【メルカリ出品】ルール違反について詳しく解説!よくある違反のパターンやペナルティも!

メルカリは「出品して売れたら商品を送るだけ」という、とても手軽に利用できるフリマアプリです。ところが実際に出品するとなると思いのほか多くのルールがあるため、驚く方もいるかもしれません。もし違反すると、ペナルティを受けたり、アカウントが停止されたり、酷い場合は刑事罰が科せられる可能性もあるので、注意が必要です。

そこで今回は、メルカリ出品に関するルール違反やペナルティ、何故違反がバレるのか、などについて詳しく解説します。

目次

主な違反の種類

まず、出品から商品の配送にいたるプロセスで考えられる違反の種類についてご紹介します。

出品から商品の配送までの過程で違反の起きやすいプロセスとしては、

・出品

・購入に際してや購入が決まった後の取引

・商品の配送

があります。

またその他に、

・フリーマーケットに関係ない行為

・迷惑行為

も違反行為です。

それぞれにおける禁止事項について、具体的に説明しましょう。

出品に関する違反

出品から商品の配送までのプロセスで、だれもがもっとも注意・認識しておかなければならないのが、「出品」に関するルールや禁止事項でしょう。

これについては後ほど詳しく解説しますが、主に以下のようなものがあります。

・出品禁止商品の出品

・法令上許可や届出が必要な商品、免許を取得しなければならない商品についての出品

・オークション形式の出品

・手元に在庫を持たない状態での出品

・不鮮明な画像や知的財産権を侵害するコンテンツの使用

・虚偽の商品説明

などです。

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取引に関する違反

購入にあたってや、購入が決まった後の取引に関しても、以下のようなさまざまな禁止行為があります。

・交換・半交換

メルカリではユーザー同士がコメントを通じて自由にメッセージのやり取りができます。その話の流れ上、相互のニーズが噛み合い、それぞれのもつ不要品を交換するとか、一方が差額を支払って交換するという案が持ち上がることがあるかもしれません。しかし、これは禁止されています。

・自身や家族・親族、その他の関係者が購入する行為

・規定の取引プロセスを無視した取引

メルカリでは出品から購入、発送、相互の評価にいたるまで、以下のように決められたプロセスがあります。これを逸脱する取引の仕方は禁じられています。

出品

購入の決定

購入者による支払い

出品者による発送

購入者が商品を受け取る

出品者への受取評価

購入者への評価

配送に関する違反

続いては、配送に関する禁止行為です。

・商品の手渡しや代金引換

・海外への配送または、海外から国内への配送

・出品者が送料を負担する条件で出品したにもかかわらず、着払いで送る

フリーマーケットに関係ない行為

メルカリは、純粋にフリーマーケットを楽しむためのサービスです。ですから、そこでのコミュニケーションを悪用するような行為は禁じられています。

具体的には、

・外部のサービスへ誘導する

・就職斡旋、宗教などへの勧誘

・低俗・わいせつな投稿

・差別発言や差別行為

・犯罪を促す行為

などです。

迷惑行為

フリーマーケットの邪魔となったり、環境を荒らしたりする迷惑行為も固く禁止されています。

自身はそのつもりがなくとも、事務局が「迷惑行為」と判断したものはすべて含まれるので注意してください。

・誹謗中傷や脅迫

・出会い目的の出品

・ユーザーへのイタズラ

など。

とくに注意すべき「出品」に関する違反

それでは、「出品」に関するとくに注意すべき違反について解説しましょう。

無在庫販売

ECを使った出品や販売の経験がない方は、あまり聞いたことがないかもしれませんが、固く禁じられている行為として「無在庫販売」があります。

「無在庫販売」とは、手元にない商品をあたかも所有しているかのごとく装い、注文が入った段階で仕入れて発送する行為のことです。

これの何が悪いのか、と疑問に思う方もあるかもしれません。もし受注してから商品を手配するとなると、約束通りに期日までに購入者へ届けられない可能性が生じます。遅延だけならまだしも、入手不可能で配送できないおそれもあるでしょう。これらはユーザーに損失を与えたり、利益を阻害したりする結果となりかねないため、禁止されているのです。

実際にフリーマーケットに出向き、目の前に商品がないにもかかわらず「商品はある」と言われても信用できないですし、お金だけ先に支払うというのはきわめて危険です。それと同じと考えると、わかりやすいかもしれません。

さらにこの後に説明する内容にも関連しますが、実際に購入者に送る商品とことなる画像を掲載している時点で詐欺行為ともいえるので、二重の意味で違反を犯しているといってよいでしょう。

画像に関する違反

商品画像は、実際に送る商品を撮影したものでなければなりません。しかも、明るく鮮明であることが大切です。

何が写っているのかよくわからなかったり、別の商品や特定ができない複数の商品が写っていたり、チラシやパンフレット、雑誌などから転載したりするのもいけません。

ちなみにメルカリでは、同じ商品を5点出品したい場合は、その5点について個別の商品ページを作成し、画像も別にして出品しなければなりません。特定ができない複数の商品のセット販売や、福袋のように中身を隠したかたちでの出品も禁止されているので、注意してください。

偽造品・出品禁止商品

ブランド品やキャラクター商品などの偽造品を出品するのも禁止されています。そもそもそれ以前にこれは犯罪行為となるため、絶対に行ってはいけません。

さらに、生き物医薬品、武器、薬物、現金など、出品が禁止されている商品も相当数あるので注意が必要です。詳しくは後述するので、参照ください。

ノークレーム・ノーリターン

出品の時点で、「ノークレーム・ノーリターン」を表示するのも禁止です。

「ノークレーム・ノーリターン」というのは、理由のいかんに関わらず、苦情や返品・返金にはいっさい応じないことを条件に出品することです。

いくら完璧だと思っていても、購入者の手元に届いた時点で破損や動作不良、液漏れといった欠陥が見つかる可能性がゼロとはいえません。サイズやカラーを間違えたり、他のユーザーに送るはずの商品を誤配送したりすることもないとはいえないでしょう。にもかかわらず、クレームも返品希望も受け付けないというのは、あまりに横暴で身勝手です。これをメルカリでは禁止しているのです。

代理出品

代理出品も禁じられています。

自身のアカウントでは、自らが用意した商品のみを出品するのが原則です。親しい人のものだからといって、同じアカウントで販売してはいけません。これを大勢のユーザーが行うと、メルカリの公式ユーザー数に誤差が生まれます。また、その商品に欠陥があったり事故などのトラブルが起きたりした場合に責任を負うことになる恐れもあるので、気をつけてください。

複数の商品から選択させる

複数の商品から、ユーザーの好みで一部をチョイスして購入させるという方法も禁止です。

画像に写すのは、その商品ページで販売対象となるものに限定されます(ただし、演出に使うハンガーやインテリアなどは別)。ユーザーによって、購入する内容に違いが出る可能性があってはならないということです。

嘘の設定や情報の記載

実際とは異なるブランド名を設定したり、使ったことがある商品を未使用と表示したりして、事実と違った嘘の内容を記載してはなりません。

説明の仕方によっては、売れるまでは嘘がバレないケースもあるでしょう。しかしその商品が購入者の手元に届いて嘘と判明すると、背信行為とみなされ大きく信頼をなくす可能性があります。嘘が複数にわたるなど悪質な場合は、アカウント停止になるおそれもあるので気をつけてください。

違反に対するペナルティ

ルール違反をした場合に、どのようなペナルティがあるのか、解説しましょう。

利用制限とアカウント停止

ルールに違反した場合のペナルティには、大きく3つのパターンがあります。

・短ければ24時間以内に解除されるか、2日以上の期間を定めて解除される利用制限措置

・本人確認や事実確認などを経て、解除すべきと事務局が判断した場合に解除される利用制限措置

・アカウント停止処分(無期限の利用停止)

違反の度合いにもよりますが、事務局から何らかの指示がある場合は、素直に従うと解除されることが多いようです。

違反に関する豆知識

違反に関して知っておくと得する知識について説明しましょう。

なぜ違反がバレるのか

そもそも、なぜ違反したことがバレてしまうのでしょうか。

月間利用者数2,000万人を突破したメルカリでは、日々おびただしい数の取引が行われています。その中で違反行為をしたとして、なぜ事務局に知れるのか不思議に思う方も多いかもしれません。

その理由は、

・ユーザーからの通報

・AIによる検知

・権利者からの商品削除の申し立て

などが主となります。

他に事務局スタッフの目視による発見も考えられます。

ちなみに3つ目の「権利者からの削除申し立て」というのは、出品した商品の製造元やデザイナーが、著作権や商標権などを侵害されたと判断し、事務局に商品の削除を申し立ててくるようなケースを意味します。

「古物商許可」が必要なこともある

古物商許可」と言われても聞き慣れない方が多いかもしれません。

古物商許可とは、中古品を継続して販売する場合に、最寄りの警察に許可申請をしなければならない制度のことです。

純粋なフリーマーケット目的で不要品を出品しているだけなら、メルカリを何年利用しても古物商許可は必要ありません

ただし、出品できる不要品がなくなり、どこかから仕入れて販売するとなると話は違ってきます。この場合、フリーマーケットというより営利目的による中古品販売とみなされ、原則として古物商許可の取得が求められるのです。

出品禁止商品とは

メルカリでは、多くのユーザーが安心して利用できるためにも、出品を禁止している商品が多数存在します。

その中から、とくに知らずに出品してしまうおそれがある商品について、5つ紹介しましょう。

医薬品・医療機器

医薬品だけでなく、医薬品に該当する成分が含まれている製品についても禁止されています。医薬部外品でも、許可なく製造されたり、小分けされたりした製品は禁止です。さらに動物用の医薬品も出品してはいけません。

医療機器についても、行政機関への届出や許可が必要なものは禁止です。

上記には該当しないと思っても、事務局が不適切と判断した場合は、出品を禁止されることもあります。この辺りの判別は専門的な知識が必要になるので、少しでも怪しい場合は、出品しないにこしたことがないでしょう。

現金・金券類・カード類

国内外を問わず、現在利用可能な通貨は、出品禁止です。商品券ギフト券、航空券、乗車券、クレジットカード、チャージされたプリペイドカード図書カードなども、禁じられています。

宝くじ延べ棒、金属塊、また未使用の切手収入印紙など、お金と同等の価値や意味合いをもつものはすべて禁止です。

ゲームのアカウントやアイテム

スマホやパソコンなどのゲームアカウントゲーム内通貨やアイテム(アイテムを取得できるシリアルコードも含む)などの電子データは、出品禁止です。これらは取引後に利用できなくなるおそれがあり、クレームや返金といったトラブルに発展しかねないため、禁止されています。

農薬や肥料

農薬肥料は、家庭菜園やガーデニングなどで多用されます。多く買いすぎて要らないとか、趣味だった家庭菜園をやめるといった場合に、つい出品したくなるかもしれません。

しかしこれらは人体に多大な悪影響をおよぼすリスクがあり、都道府県知事への届出が必要で、余った農薬を売ることも農薬取締法で禁じられているため、いっさい売ることはできません。

チケット

実は、イベントライブ、スポーツ観戦などのチケット一部禁止されているので、注意してください。

仕事や体調不良で行けなくなった場合に出品するのは、いっこうに構いません。ただし、本人しか利用できないものや記名式のチケット、転売目的のもの、旅行券などについては禁じられています。

これから販売予定のチケットを予約というかたちで出品する行為も禁止です。

まとめ

メルカリは、だれもが簡単に利用できるフリマアプリです。

ただし物品の取引には、さまざまな法的規制がともなうケースがあったり、後にトラブルを招く可能性を秘めていたりすることがあります。保護者の同意さえあれば未成年でも使える便利なサービスですが、ルール違反については細心の注意が必要です。

記事内で紹介した違反行為についてよく理解したうえで、楽しく利用してください。

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