物販

DHLを利用する際のトラッキング(荷物の追跡)の見方をお教えします!

海外通販で荷物を買った後に、いつ届くのだろうと不安になった事はありませんか?
また、DHLなどの国際配送サービスを使って海外へ荷物を送った時にも、配達が完了したかどうか気になると思います。

国内と違い、海外との荷物のやり取りには税関の手続きも必要ですし、配送業者によるサービスの違いもありますので、途中でトラブルが起きる可能性も考えておく必要があります。

この記事ではそんな不安を軽減するためのトラッキングサービスについてお教えします。

トラッキングをする際に必要な基礎知識

トラッキングをするにあたり、知っておく必要がある基礎的な事柄について説明していきます。また、配送時間に関連して日本と海外の物流の違いについても少し触れていきたいと思います。

トラッキングとは何か?

「トラッキング」とは、英語で「追跡」を意味する言葉です。物流の分野では「荷物の現在地や、配送状況の確認」という意味でよく使われています。

海外のお店で商品を購入する際、トラッキングができる配送方法を選ぶ事によって荷物の配送状況を知ることができるようになります。このサービスに対応していない配送方法は安価ですが、トラッキングありの場合と比べて配送に時間がかかる事が多く、自分では荷物の状況を確認できませんので注意が必要です。

商品を購入すると配送のための情報が送られてきますが、その中に「トラッキングナンバー」も記載されています。この番号を使って荷物の現在地を特定する事ができます。

海外からの配送には時間がかかる

日本国内に荷物を送る場合にはかかって数日、場合によっては当日配送される事が当たり前になっています。しかし、これは物流が世界トップレベルに発達している日本だからできることであって、海外諸国はそうではありません。日本と比べて配送には非常に時間がかかるのが普通です。ですから海外のショップから商品を購入した後、荷物の到着までに時間がかかっていると感じても過度に心配せずに待ちましょう。

国によって国内の物流の状況は様々ですし、その国から日本までの距離も配送時間に関係しますので一概には言えませんが、航空便であれば2日~2週間程度、船便であれば1~2ヶ月はかかる事もあります。

また荷物が国を出る時・入る時には税関を通ります。その際の手続きにも時間がかかりますし、何かのトラブルがあればもっと時間が必要になります。

こうしたことを考えても、海外との荷物のやり取りをする際にはトラッキングが出来る配送方法を選んでおくことは重要だと言えます。

トラッキング情報にはタイムラグがある

配送会社のシステムによっても違いますが、荷物の追跡情報が更新されるのは荷物の受け渡し処理が行われた時などです。またその追跡情報がインターネット上などで確認できるようになるためにも時間が必要となります。ですから、荷物のトラッキング情報と実際の輸送状況にはどうしてもタイムラグ(時間差)が出てきてしまいます。

ただし、トラッキング情報が変わっていないとしても実際には荷物は動き続けています。情報が反映されていないだけですので、時間をおいて再度確認してみるようにしましょう。

トラッキングステータスについて

配送中の荷物のトラッキングを確認すると、「発送済」「通関中」「郵便局へ引渡済」などのステータス(状況)が表示されます。

日本語で確認できる場合は良いのですが、海外の配送業者のトラッキングステータスは英語で表示される場合が多いので分かりにくいと思う事もあるかもしれません。

以下に英語のステータス例を紹介しますので、参考にしてみて下さい。

・Posting、Collection(荷物受付済)
・Arrival Scan(貨物が配送業者の施設に到着)
・in Customs(通関手続き中)
・Item held by Customs (税関にて荷物保管中)
・Departure from inward office of exchange(国際郵便交換局より発送済)
・Transferred to Local Post Office for Delivery(荷物が最寄り郵便局に到着)
・Forwarded to delivery(配送業者への荷渡し完了)
・In Transit(輸送中)
・Returning to Sender(送り主へ返送済)
・Delivered(配達完了)

DHL Expressを利用する場合のトラッキング方法について

国際貨物輸送の大手であるDHLには「DHL Express」という国際配送サービスがあります。
世界の220以上の国や地域をカバーしており、独自のネットワークで一貫輸送してくれます。

ではこのサービスを利用する際にどのようにトラッキングをする事ができるのか説明していきます。

1 DHLのホームページで確認する

DHLのウェブサイトを開き、上部の「追跡」のタブをクリックすると配送状況を確認できるページが表示されます。

ご自分で荷物を発送した場合は運送状のバーコードの上にある10桁の番号を、また輸入の場合であればWEY BILLTracking Numberとして記載された番号を「トラッキング番号をご入力ください。」と書かれている欄に半角数字(スペースなし)で入力してください。

それから欄の下にある赤い追跡ボタンをクリックします。そうすると荷物の輸送状況を確認する事ができます。

DHLでは輸送ネットワークのチェックポイントごとに確認時間と輸送状況が更新されますので、細かくトラッキングをする事ができます。

2 DHL通知サービスを利用する

DHLのウェブサイトで配達情報を確認すると、検索結果に「配達通知サービスを利用する」というボタンが出てきます。これをクリックすることで、メールでお知らせを受取るための設定をする事ができます。

送信先のメールアドレスと、貨物輸送のどのタイミングでメールを送るのかを指定するだけで簡単に設定する事ができます。なお通知したいメールアドレスは複数登録できますので、誰かと情報を共有したい場合にも活用できます。

3 DHL e-トラック

ウェブサイトからの検索ではなく、直接メールでも運送状況を問い合わせる事ができます。このサービスは無料で(携帯電話などの通信費は当人負担)24時間365日いつでも利用可能です。

利用方法は以下の通りです。
1. DHLのe-トラック専用アドレス track@dhl.com 宛の新規メールを作成する。
2. メールの本文に荷物の「運送状番号」を半角数字で記入する。
3. 送信する。

送信後、数分たつとDHLから最新の輸送状況と経過の詳細が返信されてきます。(全て英語表記になります)

問い合わせた本人以外にも輸送状況を知らせたい場合には、メールを作成する際にCC欄に知らせたい方のメールアドレスを追加する事ができます。こうしておけば、そのアドレスにも同時にDHLからのメールが返信されます。

さらに、複数の運送番号を検索したい場合には1件ずつ改行して入力するようにしましょう。1通のメールにつき最大50件の輸送状況を問い合わせる事ができます。

パソコンや携帯電話など、メールが使える機器があれば使えるシンプルなサービスになりますので、ぜひ活用しましょう。

DHLでトラッキングが確認できなくなる場合について

DHLを利用する際に、トラッキング情報が配送完了までいかずに途中で終わってしまう事があります。

海外から日本へ商品が配送されて来る場合などに起きるケースなのですが、そのような場合にはどうしたら良いでしょうか?

追跡がストップしてしまう場合

例えばDHLのトラッキングでこのようなステータスが表示される場合があります。

Arrival at destination country – End of tracking delivery Shortly.

これは「貨物は日本に到着しました。まもなくお届けされますので、追跡はここまでになります」という意味です。カーナビの目的地付近に到着しました。ナビを終了しますという案内に似ていますね。

しかし実際に届くまで荷物を追跡したいという場合もあります。そのような場合はどうすればいいのでしょうか?

日本郵便の郵便追跡サービスを使ってトラッキングを継続する

DHLのトラッキングデータの中に Delivery by Postal provider という項目がある場合、日本郵便の追跡サービスを使ってトラッキングを継続する事ができます。

Delivery by Postal providerという文字の後に記載されている英数字の文字列(例:AA123456789JP)が問い合わせ番号になりますので、これを日本郵便のウェブサイトにある「郵便追跡サービス」の「個別番号検索」ページに入力しましょう。その後、画面下にある赤い追跡スタートボタンをクリックすれば荷物の配達状況を確認する事ができます。

DHLのみで完結していないのが少し残念ですが、荷物が配達されるまでトラッキングする必要がある場合には便利な方法です。ぜひ覚えておいてくださいね。

Webサイト 「17TRACK」 で荷物を一括トラッキング!

ここまではDHLの荷物をDHLでトラッキングし、追跡できなくなったら日本郵便で・・・という方法をお伝えしましたが、ここからはさらに便利なウェブサービスをご紹介します!

その名も「17TRACK」です!!

このサービスでは日本郵便のサービスはもちろん、DHL、FedEx、UPSなど大手運送業者から、あまり知られていない宅配業者まで170以上の会社の貨物をまとめて追跡する事ができます。

17TRACKの便利な特徴

このウェブサービスは日本語を始め、30言語以上をサポートしています。ですから海外のどの国とのやり取りでもこのサイトのトラッキングを使えば、それぞれが自分の言語で荷物の追跡情報を読む事ができるんです。これは便利ですね!

さらに取引相手にトラッキング情報を参照してもらうようにURLを送る事がありますが、この17TRACKのURLは短いです。地味ではありますが、メールなどでやり取りをする際に非常に便利な特徴だと言えます。

17TRACKと他のトラッキングサービスは情報量が違う!

そしてさらに素晴らしいのは、17TRACKは他のトラッキングサービスよりも情報量が断然多いんです。

例として、日本郵便のEMSで荷物を送った際の実例を見てもらいましょう。

日本郵便のサイトでは到着までの7か所での追跡情報が表示されていました。
では、17TRACKではどうでしょうか?

なんとさらに細かい追跡情報が出てきました!2倍以上の17か所での追跡情報を確認する事ができます。しかも配達の所要日数などの記載もあります。

これは本当に便利なサイトです。スマホのアプリも用意されていますので(Android用/iPhone用)ぜひ使ってみてください!

DHLのサービスは良いのか?悪いのか?利用者の感想

ネットを見るとDHLの国際宅配サービスはあまり良い評価を受けていないように感じます。では実際の所どうなのでしょうか?

参考までに利用者の体験談をお伝えしたいと思います。

シーン1 海外ショップからの商品の発送

先日カナダのショップでネット通販をしていた際に、良い品を見つけました。公式のサイトだった上にPayPalが利用できたので迷いなく即購入したのですが、送られてきたメールによると今回はDHLでの発送になるとの事。ネットであまりよく言われていない配送業者だったので、急に不安が広がりました。

調べるとDHLは佐川急便と提携していて、一部商品は佐川急便で配送されるとありました。
ですからその時は自分の荷物も佐川急便で届いたら良いのに・・・と思っていました。

シーン2 ネットでのDHLの評判

考えるほど不安になり、ネットでDHLについて調べてみました。もちろん大げさに言いたいことを言っている人もいると思いますので、あくまでも参考として調べただけです。

すると、こんな情報がどんどん出てきました。
・営業時間が短い!夕方6時までしかやっていない。
・配達に来て留守でも不在票を置かない事があり、受取拒否になってしまう場合がある。
・再配達の受付がWEBでできないので、電話するしかない。
・再配達は15時までで、お願いした翌々日からしかできない。
・不在の場合は、荷物の保管料が発生する場合がある。
・荷物を会社に転送してもらうと有料になる。
・法人取引がメインなので、個人への対応は良くない。

調べる前よりももっと不安になりました。海外ではこんなサービスは当たり前かもしれませんが、日本ではありえませんよね・・・。日本の配送サービスのレベルの高さを改めて感じました。

シーン3 脳内トラッキング

その後も自分の荷物はどうなるのだろうかと、頭の中で今後の流れを色々と考えていました。こんな感じです。

1. DHLの営業所はあまり多くないので、配達が営業所の近くでなければ佐川急便に委託されるはず。
2. 家の近くの会社にDHLと書かれている。営業所かどうかは不明だが、自分の荷物はDHLで配達される可能性が高い・・・かもしれない。
3. ネットによると配達は夕方6時まで。しかしその時間に家に帰る事はできない。
4. ネットの情報によれば不在の場合は保管料がかかる、再配達の手続きには手間がかかる、そう考えると色々めんどくさいことこの上ない・・・。

その予想を裏付けるかのように、何度チェックしてもDHLのトラッキングの情報には「配送業者への委託完了」の文字は出てきませんでした。そんな不安な日々を過ごしていると、ついにトラッキングステータスが「配送中」に!普通に考えて、この後「佐川急便への委託」になるとは思えないので、いよいよ脳内トラッキングの通りDHLと面倒なやり取りをするのか・・・と半ばあきらめていました。

シーン4 配達員からの電話

あきらめと共に脳内トラッキングを終了した、その数時間後に携帯が鳴りました。見知らぬ番号からの電話です。恐る恐る出てみると、やはりDHLの配達員からの不在確認の電話でした。

面倒な事にならないと良いな・・・と思いながら再配達を依頼すると、「再配達は今日中なら15時までだが、明日以降は佐川急便を通して夜でも配達可能」との事。

とても感じよく対応してもらい、面倒だと思っていた再配達依頼がすんなり終わってしまいました。

シーン5 受取完了

そして翌日、19時以降の配達という事だったので自宅で荷物を待っていると、ちょうど19時頃にインターホンがなり、DHLの配達員だという事でした。

佐川急便が配達してくれるはずでは?と少し戸惑いながら玄関を開けると、やはりDHLの制服を来た男性が荷物を持って立っていました。声の感じからすると昨日不在確認の電話をくれた感じの良いお兄さんだ・・・と思いながら荷物を受取り、スマホくらいの大きさの端末に指でサインをすると、その配達員の男性は今回も感じよく去っていきました。

こうして非常に不安だったDHLでの荷物の配送は、考えていたようなトラブルの兆しもなく、あっさり完了したのです。

シーン6 残る疑問とDHLについての結論

こうして最後まで責任を持って自社配達してくれたDHLへの信頼が高まったわけですが、後から考えるといくつか疑問も残ります。

例えば、DHLの営業時間が終わっているはずの19時に配達してくれた配達員は、なぜ電話で言っていたように佐川急便に荷物を委託しなかったのだろうとか、再配達を約束したからには自分で届けなければならないと思ったのだろうかとか。

それはともかくとして、今回の結論は「DHLはしっかりした会社である」という事と、「今回のDHL配達員の方の対応にはとても満足している」という事です。

ネットの情報だけを信じてはいけないと改めて感じた出来事でした。

まとめ

このように各配送業者にはトラッキングサービスがありますので海外からの配送でも、海外への配達でも荷物がどこにあるかを追跡する事ができます。

今回は紹介しませんでしたが、地図の上に荷物の場所が表示されるタイプの追跡サービスもありますし、17TRACKの他にも荷物を一括してトラッキングできるサービスもあります。

この記事の内容に出てくるサービスを活用して、余計な不安を抱えることなく海外ショッピングを楽しんで下さいね!