Amazonで偽物を見分ける方法6選と詐欺に対する対処法

この記事では、Amazonのマーケットプレイスについて解説します。Amazonで販売されている商品には、Amazon自身が主体となって販売しているものと、Amazonに出品している小売業者などが販売しているものがあります。

後者のような販売形態をマーケットプレイスといいますが、「Amazonで販売されている商品が偽物だった」という場合、多くはマーケットプレイスで販売されたものです。マーケットプレイスとはどのようなものなのか、利用する際にはどのような注意をすれば良いのか、この記事を通して理解してください。

目次

「Amazonマーケットプレイスとは何なのか」を知る

冒頭でも簡単にご説明しましたが、Amazonで販売している商品は、そのすべてをAmazon自身が販売しているわけではありません。Amazon以外が販売する場合をマーケットプレイスといいます。このことを知らないままAmazonを利用している人も案外多いので、まずはAmazonマーケットプレイスとは何なのかをよく理解しておきましょう。

Amazonのマーケットプレイスの特徴

Amazonのマーケットプレイスの特徴を考えると、マーケットプレイスのことを知らないままに買い物をしている人がいたとしても無理はないともいえます。

楽天市場と比較すると分かりやすいのですが、Amazonでは商品ごとにページが作成されています。これに対して、楽天市場ではショップごとにページが作られています。

つまり、Amazon自身が販売していても、マーケットプレイス出品者が販売していても同じページに載るので、よく見ないで買い物をすると販売者がAmazonではないことに気付かない場合があるのです。

マーケットプレイスの言葉の意味とイメージ

そもそもマーケットプレイス(Marketplace)というのは、市場(いちば)や市場(しじょう)といった意味の言葉です。市場に数多くのお店が並んでいるのと同じように、Amazonという市場に多くのお店が軒を連ねているというのが、マーケットプレイスのイメージになります。

このことからも分かるように、マーケットプレイスの商品を購入する場合、売買の当事者はマーケットプレイス出品者と購入者です。購入者にとっての相手方はAmazonではありません

もちろん、Amazonとしても、マーケットプレイスという場を提供している者として、出品者の質を高める努力はしています。しかし、悪質な業者を完全に排除するのは難しいのもまた事実です。

もう一つ例え話を入れると、Amazonデパートというデパートがあったとします。デパートというのは、デパート自体が商品を買い付けて自ら販売することも行っていますが、フロアのスペースを貸し出して、そこから出店料を取るという商売も行っています。アパレル関係のフロアを見れば、様々なブランドが出店をしていることが分かります。

Amazonマーケットプレイスというのは、これに近いイメージです。もっとも、デパートの場合は、出店するブランドは慎重に選ばれているので、悪質な業者が入り込む余地は極めて小さいのですが、Amazonのマーケットプレイスへの出店は、個人でも可能なくらい簡単なので、悪質な業者も入り込みやすくなっています

マーケットプレイス商品の表示例

例えば、上の画像のツインバードの空気清浄機は、ページの右側を見ると、販売しているショップの名称が書いてあります。その下には、「他のオプション」や「こちらからもご購入いただけます」とありますが、ここに並んでいる販売店の中に「Amazon.co.jp」も含まれています。つまり、現在この商品を普段よく使う画面上部の「カートに入れる」を押して購入すると、販売者はAmazonではないということになります。

もしAmazonから買いたいのなら、画面の下青枠部分、販売元がAmazon.co.jpによる出品の欄のところにある「カートに入れる」を押さなければなりません。ちゃんと見れば分かるようにはなっていますが、逆に言えば、ちょっと見ただけでは見落とさないとも限らない表示になっているのです。これは、スマホで購入する場合も同じです。

勘違いをしたレビューも多数あり

このように、Amazon自身が販売者になっている場合と、マーケットプレイス出品者が販売者になっている場合は、よく知らない人には勘違いしやすい表記になっています。このため、あまりよく知らないままレビューを書いている人が、販売者を勘違いしていることもよくあります。

「間違った商品が届いた」、「新品を注文したのに、届いたものは中古品だった」、「定価より高値で販売されている」、「購入した商品が偽物だった」等々の悪いレビューが載っている場合、その多くがマーケットプレイスの商品だったりします。

こういうレビューを書く人の中には、「Amazonだから信用したのに、裏切られた」といったことを書いている人も多いですが、実際は、レビューを書いている人は、Amazonから買ったのではなく、マーケットプレイスの出品者から買ったというケースが想定されるのです。もちろん、マーケットプレイスに出品している人が、全て悪質なわけではありません。しかし、悪質な業者に引っかからないための方法の一つとして、「そもそもマーケットプレイスの商品は買わない」というのは、Amazonで安全に買い物をするための方法の一つではあります。

マーケットプレイスの商品の発送方法

これまでに解説してきたように、Amazonで販売されている商品には、Amazonが販売主体になっているものと、マーケットプレイス出品者が販売主体となっているものがあります。そして、商品の発送方法にも2種類あります。Amazonによる発送と出品者による発送です。

Amazonによる発送

Amazonが販売する商品は、Amazonが発送します。このことは当然だと思われるかもしれませんが、マーケットプレイスで販売される商品の中にもAmazonが発送する商品があります。

マーケットプレイスの商品であっても、Amazonが発送する場合は、「プライム」のマークが付き、お急ぎ便などのサービスも使えます。

出品者による発送

これに対して、出品者自身が発送を行っている場合もあります。この場合、在庫の管理が適正になされているかや、商品が迅速に発送されるかは出品者次第なので、「注文したけど在庫がなかった」、「配送にかなりの時間がかかった」といったことが起こりやすくなります。出品者による発送の場合、「プライム」マークは付かず、お急ぎ便などのサービスも基本的に使えません。

なお、「基本的に」というのは、出品者による発送の場合でも、例外的にプライムマークが付く場合があるからです。「マケプレプライム」というもので、自社で発送する商品にもプライムマークが付けられます。ただし、このマケプレプライムは、Amazonが定める基準を満たした大口出品者しか利用できないので、商品配送の質が問題になることは、ほとんどありません。

商品画面で商品の発送者を判別する方法

上で書いたように、Amazonには2つの発送方法があります。商品配送の質に関しては、Amazonが発送する場合の方が信頼性が高いので、この点を重視する人は、発送方法を判別する方法を知っておくべきでしょう。

Amazonによる発送の場合

Amazonが発送する商品については、商品画面の右の方に「出荷元Amazon」の文字があります。

「プライム」のマークがあり、お急ぎ便などのプライム会員のサービスが利用できます。

出品者による発送の場合

出品者が発送する商品には、「出荷元 〇〇」の文字があります。

基本的に「プライム」マークは付きません。お急ぎ便などのサービスも利用できません。商品の発送時期などが出品者次第ということになるので、商品配送に関する信頼性がやや下がります。

詐欺的な出品者に騙されないために

Amazonが販売する商品に関しては、基本的に商品の質は信頼できます。Amazonで詐欺的な販売が行われる場合の多くは、悪質なマーケットプレイス出品者が販売する商品の場合です。ここでは、詐欺的な販売の手法や、詐欺的な業者を見極めるための方法などについて解説します。

詐欺的な商品の具体例

いわゆる詐欺商品にも色々なものがありますが、一例を挙げるとSDカードがあります。例えば、大容量のSDXCカードとして販売されている商品を購入して、実際に送られてきた商品を試してみると、容量が小さい。調べてみると、実際にはSDHCカードで、ラベルが貼りかえられていて、一見するとSDXCカードのように偽装されていたといった場合です。

手口としては単純なもので、ある程度の商品知識がある人であれば、実物を見れば簡単に判別できるものですが、実際に商品が送られてくるまでは詐欺商品であるとは気付きにくいものです。詐欺商品だと分かっても、業者に問い合わせをして返金を求めたり、マーケットプレイス保証の申請をしたりと、お金を取り戻すには結構な手間がかかります。そして、返金してもらっても、金銭的にプラスマイナスゼロになるだけなので、詐欺的な業者に引っかかると、時間や労力がかなり無駄になります。

詐欺的な出品者を見分けるポイント

このように考えると、返金をしてもらえるとしても被害は大きいので、やはり詐欺的な出品者から買わないようにすることが大事です。そのためのチェックポイントですが、まずは極端に安い商品は避けること。安いというのは魅力的ですが、商品相場からかけ離れた値段が付いている場合は、詐欺商品の可能性があります。また、問い合わせの電話を掛けても繋がらないというのも、詐欺的な出品者に多い特徴です。

レビューの評価についても必ずチェックしましょう。注意点としては、優良な出品者のアカウントを詐欺的な出品者が乗っ取って使っているケースもあるので、あまり古い評価は参考になりません。最近の評価を重視してチェックしましょう。

他にもある詐欺の手法

先ほど、規格・容量を偽装したSDカードを例に挙げましたが、詐欺的な販売手法は他にもあります。以下に例を挙げますから、こういった手法に引っかからないように気をつけてください。

まず、単純に注文した商品を送ってこないというものがあります。出品者に問い合わせると、海外から商品を発送しているとか、商品を取り寄せているので時間がかかるといった回答をしてきたりします。しかし、実際には、最初から発送する気もないといった事例です。

もう少し手が込んでくると、「商品の在庫を切らしてしまったので、今回の取引はキャンセルしたい、代金は返金する」と一旦回答をしておいてから、放置するという手法もあります。

この場合、注文をした側としては、「返金手続きが終わるまで待とう」という気持ちになるので、その間にマーケットプレイス保証の申請期間が過ぎてしまったりします。なお、マーケットプレイス保証については、後で詳しく解説します。

この他には、詐欺商品を売りつけること自体が目的ではなく、注文の際に個人情報を入手することを目的としているものもあります。悪質な出品者の場合は、このようにして入手した個人情報を次の詐欺的な出品の際に利用して、自分に追及の手が及ばないようにするといったことも行われているようです。この場合、新たに詐欺の被害にあった人から、全く身に覚えのないクレームの電話が掛かってきたりすることになります。

また、商品の出品に関する詐欺ではありませんが、フィッシング詐欺も横行しています。Amazonからのメールを装ったメールが送られてきて、文中にあるリンクを開いて個人情報を入力すると、情報が詐欺集団に渡ってしまいます。

このフィッシング詐欺の被害にあわないための方法の一つは、アカウントサービスにある「メッセージセンター」を開いてみることです。

Amazonからの重要なメールは、メッセージセンターにも届く仕組みなので、メッセージセンターに届いていない内容のメールは、詐欺メールであると見当を付けることができます。

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Amazonで偽物を買わないための対策

これまでの記述と重複する点もありますが、ここからはAmazonで偽物を買わないための対策について解説していきます。Amazonで安心して商品を購入するための参考にしてください。

マーケットプレイス商品はできるだけ避ける

マーケットプレイスの出品者には悪質な業者も紛れ込んでいます。危険性を減らすことを重視するなら、「マーケットプレイスの商品は買わない」と決めてしまうのも手です。

ただ、Amazonでは新品しか販売していないので、「もう中古品でしか手に入らない商品がどうしても欲しい」といった場合は、マーケットプレイスを利用するしかない場合もあります。

「プライム」マークが付いている商品を購入する

下の画像は、この記事で説明につかったツインバードの空気清浄機の出品者一覧です。先ほども解説したように、何も考えずに「カートに入れる」を選ぶと出品者による発送になります。

もちろん、悪質な出品者は全体から見ればわずかなので、普通は、マーケットプレイスで買っても問題が生じることはありません。少しでも安全性を高めたいなら、この出品者一覧をスクロールしていけば、Amazonが販売しているものも見つかります。

ご覧になっていただければ分かるように、Amazonが出品する商品には、「プライム」マークが付いています。出品者がAmazonでなくても、出荷元の欄に「Amazon」とある商品にはプライムマークが付いています。Amazonが販売する商品を確実に買いたい場合は、プライムマークを確認しただけでは不十分ということになります。

なお、プライムマークが付いているのにAmazon発送ではないものもあります。これが、この記事でもご説明したマケプレプライムです。

この場合も、販売者はAmazonではありません。プライムマークが付いていれば、Amazonの倉庫から発送されるので、発送の遅延はありませんし、在庫管理も徹底しています。「プライム」が付いている商品を注文すれば、ひとまずは安心です。どうしても心配な場合は、プライムマークがついていることと合わせて、販売者がAmazonであることも確認してから注文してください。

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Amazonに偽物が多く販売されている商品

偽物が多い商品について知っておけば、それを避けて買い物をすることができるようになります。いくつか例を挙げましょう。まず、GoogleのChromecastです。テレビとHDMI接続するだけで、テレビ画面でネット動画などの視聴が可能になる製品で、AmazonのFire TV Stickに近い製品です。

AmazonではFire TV Stickが販売されているためか、本物のChromecastはほとんど出品されておらず、AmazonでChromecastで検索しても表示されるのは、いわゆるコピー商品が大半です。

Chromecastの本物を購入したいなら、Googleの公式サイトで購入するか、楽天市場などを利用した方がいいでしょう。また、iPhoneなどに接続するLightning-USBケーブルも偽物が多い製品です。Amazonでは、「純正」と表記された製品がAppleのサイトで買う場合の半額以下の値段で売られていますが、本当に本物が販売されているのか疑問です。

こちらについても、本物を確実に手に入れるためには、Appleの公式サイトで購入した方がいいでしょう。もしくはApple製ではありませんが、Appleから正式に認証を受けていて、「Apple MFi認証」と表示されているものを購入するのもいいでしょう。

ここでご紹介したような、いわゆるコピー商品は、本物と比べると質が劣ることが多いのが実際のところです。コピー商品であることを知った上で購入するのであれば、質が悪い商品を買うことになっても自己責任とも言えますが、コピー商品であることを知らずに購入してしまうのは避けたいものです。

GoogleやAppleのようなメーカーが直接販売しているサイトから購入すれば間違いはありませんが、他のサイトで購入する場合には、商品の画像や仕様をよく確認して、偽物を買わないように気をつけましょう。メーカーサイトで購入する場合よりも極端に安い価格で販売されているものなどは、特に要注意です。

Amazonで偽物を買わないためのポイント

Amazonで偽物を買わないために注意しておきたいポイントを6つにまとめました。これまでに記載した内容も含まれていますが、確認のつもりで読んでください。

Amazonが販売している商品か否かをチェック

マーケットプレイスの商品であっても大半は安心して買えるものではあるのですが、Amazonが販売する商品と比べれば、偽物が紛れ込んでいる確率が上がることは間違いありません。偽物は絶対に買いたくないというのであれば、Amazonが販売している商品か否かは必ずチェックするようにしましょう。

出品者のレビューを必ず確認する

出品者のレビューも必ず確認するようにしましょう。注意点としては、商品詳細のページに書かれているレビューは、本来は商品自体に関するレビューです。

商品の質に関するレビューと出品者に対するレビューは、混同して記載している人も多いのですが、本来は別のものです。出品者の評価を確認する際には、出品者一覧で青文字になっている出品者名をクリックして表示される、出品者のストアフロントのページを開けば、「フィードバック」のところに評価が記載されています。

発送がAmazonかもチェック

発送がAmazonか、出品者なのかも必ずチェックしましょう。マーケットプレイスの商品であっても、Amazonが発送する商品であれば、少なくとも配送に関するトラブルが発生する確率はグッと低くなります。安全性・確実性を重視するなら、Amazonが販売する商品だけを選ぶようにすれば、発送も自動的にAmazonになるので、間違いがありません。

Amazonで購入する場合、発送元が日本(Japan G.K.)の商品を選んで偽物を回避しよう

発送元が日本(Amazon Japan G.K.)なのか海外なのかも必ずチェックしましょう。

発送元が海外の場合、出品者が海外で仕入れてそのまま海外から発送していることが多く、出品者も気付かないうちに偽物を掴まされていることがあります。

そのため発送元が日本(Amazon Japan G.K.)の商品を購入した方が安心です。

商品の定価をチェックする

安いからといってすぐに購入せず、まずは定価をチェックしましょう。

人気商品やブランド品は定価から大幅に安くなることは少ないため、定価と比べてあまりにも安すぎる商品は偽物の可能性があるので、購入しないようにしましょう。

Amazonが販売している商品だけ購入する

マーケットプレイスに出品している全ての商品が偽物ではありませんが、多くの偽物が紛れ込んでいるのは事実です。

その為最初からマーケットプレイスの商品は購入せず、Amazonが販売している商品しか購入しない!と決めてしまうのも、偽物を買わないための有効な手段です。

以下のように出荷元がAmazonやAmazon Japan G.K.でない場合は、マーケットプレイスの出品者ですので、必ず確認しましょう。

Amazonマーケットプレイス保証とは

Amazonでは、マーケットプレイスでも商品を安心して購入することができるように、保証制度を設けています。それがAmazonマーケットプレイス保証です。この記事の最後は、マーケットプレイス保証について解説します。

なお、マーケットプレイス保証で戻ってくるのは、代金だけです。個人情報が侵害された場合の保証などはなされないので、保証があるとはいっても、怪しい業者とは取引をしない方がいいでしょう。

Amazonマーケットプレイス保証の保証内容と手続き

Amazonマーケットプレイス保証では、配送料も含めた商品購入総額が保証されます。ただし、最高額は30万円です。

マーケットプレイス保証は、出品者との間で問題を解決できなかった場合の制度なので、いきなり保証を申請することはできません。最初に出品者に連絡をする必要があります。

保証を申請できる状況は、

1.商品が届かずに、お届け予定日の最終日から3日経過、またはお届け先に配送完了 (商品は届いていない) と追跡に表示された日のいずれか早い時点。

2.配送状況を確認できる方法で商品を返品したが、出品者が返金を行わない場合

3.届いた商品に不具合・損傷がある場合、商品説明と著しく異なる場合あるいは購入を取り止めた商品をAmazonの返品ポリシーまたは該当する場合に出品者の返品ポリシー (オンライン返品センターあるいは注文ページに明記) に従って返品した場合に、返金が行われない、あるいは返金額が誤っている場合のいずれかです。

また、申請をする前に出品者に連絡して、問題解決のための48時間の猶予を与える必要があります。以上の条件を満たすと、マーケットプレイス保証を申請できます。申請は、アカウントサービスの「注文履歴」から行えます。

該当する注文の「注文に関する問題」を選択して、問題点に近いものを一覧から選択した後、「返金をリクエストする」を選びます。テキストボックスに問題状況などを記載して、送信を押せば申請完了です。返金リクエスト後、Amazonによる調査が行われます。調査の結果、返金が適用されなかった場合は、再申請も可能です。

詐欺的な行為の被害にあってしまったら

もしAmazonでの商品購入に際して詐欺的な行為の被害にあってしまったら、まずはマーケットプレイス保証を申請しましょう。30万円以内という制限はありますが、少なくとも金銭的な被害は填補されます。個人情報を侵害された場合のように、金銭では填補できない被害にあって、公的な機関に被害を相談する場合は、国民生活センターや、都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口などを利用してください。

まとめ

Amazonのマーケットプレイスについて、偽物を購入してしまったり、詐欺的な行為の被害にあってしまったりしないという観点から、解説してきました。何度も書いてきたように、マーケットプレイスの全てが悪いというわけではありません。

ただ、一部に悪質な出品者が含まれていることも事実です。この記事の内容を参考にして、安心してAmazonで買い物ができるようになってください。

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この記事を監修した人

ビジネスのノウハウを実践ベースで徹底的に追求するのがアクシグ。
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