Amazon出品で仕入作業を行うためには、何かと面倒くさい細かい作業が多いものです。そんな面倒くさい作業を一気に効率化してくれるのが便利ツールです。
Amazonの仕入に使えるツールにはどんなものがあるのでしょうか?この記事ではおすすめの便利ツールをご紹介します。
Contents
- 1 Amazon出品で儲けるためには売れ筋商品のリサーチが命!
- 2 Amazon出品者に注目される無在庫転売とは?
- 3 AmazonのASINから売れ筋商品を探せるリサーチツール「アマテラス」
- 4 「ジモティー」は売れ筋商品を仕入れてAmazonで販売するための宝のツール!
- 5 Amazon売れ筋商品のリサーチを時間短縮できるツール「RSS Subscription Extension」
- 6 「CD横断検索システム」は売れ筋のメディア商品をAmazon出品するための便利ツール!
- 7 AmazonのセラーIDで売れ筋商品をリサーチできるツール「せどりアナライザー」
- 8 「Keepa – Amazon Price Tracker」は売れ筋商品の価格変動をグラフ表示できる便利なツール!
- 9 Amazonの売れ筋アイテムをワンクリックで分析できるツール「SmaSurf」
- 10 売れ筋商品の仕入れ・Amazon出品をサポートするツール「プライスター」
- 11 スマホで簡単にAmazonの売れ筋商品を探せるリサーチツール「せどりすと」
- 12 ツールでAmazon売れ筋商品の仕入リサーチをサクサクと!
Amazon出品で儲けるためには売れ筋商品のリサーチが命!
Amazon出品で儲けるためにはリサーチが命といっても過言ではありません。儲かる商品を見つけるためのリサーチのコツを見ていきましょう!
ブルーオーシャンを見つけよう!Amazonの売れ筋ランキングは宝の山!!
売れ筋ランキングは必ずチェックしましょう。ここには誰も見つけていない、参入者が少なくて必ず売れるブルーオーシャンが眠っている可能性があります。
売れ筋ランキングに常時載っている商品はもちろん参入者が多いのですが、そこから横方面にリサーチを広げていくことで、思わぬ商品が見つかることがあります。
新規市場はリスクも!しかし売れ筋商品のリサーチ眼を磨けば儲けは出る!
ランキングから横方面にリサーチして見つけた商品は、まだ参入者がほとんどいない商品です。つまりほぼ新規市場になります。
新規市場は売れるかどうかは正直なところわかりません。だからといって、誰もが売っている商品を売っても儲けにはつながりません。多少のリスクをとっても新規市場を開拓したほうが儲かります。
しっかりとリサーチを繰り返して、売れ筋商品を見極められるようになれば、新規の商品も売れるかどうかはわかるようになります。
Amazon売れ筋ランキングから商品を探す方法
売れ筋ランキングから商品を探す方法は次の通りです。
①Amazonのカテゴリーごとに売れ筋アイテムをリサーチ
Amazonランキングから売れ筋商品をピックアップして、Excelなどにリスト化していきましょう。リストの項目には、ランキング、商品名、商品画像、URL、評価、売れ行き、個人輸入の可否を書き込んでいきます。
②Amazon内の売れ筋商品から縦横にリサーチを広げる
売れ筋商品をピックアップしたら、売れ筋商品から縦横にリサーチを広げていきます。
縦というのは、関連性の高い商品です。横というのは類似性の高い商品です。
iPhoneのケースなら、縦がiPhoneの他のアクセサリーです。横がケースのバリエーションです。
売れる!と確信が持てる商品が見つかるまで①と②のリサーチを繰り返します。すると売れそうな商品がだんだんと見えてきます。
③売れ筋の商品にあたりが付いたら海外のAmazonなどから仕入れる
売れる!と確信が持てる商品が見つかったら海外サイトから仕入れましょう。海外のAmazonや中国のサイトで類似する商品を探していきます。
Amazon出品者に注目される無在庫転売とは?
Amazonなどで転売をしている人の間で最も注目されている販売方法が無在庫転売です。いったいどんな販売方法なのでしょうか?
無在庫販売とは?
無在庫販売というのは、文字通り在庫を持たずに出品する方法です。出品して、売れたら仕入れて発送します。
在庫を抱えるリスクを抑え、在庫管理の手間をかけないで済む、というメリットがあります。
在庫販売のメリット
無在庫販売は在庫を持ちません。物販では在庫というのは万が一売れなかった場合には、無駄になってしまうだけではなく、倉庫などを借りていたら場所代だけがかかるため、リスクにしかなりません。在庫が売れなければ次の仕入の資金を確保できない可能性もあります。
在庫がない、というのは理想的なビジネス形態といえるでしょう。
無在庫販売にはデメリットも!
無在庫販売にはデメリットもあります。注文を受けてから仕入れるので、配送が遅くなります。これがクレームにつながることがあります。あるいは、リピートしてくれなくなる可能性もあります。
また、海外から仕入れている場合には、為替の急激な変動などにより、出品時の仕入額と売れた時の仕入額が違ってしまうこともあります。仕入額が安くなっていれば黒字になるのでいいのですが、仕入れ額100円の心づもりで200円で出品していたものが、仕入額が200円になってしまった場合、大量に売れたら大赤字になってしまいます。
こんな場合でもキャンセルは出品者評価を落とすだけで、Amazonなどは下手をするとアカウント削除のリスクもありますので、販売せざるを得ません。
このようなリスクもあることを頭に入れて、キャッシュフローもしっかりとチェックしながら行いましょう。
AmazonのASINから売れ筋商品を探せるリサーチツール「アマテラス」
アマテラスについてご説明します。これはAmazon転売のためのリサーチツールです。
タオバオやアリババなどからASINなどを入力するだけで、仕入れ可能な商品を一瞬で探し出せます。中国の仕入先のリサーチも同時にしてくれます。欧米輸出入のリサーチも中国輸入のように行うことができます。
検索結果には出品者数や価格、ランキング、商品重量や、カート価格、レビューの数など、売れ筋商品かどうかを見極めるために重要なデータが収集できます。
パワーセラーを登録することで、そのセラーの出品アイテムをチェックすることもできるので、売れ筋商品がすぐにわかるようになります。
独自商品セラー向けの『アドバンスプラン』は月額9800円、中・大規模セラー向けの『プロプラン』は月額19800円です。この値段でこの機能は便利すぎます!
アマテラスの使い方とは?
アマテラスの使い方は次の通りです。
まず、Amazonで販売している商品を、キーワード、ASIN、セラーID、価格帯、カテゴリーなどで検索します。
すると検索結果のボリュームが表示されるので、仕入れの経費やAmazon手数料など、自分の状況に合った出品を絞り込んで表示させることができます。
検索結果には、該当する商品に関する次のようなデータが表示されます。この中でも特に、自分のリサーチの軸にしたい項目を基準にして並び替えができるのも便利ですね。
- 推移グラフ(出品者数、価格、売上ランキング)、売上ランキング上昇回数
- アマゾン商品情報(タイトル、重量、カートボックス価格、ASIN、カテゴリー)、オークファン
の検索結果
- 出品者数、レビュー数
- アマゾン手数料
- 各中国サイト検索結果リンク
仕入れ先のリサーチもできます。こちらのツールで検索できる中国サイトには次のようなものがあります。
AirExpress、タオバオ、画像検索、Google翻訳、Weblio(辞書サイト)
気になるセラーが出品している商品をリサーチすることも可能です。パワーセラーが稼いでいる商品がわかれば、簡単に儲けられることは言うまでもありません。
セラー追跡ページでセラーIDを登録するとそのセラーの出品商品が表示されます。
検索した商品のデータは常に最新のものに更新されるので、常に変動しているAmazonの状況を正確に把握することができます。
「ジモティー」は売れ筋商品を仕入れてAmazonで販売するための宝のツール!
メルカリで仕入れたものをAmazonで売ることも流行りましたが、最近ではメルカリで転売をする人が増えたので、あまりいい商品が見つからなくなりました。
その点、ジモティーはまだまだ認知度が低くライバルが少ないので、いい商品が見つかる可能性が高いです。しかもジモティーなら無料で不用品がもらえる可能性もあります!仕入れ0円で儲けが出せるお宝ツールです!
ジモティーの使い方とは?
欲しいもののジャンルが決まっている場合にはカテゴリー選択から選びます。
自宅近くで検索すれば、取りに行くのに交通費もかからず、お宝をゲットできます。気になる商品にはお気に入りをどんどんと付けていきましょう!
そしてお気に入りの商品が利益が出せるものかどうかを他のサイトでチェックです!
Amazon売れ筋商品のリサーチを時間短縮できるツール「RSS Subscription Extension」
RSS Subscription ExtensionはGoogleChromeの拡張機能で、登録した商品や自分が仕入れたい商品がヤフオクなどに出品されたときに知らせてくれるツールです。
どんな商品を売りたいのかはっきりしているときには、仕入れるタイミングを待つだけでよくなるという、夢のようなツールですね!
RSS Subscription Extensionの使い方
GoogleChromeから上のリンクのページを開きます。「+CHROMEに追加」をクリックすると機能が拡張されます。
RSS Subscription Extensionの設定
RSS Subscription Extension(by Google)はデフォルトでは、「Bloglines」と「My Yahoo」しか設定されていません。そこで、Feedly に登録できるように設定します。
まずは先ほど追加された、アドレスバーのアイコンを右クリックし、メニューから「オプション」を選択します。
開いたRSS Subscription Extensionのオプション画面で、「追加」をクリックします。
すると、「フィードリーダーの編集」が開きます。
以下のようにな画面が開くので、「説明」部分にはわかりやすいように「Feedly」と入力、「URL」にはFeedly のフィードURL(http://feedly.com/i/subscription/feed/%s)を入力し、「保存」をクリックします。これで設定は完了です。
ついでに Feedly をデフォルトに設定して「フィードの登録時に常にデフォルトのリーダーを使用します。」にチェックを入れておくと一発で Feedly に飛びます。フィードの登録時に余計な画面遷移が減るので、Feedly しか使わない場合は、おすすめです。
こちらは無料で使えて、何件でも商品は登録できるので、リサーチ時間の短縮には欠かすことができないツールです。
「CD横断検索システム」は売れ筋のメディア商品をAmazon出品するための便利ツール!
CD横断検索システムは、CDやDVDなどのメディア商品の在庫のある店舗を探し出してくれるツールです。
手動で1店舗1店舗在庫を探していく手間を考えると、一発で在庫状況がわかるので、リサーチ時間が一気に短縮します。
CD横断検索システムの使い方
まず仕入れたいCDの規格番号を入力して検索します。
するとCDの情報と在庫状況が出てきます。
Amazonでの販売価格と比較して、利益が出せる在庫があるかを探していきます。
AmazonのセラーIDで売れ筋商品をリサーチできるツール「せどりアナライザー」
せどりアナライザーはAmazonで気になるセラーのIDを入力すると、そのセラーが販売しているどんな商品が売れているのかがわかるツールです。
現在は一時販売停止しているようです。
「Keepa – Amazon Price Tracker」は売れ筋商品の価格変動をグラフ表示できる便利なツール!
keepa – Amazon Price TrackerはAmazonの商品ページに価格変動のグラフを表示させるツールです。GoogleChromeの拡張機能で無料で使えて、商品検索をしながら一発でデータを確認できるので便利です。
keepa – Amazon Price Trackerのインストール方法
keepa – Amazon Price Trackerは、GoogleChrome、Opera、Vivaldi、Firefoxで使うことができます。
GoogleChromeを立ち上げたら、上のリンクを開き、「+CHROMEに追加」をクリックします。するとインストールが開始され、完了したら使うことができます。
他のブラウザでも、それぞれのアプリストアで検索して同様にインストールすれば使えるようになります。
Amazonの売れ筋アイテムをワンクリックで分析できるツール「SmaSurf」
SmaSurfもGoogleChromeの拡張機能で、Amazonの商品ページからワンクリックで FBA料金シュミレーター、プライスチェックなどのサイトへ簡単に飛べるツールです。
最初に設定をすれば自動でリンクを表示してくれるので、とても便利なツールです。
SmaSurfの使い方
GoogleChromeで上のリンクを開いて「+CHROMEに追加」をクリックしてインストールします。
Amazonの商品画面に行くと「SmaSurf設定」というボタンが現れるので、こちらのマウスカーソルを合わせます。
すると次のような画面が出てくるので「検索結果にアイテムクイックを表示する」にチェックを入れます。
すると次のようなリストが出てきます。
ここからクリック一つで他の国のAmazonの商品ページや、分析ツールのページへと簡単に飛ぶことができるようになります。
売れ筋商品の仕入れ・Amazon出品をサポートするツール「プライスター」
プライスターは自動価格改定ツールです。仕入れには関係ないように思えますが、在庫管理もでき、ヤフオクでの在庫状況まで確認できるので、仕入れにも使えます。
月額制の有料ツールですが、30日間の無料お試し期間があるので、試しに使ってみることをおすすめします。
プライスターでできること
プライスターではどんなことができるのでしょうか。
プライスターの使い方ブログ より画像引用
プライスターではまず自動価格改定ができます。
プライスターの使い方ブログ より画像引用
カート価格や最低価格などに合わせて自動的に価格を変動させることで、販売機会を逃しません。もちろん価格の変動の幅は設定できるので、大出血サービスを仕掛けてきたセラーがいても、そのセラーに合わせた赤字価格では販売できないようにもできます。
次にカンタン出品ができます。
プライスターの使い方ブログ より画像引用
セラーセントラルでの面倒くさい入力作業が一発でできてしまうので、これを使ってしまったら二度とセラーセントラルから出品はしたくなくなってしまいます。
またFBA納品も簡単にできるようになります。売上の自動計算や利益計算もしてくれます。商品登録の時に仕入れ値を入力すればOKです。
さらに、サンクスメールの自動配信もしてくれます。
プライスターの使い方ブログ より画像引用
レビューが欲しいときには、サンクスメールでレビューを促すことが大切ですが、このツールに設定しておけば自動でメールを配信してくれます。
スマホで簡単にAmazonの売れ筋商品を探せるリサーチツール「せどりすと」
せどりすとはスマホのアプリで、バーコードリーダーやカメラで商品のバーコードを読み取って、その商品のランキングや利益などを瞬時に表示させるツールです。
お店で気になる商品を見つけたら、その場で簡単にリサーチできるのが便利です。
せどりすとの使い方
App Storeから検索し、iPhoneにインストールします。
JANコードの読み取りで商品についているバーコードを読み取ります。
バーコードリーダーでiPhoneのカメラをバーコードに合わせるとその商品の情報が表示されます。
ISBNコードの読み取りではISBNコードに合わせると読み込んでくれます。JANコードとISBNコードが読み取れない場合には、手動で入力することもできます。「Edit」ボタンでは検索したリストを編集することができます。仕入れ候補の商品は仕入れリストへ入れておきましょう。
ツールでAmazon売れ筋商品の仕入リサーチをサクサクと!
この記事ではAmazonの仕入れを効率化するツールのご紹介をしました。ツールを使いこなすためには、本質的な部分の理解が必須ですが、ある程度リサーチスキルが上がってきた人にとっては、作業効率をアップさせるために欠かせないものです。
自分に合った使い勝手の良いツールをぜひ見つけて、稼ぎをもっともっと大きくしていきましょう!