メルカリは、基本的には本人確認をしていなくても使えるサービスです。しかし、本人確認が済んでいないユーザーは、いくつかの機能が利用できないようになっています。とくに出品に関しては、どのような制限が設けられているのでしょうか?
この記事では、メルカリで本人確認をする利点や欠点について解説していきます。
メルカリにおける本人確認とは
メルカリには、アプリから手軽に本人確認ができる「アプリでかんたん本人確認」という機能があります。メルカリにおける本人確認とは、この機能から申請を行うことを指します。
本人確認に使える書類は以下の6種類となっています。これについてさらに詳しく知りたい方は、公式のヘルプページを確認してください。
・マイナンバーカード
・運転免許証
・運転経歴証明書
・パスポート
・在留カード
・特別永住者証明書
ここからは、以上のような書類を使い、メルカリで本人の確認をしなければならない理由を解説していきます。
参考:本人確認についてのページ
なぜ確認する必要があるの?
本人確認をする目的は、ユーザー同士が安心して取引できるようにするためだと、メルカリで説明されています。過去に盗まれた品などの出品が相次いだこともあり、不正な出品を減らすために新たな規約が設けられたのです。
メルカリというサービスは、他にもマネーロンダリングや詐欺など、さまざまな犯罪のターゲットとされています。これらの脅威から他のユーザー、ひいてはサービスそのものを守るため、本人確認の強化が進められているのです。
【メルカリ】本人確認をしないと出品できない?どのような制限がかかるのか?
では、メルカリで本人確認をせずにいると、具体的にどのような弊害があるのでしょうか?
ここからは、制限の内容を詳しく解説していきます。
売上金の使い方に制限がかかる
メルカリでは、本人確認をしていないと、売上金の使い方が限られます。銀行口座へ振り込んで現金化する方法や、メルカリポイントを購入して買い物をする方法は誰でも選択可能です。しかし、本人確認が済んでいないと、売上金を直接買い物に使用したり、メルペイ残高へチャージしたりする方法は選べません。
また、本人確認をしていないユーザーが売上金をメルカリ以外で使うには、現金化するしかありません。この場合、200円の手数料が必要となり、その分、使える現金が減ることになります。なるべく損をしたくないユーザーにとっては、大きなデメリットと言えます。
売上金が失効する可能性がある
メルカリでは本人確認が済んでいない場合、売上金に180日の有効期限が設けられます。この期限を過ぎると失効し、使えなくなる可能性があるので注意しましょう。
ただし、万が一売上金が失効したとしても、自身の銀行口座を登録することで取り戻すことも可能です。口座登録をするためには振り込み申請を行い、自分の所持する銀行口座を入力する必要があります。これについてもっと詳しく知りたい方は、メルカリ公式のヘルプページを確認しましょう。
また、売上金をメルカリポイントに変換した場合には、更なる注意が必要です。このポイントにも1年間の期限が設けられており、これを過ぎると使えなくなる可能性があります。特に頻繁にサービスを利用しない人は、知らないうちに売上金やポイントを失うこともあるので、十分気をつけてください。
メルカリで本人確認をしないと出品できない場合がある
メルカリでは、本人確認をしていないユーザーでも品物を売りに出すことが可能です。しかし、しばらく本人確認を行なっていないアカウントは、稀に確認が済むまで出品を制限され、出品できない場合があるのです。
これは、メルカリ側が本人確認を強化する目的で行なっているもので、全てのユーザーを対象としています。そのため、本人確認をしていないままサービスを利用し続けていると、突然出品できない状態になり、品物を売ることができなくなるという事態が起こるのです。
一度制限がかけられると、本人確認をするまで出品できないままになります。いつ制限がかけられるかわからない中でサービスを利用するよりも、最初から本人確認を済ませておいた方が得策と言えます。
メルペイ残高が使えない
本人確認が済んでいないと、メルペイサービスが利用できません。メルペイはメルカリと連携した決済サービスで、加盟店での買い物などに使用可能です。
メルペイの残高を増やす方法は大きく分けて「売上金を直接チャージする方法」と、「現金をチャージする方法」の2種類あります。このどちらの手段も、本人確認が済んでいないと利用できません。つまり、本人確認をしていないユーザーは、メルペイサービスそのものを使うことができないのです。
本人確認をするメリット・デメリットとは?
いくら多くのユーザーが利用しているサービスといっても、第三者に自分の個人情報を渡すのは心配だという人もいるでしょう。ここからは、メルカリで本人確認をするメリットやデメリットを紹介していきます。ぜひとも判断の参考にしてください。
期限を気にする必要がない
前述の通り、本人確認が済んでいるアカウントでは、売上金に180日の有効期限を設けられることがありません。そのため、知らない間に売上金を失うリスクがなく、安心してサービスを利用できます。
また、売上金から直接買い物ができるため、わざわざ期限付きのメルカリポイントに変換する必要もなくなります。利益を現金に換える場合、サービス上で消費する場合のどちらでも、期限を気にすることなく過ごせるのが大きなメリットと言えるでしょう。
手数料の節約になる
メルカリで得た利益を他の場所で利用したい場合、本人確認が済んでいないユーザーは売上金を現金化するしかありません。その際には振り込む金額にかかわらず200円の手数料がかかります。
また、本人確認を行えば、メルペイサービスが利用できるようになります。加盟店での買い物等であれば、手数料なしで売上金を使用することが可能です。
「お支払い用口座」が登録できるようになる
メルペイに現金をチャージするためには、「お支払い用口座」の登録が必要です。お支払い用口座は、本人確認が済んでいるユーザーしか登録することができません。
そもそも、本人確認をしていないとメルペイサービスそのものが使えません。売上金をもっと便利に使いたいと考えているのであれば、早めに本人確認の申請をしておくのがおすすめです。ユーザーとしての信用度が上がる
本人確認を行なっているユーザーには、「確認済みバッジ」が付きます。このバッジは他のユーザーからも見られるようになっており、個人の信用度を表す一つの指標となっているのです。
本人確認をして自分の身元を明らかにしているユーザーは、もしもトラブルが起きた時にも連絡がつきやすく安心です。対して、本人確認を行なっておらず、素性の分からないユーザーとの取引は、万が一の時に逃げられる危険性もあり、不安を感じる人が多いのです。
確認済みバッジの有無は、品物の売れやすさに大きく影響します。本人確認を済ませておいた方がスムーズに取引が進む場合が多いので、サービスを快適に使いたいと思っている方はぜひ検討してみてください。
本人確認がうまくいかないケースも
いざ本人確認の手続きを行おうと思っても、使っているデバイスによってはエラーが出てうまくいかないこともあります。この問題については残念ながら対応が追いついておらず、ユーザーはただ待つことしかできません。
もしもエラーが起きた場合は、アプリの再インストールやキャッシュの消去を試してみてください。場合によっては、問題が解決することもあるでしょう。キャッシュの消去は、マイページから行うことができます。
その他の対処法について知りたい方は、公式のヘルプページを確認しましょう。
以上のように本人確認の手続きが簡単とは言っても、場合によっては複雑な操作をしなければならないこともあります。他にも、使用する書類によってはそれ一つだけでは手続きができず、補助書類を用意しなければならないケースもあるのです。
スムーズに手続きが行えなかった場合、余計な手間がかかって面倒です。また、アプリの不調に原因があると、かなり長い期間待たなければならない可能性も出てきます。これは大きなデメリットと言えるでしょう。
申請にかかる時間について
本人確認の申請をしたからといって、すぐに受理され、結果が出るわけではありません。登録された書類を確認するため、幾らかの審査期間を要するのです。では、手続きを行なってから審査がなされ、その結果が反映されるまでには一体どれほどの時間がかかるのでしょうか?
ここからは、各手順ごとの大体の所要時間を紹介していきます。
手続きにかかる時間
本人確認の手続きには、大きく分けて2種類の方法があります。一つは対応したスマホ端末を介し、マイナンバーカードを読み取る方法です。そしてもう一つは、スマホカメラで書類や本人の顔を撮影する方法です。それぞれ微妙に手順は異なるものの、大体5分ほどで完了するでしょう。
スムーズに手続きを行うためにも、あらかじめ必要な書類が揃っているかどうかチェックしておきましょう。特に、書類に記載されているものと現住所が異なる場合は、補完書類も必要となります。また、臓器提供の意思表示欄など、書類の一部を隠さなければならないこともあるので、注意してください。これについてさらに詳しく知りたい方は、公式のガイドをチェックしましょう。
審査にかかる時間
多くの場合、申請を行ってから数日以内に審査が完了します。早ければ1日で結果が出ることもありますが、休日を挟むと時間が多くかかることもあります。
結果が反映されるまで
審査結果が届いてから、アカウントに反映されるまでにも、タイムラグが生じるケースがあります。本人確認が終わったのにもかかわらず、アカウント情報が更新されない場合は、しばらく待ってみてください。多くのケースで、数時間後には正しい情報に更新されているはずです。もしも数日待っても審査結果が反映されない時には、メルカリ事務局に問い合わせることをおすすめします。
不承認となってしまう原因
本人確認は、必ずしもすべての場合が承認となる訳ではありません。中には書類の不備などがあり、「不承認」とされることもあるのです。ここからは、申請が承認されない原因となる事柄を5つほど紹介していきます。
書類と現住所が一致しない
後に入力したものと書類の住所が異なる場合、申請は不承認となります。書類にあるものと現住所が違う場合は、必ず補完書類も併せて提出しなければならないので注意してください。
名前や生年月日が違う
申請に使う書類は、必ず本人のものでなければなりません。名前や生年月日が入力された情報と異なる場合は承認してもらえません。
なお、結婚などで苗字が変わり、新姓と旧姓が併記されている書類を使う時には、新しい方の姓を入力するようにしてください。
写真が上手く撮れていない
運転免許証などを本人確認に使用する時には、スマホカメラで書類を撮影する必要があります。この時、写真が上手く撮れていないと正確な内容の判別ができず、エラーとなる可能性があります。
写真を撮る際には指示に従った構図で、ピントをしっかり合わせて撮りましょう。
間違った書類を使っている
本人確認に使えるのは、マイナンバーカード、運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、在留カード、特別永住者証明書の6種類のみです。これらに該当しない書類は利用することができないので注意してください。
補完書類として使えないものを使用している
補完書類として利用することができる書類も、種類が限定されています。以下に該当するもの以外は使えないので、気をつけてください。
「補完書類として使えるもの」
・公共料金、国税または地方税、社会保険料の領収書
・納税証明書
上記に該当するものであっても、発効から6ヶ月以上経過したものは使用できません。書類を選ぶ時には、発行日も確認しましょう。
本人確認をして快適にサービスを使いましょう
メルカリは、基本的には本人確認をしなくても利用することができます。しかし、本人確認を行なった方が、より快適にサービスを使うことが可能です。売上金の有効期限が無くなったり、メルペイが使えるようになったりなど、より便利なお金の使い方ができるようになるでしょう。
また、サービスの利用環境そのものにもよい影響を及ぼします。本人確認が済んでいるユーザーは、他のユーザーからのイメージが良く、出品したものが売れやすくなります。
申請の手順も写真を撮影し、必要情報を入力するだけと、比較的シンプルです。ぜひとも手続きを行い、快適にサービスを利用してみてください。
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