ずチェックしてくださいね。

イーウーパスポート

「イーウーパスポート」は商品1個から輸入ができる輸入代行サービスです。

おすすめのポイントは検品対応です。検品センターという所で日本人の検品マネージャーの指導の下で検品が行われます。具体的には、傷のチェックや縫製の手直し、タグ付けなどを行ってくれます。

品質に厳しい日本人のお客さんでも満足できる商品を提供できるように、イーウーパスポートのスタッフは日本人による研修を定期的に受けています。もちろん、私たち利用者に対する対応も丁寧です。

参考:イーウーパスポート

淘太郎

「淘太郎」は、入会金と月会費が無料、代理購入手数料が5%の輸入代行業者です。

簡単な検品と再梱包は無料です。さらに取引も日本語で対応してくれるので安心ですし、商品の注文状況はネットでリアルタイムに確認できます。

とにかく、中国から商品を仕入れる体制が整っている輸入代行サービスです。さらに、OEM商品を取り扱いたい人にとっては嬉しい、オリジナル商品開発専門スタッフもいます。

参考:淘太郎

Amacon

「Amacon」はOEMやODMも可能な輸入代行サービスです。

Amaconは中国の工場と直接交渉を行っているので、低価格で商品を入手できます。また、交渉した中国人スタッフが気になったところをきちんと利用者に伝えてくれます。

さらに、商品の名入れ作業や商品設計も行えるので、オリジナル商品の制作も可能です。完全なオリジナル商品を作りたい場合は、サンプル作成や価格交渉も行ってくれます。

月会費はプランごとに異なっており、やり取りは全てチャットワークで行います。

・ライトプラン 1万円(税別)
・ビジネスプラン 3万円(税別)
・コンサルプラン 10万円(税別)

簡単な検品なら、いずれのプランでも無料で対応してくれます。ビジネスプランとコンサルプランの場合はアメリカへの輸送も行えます。

参考:Amacon

ヲヲフェニックス

「ヲヲフェニックス」は、輸入だけでなく仕入れの代行も行ってくれる会社です。

おすすめのポイントは、スタッフがすべて日本人である点です。不良品ゼロであることを重要視しているので、スタッフ全員が高い意識をもって検品作業を行っています。

例えば、利用者ごとに同じ人が買い付けと検品を担当してくれるので、こちらの要望をきちんと把握して高品質な商品を提供してくれます。もちろん、注文した商品とサイズやカラーが異なっていれば返品・交換してくれます。このような丁寧な対応が魅力の輸入代行サービスです。

参考:ヲヲフェニックス

OEMパートナーズ

今まで輸入代行サービスで満足できなかった人でも「OEMパートナーズ」なら満足できる可能性があります。というのも、OEMパートナーズは早いレスポンスが魅力で、日本語で迅速な対応を行ってくれるからです。

ゴールドプランとプラチナコンシェルジュの2つのプランから自分に合った方を選ぶことができ、料金も月額料金のみでサポートを受けられます。OEM商品に合わせた梱包や配送方法にも幅広く対応してくれるので、思い描いた通りの商品を作り出すのにぴったりです。

さらに、中国側でリサーチや商品撮影をしてもらうこともできるので、転売ビジネスが楽になること間違いありません。

参考:OEMパートナーズ

BANRI

「BANRI」はアリババやタオパオの商品を仕入れてくれる輸入代行サービスです。商品のリサーチからFBA納品、さらにOEM生産まで全て対応してもらえます。

複数の会員プランが用意されており、為替レート手数料はどのプランも1元/+0.5円です。

・無料会員 買い付け手数料7%(商品代金2万円以下の場合2,000円)
・ライト会員 税込10,450円
・ミドル会員 税込21,230円
・プレミアム会員 税込42,790円
・カスタマイズ会員 相談

ミドル・プレミアム・カスタマイズのいずれかの会員だと商品や送料の価格交渉が行え、オプションサービスも特典価格です。プレミアム会員かカスタマイズ会員のいずれかなら、基本的な検品も無料で対応してもらえます。

参考:BANRI

HAM

「HAM」はオリジナル商品の販売に特化した輸入代行サービスです。

日本人スタッフもいるので、分かりやすくサポートしてくれます。また、デザインの制作やファッション商品の加工作業もお願いできるので、自分の作りたい商品を生み出せます。これからOEMやODM商品を作って販売していきたい方におすすめの代行サービスです。

加えて、AmazonのFBA納品代行サービスも行っており、日本のAmazon倉庫まで商品を納品してもらえます。商品を登録するための写真撮影も、商品のみやモデル撮影など様々な撮影方法でお願いできるのも魅力です。

参考:HAM

イーウーマート

FBA直送サービス実績が業界ナンバーワンの「イーウーマート」は、中国輸入ビジネスを半自動化できる輸入代行サービスです。

イーウーマートは独自の受注システムを採用しているため、仕入れから発送までが迅速なだけでなく、不良品率が低いという特徴があります。

送料や手数料も業界最安値で、AmazonのFBA直送にも対応しています。また、日本スタッフが日本語で丁寧に対応してくれます。初回1ヶ月無料キャンペーンもあるので、試しに利用してみると良いでしょう。

参考:イーウーマート

ラクマート

「ラクマート」は利用者が簡単に商品を仕入れられるように工夫された輸入代行サービスです。

具体的には、ラクマートのサイトから気になる商品をクリックするだけでリサーチから納品まで行えます。

また、中国輸入ビジネスのネックであるコミュニケーションも、ラクマートの即時通信ツールで精度の高い自動翻訳が可能です。

さらに、仕入れ会員になると、商品撮影の代行サービスも利用でき、ロゴ付けや白抜き加工など様々なサービスも無料で行ってくれます。Amazonを利用される人なら、FBA直送サービスも利用できます。

参考:ラクマート

輸入代行サービスを利用してアリババから商品を仕入れよう

アリババなどの中国系ECサイトから商品を仕入れて転売するビジネスは人気ですが、中国語を話す販売者と中国語で取引を行うのは容易ではありません。しかし、輸入代行サービスを利用すれば、その手間と時間を大きく削減できます。

輸入代行サービスは数多くあり、それぞれ特徴があるので、自分に合った輸入代行サービスを見つけてください。

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この記事を監修した人

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