古着屋せどりのコツは上手く仕入れるテクニックを学ぶこと

転売ビジネスをするとなると、転売するものを仕入れることから始めますね。
最近では古着屋で仕入れて転売に挑戦する人が増えています。

転売するからには利益を出して、しっかり稼ぎたいところですが、ライバルたちはどうやって「安くて良い商品」を見つけているのか気になりませんか?

どこでどうやって仕入れているのか、また、古着屋で仕入れるコツなど、皆さんが気になっていることを中心に調査しました。

目次

そもそも古着とは?

古着にどんなイメージを持っていますか?

  • 安く手に入れられそう
  • 古くてダサそう
  • ヴィンテージなど高級感がありそう
  • 着こなすのは難しそう

結構、好き嫌いが分かれるジャンルかもしれないですね。
しかし、イメージにとらわれることはありません。
古着にはたくさん種類がありますから、工夫をすれば着こなしの幅は非常に広く、ハマってしまう人も多いです。
中古だから「古着」と呼ぶだけのことであり、ジャンルそのものの幅はとても広いと言えます。

古着せどりのコツは種類別に仕入れ場所を把握すること

古着は、「中古」という意味だけではありません。

  • ユーズド(誰かが使用した中古衣料全般)
  • ヴィンテージ(特定の経過年数はなく、一定の古さと良質さを兼ね備えた逸品)

この2つがあります。

【ユーズドについて】
1度でも誰かが使用すると、それはユーズドになります
今日購入したものを、明日売れば、それはユーズドなのですね。
経過年数に関係なく、明確な定義があるわけではありません。
とにかく誰かが使用していれば、ひとくくりにユーズド(中古)となるのです。国内仕入れが主流ですね。

【ヴィンテージについて】
欧米などと比較して、日本人が洋服で生活をするようになってから、さほど年月は経過していません。
ある一定の古さがあるヴィンテージは、日本国内で仕入れることが難しく、海外仕入れが主流となっています。
工場のような大量生産ではなく、ハンドメイドで製作していた時代のものであり、珍しい1点ものが多く、非常に人気です。

長年にわたり使用されているだけあって、丈夫で長持ちすることも評価されています。珍しい上に、丈夫で長持ちしますから、独創性や個性を表現するアイテムとしては、とても優秀な存在だと言えます。

  • LEE
  • Levi’s
  • Champion
  • Wrangler

などが有名なブランドですね。
是非、店舗で商品を手に取って、その魅力を感じてみましょう。

【古着せどりが稼げる理由】古着には3つの魅力がある

転売するからには、古着に「需要」がないと話になりませんね。
古着に興味の無い人もたくさんいますが、需要があるのは間違いありません。
古着が好きな人は、一体どんなところに魅力を感じているのでしょう。

【オリジナリティ】
古着の中でも「ヴィンテージ」は、数十年以上前のものであり、ほとんどが大量生産ではなく、1点ものです。
同じものを持っている人がいないという特別感が、より個性を際立たせてくれます。数十年以上愛用されてきた歴史を思うと、流行りに流されないデザインや色だということが分かりますね。
「丈夫で長持ち・流行がない」ということで、長年愛用していけることから、高価なものであっても人気があるのです。

【異国の雰囲気】
日本の和柄も、独特の世界観があって、海外では人気です。
それと同じで、海外仕入れが主流のヴィンテージも独特のデザイン性が評価されています。
カジュアルで人気なのはアメリカフォーマルで人気なのはヨーロッパです。それぞれの国や地域によって、特徴や魅力は違いますね。

【しっかり丈夫で長持ち】
ヴィンテージなどは、数十年以上長く着続けられているものであり、基本的に丈夫です。丈夫だと長持ちしますから、その観点からしても、魅力に感じるのです。
古い時代のものですから、1つ1つハンドメイドで製作していることもあり、シンプルで機能性が優れているものが多く存在します。

  • 唯一無二のものを所有しているという特別感
  • 独特の雰囲気がある独創性
  • 長期間使用できる丈夫さ

など、どれをとっても魅力的です。洋服選びで、「こんなのがあったら良いな」というものを兼ねそろえているのですね。
1点ものが多く、再生産もないため、余計に購入意欲がそそられてしまうのです。

古着せどりで商品を無駄にしないコツは取り扱い方法を知ること

古着は古着であって、当然新品のものとは違います。
生地に傷みがあることは珍しくありませんね。古着の転売を考えているなら、古着の取り扱い方法を知っておかなければなりません
特に古い時代のものは、取り扱い表示がない場合が普通です。
せっかく仕入れた商品を、無駄にしないためにも知識を蓄えておきましょう

【洗濯方法】

  • 理想は手洗いで優しく揉むように洗う
  • 理想は平干し
  • 洗濯コースで「オシャレ着洗い」「ソフト洗い」を選択する
  • 洗濯機の場合は脱水はしない
  • エマールなどのオシャレ着洗剤を使用する
  • 乾燥機は使わない

とにかくデリケートな商品ですので、刺激を与えないようにするのが大事です。
洗い方にしろ、使用する洗剤にしろ、通常の洗濯とは違うのですね。
特に、脱水や乾燥は、古着にとって刺激が強すぎます。大事に扱ってください。

【古着せどりの仕入れ】上手に仕入れるコツを解説

古着の魅力を理解出来てきたところで、いざ仕入れるとなると疑問が湧いてくるはずです。「どんなところに意識して仕入れると良いのか」ということです。
古着屋で仕入れることは、多い種類の中から選び抜く楽しさはあるものの、難しいと感じる場合も少なくありません。
どうやって選ぶのか、どこで探せば良いのか、様々な角度から考えていきましょう。

【ステップ1】まず古着せどり向きの店を探そう

良いショップを見つけるためには、自分で足を運んで実物を手に取ってみることが大事です。

  • 近隣のショップをくまなく回る
  • 気になるショップを見つけたら、何度も通ってみる

まずは近隣のショップをくまなく回り、自分好みであったり、掘り出し物が多そうな、魅力のあるショップを見つけていきましょう。
出来るなら、自宅から離れたショップでも、口コミなどを確認したりして1度はチェックしてみてください。その中で気になるショップを見つけたら、頻繁に通うことをおすすめします。

それは、良いショップほど回転率が良く、掘り出し物はすぐに売れてしまうからです。安くて品質が良い商品は、即購入しないと手に入らないため、迷っている暇がありません。
頻繁に何度か通って、掘り出し物を買い損ねないようにしてください。

また、東京なら渋谷・原宿、大阪なら心斎橋のアメ村など、地域によって古着屋がたくさんある場所があります。
遠方で頻繁に行けなくても、時間を作ってリサーチしに行くようにしてくださいね。

【ステップ2】アイテムごとに特徴を知ろう

古着にはたくさんのアイテムがあります。たくさんあるので選ぶのは楽しいです。古着屋に行く前にアイテムごとの特徴などを理解しておきたいですね。

【ジーンズ】
定番であり、不動の人気なのがジーンズです。
ジーンズは、わざと加工でダメージのようなものをつけたりすることもあるくらいで、ダメージ感が評価されることもある珍しいパターンのアイテムです。
確かに、ジーンズは新品よりも多少の色落ちがあった方がナチュラルですね。
色落ちやダメージにも個性があるようで、それを楽しむことすら出来てしまうのです。

【Tシャツ】
Tシャツは1,000円前後が多く、他のアイテムと違ってリーズナブルなことから、買い物がしやすいアイテムです。
新品にはない質感が魅力であり、再生産がないことから、デザインに個性が際立ちます。カジュアルなものからロック調のものまで、様々な雰囲気を楽しめるのも人気の理由です。

【スウェット】
スウェットは普段使いに役立つ上に、カジュアルな雰囲気がオシャレ感を醸し出しているため、人気アイテムの1つです。
有名ブランドの古着スウェットも人気で、ジーンズなどと簡単に合わせることも可能です。着ていて楽なのも、非常に魅力ですよね。

【ジップパーカー】
ジップパーカーの魅力は、とにかく合わせやすい
シンプルなものが多いですが、デザインが凝っているものもあります。
前のジッパーを開けて、春先の上着にしたり、ジッパーを閉めて、そのまま着用したり、とにかく1枚あると非常に便利です。
古着屋では、多く出回っているわけではないのですが、常にチェックしておきたいアイテムであることには違いありません。

【アウター】
アウターは、様々な色合いやデザインで種類が豊富です。
パーカーであったり、コートであったり、ジャンパーであったり、種類も形も多く、ナイロン製、ウール製、フリースなど、季節によっても使い分けられます。
厚みのあるもの、薄手のもの、ショート丈のもの、ロングタイプのもの、古着でも選択肢が十分なので、仕入れも楽しいですね。

【ネルシャツ】
男性に人気のネルシャツですが、女性でもスカートと合わせることで、かわいらしさを演出することが出来ます。
どんな柄でもジーンズに合うので、重宝すること間違いなしです。
カジュアル感が強く、男女を問わず楽しめるので、仕入れる際に売るターゲットを幅広く設定することが出来ます。

それぞれのアイテムで特徴が違います。

  • 着やすい
  • 無難
  • カジュアルでオシャレ

ということもあり、どれも需要はありそうです。
上手く仕入れて、利益に繋げていきたいものです。

【ステップ3】古着せどりの仕入れで注意するべき点を理解しておこう

転売することなく、自分が着たくて古着屋へ行った場合、「安くて気に入ったもの」という条件だけで商品選びをすれば良いと思います。
しかし、転売するのであれば、「確実に利益をあげる」という目標が課せられるのです。

  • ただ自分が気に入ったものを仕入れる
  • 価格が安いというだけで仕入れる
  • 商品をしっかりとチェックしないで勢いで仕入れる

という感覚で仕入れると失敗しかねません。
特に、古着屋ならではの「仕入れる前にチェックしておきたいポイント」を意識することが大事です。

【傷がないか】
ジーンズのようにダメージ感が評価されることもありますが、大抵は傷アリだと値打ちが下がります
穴が開いていたり、裾が破れていたりしていないか確認しておきましょう。
傷の大きさや状態によって、仕入れるのか、仕入れをやめるのか判断しなければなりません。

【ほつれがないか】
古着で、よくあるのが「ほつれ」
新品を買っても、着ていくうちに、ほつれたりするものです。
古着屋のスタッフも見落とす場合が十分考えられますので、仕入れる前にしっかり確認しておきたいですね。

【においが不愉快なものでないか】
ほつれているくらいでは、周囲の人に迷惑がかかることはありません。
しかし、古着特有のにおいは、周囲の人を不愉快にしてしまいかねません。
それどころか、着ている自分も不愉快になるかも知れないですね。
このような商品は、売れにくいし、売れたとしてもクレームになる可能性もあります。取れる程度のにおいかどうかをチェックするべきですね。

【汚れやシミはついていないか】
これも古着特有のものです。裏側に少しあるくらいなら売れる可能性もありますが、表の目立つ部分だと売れにくいのは間違いありません。
汚れやシミがないか、あっても目立たない程度なのか、その辺をしっかりと判断していきましょう。

他にも、ボタンのある商品は、必ずボタンがついているか確認しておくことも大事です。価格が安すぎると、欠点が疑われます。
安いからと即仕入れるのはやめてくださいね。
安くて「より良質な商品」を探す努力が必要なのです。

【古着せどりのおすすめ仕入先】選ぶコツは古着屋にこだわらないこと

古着は、古着屋だけで売られているわけではありません。古着を仕入れることが出来る場所をいくつかピックアップしましたので、是非参考になさってください。

1.フリーマーケット

古着の仕入れで外せないのが「フリーマーケット」です。
どこのフリーマーケットもにぎわっていますよね。一般人が場所使用料を支払ってショップを出していることが多いので、売る楽しさ目的で利益重視でない場合も多く、仕入れの基本である「安くて良質なもの」もたくさん出品されています。

特に古着は、クローゼットの整理をしたいという理由で
「安くて良いから、持って帰ってほしい」と考えている主婦などが多いです。
色々なものが並んでいて、見ているだけでも楽しいですから、是非足を運ぶようにしてください。

2.リサイクルショップ

リサイクルショップはフリーマーケットほど安くはないかも知れませんが、注目すべきは「セール」です。セールでは掘り出し物も見つけられる場合も多いですので、やはり仕入れ先としては外せない存在でもあります。

  • オフハウス
  • トレジャーファクトリー

大手では有名ですね。
しかし、大手リサイクルショップは、ノーブランドやしまむらなど、もともと安いものも取り扱っており、売る際は強気の値段設定である場合も多いです。
ですので、住んでいる地域周辺だけに存在する小さなリサイクルショップもチェックするべき対象にしてください。

地域にある小さなリサイクルショップの方が掘り出し物がある場合もありますので、1度足を運んでおきましょう。

3.ネット仕入れ

最近では主流になりつつある「ネット仕入れ」。

  • 24時間365日、自分の都合の良い時間にリサーチできる
  • 店舗に足を運ぶ時間を省ける
  • 交通費がかからない
  • ショップをはしごしなくても、パソコン1つでできる
  • 体力的に疲労が少ない
  • 場所を選ばずリサーチできる

メリットはたくさんありますね。
逆にデメリットをあげてみます。

  • 手に取って商品を確認できない
  • 信用できる相手なのか分からない
  • ライバルが多い

副業であれば、仕入れに時間が取られるのは大きなデメリットになります。
サラリーマンや学生、子育て中の主婦などの副業は、より効率的にできるものでないといけません。
ネット仕入れは、忙しく時間が取りにくい人にとっては外せません。

ただ、写真で見た商品とイメージが違う、写真では気付かなかった欠点があるなど、トラブルの可能性があるのも否めません。
ショップの評価をしっかり確認して、信用できるショップなのかを判断し、また疑問点は事前に先方に確認するようにするなどの工夫で乗り越えましょう。

また、店舗とは違い、全国のセラーがライバルになります。
掘り出し物があれば一瞬で売り切れるので、常にチェックしておかないと欲しいものは手に入らないのです。
この辺をよく考慮して、利用するかどうかを判断したいですね。
実際に仕入れをしなくても、仕入れサイトには商品開拓のヒントがありますので、お時間がある時にサイトをのぞいてみてくださいね。

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【海外仕入れで古着せどり】仕入れ方法とコツ

古着の仕入れで、選択肢に入れたいのが「海外仕入れ」ですね。
自分の足で海外の古着商品を探すのです。
ネット仕入れなどの小売りを通すのではなく、直接輸入や買い付けを行えると、自分で掘り出し物を探す楽しさを味わえます。

ネット仕入れのように、ライバルたちと商品が被ってしまったなんてことも、ほぼなくなります。
しかし、海外仕入れのノウハウが理解できていないと、不安だらけで踏み出せません。さらに、知識がまったくない状態で、海外仕入れに挑戦しても、失敗しかねません。

ここでは、海外仕入れの基本や、仕入れのポイントなどを調査しました。

【海外仕入れで古着せどり】難易度別・仕入れ方法

古着を海外で仕入れる場合、まず何からしますか?
ここでつまずいてしまうと何も始まらないですね。
海外仕入れの方法にはどんなものがあるのか、おさらいしておきましょう。

【難易度1】自分で現地に出向く
個人事業主でも出来る、手っ取り早い方法でもあります。
自分で手に取って商品を確認出来ますし、その場で交渉することも出来ます。
デメリットは渡航費や滞在費が高くつくところ。
商品を見極める力も必要ですから、事前にしっかりと調査した上で計画を立てましょう。

【難易度2】現地スタッフや代行業者に依頼する
現地に知人がいるとやりやすいのですが、そんな人は稀で、ほとんどは直接雇用するか代行業者に依頼することになります。
もちろん代行手数料がかかるわけですが、渡航しなくても済みますし、トラブルがあっても、語学力がなくても、代行で対応してくれます。
しかし、よほど信頼できる相手でないと、この方法はおすすめできません。

【難易度3】海外メーカーなどと直接契約する
メーカーや販売店などと直接契約して仕入れる方法は理想とも言えます。
信頼性もありますし、海外仕入れの中でも一番安心して取引が行えるでしょう。
その反面、個人事業主にとって、ロットの問題など契約のハードルが高く、おすすめ出来ない方法でもあります。

現地に出向く方法は、海外仕入れでも憧れますね。
その場の雰囲気を楽しみながらリサーチできる上、予想外の掘り出し物に出会える可能性もあります。
中国仕入れだと、代行業者に依頼する人も多いようです。
副業であれば、時間や費用が捻出できない場合も多いですので、代行業者はとても便利ですね。自分に合った仕入れ方法を見つけていきましょう。

【海外仕入れで古着せどり】仕入れ先選びのコツは幅広く開拓すること!

昔から、アパレル系などはアメリカやヨーロッパなど、流行の最先端へ仕入れに行くのが主流でした。
そのこともあり、有名な仕入れ先だとライバルも多く、掘り出し物があればすぐ売り切れてしまうのが現状です。
無理してマイナーショップを開拓しようとしても、それはそれで非常に難しいですよね。しかも、アメリカやヨーロッパだと渡航費や滞在費がかなり高額です。

ここは視点を変えて、アジアで再検討してみましょう。
灯台下暗しとはよく言ったもので、アメリカやヨーロッパまで出向かなくても、中国・韓国以外にも、東南アジアにチャンスは眠っています。
台湾・フィリピン・香港・タイ・インドネシアなど、幅広く開拓していきましょう。

この地域だと、交渉するまでもなく、そもそもの価格がとても安いです。
デザインなどが古臭くてダサいのでは?などというのは固定観念であり、ナイキ・アディダス・ギャップ・ホリスターなどの有名どころを見つけることもあります。

Tシャツなどは、デザインもオシャレ系なものが多くて、タダ同然のようなものも存在します。
仕入れ先に固定観念を抱くのは損でしかありません。
仕入れ先を選ぶときは、幅広くリサーチしていくようにしてくださいね。

【海外仕入れで古着せどり】上手く仕入れるコツ

海外仕入れは、国内仕入れとは勝手が違います。上手く仕入れるために、いくつかポイントをおさえておきましょう。

【渡航費・滞在費を出来るだけ安く】
海外仕入れでネックなのは、渡航費・滞在費など、仕入れ以外でかかる費用です。
格安航空会社を利用したり、あるいは個人旅行よりもパッケージツアーなどに申し込むのも手です。
様々な制度を利用して、賢く海外仕入れをするようにしましょう。

【ショップカードや名刺を作成しておく】
気に入った商品だけを仕入れて、その後面倒な取引がない方が良い人もいるでしょう。
しかし、良い商品や良い仕入れ先を見つけた場合は、今後も取引したいと思うものです。
そんな時に役立つのが、ショップカードや名刺ですね。
現地の言語で作成していると、非常に好感度も高いです。
良い仕入れ先を逃さないためにも、一工夫が必要だと思ってください。

【事前に関税のことを調査する】
国内仕入れにはない「関税」
お土産などは免税がありますが、転売目的の仕入れであれば、基本的に税関で手続きが必要です。
国ごとに規定も違いますので、事前に調べて、失敗のない仕入れをしてください。

海外仕入れは、基本的に掘り出し物など商品を探すのが基本ですが、良いショップに出会えるチャンスでもあります。
商品を手に取りながら、ショップの雰囲気や現地の特徴、ルールを覚えていくのです。店員さんとも、出来るだけコミュニケーションが取れるようにしたいですね。

古着せどりの仕入れでおすすめのブランド3選!

転売では、どのジャンルにおいてもブランドは強いです。しかし、ブランドの知識がないまま適当に仕入れしていても結果がついてくるとは言えません。古着の転売で、回転率も良く、売れやすいとされるブランドを3つ厳選しましたので、是非参考になさってください。

1.プーマ

世界的人気ブランドの1つ、プーマ。プーマは、アパレル系だけにとどまらず、シューズやアクセサリーなどの開発やデザインから手掛けるスポーツブランドでもあります。それもそのはず、世界120カ国以上で製品を販売するほど、世界の人々に愛されているのです。

派手なデザイン、シンプルなデザイン、様々な長さや形でアイテムをそろえており、大手メーカーにありがちな「友人とかぶる」という現象を心配することなく楽しめます。転売の世界においても、非常に重宝され、レアカラーであればあるほど高値がつけられるブランドです。

2.ナイキ

ナイキも世界的に人気があり、特に男性に人気が高いです。1979年に発売したエアマックスが世界的ヒット商品になったことで、不動の人気ブランドとなりました。どうしてもシューズのイメージが強いナイキですが、アパレル系でも評価は高いです。

例えばフリースだと、保温性や通気性に優れていながら軽量であることが評価されており、スタイリッシュに着こなせるデザインであることなどから非常に人気が高く売れやすいです。また、フーディーやジップパーカーなども、スタイリッシュなのに動きやすく、Tシャツやトレーナーなどと合わせやすいので便利です。

ナイキファンは、「ナイキしか着ない!」なんて人がいるくらいですので、上手く仕入れることさえできれば、転売しやすいと言えます。

3.アディダス

アディダスも男女問わず人気ですが、日本では女性人気が高いです。日常生活に取り入れやすいデザインのものもあり、幅広く選択肢が用意されています。アディダスの中でも、「アディダスオリジナルス」はコラボ商品などの取り扱いがあり、とても人気が高いですので、要チェックと言えます!

中でも、サイドに三本線の入った、上下のジャージは非常に人気が高く、間違いなく売れる可能性が高いです。紺色も人気ですが、やはり黒が不動の人気ですので、この商品を見つけたら必ずチェックしてください。

古着せどりは、コツをつかめば誰でも稼ぎやすいのか?

古着の転売は、他のジャンルよりは、確かに仕入れやすく、売りやすいです。
上手く仕入れ、上手く販売すれば、稼ぎやすいと言えるジャンルでもあります。
しかし、稼げていない人がいるのは事実ですね。
そもそも、売れる人と売れない人、どんなところが違うのでしょうか。

古着の転売に向いている人は?

やはり、服を扱うのですから、単純に「古着が好き」という気持ちは大事です。ただでさえビジネスを展開するのは簡単ではないのに、不得意なジャンルだと、さらに苦痛になってしまうこともあり得ますね。
しかし、単に「好き」という気持ちがあるだけで稼げるとは言えません。

古着の転売には、「古着に対する知識」が最も必要です。このブランドは需要があるのか、今の流行から考えてこの商品は売れるのか。
ただ自分の好みだけで選ぶショッピングではないのです。
しかし、今の時点で「好き」な気持ちしかなくても問題はありません

好きなものの知識を吸収するスピードと、苦手なものの知識を吸収するスピードは明らかに違います。
好きという気持ちを大事にして、これから知識を蓄えていきましょう「好きなもの」を前提として、「売れるもの」「利益を出せるもの」を見つけていくのです。
ものにするまで少し時間がかかる場合もありますが、ここは重要なポイントですので、根気よくリサーチしてくださいね。

また、仕入れするにも資金が必要です。古着の場合は無在庫転売などはありませんので、仕入れに対して相応の資金を用意しなくてはなりません。
1万円のものを仕入れるとしても、10個で10万円必要になってくるのです。ナイキやアディダスのようなブランドものを仕入れる予定であれば、なおさらです。

  • 古着が好き
  • 古着に対する知識がある
  • ある程度の資金は用意できる

最低限、この条件はクリアしたいですね。
これがない、または対応できないのなら、他のジャンルを検討しましょう。

転売するサイトはどれにする?

【ヤフオク】
日本最大級のオークションサイトで、利用者数も非常に多いです。
アパレル系も数多く出品されており、オークションの形式であることから、入札が複数あると価格が上昇していきます。
どうしても購入したいという人がいれば、結果的に高値で落札してもらえる場合があります。
利用者の年齢層は幅広いですが、他のサイトより若干高めの印象です。

【メルカリ】
人気のフリマアプリですが、利用者数が非常に多いため、需要があると言えます。
ブランドだと少し高めの設定でも売れやすいので、積極的に利用したいですね。
利用者の年齢層は、他と比較しても、20~30代と若い世代に圧倒的な人気です。

【楽天ラクマ(旧フリル)】
ヤフオクやメルカリと比較すると利用者数は少ないのですが、アパレル系は強いです。
古着の転売ではおさえておきたいアプリですね。
利用者の年齢層は若い世代です。その辺も考慮していきましょう。

おすすめはヤフオクですが、それぞれメリットがありますので、その時の条件に合わせて選んでください。

古着せどりで上手く転売するためのコツとは

やはり、転売は売ってなんぼの世界です。
安く仕入れることに成功したからと安心していてはいけません。
安く仕入れたところで売れなければ意味がないからです。
転売の世界で一番避けたいのは「在庫化」することです。
いつまでも売れずに、商品が長期間ただの「在庫」となってしまうのは問題だと思ってください。

安く仕入れて、早めに売るべきなのですね。
特に、流行ものだと、タイミングを逃すと一切売れなくなるリスクもあります。
利益を出すことは大事ですが、値下げするタイミングなども重要なのですね。
しばらく経って売れないなら、適度に値下げしてでも売り切ることを意識していきましょう。

価格だけの問題ではありません。
先ほどご説明したとおり、利用するサイトによって利用者の年齢層が違います。ヤフオクで売れないものが、メルカリですぐ売れることもあり、またその逆もあり得ます。
複数のサイトで同時に販売し、「他のサイトでも出品している」という旨を記載し、トラブルのないようにしておくのも方法の1つです。

この方法だと、ヤフオクのみの利用者にもメルカリのみの利用者にも閲覧してもらうことができ、欲しいと思う人に出会える可能性が高くなりますね。
これを繰り返すうちに、サイトによって、売れるもの・売れないものの傾向が分かってきたりもしますので、是非挑戦してみてください。

古着せどりは古着が好きなだけではダメ!コツをおさえて確実に利益を出そう

古着の転売で成功する人、なかなか軌道に乗らない人がいますが、やはり古着の転売に対して知識があるかないかで大きく変わってくるのです。仕入れ方、仕入れ場所、仕入れる商品、人それぞれの考え方で工夫し、自分のスタイルを築くことが大事なのですね。

ただ古着を仕入れて、古着を転売する。
一見、単調なビジネスですが、奥が深いのです。
この奥の深い古着の転売、是非楽しんで挑戦してくださいね。

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この記事を監修した人

ビジネスのノウハウを実践ベースで徹底的に追求するのがアクシグ。
世界で最も専門的で網羅的なコンテンツを提供し、ノウハウを惜しげもなく提供していきます。

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