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DHLの商品到着が遅い原因とは?

海外から日本に商品を輸入する場合、DHLを利用したことがあるという方は多いかと思います。その際に、予期せず商品の到着が遅れてしまったという経験がある方もいるのではないでしょうか。今回はDHLの配送による商品到着が遅れる原因やその対処法について、ご紹介していきたいと思います。

DHLとは

DHLは国際輸送物流会社で、ドイツに本社があります。主に航空機での国際宅配便や運輸、ロジスティクスサービスを扱う世界最大級の国際輸送物流会社です。世界的にもDHLの知名度は高く、巨大なアウトソーシングを保有しています。もともとアメリカの会社だったことから、アメリカを始めとしてヨーロッパやアジア、世界各国に強いネットワークを持っています。

国際郵便の一種であるEMSとの違いは、EMSが日本郵便が運営する公的な配送会社であることに対し、DHLは民間の配送会社が行う国際宅配便であるという点です。この国際郵便と国際宅配便の間の最も大きな違いは通関手続きにあります。国際郵便(EMS)の場合は、価格が20万円以下の郵便物の場合は税関申告をして許可を得る必要はありません。郵便物の価格が20万円を超える場合は、税関への申告が必要になります。申告は手数料を支払うことで日本郵便に委託することも可能です。一方DHLなどの国際宅配便の場合は、必ず税関申告が必要になります。申告は配送会社が代行で行いますが、手数料は配送料金に含まれています

商品を海外へと発送する場合には、まずDHLのサイトにてアカウントを取得する必要があります。そして場所や日時、料金、貨物の詳細、宛先、配達希望日をもとに、見積りを出し集荷の予約を行います。梱包料無料でお手軽に配送できるDHL EXPRESS EASYを利用する場合は、配送の際の専用の封筒やボックスのサイズは、以下のようになります。

また詳しいDHL EXPRESSに関する情報については、以下のDHL日本公式サイトも参考にしてみてください。

参考:DHL日本公式URL

DHLの配達スピードについて

DHLで商品を輸入する場合、一体どのくらいのスピードで日本に届くのでしょうか。下の例を見てみましょう。こちらはBUYMAで配送方法を国際郵便とDHL Expressで選択できる商品の例です。

・Australia Post (普通便/コロナウイルスの影響で航空便激減のため遅延の可能性あり)
送料:+¥0
荷物追跡:無し
配達目安:30〜40日

・Australia Post (Standard便/日本への航空便激減のため遅延の可能性があります)
送料:+¥0
荷物追跡:有り
配達目安:21〜30日

・Australia Post (国際スピードEMS便/速達/日本への航空便激減のため遅延の可能性があります)
送料:+¥1,200
荷物追跡:有り
配達目安:18〜24日

・DHL EXPRESS (国際DHL EXPRESS/一番速いお届け/追跡あり)
送料:+¥2,500
荷物追跡:有り
配達目安:6〜12日

この例でみると一番上のAustralia Post(国際郵便)の普通便では、送料が0円であることに対し、一番下のDHL Expressでは送料が+2,500円となっています。金額ではもちろんDHL Expressの方が高くなっていますが、配送目安を見ると国際郵便が30〜40日程度であることに対し、DHL Expressでは6〜12日となっています。このことから明らかに国際郵便とDHL Expressでその配達スピードに違いがあることが分かります。さらにDHL Expressでは追跡確認ができます。この例では国際郵便のスタンダード便や国際スピード EMS便も選択でき、これらもそれぞれ追跡確認が可能となっています。しかし配達の早さを求めるなら、この中ではDHL Exxpressが最速であることがわかります。

ちなみにこちらはDHLの荷物追跡画面です。このように分単位で細かく今現在荷物がどこにあり、どのような状態かをチェックできるので安心できます。

国際郵便の配送サービスを利用するよりも、何倍も早く荷物を受け取ることができます。

荷物が到着しない場合は?

万が一荷物が到着しない場合を想定して、やはり追跡番号を付けることがオススメです。何の情報もなく荷物到着を待ち続けるより、追跡番号があることにより荷物が今どこにあるのか調べやすくなります。

追跡番号の記載場所

DHL Expressを利用した場合、追跡番号の記載場所は、上の画像のように伝票のバーコード内にあります。DHL Express以外のサービスを利用した場合の追跡番号の記載場所については、以下のリンク先も参考にしてみてください。

参考:DHLの荷物追跡ラベル

また下記よりで荷物の輸送状況を確認することができます。

参考:DHL 輸送状況のご確認

こちらはDHLの配送などに関するFAQです。よくある質問がたくさん載っているので参考にしてみてください。

参考:DHL FAQ

またDHLとコンタクトを取りたい、いくら待っても荷物が届かないという場合はこちらのお問い合わせ先に連絡してみましょう。

参考:DHL お問い合わせ

最後に追跡やお問い合わせをしてもどうしても荷物がどこにあるのかわからない場合、荷物が行方不明になってしまった場合は下記ののリンク先もどうぞ。EU圏内の場合は一週間、その他の国際便の場合は二週間待っても荷物が到着しない場合、荷物を探してくれるサービスです。

参考:DHL International investigation request

しかしこのサービスを使用しても残念ながら荷物が見つからない・・というケースもあります。

追跡情報はいつ確認できる?

DHLの公式サイトには、追跡情報の確認は販売元、またはオンラインショップから確認を受け取ってから24~48時間以内と記載されています。荷物の出荷が行われた際に初めて、追跡情報のイベントが作成され、更新されるようです。そのため注文をしてから実際に追跡情報の確認が取れるまで若干のタイムラグがあることを覚えておきましょう。

また公式サイトには、以下のようにも記載されています。

「通常の配送時間は製品 / サービスや仕出地 / 仕向地によって異なり、近隣の国では2~3日、遠方の国では最大で20日ほどかかる場合があります。多くの場合、販売元またはオンラインショップのウェブサイトに予定される配送時間が表示されます。」

参考:DHL FAQ

通常配送の場合にかかる目安日数はこのくらいですが、もし10日間以上予定の配送期日を過ぎている場合には一度DHLに問い合わせすることをオススメします。

DHLから荷物が届かない場合

実際にDHLからの荷物が届かないというケースは往々にして起こります。追跡番号を例え付けていたとしても、荷物が届いていないにもかかわらずトラッキング上では「受け取り済みです。」となっている場合もあります。このような場合は必ずDHL側に問い合わせをして、荷物が届いてない旨を連絡しましょう

DHLの対応について

DHLヘ荷物が届かない件について連絡をしてみても、すぐに返答が貰える確率は少ないです。DHL側から、「荷物状況の確認が取れ次第折り返し電話する」と伝えられたというケースが多いです。

また荷物が万が一紛失してしまった場合、DHL側も責任の所在が誰にあるのか、どのタイミングで荷物がなくなってしまったのかを追及するために長時間かかってしまう場合があります。海外では特に荷物紛失や捜索といったケースは珍しくないため、日本の郵送サービスのように安心で確実な配送という点やサービスの質においてはあまり期待値を高く設定することはオススメできません。

DHLへのクレームや返金対応について

DHLのFAQでは、荷物が予定された期日を10日過ぎても届かない場合は販売元あるいはオンラインショップに問い合わせをしてください。と記載されています。しかし問い合わせ部門に連絡しても荷物の行方が不明である場合、または荷物に破損や不具合がある場合などはクレーム担当部門に連絡をしてほしいと伝えられるケースがあります。この場合も、DHL側は荷物の紛失に関して非常にうやむやな返答をしてくる場合があります

さらにDHLに損傷/紛失の請求をできるのは販売元またはオンラインショップのみとなっています。これは要するに、荷物を受け取る側の人はクレームも出せないということです。もし荷物が届かずクレームを訴求したい場合には、販売元かオンラインショップに自分自身で連絡をしてお願いする必要があります。

この作業は非常に面倒ですし、手間もとられてしまいます。販売元が海外の場合は、英語でのメールのやり取りとなってしまい労力が要ります。Google翻訳などを活用し、多少文法がごちゃごちゃでも相手に伝わるメッセージが作成できればOKです。無事にメールを作成し送信できたとしても、さらに販売元によってはすぐに対応してくれない場合もあります。そのためここからはまたしても時間を要する戦いになります。

PayPalを利用した場合

運よく支払いにPayPalを使用していた場合は、PayPal側にはクレームを入れることができます

参考:異議・クレームの提出方法 PayPal(ペイパル) 

こちらがクレームの提出方法と対処法です。代金支払い後180日以内に異議申し立てをし、その後20日経っても問題が解決しない場合、20日以内にクレームを提出することができます。詳しくは下記ののリンク先も参考にしてください。

参考:PayPalヘルプセンター

ここでクレームを提出しますよ、という旨を販売元にも伝えることで販売元もクレームを嫌うため、本格的に返金手続きなどを検討し動き出してくれるケースがあります。以下に実際にPayPalに異議申し立てをした際の販売元とのやり取りの一例を載せます。

返金してもらえるケース

こちらが実際に返金してもらったときの画像です。PayPalは基本的には当事者間同士の問題解決を勧めていますが、このように中間に立ってトラブルに対応してくれる場合があります。時間はかかってしまっても、DHLや販売元の適当な対応に泣き寝入りせずにしっかりと返金してもらいましょう。

DHLからの配達が遅れる原因について

DHLの配達が遅れる原因には、荷物の紛失以外にもいくつかの原因が考えられます。以下に一つひとつご紹介していきたいと思いますが、通常は問題なく通関作業が行われると大体一日もあればその作業は完了します。もし通関作業中のステータスのまま何日間か変わらない、という場合には何かしらのトラブルに遭っている可能性が高いため、不安な方はDHLに問い合わせをしてみてください。

食品衛生法に該当する商品の輸入のケース

DHLからの配達が遅れる原因の一つとして、まずはこちらの食品衛生法に該当しているケースが挙げられます。海外から食品などを輸入した場合、個人使用の場合は特に何も検査が行われることはありませんが、販売目的で輸入した場合は輸入届出の義務が課せられています。食品の安全性確保の観点から食品衛生法第27条に制定されている法律で、食品、食品添加物、器具、容器包装及び乳幼児用のおもちゃが対象となっています。届出に関してはいくつかの関連書類を準備する必要があり、受け付けは検疫所となっています。より詳細な情報に関しては、以下のリンク先も参考にしてみてください。

参考:厚生労働省 輸入手続

この個人目的か販売目的かの判断や検査の可否によって、数週間以上の時間を要してしまう場合もあり、最悪の場合は通関せずに破棄されてしまうケースもあります。そのため食品衛生法に該当する商品の輸入の際はこのようなリスクがあるということを覚えておきましょう。

同一の荷物が別ルートになってしまったケース

通関に関しては、一般的に全ての輸入した商品が日本に到着してから手続きが開始されます。もしいくつかの商品を同時に注文し、梱包が別々の段ボールなどに分かれてしまった場合、稀にバラバラのルートで輸送されて届くケースがあります。この時はそれぞれの荷物の到着全てを待ってから通関作業が行われるため、必然的に受取人の元に商品が届くまでに時間を要してしまいます。

通関時の検査に引っかかってしまったケース

通関作業が行われている間、税関の人たちは全ての商品を細かくチェックしているわけではありません。大半の荷物は申告書をもとに関税計算が行われ、問題なく通関されています。しかし中にはランダムの抜き打ちチェックで荷物の検査がされるケースもあります。個人で海外旅行などに行ったことがある方はご存知かもしれませんが、税関を通る際に時々スーツケースを開けられて抜き打ちチェックされている人を見たことはないでしょうか。このチェックは申告なしの対象物の持ち込みや密輸を防ぐために行われています。

商品を輸入する際も同様に抜き打ちで検査が行われていて、申告書の内容と実際のものや数量が異なっている場合、電話などで確認が求められるケースもあります。稀にこの検査の対象になることによって、荷物到着までに時間がかかってしまいます。

DHLのトラブルに巻き込まれているケース

こちらは先ほどお伝えした、DHL内で何らかの配送状況の問題や荷物紛失といったトラブルに巻き込まれているということです。海外から輸入する場合には、結構な確率で起こりうるトラブルとなっています。追跡情報を付けていてもこの場合は配送ステータスが全く変わらなかったり、長時間同じステータスのままだったりと不安な気持ちになります。この場合は荷物の状況などをDHLに問い合わせをして確認してみましょう。

住所を間違えているケース

こちらは受取人側のミスになりますが、希望する配達住所を間違えて登録してしまっているというケースです。この場合は誤った住所に荷物が届いてしまったり、再度コンタクトをとって住所の確認作業などが必要になってしまうため配達まで時間を要してしまう原因となります。荷物がなかなか届かない場合は、万が一の場合を考え一度配送先住所を確認してみても良いでしょう

商品が届かず不安な場合は?

いくら待っても商品が届かない場合は、先ほどもお伝えした通りDHLや販売元に問い合わせてみましょう。DHLへの電話でのお問い合わせは、以下のようになっています。

また時間によっては電話が大変つながりにくい場合もあるため、電話だけでなくEメールでのお問い合わせも検討してみましょう。詳しい情報についてはこちらのリンク先を参考にしてみてください。

参考:DHL お問い合わせ

通関にかかる時間は一体どのくらい?

商品輸入時の通関手続きに関しては、通常であれば一日もあれば完了するとお伝えしました。ここからは通関に関する基礎的な知識やもし通関に時間がかかっている場合の対処法などについてご紹介していきたいと思います。

そもそも通関とは

そもそも通関とは一体どういうことなのでしょうか。通関とは、

「荷物の検査を受け、輸出入の許可を得て、税関を通過すること。」

参考:【通関】Oxford language

と定義されています。輸出入に必要な申請や定められた手続きを行なって、該当の場合は所定の検査を受け、関税や消費税を払い、輸入の許可を受けるまでの一連の手続きの流れを通関作業と呼びます。この手続きを怠ってしまったり、虚偽の申告をした場合には、密輸ということになります。

しかし通関手続きや関連法律に関しては非常に複雑で専門的な知識が問われるものであり、多くの場合は個人でも企業でも通関業者が代行で通関をしてくれるケースがあります。DHLもこの通関代行を行なっています。

通関に時間を要する場合

通関の際には、食品衛生法や銃刀法など様々な日本国内の法律に関わる観点から検査が行われます。この時検査の対象となり、荷物の到着までに時間がかかると正直無事に通関できるかどうかとても不安な気持ちになります。以下の画像のように、追跡情報を確認して通関手続きに時間がかかっていることをチェックすることができます。

実際に通関手続きに時間がかかっている際の様子です。この場合は問題があった場合何かしらの確認連絡が電話などで来るため、じっと待ちましょう

通関士によって判断基準が異なる

担当する通関士によっては、判断基準に多少の違いが出ることもあります。通関の判断基準が定められているためある程度はしっかりと手続きが行われているのですが、やはり人間が判断するものなので幾らかの誤差が生まれます。そのため例えば前回はスムーズに輸入できたものでも、今回は厳しくチェックされ時間がかかるということもあり得ます。

通関に時間がかかっている場合の対処法とは

何度もお伝えしている通り、追跡情報を確認して通関作業に時間を要していると気づいた際は、ひとまず無事に通関されることを待ちます。しかし基本的には通常通関作業は一日もあれば完了しているはずのため、通関に何日間もかかっている場合は問い合わせてその理由を尋ねてみるのも良いでしょう。

DHLで輸入している場合には、こちらの問い合わせ番号に連絡してみましょう。

DHLお問い合わせ電話番号
0120-39-2580

営業時間は以下のようになっています。

月~木:8:30-19:00
金、祝日前:8:00-20:00
土、祝日:8:30-14:00(日曜休業)

理由もわからず通関に時間がかかるのを待ち続けるのは苦痛なので、追跡情報のステータスが通関作業から全く動かなくなってしまった場合にはこちらに連絡してみましょう。

まとめ

DHLで輸入した場合は、荷物の到着が遅れることはよくあります。日本国内と違い、海外からの輸入ということでいくつかの遅れの原因が考えられます。その際は焦らずに、待っても届かない場合は今回ご紹介した問い合わせ先などに一度連絡をとってみましょう。

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