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eBayでは必須の海外発送をマスターする!

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eBayに出品して商品が落札されると、商品を海外のお客様に送らなければなりません。eBayに慣れない人には、この海外発送が一つの壁になっているのではないでしょうか。

この記事では、海外発送の方法を、送料を安く抑える方法や破損を防ぐ梱包の方法なども含めて、幅広くご紹介していきます。

eBayの送料は、なぜ高い?

eBayで出品をする際には、送料はかなり大きな問題です。

eBayの場合、国内でオークション売買をするよりも送料はかなり高くついてしまうため、利益を圧迫することになりかねません。

なぜeBayの商品を発送するときには、高い費用がかかるのでしょうか。

高い送料の理由 その1

第一の理由は、単に配送距離が長いからです。

eBayの顧客は世界中に存在するわけですから、国内取引とは訳が違います。また、基本的に航空便で発送しますから、船便よりも割高になり、ある程度の料金がかかるのは当然ともいえるのです。

高い送料の理由 その2

理由の2つ目は、先ほども触れた航空便であるということです。アジア圏くらいなら船便を使う方法も取れなくはありませんが、アメリカやヨーロッパに発送する場合は航空便にせざるを得ません。

アフリカや南米といった地域に送る場合には、送料がさらに高額になる場合もあるので、事前に良く調べておく必要があります。

高い送料の理由 その3

これは送料が高いというよりも、結果として高くなってしまったという例ですが、返品に当たって配送料をセラー側で負担することになるケースがあります。

バイヤーとの交渉次第という面もありますから、常にセラーで負担するわけではありませんが、可能性としては頭の片隅に置いておいた方が良いでしょう。

eBayで商品を売る場合の具体的な送料は?

ここからは、配送業者や実際の送料について、具体的に見ていきます。

日本郵便のEMS

まずは、いわゆる郵便局、日本郵便のサービスから見ていきます。eBayを始めたばかりという人には、特に日本郵便をおすすめします。

確実性も高いですし、配送スピードによって選べるサービスがあり、料金もそれに応じて変わるので、分かりやすいです。

最初にご紹介するのはEMSです。国際スピード郵便ともいわれ、国際郵便最速を謳ったサービスです。

重さ30kgまで(一部20kgまでの国もあり)の荷物なら、早く安全に届けてくれます。地域によって差はありますが、一部の例外を除いて、だいたい2日から6日くらいで届きます(日本郵便HP「お届け日数表」による)。

ただ、早い分料金は高く、500gまでの荷物で1400円~2400円、最も重い区分の29~30kgでは、26500円~69700円もかかります。

日本郵便のSAL便

SAL便は、エコノミー航空便のことで、日本と到着国の中では船便として扱い、両国間は航空輸送をするというサービスです。

EMSより配送期間は長くなりますが(6日~13日程度)、価格も安くなります。

なお、金額の点だけでいえば船便で送るともっと安くなりますが、配送まで数ヶ月かかるので、eBayで使うのは現実的ではありません。

SAL便には、追跡サービスや補償は付いていませんが、410円プラスして書留扱いにすると、追跡サービスと6000円までの補償が付けられます(追跡はできない国もあり)。

SAL便は取り扱っていない国もあり、たとえば韓国などでは取扱いがありません。この点は要注意です。

発送する際には、郵便局でもらえる税関告知書SALと書かれたシールを用意します。

税関告知書に関してはこちらに詳細が記載されています。

宛名や住所を記入したら(もちろん英語で)、切手と税関告知書、SALシールを貼って郵便局に持ち込み、あるいは集荷をお願いしましょう。

エコノミー航空(SAL)便取り扱い国・地域はこちら

税関告知書には、内容品、重量、価格などを書く欄がありますから、それらは適宜記入してください。

日本郵便の航空便

普通の航空便です。到着までの日数は、日本郵便のHPでは3日~6日とされていますが、EMSのような優先的な取扱はなされないので、多少遅くなります。

地域によって変わってきますが、5日~12日くらいはかかると思っておいた方がいいでしょう。

EMSよりも料金は安く、eBayでよく使われている配送手段です。書留にして、追跡・補償をつけることもできます。

日本郵便の国際eパケット

2kgまでという制限はありますが、SAL便よりも早く送れて、EMSよりも安いというサービスです。SAL便のような取扱国の制限もありませんから、世界のほとんどの国に送れます。

また、追跡と補償も最初から付いています。ただし、追跡できない国もありますし、補償額の限度は6000円です。

国際eパケットは、使い方がやや独特で、「国際郵便マイページサービス」に登録しておかなければ使えません。また、同サービスを使って印刷したラベル一式を専用パウチに入れて差し出した場合にだけ、国際eパケットとして扱われます。

以下は、国際eパケットの使い方の詳細です。

まず、下記URLの「国際郵便マイページサービス」に登録します。登録済みの人は、ログインしてください。

「国際郵便マイページサービス」登録画面

専用パウチは、郵便局の窓口では扱っていません。このサイトから依頼して、郵送で送ってもらいます。「パウチ請求」をクリックして、必要な枚数を頼んでください。

送り状もサイト上で作成します。「送り状を作成する」をクリックして、依頼主を登録してください。

次に届け先を入力します。この場合、落札者のことですね。後々トラブルにならないように、PayPalの住所をそのままコピペして入力ミスなどが起こらないようにしましょう。

「この内容で登録する」を選んだら、発送種別は国際eパケットを選択します。

「内容品を登録」をクリックして、商品名などを入力する画面に進んでください。記入は英語(ローマ字)で行います。

一通りの内容を入力したら、「この内容で登録する」をクリック、次に「発送関連情報を入力へ」に進みます。

発送予定日などを選択・記入して、「内容登録を確認する」→「送り状を登録する」→「注意事項に注意して送り状を印刷」とクリックしていけば、送り状が作成されます。

国際eパケットのラベル一式が印刷されるので、ラベル用紙依頼主控え受付店控えを切り離してラベル用紙と税関告知書、インボイスはパウチに入れて、郵便窓口に差し出します。

ヤマト運輸の国際宅急便

クロネコヤマトの宅急便でお馴染みのヤマト運輸にも、国際宅急便というサービスがあります。

ヤマトグループの海外事業会社、あるいは協力会社が配送を行っています。国によって、個人の荷物を扱っていない場合があるので注意してください。

ヤマト運輸を利用するメリットとして、eBayに出品する場合米国ヤマト運輸と提携したサービス「越境返品サービス」があります。

これは、アメリカのバイヤーが返品をするとき、米国ヤマト運輸の倉庫に送ると返品が完了したことになるというサービスです。

通常はバイヤーが直接セラーに返送するため、費用面の負担や確実性に問題がありましたが、それが軽減されます。

また、配送料はそれほど安くはないのですが、軽くて小さな荷物の場合日本郵便よりも割安なので、利用するメリットもあるかもしれません。

ただ、日本郵便よりも国際便の扱いは少ないはずですから、扱いに不慣れなスタッフもいるのではないかという心配も多少あります。

FedEx

国際貨物の輸送では有名なFedEx(フェデックス)ですが、料金はかなり高めです。基本的にeBayの取引で利用するにはおすすめできません。

事前にアカウント登録をしておく必要がありますが、「料金見積もりツール」が利用できるので、試しに見積もりを出してみるのもいいでしょう。

船便について

これまでにも書いたのですが、船便は到着がかなり遅いので、eBayの個人間の売買ではほぼ使われることはありません。

商品を大量に輸出・輸入する機会があるのであれば、費用は安いので検討する意味はあります。

送料は無料にするべきか

eBayでは、送料無料(Free Shipping)にすることが推奨されており、実際に多くの出品者が送料無料で出品しています。

たとえ実際には商品価格に含まれているとしても、購入する側の心理として、商品の代金以外に送料がかかるより、送料無料の方が何となくお得感があります。

たとえば、送料無料100ドルで出品する場合と、商品代金80ドル+送料20ドルで出品する場合には、前者の方が売れやすくなるのです。

実際には商品価格に送料を上乗せしてしまえばいいので、出品する側にも損はありません。基本的にはeBayには送料無料で出品した方がいいでしょう。Free Shippingの方が、検索上位に表示されやすいという話もあります。

ただ、注意しなければいけないのは、送料無料にして商品代金に送料を含めて表記する場合には、配送する国によって代金を変えることができなくなるということです。

つまり、アメリカまでの送料を基本に商品代金を決めると、送料が安いアジア圏のバイヤーにとっては割高な商品になってしまうのです。

これを避けるためには、その商品がどの国に多く売れるのかを記録して、アジア圏での落札が多ければ送料別、欧米での落札が多ければ送料無料といったように、商品のターゲットに合わせて設定を変える必要があります。

海外に発送できない商品もある

eBayで落札された商品を海外に発送する際に注意しなければいけないことの一つに、あらゆる商品の配送ができるわけではないということがあります。

禁制品と呼ばれる、法律や条約で国際郵便で取り扱うことが禁止されているものがそれです。禁制品には、各国で共通して禁止されているものと、国によって禁止されている物品が異なるものがあります。

特に注意しなければいけないのは、国によって異なる禁制品です。

たとえば、アメリカの場合、たばこやオリーブオイル、牛肉製品などが禁制品になっています。詳しい内容は、郵便局のHPに「国際郵便条件表」というものが掲載されているので、それを参照してください。

関税について

海外に商品を送る場合、関税等の税金や諸費用がかかる場合があります。これらは基本的に相手国に輸入されるときにかかるもので、負担するのはバイヤーです。セラーには税負担の義務はありません。

ただ、商品を送る際には税関の事前検査が必要になる場合や、物品によっては輸出にあたって特別な許可が必要になる場合がありますから、関税に関することもある程度は知っておく必要があります。

eBayで商品を送る際の梱包のやり方

ここからは、梱包のやり方についてご説明します。

梱包を上手にやる方法としては、まず「そもそも梱包しやすい商品を扱う」ということがあります。具体的には、「小さく」「軽く」「壊れにくい」ものだけを扱えば梱包作業はかなり楽になります。

この3つを満たしている商品は、送料も安く、破損によるクレームも起こりにくく、特にeBay初心者の間はおすすめです。

具体的な商品としては、CDやDVDがあります。CDの場合はケース割れの問題がありえますが、仮に割れてしまった場合でもケースを交換する分の代金を返金すれば、大体は納得してもらえます。

ただ、一度の返金は大した額ではなくても、利益を圧迫することには違いないので、できるだけ破損しない梱包をすることはやはり大事です。

破損を防ぐために簡単に行える方法としては、クッション封筒を使う方法がありますが、国際郵便の場合、これだけでは破損してしまうケースが結構あります。

おすすめなのは、CDの大きさに合わせて作られたダンボールを利用することです。ダンボールの専門業者のサイトを見れば、いろいろなサイズのダンボールが用意されています。

しかし、このような配送に都合のいい商品ばかりを扱っていては、儲けを出すのは難しくなってきます。

いろいろな商品を扱うようになると、丁度いい大きさのサイズのダンボールがない場合や、複雑な形の商品でどう詰め方を工夫してもダンボールに空間が残ってしまう場合が出てきます。箱の中で商品が動くのは破損の原因になるので、何か対処法を考えなくてはいけません。

そこでおすすめのが、板状のダンボールにストレッチフィルムで固定する方法です。

Amazonで商品を購入したことがある人は分かると思いますが、ダンボールの板に伸縮性のあるビニール状のシートで商品が固定されています。あれを真似するわけです。

ストレッチフィルムは、ネットでも買えますし、ホームセンターなどでも扱っています。この方法なら、別に緩衝材を入れる場合などと比べても、重量が増えて送料が上がるようなこともありませんからおすすめです。

送料を安くする梱包方法の工夫

普通の国内の郵便でもそうですが、国際郵便も重さによって料金が分かれています。送料が高い国際郵便の場合、「あと数グラム軽ければ数百円安くなる」ということも起こります。

そんな場合に、少しでも送るものの重量を軽くしようというのが、ここでのテーマです。

まず、当然のことながら、商品自体に何か手を加えるわけにはいきません。工夫するとしたら、梱包に使う資材です。

先ほどご紹介したストレッチフィルムを使って緩衝材を節約するというのもその一つですが、ダンボールに手を加えてしまう方法もあります。

もちろん、ダンボールの強度に影響する部分は変えられませんから、手を加えるのは、せいぜいダンボールのベロの部分(ダンボールを締めるときに内側に折り込む部分)に限られます。ちなみに、業界ではこのベロのことを内フラップと呼ぶそうです(箱の表面になるのは外フラップ)。

このベロについては、多少は短くなっても強度への影響は小さいですから、「あと少しだけ荷物を軽くしたい」という場合は、ここを短く切ってしまいましょう。やりすぎると箱自体が弱くなってしまうので無理は禁物ですが、10g程度は軽くできます。

非常に細かな点ですが、eBayの取引で利益を出したい場合は、こういった小さなことの積み重ねが大事です。

住所ラベルについて

ある程度eBayでの取引が軌道に乗って、多くの荷物を扱うようになった際には、以下のようなことも検討してください。

扱う荷物が増えてくると、宛先・住所を記入する手間が大変になってきます。そうなったときに便利なのがラベルプリンター(ラベルライター)です。

感熱方式や熱転写方式のものがありますが、いずれも文字がにじんだりする恐れがほとんどありません。印刷したラベルを貼るだけですから、梱包作業がかなり楽になります。

ラベルプリンターはそれなりの値段がするものなので、新品を用意する必要はありません。ヤフオク!やメルカリで中古を探しても良いので、梱包・発送の作業に負担を感じたら導入することを検討してみてください。

小型包装物と国際小包

国際郵便を使って海外に荷物を送る場合、紛らわしいものに小型包装物と国際小包があります。この2つの違いをご説明します。

小型包装物について

小型包装物というのは、小さな荷物を安く送れる方法です。重さ・サイズに制限がありますが、EMSや小包で送るよりも安く送ることができます。

重さは2kgまで、サイズは長さ+幅+厚さが90cmまでです。ただし、長さの最大は60cmまでとなります。

発送方法は、航空便、SAL便、船便が選べます。

国際小包と比較すると、宛先等を荷物に直接記載する(国際小包ラベルは使えない)、記録が残らないので、記録が必要な場合は書留・受取通知のオプションサービスを付ける必要があるといった違いがあります。

転売目的で仕入れを行う場合、商品を小型包装物の範囲内に収めるための目安としては、重量は仕入先のサイトの記載の1.3倍、サイズは各辺の合計に10~15cmをプラスくらいに見積もっておくといいでしょう。

国際小包について

国際小包は、小型包装物よりも重さ・サイズの制限が小さくなります。

重さは30kgまで、サイズは国によって異なっていて、長さ+(高さ+幅)×2=3m以内(長さは1.5m以内)の国と、長さ+(高さ+幅)×2=2m以内(長さは1.05m以内)の国があります。

航空便、SAL便、船便が選べますが、航空便・SAL便を使った場合、送る荷物の重さにもよりますが、EMSと料金がそれほど変わらないので、選ぶメリットはあまりありません。

ただ、発送先の国によってはEMSが20kgまでの場合もあるので、重たい荷物を送るときは、国際小包というサービスがあることは覚えておいてもいいかもしれません。

eBayの海外発送 まとめ

eBayの海外発送について、発送の方法や梱包のコツなどをご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

発送手続きは、最初は面倒に感じるかもしれませんが、eBayで取引をする上では欠かせないものです。経験を積んで慣れていってください。

なかでも送料を計算したり支払ったりするのは慣れないと大変ですが、何度か経験するうちにできるようになります。この記事を参考にまずは始めてみてください。





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