AmazonせどりにはFBA必須!FBAの魅力と登録方法

Amazonは利用者数が多いため、転売に最適なプラットフォームと言えます。そして、何と言ってもFBAがあることが一番の魅力です。FBAを利用すれば面倒な梱包・発送作業をAmazonに代行してもらえるため、作業を大幅に効率化できます。

今回は、そんなFBAの特徴と利用方法を解説します。

目次

Amazonの発送方法

Amazonセラーには、2種類の発送方法があります。

自己発送

1つ目は、自分で購入者の住所等を調べて発送する方法です。送り状を自分で作成するだけでなく、配送業者も自分で手配することになります。

FBAを利用する

2つ目は、FBAを利用して、Amazonに発送を代行してもらう方法です。

FBA(fulfillment by Amazon)とは、Amazonの物流拠点であるフルフィルメントセンター(FBA倉庫)に商品を事前に納品しておくことで、商品の管理・注文処理・配送・返品を全てAmazonが代行してくれるサービスのことです。

ただし、FBAを利用するには注文前に商品を納品しておく必要があります。注文発生後にFBA倉庫に商品を納品することはできません。

FBAを使った方が儲かる

せどりで扱う商品の数が少ないうちは自己発送でも問題ありませんが、商品数が増えてくると梱包・発送が大きな負担となってきます。

FBAを利用すれば、梱包・発送にかかっていた時間をせどりのリサーチや仕入れに割り当てることができるようになるため、さらに大きく稼げるようになります。

関連記事: 【2023年版】Amazonせどりで商品ランキングから売れ筋商品を見つける方法7選

AmazonせどりでFBAを利用するメリット

FBAには「発送作業の手間が省ける」こと以外にもメリットがたくさんあります。主なメリットを5つ紹介します。

在庫を保管するスペースが不要になる

通常はせどりで仕入れた商品は自分で保管する必要があるため、そのためのスペース・倉庫が必要になります。

しかし、FBAを利用する場合だと事前にFBA倉庫に商品を納品することになるため、保管スペースを自分で用意する必要がありません。仕入れたそばからFBAに納品してしまえば、自宅が在庫で溢れることはなくなります。

梱包する手間が省ける

FBAは発送だけでなく梱包作業も代行してくれます。

しかも、Amazonは商品に合わせて最適な梱包方法を選んでくれます。例えば、小さい商品にはプチプチ入りの封筒を、大きな商品にはダンボールを使い、隙間がある場合は緩衝材も入れてくれます。素人がやるよりしっかりとした梱包になるため、配送途中に商品が破損する可能性が低くなります。

発送が早い

注文が発生すると、早ければ即日、遅くても翌日にはFBA倉庫から発送されます。そのため、顧客の満足度が高くなり、高評価に繋がります。

送料無料表示

また、FBAを利用すればAmazonプライムの送料無料サービスが利用できるようにもなります。

送料無料と表示されれば、購入率も上がります。

ライバルより有利

同じ値段でも、自社発送とAmazon発送とでは後者の方が購入率が高くなる傾向にあるため、ライバルよりも有利な立場に立てます。

AmazonせどりでFBAを利用するデメリット

しかし、FBAも良いことばかりではありません。主なデメリットを3つ紹介します。

手数料がかかる

FBAを利用するには、配送代行手数料と在庫保管手数料がかかります。2023年8月時点での具体的な手数料については以下のリンク先を参照して下さい。

参考:Amazon出品サービス

商品状態がすぐには分からない

FBAを利用した場合、手元に商品が無いため、顧客から商品の状態について質問された時にすぐ答えられないというデメリットもあります。

出品までに時間がかかる

FBAを利用した場合、FBA倉庫への納品・受領の手続きが完了するまで出品することができないため、どうしても出品までに時間がかかってしまいます。

FBAの登録方法

AmazonのFBAに商品を納品する方法を解説します。

Amazonにサインイン

FBAに納品するには、まず最初にAmazonの出品アカウントにサインインする必要があります。

商品登録

FBAに納品する前に、商品登録が必要です。

セラーセントラルの「カタログ」から「商品登録」を選択してください。

画像のような画面が表示されたら、自分が出品したい商品のUPCやEAN、ISBN、ASIN、本やゲーム機であったらタイトル等を入力してください。

検索にヒットしたら、商品の状態を記入し、「この商品を出品する」と書かれたボタンを押します。

出品者SKUをつける

商品を選択したら、まずはSKUを設定しましょう。SKUは商品の管理コードです。自分で設定しなくてもランダムで番号が割り当てられますが、在庫管理画面ではSKUの番号順に表示されるため、自分で設定した方が管理がしやすくなります。

販売価格を決める

次に、他の出品者の価格を参考に、出品価格を決定しましょう。

コンディション説明を書く

次に商品のコンディションの説明を入力してください。特に中古品を出品する場合は、Amazonの規約に従って正確にコンディションを記載してください。

フルフィルメントチャンネル

商品登録の最後に「フルフィルメントチャンネル」という項目があります。ここでFBAを利用するかの選択をします。「Amazonが発送し、カスタマーサービスを提供します(Amazonから出荷)」の方にチェックを入れてください。

在庫管理画面で確認

商品登録が完了したら、画面左上のメニューバーから「在庫」、「全在庫の管理」をクリックしてください。

上記の手順通りに商品登録ができていれば、登録した商品が停止中(在庫切れ)として表示されているはずです。

在庫商品の納品

FBAに納品したい商品にチェックを入れて、「在庫商品を納品/補充する」を選択してください。

FBA納品

数量や納品プランなどを設定したりして、納品手続きをしてください。

AmazonせどりのFBA商品ラベルについて

FBA倉庫へ納品するには、商品バーコードの上にAmazonのバーコードが記された商品ラベルを貼る必要があります。

ラベルを自分で印刷

FBA納品手続き時にPDFで印刷したラベルを、自分で紙にプリントして、ラベルシールで貼り付けてください。

ラベルのサイズに注意

ラベルを印刷する際は、シールの大きさと合うサイズに印刷しましょう。

要件を満たした場合は委託も可

家にコピー機が無いなどの理由で、ラベルの貼り付けが困難な場合は、以下の要件を満たすとラベル貼りをAmazonに委託することができます。

・スキャンが可能なバーコード(JAN・ISBN・GCID・UPC・EAN)が1つのみ使用された商品である
・特大型の商品ではない
・FBAの禁止商品ではない
・FBAポリシーで制限された商品ではない
・高額商品ではない

ただし、委託すると別途手数料がかかります。

AmazonせどりはFBAを利用した方が稼ぎやすい

FBAの利用には手数料がかかりますが、その分大幅に作業を効率化できるため、結果として稼ぎやすくなります。

普段から梱包・発送作業に追われているセラーの方は、是非FBAの利用を検討してみて下さい。

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この記事を監修した人

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