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中国輸入がスマホで完結!アリババアプリの使い方

中国のECサイトは日本語非対応で、日本への発送も対応していないケースが多いです。中国輸入は参入障壁が高いビジネスと言えますが、アリババアプリを使えば手軽に中国輸入が可能です。

今回は、アリババの特徴とアリババアプリの使い方を説明します。

Alibaba.comアプリのインストール

アリババ(Alibaba.com)のスマホアプリは、以下のリンクからインストールできます。

参考:Alibaba.com(Android版)

参考:Alibaba.com(iOS版)

今回は、iOS版アプリの操作方法を例に説明します。

アカウントの作成手順

アプリを立ち上げると、「調達の理由は何んですか?」という画面が表示されます。ここはスキップしても構いません。

すると、トップ画面が開きます。右下の「マイAlibaba」タブをタップしてください。

一番上の「サインインまたは登録」をタップしてください。

「アカウントを持っていませんか?」の右にある「レジスタ」をタップしてください。

会員登録フォームが開きます。メールアドレス・パスワード・名前などを入力して「送信」をタップしてください。

アリババはとにかく安い

アリババには2種類のショップがあります。

(1)アリババ1688.com

1688.comには中国の現地メーカーや工場が出品しており、ほぼ卸売価格で購入できます。品揃えも豊富です。

ただし中国国内向けのサイトなので、日本から購入するには輸入代行業者の利用が必須です。

(2)Alibaba.com

こちらは全世界向けのアリババ「Alibaba.com」です。表記は英語で、スマホアプリで利用できるのはこちらのAlibaba.comです。

中国メーカーが海外輸出を目的に出品しており、輸入代行サービスを利用せずに直接購入できます。1688.comと比べると価格は少し高めですが、それでも日本製品より安く買い物ができます。

どれくらい安いのか、具体例を見ていきましょう。

オリジナルTシャツが安い

Alibaba.comのアプリで「Tシャツ オリジナル」で検索してみると、OEMでオリジナルロゴをデザインしてくれるTシャツが数百円から販売されています。

日本でオリジナルロゴ入りのTシャツを依頼すると、数千円はかかります。それを考えるとかなりお得です。

ウイスキーグラスが信じられないくらい安い

「ウイスキー グラス」と検索してみると、おしゃれなデザインの飲みグラスが数十円から販売されています。

日本で同じデザインのグラスを買うなら数百円〜数千円することを考えると、アリババの安さは桁違いです。

問い合わせも簡単

商品ページで「詳細タブ」をタップすると、その商品の詳しい情報やOEMのやり方、送料、配送方法などの情報を確認できます。

詳細を見てもわからないことがある場合は、下にある「お問い合わせを送信」をタップして販売者に質問することもできます。

おすすめ商品もチェック

商品ページで「オススメ」タブをタップすると、関連商品を確認できます。関連商品も格安商品ばかりです。

オリジナル商品の注文

Alibaba.comのアプリで、オリジナル商品の注文方法を説明します。

ボールペンにオリジナルロゴを入れて注文する流れを具体例で紹介します。

最低個数の確認

アプリの検索フォームに「ボールペン OEM」と入力して検索します。すると、OEM可能なボールペンが一覧表示されます。

検索結果で注目するのはMOQ(最小注文数)です。Alibaba.comはBtoB取引市場であるため、基本的に単品での注文ができません。MOQが数千個という商品もあります。

一般的に、MOQが多いほど単価は安くなります。

仕様の選択

都合の良い個数で注文できる商品を見つけたら、商品ページを開きましょう。

色や個数を指定できる商品は、商品ページの概要欄で「仕様を選択」をタップし入力します。個数は「+」ボタンを押して増やすと時間がかかるため、手入力しましょう。

リードタイムの確認

リードタイムとはお届け日数のことです。OEM商品は1ヶ月近くかかることもあるため、必ず確認しましょう。

リードタイムは注文個数によって異なります。

決済

Alibaba.comではPayPal決済が利用できます。商品ページに決済方法が明記されていないこともありますので、注文前に必ず問い合わせて確認しましょう。

中国輸入の注意点

中国輸入の最大の注意点は正月休みです。

中国では1月末~2月中旬に約1週間の旧正月休みがあります。この期間は中国国内の物流がストップします。年始に中国から輸入する場合は、旧正月の1週間前までに済ませましょう。

その他にも、中国輸入にはいくつか注意点があります。

不良品が多い

中国製品は日本製品と比べて不良品が多い傾向があります。当然、不良品だった場合の返品制度はありますが、ほとんどのセラーが返品可能期間を1週間程度に設定しています。

アリババで注文した場合、商品が届くまでに1週間以上かかるので、事実上返品は不可能です。

輸入禁止・制限商品に注意

中国輸入も輸入品の転売も、その行為自体は違法ではありませんが、扱う商品の種類や行為によっては違法になるため注意が必要です。

日本で輸入が禁止されている商品は以下のとおりです。

(1)麻薬・覚せい剤類(麻薬摂取に使う器具を含む)
(2)指定薬物(中枢神経系の興奮・抑制の作用があり、人体に危害を加える可能性のある薬物)
(3)銃火器類(銃砲弾を含む)
(4)爆発物
(5)火薬類
(6)化学兵器の製造に使用されるおそれのある毒性物質及びその原料
(7)一種病原体、二種病原体等
(8)現金・銀行券・印紙・切手・有価証券の偽造品
(9)公序良俗に違反している書籍・芸術品
(10)児童ポルノ
(11)特許権・実用新案権・意匠権・商標権・著作権・著作隣接権・回路配置利用権を侵害する物
(12)他人の商品の表示・形態を模倣した商品、不正に取得した営業秘密・企業秘密(技術)

また輸入は禁止されていないものの、事前に許可が必要な品目もあります。

(1)医薬品関係

・医薬品
・医薬部外品(染毛剤、育毛剤、浴用剤、歯磨き粉等)
・医療機器
・化粧品(石鹸、シャンプー、トリートメントなどを含む)

この4品目を販売目的で輸入する場合は、薬事法で厚生労働大臣の許可を得る必要があると定められています。

医薬品を個人使用目的で輸入する場合と、医療関係者が治療に使用する目的で輸入する場合は、例外的に厚生労働大臣の許可は必要ありません。

地方厚生局に報告書を提出し、発行された薬監証明書を通関手続きの際に提示すれば、問題なく輸入できます。

(2)食品関係

食品・食器・調理器具・乳幼児用品などを輸入する場合は、事前に検疫所に届け出る必要があります。

輸入通関の際は、食品衛生監視員が交付した食品等輸入届出書(届出済印有り)の提出を求められます。

(3)化粧品関係

化粧品の輸入販売には、化粧品製造販売業と化粧品製造業の許可が必要になります。

「自分で製造するわけではないので、化粧品製造業の許可は不要では」と思うかもしれませんが、医薬品医療機器等法では、商品の保管・包装作業も製造工程の一部と捉えられています。

そのため、輸入した化粧品を自分で保管・包装する場合は、化粧品製造業許可も必要です。保管・包装作業を外注する場合は、化粧品製造販売業の資格だけでかまいません。

化粧品製造販売業と化粧品製造業の許可は、各都道府県の薬務課に申請すれば取得できます。

許可を取得したら、同薬務課に化粧品製造販売届書を提出しましょう。

税関に化粧品製造販売業許可証と製造販売届書の写しを提出すれば、化粧品を輸入販売できるようになります。

Alibaba評価ランク

Alibaba.comには「Supplier’s transaction level」という評価ランクがあります。スマホアプリでは表示されていませんが、WEBサイト上では確認できます。

Supplier’s transaction levelはあくまで取引量・額によって決まるランクであり、顧客満足度を反映した指標ではありません。注意してください。

質の良い商品を確保するコツ

前述の通り、中国製品は「安かろう悪かろう」で不良品が多い傾向があります。

仕様がバラバラ

例えば、1000枚のオリジナルTシャツを注文した場合、全て同じ仕様の商品が届くことはほとんどありません。

ロット数が多いと複数の工場で製造されるため、工場ごとにロゴのデザインが違ったりします。

仕様がバラバラなのはまだ良い方です。アリババ輸入では、明らかに壊れた不良品が大量に届くケースもあります。

サプライヤープロフィールをチェック

不良品を掴まされないためにも、購入前に商品ページの「サプライヤープロフィール」を確認しましょう。確認すべき項目は以下の3つです。

(1)評価、レビュー
(2)回答率
(3)デリバリー遵守率

評価が悪いのはもちろん、回答率とデリバリー遵守率が80%を下回っているサプライヤーは避けた方が良いでしょう。

ショップが違うと商品が全く違う

アリババでは、同じ商品でもショップが変わると全く別の商品となり、色もデザインも異なります。

別のショップの商品写真を勝手に使いまわしている出品者が多いためです。注意してください。

アリババアプリは使いやすい

中国のネットショップは使いづらいサイトが多い傾向ですが、アリババアプリは日本語にも対応していて非常に使いやすいです。

これから中国輸入を始めようと考えている方は、ぜひ使ってみてください。