メルカリでハンドメイド商品が売れる理由や、売れるものについて紹介！販売時の注意点も解説！

ハンドメイド商品の販売を考えている人におすすめなのが、メルカリの活用です。メルカリは初心者でも簡単に出品ができるため、ハンドメイド商品を手軽に販売するには最適のプラットフォームと言えます。

効率的に販売するためのポイントや販売するうえでの注意点を押さえ、メルカリを活用したハンドメイド商品の販売に挑戦してみましょう。今回は、メルカリでハンドメイド商品が売れる理由や売れ筋商品、実際に販売する際のポイントや注意点などを紹介していきます。

メルカリがハンドメイド商品の販売に適している理由

メルカリがハンドメイド商品の販売に適してるのには、様々な理由があります。まずはその理由から見ていきましょう。販売に適している理由を知っておけば、もっと売れる方法を考えたり、売れなくなった時の対処方法を見つけたりする場合に役立ちます。

ハンドメイド商品自体の需要が高い

ハンドメイド商品は価格や種類が多彩で、既製品にはないような商品もたくさん見られます。ネット通販の広がりによってハンドメイド商品の購入も簡単になっているため、需要がどんどん増しています。

一方、ハンドメイド商品を作って売り出したいと考えたものの、「自信がない」、「面倒そう」といった理由から、結局ほとんどの人はハンドメイド商品を自作しません。結果として供給より需要が上回るため、ハンドメイド商品の需要の高い状態が続いていると言えます。

販売しやすく、集客が容易

メルカリのようなフリマサイトでは、Amazonや楽天のような通販サイトに比べて出品できる商品の種類が多いです。そのため、ハンドメイド商品であっても自由に販売できます。

また出品の可否と同様に販売先のプラットフォーム選びで重要なのは、より多くの利用者がいる所を選ぶことです。どんなに優れた商品であっても、利用者が少なければお客の目に留まらず、集客ができないからです。

その点、メルカリは知名度が高く利用者数が多い上に、ハンドメイド商品の販売先としても広く認知されています。ハンドメイド商品を欲しがっている人が頻繁にチェックするため、結果として高い集客性があります。

ハンドメイド商品専門の販売プラットフォームは他にもいくつかありますが、いずれも利用者数が少なく、利益を出すほど稼ぐのは難しいのが現状です。そのため、ハンドメイド商品で利益を出したいなら、単純に利用者数の多いメルカリで販売するのが最も効果的と言えます。

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ハンドメイド商品のターゲット層が多く利用している

販売先を決める際は、全体の利用者数だけでなくメインターゲットとなる層がどれだけ利用しているかも重要です。

ハンドメイド商品は自分や子供向けに使えるものが多く、20代女性や主婦層に需要があります。そしてそれはちょうど、メルカリのメインの利用者層とも重なります。

他のプラットフォームは利用者のメインが男性だったり、より年齢層が高い層だったりで、ハンドメイド商品を欲しがる人の利用者数が多くありません。その点でも、メルカリはハンドメイド商品の販売に適しているのです。

おすすめのハンドメイド商品

ハンドメイド商品には様々なジャンルがありますが、売れ行きの良い商品ジャンルはある程度決まっています。ハンドメイド商品で利益を出すことを考えるなら、市場のニーズが高い商品を作ることが大切です。

続いては、ハンドメイド商品の中でも利益を出すためにおすすめの商品について紹介します。また、利益を出すためにはジャンルだけでなくクオリティも大切です。ジャンルによってハンドメイドの難易度は変わってくるので、自分ができそうなものを選んで挑戦してみましょう。

ピアス、イヤリング類

ハンドメイド商品の中でも特に人気なのが、ピアスやイヤリングといったアクセサリー類です。メルカリの利用者層である20代女性や主婦に非常に人気があり、既製品と比べて価格もお手軽なことから非常に需要があります。

購入者には、これらの装飾品にオリジナリティを求める傾向があるため、他で売っていないハンドメイド商品を好んで購入する人も多いです。アクセサリーは普段使い用、大切な時に身につける用、プレゼント用など多岐に渡るため、購入頻度が高い点も大きく稼げる要因です。

スマホケース

ハンドメイドならではのオリジナリティが出せるスマホケースも、人気商品です。落下防止用リング付きのタイプや肩下げタイプなど、ハンドメイド商品であれば自分のスマホを使うスタイルに応じたケースを見つけられるため、利用者のニーズを満たしやすく需要があります。

絵柄や素材が多種多様で、他の人の作った商品の類似品になりにくい点から、後から参入しやすいジャンルと言えます。作成難易度も比較的低いため、ハンドメイド初心者にとってもおすすめです。

バッグ、財布類

ハンドメイド商品のバッグや財布は、既製品に比べて安価で入手できることから人気があります。また、決められたサイズのものが多い既製品と違い、製作者が自由にサイズや外観を決められるため、顧客が欲しいサイズを販売しやすい点もハンドメイド商品の強みです。

特に革を使った財布は非常に人気があり、利益率も高いことから安定した利益を得やすいと言えます。作成難易度は少し高めなので、ハンドメイド商品の作成や販売に慣れてきたら挑戦してみましょう。

インテリア類

ちょっとした収納ケースや置物、インテリア類も人気商品です。小物系は手軽に部屋に飾る用として需要があります。また、収納棚やキャビネットのようなDIYで作るような大掛かりなものも、組み立てるのが面倒な人から一定の需要を得ています。

また近年では、ドライフラワーやブリザードフラワーをガラス瓶に詰め、保存用のオイルに浸した「ハーバリウム」も注目度が高いです。綺麗な状態を長時間維持できるため、インテリアとして人気があります。

初めは比較的簡単に作れるドライフラワーやハーバリウムなどの小物から販売し、余裕があれば大きなインテリア類の販売も狙っていきましょう。また、インテリア類は季節によって売れ行きが大きく変わってくるため、季節やイベントに応じた商品を作って販売することでより大きな利益を狙えます。

衣類

衣類も作り手の個性が出るため多様性があり、需要が期待できる商品です。個性的な商品ばかりでなく、素材を活かしたシンプルなものも人気があります。

シンプルなデザインであれば比較的作るのは容易で、コストも低いためぜひ一度挑戦してみましょう。メルカリの仕組み上サイズピッタリの洋服では購入を躊躇われるため、ターゲットにとって少し余裕のあるサイズを目指しましょう。

ハンドメイド商品を販売するポイント

ハンドメイド商品を販売する際は、売り方にも様々なポイントがあります。利益の増加はモチベーションアップにもつながるため、ハンドメイド商品の販売を長く続けるためにも売り方の工夫は大切です。ぜひポイントを押さえておきましょう。

競合が少ないジャンルを選ぶ

ハンドメイド商品には、人気があり、既に多くの人が参入しているジャンルもあります。もちろん販売戦略や品質に自信があるなら別ですが、既に人気も知名度もある人を押しのけて新参である自分の商品を売り込むのは非常に大変です。

市場で取り扱われている商品数を検索してみて、数が少ない商品はそれだけ競合が少ないことを意味します。まだ注目されていないジャンルなら自分が第一人者になれる可能性もあるため、できるだけ競合の少ないジャンル選びを心がけましょう。

品質アップは大前提

販売において最も重要なのは、販売する商品の品質です。商品の質を高めないまま売り方だけ上手くなっても、リピーターを獲得できないため安定した利益を出せません。

手作りゆえの品質の甘さを、ハンドメイドの味だと考える人もいます。しかし多くの人は、「お金を払う以上、より質の高いものが欲しい」と思っています。一から全て手作りするハンドメイド商品だからこそ、商品の仕上がりは顧客の評価に直結します。

品質アップとは単純に精度や耐久性を高める以外に、オリジナリティやデザイン、機能性で差別化すると言った方法でもありです。購入してくれた人が喜んでくれる商品を作れるようになってから、売り方を工夫していきましょう。

写真を工夫する

メルカリでは商品を直接手に取って確認できないため、商品の良し悪しは写真から判断されます。つまり、写真でどれだけ商品の魅力を引き出せるかが、売上に直結するという訳です。

写真の角度や光の当たり方、背景などにこだわることで、同じ商品を撮った写真でもより「映える」写真となります。特に若い人の中には見映えを重視する人も少なくないため、商品紹介に利用する写真では常に工夫することを考えてください。

商品説明は詳細に記載する

顧客が商品について得られる情報は、商品ページの写真と説明文が全てです。説明文に、顧客が気にしている情報や疑問点を解消できる記載がないと、購入に踏み切ってもらいにくくなります。

商品のサイズや用途はもちろん、独自のこだわりや使用例、注意点などできるだけ商品の情報を漏れなく記載してください。商品ページを見ればその商品の全てが分かる位詳細に記載すれば、顧客も安心して購入できるようになります。

最初は価格設定を控えめにする

ハンドメイド商品には定価がないため、人によって販売金額が大きく異なります。自分の商品をいくらで販売したら分からない人は、まず原価の2倍程度から価格設定をしてみましょう。

自信がないからと安価にしすぎると利益がでなくて長続きしませんし、価格が安いことに不安を感じる人から購入してもらえなくなります。そうかと言って、初心者の内から強気な価格設定では、競合の商品と比較され悪い口コミを書かれたり、クレームの原因になったりしてしまいます。

自分の練度や販売数に応じて、少しずつ金額を上げていきましょう。また、ただ金額を上げるだけでなく、たまにはセールやサービスのような形で顧客に還元することも忘れないでください。

送料は自分で負担する

メルカリで販売する商品は、出品する際に送料を自分で負担するか購入者が負担するかを選択できます。しかし、購入者負担にすると相手が損した気持ちになるだけでなく、支払いの手間もかかるため面倒に感じてしまい購入されにくいです。

送料の負担が厳しいと感じるなら、販売価格を最初から送料込みの価格設定にすることをおすすめします。この方法であれば相手に損をしたと思われることなく、こちらも損をしません。

ハンドメイド商品を販売する際の注意点

メルカリはハンドメイド商品の販売に適していますが、決まり事が多いため注意点もいくつか存在しています。ルールを守らないと出品停止やアカウントが凍結されてしまうリスクがあるため、十分に注意しましょう。

続いては、メルカリでハンドメイド商品を販売する際の注意点について紹介します。メルカリで長く販売を続けるためにも、一通り頭に入れておきましょう。

権利の侵害に注意する

公式のキャラクターやブランドには商標権があり、無断利用すると最悪の場合逮捕されてしまうリスクがあります。商標権の対象物そのものを使うのはもちろん、類似した自作品であっても場合によっては違反扱いになってしまう可能性が高いです。

商標権に引っかからないためには、なるべくオリジナリティの高い商品作りを心掛けてください。キャラクターやブランドだけでなく、模様やロゴも商標権の保護下になっている可能性が高いため、できるだけ他の商品を連想させる要素は排除すべきです。

クール便が非対応

商品や販売する季節によっては、商品に影響がでる場合があります。例えばドライフラワーは湿度や気温の影響を受けやすいため、配送方法を工夫したい場面も多いです。

しかし、メルカリではクール便やチルドゆうパックに対応していません。商品によっては品質に影響が出てしまう可能性もあるため、デリケートな商品は配送時期や距離、気候などに気を配りましょう。

資格が必要な商品もある

メルカリは自由にハンドメイド商品の出品ができますが、中には許可や資格が必要なものもあります。例えば石鹸や家具類は、販売に許可が必要です。

他の一例としては、中古品であれば古物商許可、自作した化粧品であれば化粧品製造販売許可が必要です。商品によって必要な資格が異なるため、どの商品にどんな資格が必要なのかは必ず確認しておきましょう。

商品そのものでなくても、一部に該当する素材を使っていれば許可が必要になります。無許可で販売すると罰則を受けることになるため、許可がいるのかどうかあいまいなままの販売は危険です。

確定申告について

ハンドメイド商品の販売で年間所得が20万円を超えた場合、確定申告で税金を納める必要があります。ハンドメイド以外でも収入を得ていた場合は、累計所得が20万円を超えたら確定申告が必要です。

所得20万円とは、簡単に言うと得た収入から原価や送料などの費用を引いた利益の金額です。収入と費用の差額が少なければ確定申告が不要なケースもあるため、ハンドメイド商品の販売でかかった費用のレシートや領収書は必ず保管しておきましょう。

確定申告の期間は、原則として収入があった翌年の2月16日～3月15日の間です。申告しないと大抵は数年後になって納税を求められるため、必ず確定申告してください。

まとめ

ハンドメイド商品の販売は、メルカリの活用がおすすめです。人気ジャンルは競合も多く稼ぐのは大変ですが、マイナーなジャンルであれば比較的新規参入も容易です。もちろん人気ジャンルでも、時間をかけて品質や知名度を上げていけば十分に稼げます。

今回紹介したポイントや注意点を頭に入れて、ぜひメルカリでのハンドメイド商品販売にチャレンジしてみましょう。