転売ツールに頼り切るのは危険?有効なツールの活用術を紹介します

最近では転売ツールを使うだけで稼げるといった謳い文句をよく見かけます。しかし、ツールを猛進していては稼ぐことはできません。

ツールは作業の効率化には必須で、ツールを本当の意味で使いこなしてこそ、真価を発揮します。ここではどのようにツールを活用すれば、効率的に稼げるのかを解説します。

目次

無在庫転売ツールに頼り切っても稼げない理由

転売ビジネスではツールにより効率化が進んでいます。ツールによってはリサーチ、仕入、出品といった工程をすべて自動化できるツールまであります。中にはAIによる学習能力が加わったツールが開発されたりと、ツールは日々進歩し続けています。

これだけツールの高度化が進めば、ツールだけ回していれば稼ぐことができると考える人は多いです。しかし、本当に稼げるのでしょうか?

ツールに使われるのではなく、ツールを使いこなす

無在庫転売にもツールはたくさんありますが、ツールに頼り切った稼ぎ方は危険です。ツールはあくまでも、作業の効率化が目的です。

物販の流れをよくわからずにツールを使用することは、ツールを使用していることにはなりません。ツールを使えば、何も考えずに稼ぐことはできるかもしれません。ですが、物販の流れやツールの仕組みをわからずに使い続けると、不測の事態に対応できずに稼げなくなる事態が起きます。

ツールに手を出すのであれば、必ずツールを制御することを念頭に置きましょう。ツールに使われるのではなく、ツールは使いこなしてこそ真価を発揮します。

ツールにて自動化できる工程とは?

では、ツールで効率化を行うべき点はどのような工程でしょうか?まずは無在庫転売における工程を確認しましょう。

1.商品をリサーチ
2.出品作業を行う
3.商品の在庫管理及び価格管理
4.商品が売れたら発送を行う
5.お客さんとのやり取り
6.お客さんから評価をもらう

この中でツールで自動化されているのは、以下の工程です。

1.商品をリサーチ
2.出品作業を行う
3.商品の在庫管理及び価格管理
6.お客さんから評価をもらう

これらを見ると、半分以上の工程がツールによって自動化できることがわかります。

商品の発送とお客さんとのやり取りはツールの自動化は難しいです。とくに発送は決済が関連してくる部分です。この工程を効率化するには、外注化を視野に入れましょう。

どうすれば稼げるツールの使い方になるのか?

ツールで効率化できるところは、効率化すべきです。しかし、利益を伸ばすためには自動化すべきではない工程があります。それは、「1.商品をリサーチ」です。

どうしてもリサーチもツールにしたいのであれば、設定方法にコツがあります。ポイントとしては以下の通りです。

・Amazonランキングに乗るような売れ筋商品は避ける
・同じ仕入れ先を使わない
・ツールで拾うことができない商品を狙う(日本とアメリカで異なるASIN違いの商品など)
・誰も出品していない商品を狙う

これらは商品リサーチにおけるポイントと同じです。ツールを使っていなくても、ツールを使っていてもこれらの基本は変わりません。

単純にツールを回しているだけでは稼げません。商品リサーチをしっかり考えなければ、思うように稼げない事態に陥ります。

ヤフオクで利用できる無在庫転売ツール紹介

ヤフオクでは2019年1月28日より、ツールの規制が入りました。一部のツールは禁止になっているものの、現状でも使用できるツールはあります。そこでヤフオク無在庫転売向けのツールを紹介します。

スクールで物販ビジネスも学べる「ECオート」

ECオート

料金
おためし月額小口利用者用:月額24,800円(2アカウントまで利用可能、3アカウント目以降は9,800円)

大口利用者用:入会費300,000円(分割払いは330,000円、3アカウント目以降は3,980円)※スクール料金込み

ECオートは現状、ヤフオクでも利用できるツールです。ECオートはヤフオクの無在庫転売を完全自動化したツールです。大口利用者向けで登録する場合、スクールへの入会は必須であり、半年間はスクール費用とツール使用料が30万かかります。(分割払い可能)

スクールではツールの使い方から物販ビジネスにおける手法まで幅広く学べます。
更にチャットによるコンサル(ユーザサポート)もついており、特典としてAmazon以外の仕入れ先サイト一覧の入手も可能です。

機能は商品のリサーチ、出品と幅広く自動化に対応しており、自身でやる作業は商品の仕入れと顧客対応のみです。初心者の方でもスクールで仕入れと顧客対応について学ぶこともできます。ECオートを利用した人の満足度は高いため、オススメできるツールです。

専用SNSでコミュニケーションが取れる「イーストライク」

参考:イーストライク

料金:14,800円(月額)

イーストライクは、現状ヤフオクでの利用可否が確認取れていないツールです。利用の際は自己責任でお願いします。

イーストライクはECオートに比べ、月額料金が安いです。独自の物販コミュニティを持ち、専用SNSからユーザ同士の交流が取れたりと、コミュニケーションに特化しています。

機能としては、ヤフオクでの商品管理機能が充実しており、落札された商品から落札されていない商品を一覧化し、CSV出力が行えます。また、再出品の自動化から出品中の商品管理がしやすいのも特徴です。

さらにイーストライクでは物販企業と提携を結んでいるので、商品の保管から発送までを業者に任せることもできます。特典として物販サービスを展開している企業から、卸業者の商品をメーカー小売り希望価格の50%以下で提供してもらえます。

ヤフオクAPIと正規契約を結んでいる「オークタウン」

参考:オークタウン

料金:無料

オークタウンはヤフオクのAPIと正式に契約を結んでおり、ツール自体の利用は可能です。
しかし、販売実績が少ない場合だとツールが使用できないことがあり、ある程度の評価数が前提とはなります。

オークタウンの特徴は、オークタウンにYahooIDとパスワードを設定しなくとも利用できる点にあります。直接YahooIDとパスワードを入力し、ログインすることができるのでYahooIDの漏洩リスクがありません。

オークタウンではCSVを利用して一括出品を行うことができます。また、予約出品にも対応しており、出品情報をパターン別に保存し、ワンクリックで対応したパターンの出品を行う機能もあります。ヤフオクAPIと正規に連携している点と無料で利用できることもあり、今後の規制対象となりにくいのも大きなメリットです。

ヤフオク初期から開発を続けている「AppTool」

参考:AppTool

料金:無料

オークタウンと同様、無料で利用できるツールです。また、ヤフオクでも現状利用できています。

AppToolはヤフオク初期(2003年頃)からオークション支援ツールの開発を続けており、古くから利用されています。YahooIDとの連携をしている為、AppTool側に利用者のYahooIDとパスワードが渡ることがないので安心感があります。

AppToolでは商品の出品、再出品、取り消し、早期終了、評価といった作業を一括で処理できます。これらの処理を約1秒間で行うので、高速処理に特化しています。データはクラウド上で管理されるので、外出先でスマホなどでも作業ができるメリットもあります。また、AppToolは再出品の機能がとくに評価されています。

無在庫転売向けの商品管理ツール「HARU」

参考:HARU

料金:10日間は無料。以下、プランによって利用料金が異なります。

通常版:月額2,560円
Amazon WMS版:月額2,560円
通常版+Amazon WMS版:月額3,600円
※アカウント追加は月額で1アカウント600円、サーバーは1,860円
※すべて税込価格です。

HARUは無在庫転売の商品管理に特化したツールです。現時点では、ヤフオクでも利用可能です。

通常版はAmazon以外のサイトを利用できます。Amazonを利用する場合は、別途Amazon用のツールを使用します。両方の契約ができるプランもありますが、ツールとしては別々となるので注意です。また、Amazon版では別途Amazonで大口サービス契約を行う必要もあります。

無在庫転売では商品管理が難しく、数を増やすと管理が追い付かない問題があります。HARUでは仕入れ価格から在庫管理を自動で行うので、赤字や在庫切れの検知に貢献します。リストはCSV出力も可能であり、在庫管理機能としては非常に有能であると評判です。

HARUではツールによる自動巡回は1日4回実施され、価格と在庫を自動で更新します。巡回が完了するとメールでお知らせする機能も付いているので、チェックするタイミングもわかりやすいです。10日間は無料で登録できるので、お試しで利用することもできます。

購入者利用でも人気が高い「オークファン」

参考:オークファン無料会員登録はこちら

料金
一般会員:無料
ライト会員:330円
プレミアム会員:月額998円
プロPlus :月額11,000円
※全て税込

オークファンはオークションの相場を調べることができるサイトです。ヤフオクも対応しています。せどりを行っている人には便利なサイトであり、過去の価格相場から現在の相場、自動入札やヤフオクでの出品に対応しています。

また、出品者以外にも購入者でも利用できるほど相場がわかりやすい魅力があります。一般会員では出品回数の制限や各種検索機能に回数制限が設けられているので、せどり利用であればプレミアム会員登録を推奨します。

Amazon向けの転売効率化ツール紹介

Amazon転売で利用できる効率化ツールはあります。ツールは外注化よりも効率化に期待できるので、ぜひ検討してみましょう。

店舗仕入で重宝する「せどりすと(プレミアム)」

せどりすと
せどりすと:無料
せどりすとプロ:2,820円
せどりすとプレミアム:5,000円(月額かつ初月に初期費用として10,000円)

せどりすとはせどり支援ツールです。今回オススメしたいのは、せどりすと(プレミアム)です。通常版との違いは、せどりすとに比べて全体的に機能を高性能化しています。商品のバーコードを読み込むだけでAmazonでの販売価格を確認したり、モノレート(相場が確認できるサイト)と相場を比較することもできます。

せどりすとプレミアムの利点は下記の通りです。

・コンディション別にフィルタ可能
商品をリサーチした際、商品のコンディションや出品者などの情報をフィルタリングできます。

・インストアコード(店舗用バーコード)読み取り可能
せどりすとプレミアムでは、インストアコードの読み取りも可能です。店舗によっては商品のバーコードを読み取られないよう、店頭用のバーコードを利用していることもあります。それらの商品にも利用できる点は大きな利点です。

・即出品機能
手間がかかる出品作業も、即時に出品できる機能がついています。出品リストへ登録することにより、即時に出品ができます。これにより出品作業の効率化が可能です。

Yahooショップ・楽天市場から売れ筋商品をリサーチ!「セドリオンPro」

このツールを利用する際の注意点ですが、同様のツールをたくさん利用して競合相手が増えるリスクがあります。ツールだけを頼ってリサーチをすると、思っていたよりも稼げない可能性もあるので注意してください。

1ライセンス:月額12,800円(初回5日間無料)

セドリオンはYahooショップと楽天市場に対応した電脳仕入れツールです。各ショップの全商品をリサーチし、現在価格が高騰している商品はプレミアがついた商品、ライバルが少ない商品といったねらい目の商品をリサーチします。

リサーチした商品は単純にリスト化するのではなく、利益の見込みが出る商品を細かい条件に分けて設定し、本当に利益が出る商品のみを絞り込んでリスト化することができます。また、Windows以外でもMacOSにも対応しています。

海外輸入向けの便利ツール「アマテラス」

アドバンス:9,800円(初回30日間無料)
プロ:19,800円(初回30日間無料)
※利用料金は全て月額

アマテラスは海外輸入向けのリサーチツールです。とくに中国輸入でリサーチに困っている方にはオススメできます。商品リサーチ以外にも、売上アップをサポートする機能が搭載されているのが大きなメリットです。

カテゴリ・キーワード・価格帯などを自在に条件に指定し、売れ筋商品を探せます。キーワード以外にも画像検索にも対応しています。また、売れ筋ランキングから商品を自動で検索する機能もあります。

気になった商品はお気に入りと言った形でフォルダに保存し、ストックできます。さらに売れる商品の出品者の追跡機能があり、その人がよく取引している商品を確認できる機能もあります。商品がいくつ売れたかを数値化することも可能なので、販売数量の推移を確認できます。

各種作業の効率化!「プライスター」

月額利用:5,280円(初回30日間無料)

Amazon転売でよく利用されているプライスターは、作業の効率化を重視したツールです。プライスターには出品の簡略化、在庫管理支援、売上計算・管理、REPEAT仕入、価格自動改定とさまざまな機能が搭載されています。

とくにリピート仕入れ機能は、自分で見つけた売れ筋の商品を繰り返し仕入れる時に役立ちます。
価格自動改定は自動で最安値で価格を改定する機能であり、これらの機能目当てでプライスターを導入する人もいるほど便利な機能です。

商品を最安値で早めに売りさばかなければならない中、複数の商品を監視かつ値下げしていくのは手間であるため、自動で最安値に合わせて更新する機能は便利機能の一つです。プライスターはあらゆる作業の効率化に貢献するので、オススメなツールです。

ツールを使うと稼げないのか?

ツールやアプリの活用は作業の効率化を図れるので、導入する価値はあります。しかし、すべてをツールに頼り切っていると思ってたよりも稼げない事態に陥ります。

ツールの中には商品の価格差を分析して、商品リサーチを行ってくれるようなツールもあります。売上が期待できる商品を自動でリサーチしてくれるのなら、便利で稼げると思うかもしれません。ですが、このようにツールに頼り切ったリサーチは非常に危険です。ツールが規制対象となり、アカウント停止のリスクも背負わなけばなりません。

ツールを使うと誰でも同じような商品をリサーチしていきます。そうなると、ツールの利用者が増えれば必ず競合が発生します。さらに各種プラットフォームでは、各種ツールに規制をかける可能性もあります。その結果、ツールに頼り切っていると、一気に稼ぐ手段を失いかねません。

ツールは作業効率化のために使うのが正しい姿であり、リサーチから何まで自動化するのは危険です。そのようなことを続けていると、地力もつかなくなり、ツールが取り上げられた途端に何もできなくなってしまいます。

どうしてもツールで稼ぎたいのであれば自社開発を行う

ツールを利用すると、大量に商品をリサーチできることを生かして大量出品を考えます。しかし、そうではなくツールを使う際は同じ利用者がいることを意識しなければなりません。結局、同じツールを使って同じことをしていては、商品の競合が発生し、利益が全然でないことも考えらえます。

どうしてもツールに頼りたいのであれば、自社のみで利用する独自のツールを開発することが近道です。自力で開発し、公開しなければ同じツールを使う人もいないので、商品競合も発生しまん。ですが、実際ツールの開発は開発費が必要であり、簡単にできるものではありません。

その為の資金を集めるために、他の人のツールやアプリを使って稼ぎ、資金を集めることが最大の近道です。

プラットフォームに頼らない稼ぎ方を目指す

最近では副業はメジャーになっています。参入者は増え続けており、既存のプラットフォームの参入者は緩和している状況です。結局は決められたプラットフォームに各種手数料を払い、その土台で作業していくのは会社に所属して働くのと何ら変わりはありません。何らかの制限を受けてしまうので、思い通りにビジネスが行えないデメリットもあります。

しかし、プラットフォームを活用するのは悪い事ではありません。初期段階として、これらのプラットフォームを活用することは有効です。例え実績がなくても、ビジネスができるというのはプラットフォームが築き上げた土台あってこそです。

物販ビジネスはプラットフォームからの独立を意識する

既存のプラットフォームで数百万と利益を得られるようになれば、ステップアップの段階です。今度はプラットフォームに頼らず、プラットフォームの外でビジネスを行います。本当に稼ぐためには、既存のプラットフォームから独立しなければなりません。

プラットフォームの外で集客を行い、商品を販売していくことができれば、ライバルの影響や緩和の影響も受けにくくなります。また、継続的に購入してもらえるリピート受注にも期待できます。あくまで同じプラットフォーム内で稼ぐのではなく、短期に集中的に稼ぎ、資金を集めることを目的にしましょう。

物販ビジネスの地力をつけ、ツールは正しく活用しよう

転売ツールはさまざまなツールが出回っています。しかし、その中で使われ続けるツールは一部のみです。この記事で紹介したツールも、未来永劫ずっと利用できるわけではありません。

ツールに頼り切ったビジネスを前提としてしまうと、そのツールが使えなくなった瞬間に何も残らなくなります。大切なのは物販ビジネスのノウハウを身に着け、ツールに頼らなくても稼げるぐらいの地力が必要です。ツールはあくまで作業効率化のために役立てましょう。

ところで、ビジネスで成功するためには独学よりも体系化された教材やサービスを活用して学ぶ方が結果が早く出ます。

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この記事を監修した人

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