メルカリで銀行に振込む際の手数料はメルペイ残高を使って無料にできる！

「メルカリの振込手数料を抑えるにはどうしたらいい？」「メルカリの振込申請の手順は？」などといった疑問をお持ちではありませんか。

振込手数料を抑えるコツのひとつは、まとめて振込申請することです。振込依頼数分の手数料がかかるので、売上金がまとまったら出すようにすると手数料を抑えることが可能です。

本記事では振込手数料を抑えるコツや、振込申請の手順についてご紹介いたします。振込申請ができない際の解決方法も解説しますので、最後までお読みいただくことで、メルカリの振込についての理解が深まるでしょう。

メルカリで発生する3つの手数料

メルカリの手数料は以下の3パターンあります。手数料を理解しておくと、売価を決めるときに適正な価格を設定できますので、しっかり押さえておきましょう。

• 販売手数料
• 振込手数料
• 決済手数料

販売手数料

販売手数料は売上金に対して10％かかり、出品者が負担する内容になります。

たとえば売上が1,000円になれば、100円が販売手数料になるため手元に残るのは900円です。商品情報を入力するときに自動計算で表示されますので、事前に確認した上で出品しましょう。

また、商品の内容によっては、さらに特許料金を取られる可能性があります。 ゲームアプリ「Ingress」とマンガ作品「宇宙兄弟」の2作品が販売されたときのみかかります。

特許料も10％の手数料がかかりますので、特許料＋販売手数料の場合は、売上金の20％かかると認識しておきましょう。

振込手数料

売上金を入金先に設定した口座に出金するときにも、振込手数料がかかります。振込手数料は、どんなケースでも一律200円となっています。

振込されるタイミングは、翌日〜6営業日とメルカリが決めているスケジュールによって異なります。入金を急いでお願いしたい場合には、お急ぎ振込の利用ができます。

ただし、お急ぎ振込はゆうちょ銀行へ振込の場合のみ利用ができ、アプリからの手続きしか対応していません。その場合、振込手数料と合わせて400円の負担を出品者がすることになります。

お急ぎ振込を利用した場合の振込日の例

• 振込申請が月曜日の0:00~8:59 →振込日：火曜日
• 振込申請が月曜日の9：00〜23：59→振込日：水曜日

決済手数料

決済手数料は無料の場合と有料になる場合の2ケースがありますので、それぞれ解説します。

無料の場合

• メルペイ残高払い
• メルペイ後払い
• クレジットカード払い
• Famiペイ
• Apple Pay

有料の場合

• コンビニ払い
• ATM払い
• キャリア決済

有料の場合は、手数料が支払った金額ごとに異なります。メルペイ残高を差し引いた後に支払った金額に対して、手数料の計算がされます。手数料については下記の通りです。（支払い金額/手数料）

• 支払い金額：〜5,000円/100円
• 支払い金額：5,001〜10,000円/200円
• 支払い金額：10,001〜20,000円/300円
• 支払い金額：20,001〜30,000円/500円
• 支払い金額：30,001〜40,000円/700円
• 支払い金額：40,001円～/880円

メルカリの売上金を受け取る手順

この項目では、メルカリの売上金を銀行振込で受け取る方法について詳しく解説いたします。

メルカリで振込申請を行う

銀行振込で売上金を受け取るには、振込申請をおこないます。振込先の銀行は、本人確認の意味があるため本人名義でないといけない点には注意しましょう。手順は以下の3ステップです。

• メルペイのトップページにある振込申請ボタンをタップ
• 振込したい口座を指定し、希望の金額を入力
• 申請内容を確認して振込申請をする

なお、急ぎで振込したい場合は、お急ぎ振込を選択してください。

支払い先となる銀行口座を事前登録する

銀行振込の申請をするには、事前に振込先の銀行登録が必要です。登録方法は以下の通りです。

• メルペイトップにある「銀行チャージ」をタップ
• 「銀行口座を登録する」をタップして、希望の金融機関を選択
• 「同意して次へ」をタップし、必要な情報を入力
• 銀行サイトに飛ぶので、ここでも必要情報を入力する
• 最後にメルカリアプリで4桁のパスコードを設定して完了

振り込まれる日時を確認する

振込申請をしたら、振込み日の確認をしましょう。振込日はメルカリアプリのメッセージで、振込日の夕方以降に確認ができます。

振込のスケジュールは、登録先がゆうちょ銀行か、それ以外の銀行かで異なりますので、それぞれのパターンをご紹介いたします。

ゆうちょ銀行の場合

ゆうちょ銀行を登録している場合は、最短で2営業日、または3営業日となります。

1.振込む曜日：月〜金

• 0時00分〜8時59分の申請→2営業日振込
• 9時00分〜23時59分の申請→3営業日振込

2.振込む曜日：土・日 時間帯を問わず、水曜日に振込まれます。

その他の銀行の場合

ゆうちょ銀行とは別の銀行に振込先を設定した場合、以下のスケジュールとなります。

1.振込む曜日：月〜木

• ・0時00分〜8時59分の申請→翌営業日振込
• 9時00分〜23時59分の申請→翌々営業日振込

2.振込む曜日：土・日 時間帯を問わず、火曜日に振込まれます。

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振込手数料を抑えたり無料にするためのコツ

この項目では、振込手数料を抑えたり、無料にするためのコツを2つご紹介します。

• 売上金の振込をまとめて申請を行うと安くなる
• メルペイを利用すると振込手数料が無料になる

売上金の振込をまとめて申請を行うと安くなる

売上金をまとめて申請すると、振込手数料が安くなります。1回の振込手数料は同じですので、振り込む回数を減らすことで振込手数料を安くできます。ですので、売上金はある程度貯まってから振込申請するとよいでしょう。

ただし、売上金の発生から現金化できる期限は180日ですので注意が必要です。180日の期限を過ぎてしまうと、自動的に登録口座に振り込まれますので、頭に入れておきましょう。

メルペイを利用すると振込手数料が無料になる

振込手数料を無料にするならば、メルペイを利用するとよいでしょう。

メルペイは、メルカリと連動している決済システムです。メルペイは売上金で購入したポイントや、売上金からメルカリ残高に自動チャージしたポイントで、メルペイが利用可能な店舗で買い物ができたり、メルカリ内での買い物ができたりします。

メルペイ残高を使うメリットは、振込手数料がかからず無期限で使える点です。 ポイントの期限がないので、いちいち有効期限を気にしながら使わなくて済むのは利点でしょう。

メルペイの基礎知識と売上金を使うための手順

この項目では、メルペイの基礎知識と売上金を使うための手順を解説します。売上金を使うには、ポイントを購入するか、メルカリ残高にチャージすることが必要となります。

メルペイとは？

メルペイは、メルカリが提供する決済システムです。コード決済とiD決済の2パターンで支払いが可能となっています。

コード決済は自らQRコードを発行して店舗側に読み込んでもらったり、店舗のQRコードを読み取ったりして決済する方法です。一方、iD決済は電子カードを作成して支払います。

ともにメルカリ内だけでなく、実際の店舗でも利用可能店舗で使うことができます。

売上金でメルカリポイントを購入する手順

メルカリの売上金はそのまま利用できませんので、ポイントかメルカリ残高にチャージが必要です。ポイントを購入する場合は、メルカリアプリ内のポイント購入を選択するだけで購入できます。

ポイントの有効期限は購入から365日と決まっており、一度購入したら売上金に戻せません。期限なく利用したいのであれば、メルカリ残高に移行しましょう。

決済すると、メルカリ残高より先に、メルカリポイントから消費されることを覚えておいてください。

売上金をメルカリ残高に移行する手順

売上金をメルカリ残高に移行するには、アプリでかんたん本人登録や支払い口座の登録を事前に住めせておくことが必要です。かんたん本人登録することで、売上金が自動的にメルペイ残高へチャージされます。

かんたん本人登録は、マイナンバーカード申請か顔認証申請の2パターンあります。 それぞれの申請方法については、公式ホームページから手順を確認しましょう。

また、メルペイ残高を現金化したいならば、事前に銀行口座を登録しておくことで、必要な金額を振り込むことができますので、支払い先の口座設定も合わせて行いましょう。

参考：アプリでかんたん本人確認とは？ – メルカリガイド

メルペイが使えるショップやチャージの方法

この項目では、メルペイが使える店舗や、2つのチャージ方法と手順をご紹介します。他にも、メルカリの決済方法や、振込申請ができないときの解決方法などについても解説していきますので、併せて目を通してください。

メルペイは実店舗以外にオンラインショップでも使える

メルペイにはiD決済とコード決済という二種類の決済方法があります。また、実店舗以外にもネットショップで利用が可能です。メルペイが利用可能な店舗の例は以下の通りとなっています。

iD決済利用可能店舗

• イオン
• イトーヨーカドー
• ウェルシア
• サンドラッグ
• 牛角
• すき家
• セブンイレブン
• ファミリーマート
• ローソン
• マクドナルド　など

コード決済利用可能店舗

• エイチアイエス
• 高島屋
• ダイソー
• TSUTAYA
• ビックカメラ
• コジマ
• ヤマダ電機
• ほっかほっか亭
• 松屋
• ロフト　など

ネットショップ利用可能店舗

• AZUL INGNI
• STORE Google
• Play DMM.com
• new balance　など

挙げた事例以外にも利用可能店舗は多数あります。使いたい店舗の公式HPや、実際に店舗に行ってみた際に利用できるかは確認してみるとよいでしょう。

2つの方法でチャージできる

メルペイには2つのチャージ方法があります。

• 銀行チャージ
• セブン銀行ATMチャージ

それぞれのチャージ方法は以下の通りです。

銀行チャージ

銀行チャージは指定した銀行口座から直接チャージができます。以下の手順でチャージが可能です。

• メルカリのアプリを起動して、マイページの「＋増やす」をタップ
• 銀行・ATMからチャージをタップし、チャージ方法と入金額を指定する
• メルペイにチャージして完了

なお、入金最低額は1千円/回、入金限度額は20万円/日と決まっていますので、留意してください。また、メルペイ残高が100万円以上になっている場合、追加でチャージができない点も注意が必要です。

セブン銀行ATMチャージ

セブン銀行ATMチャージでは、セブンイレブン店舗のATMからチャージができます。チャージの方法は以下の通りです。

• セブンイレブンのATMでスマートフォンで取引を選択し、合わせてメルカリのアプリを起動させる
• マイページから「＋増やす」をタップし、銀行・ATMからチャージを押して、チャージ方法でセブン銀行ATMを選択
• チャージするを押して、ATM画面に表示されるQRコードを読み取る
• スマートフォンに企業番号が表示されるので、ATM画面に入力する
• 入金したい金額をATMに入力してチャージすれば完了

銀行チャージと同様、チャージするには制約があります。入金最低額は1千円/回、入金限度額は9.9万円/日と決まっていますので、覚えておきましょう。

また、メルペイ残高が100万円以上になっている場合、追加でチャージができない点も注意してください。

メルペイはiD決済とコード決済の2パターンある

先述の通り、メルペイはiD決済とコード決済の2パターンあります。利用できるかどうかの確認は、店員に声をかけて対応しているかを聞くか、レジ横にある利用可能なアプリの一覧表を確認して対応しましょう。

iD決済を使うときは、iD決済にする旨を伝えたうえで電子カードを用意して、読み取り機にかざすだけです。 一方コード決済は、QRを読み取るタイプと店舗のQRを読み込んで金額を打ち込むパターンがあります。

店舗によって異なりますので、店員の指示に従い対応しましょう。

友人紹介や不定期なキャンペーンでポイントが貯まる

メルペイで溜まるポイントは、友人の紹介や不定期で行われているキャンペーンなどで受け取ることが可能です。

まだメルカリに未登録の友人を紹介して登録すると、一人につき500ポイントもらえます。また、不定期に行われるキャンペーンについては、メルカリトップ画面の上部やメルペイアプリに表示されます。キャンペーン情報は定期的にチェックしておくとよいでしょう。

振込申請ができないときの解決方法

振込申請ができない場合は以下の原因によることがあるため確認してください。そもそもメルカリに登録している情報が間違っていると、振込申請できません。どうしても解決できないときは、メルカリ事務局に相談しましょう。

振込申請ができないケース

• メルカリの登録情報に誤りがある（氏名やフリガナの相違・フリガナが全角カタカナになっていないなど）
• 小文字表記にするところが大文字になっている
• 氏名や口座名義に不要なスペースが入っている

まとめ

今回の記事では、メルカリの振込手数料を抑えるコツや振込申請の手順を解説してきました。

振込手数料を無料にするならメルペイを活用するとよいでしょう。 売上金から自動チャージすることで手数料がかからず利用ができるためです。

ただしメルペイを利用するには、事前に本人かんたん登録や銀行口座の登録をする必要があるため、解説した手順に沿って進めるようにしましょう。