メルカリでアニメグッズが売れる時間帯とターゲット層を解説

メルカリはスマートフォンがあれば簡単に物の売り買いができる大手のフリマアプリです。

メルカリではすぐに商品が売れると聞きますが、実際にやると商品が売れるまで時間がかかる事があります。出品から1日経っても1か月経っても売れないこともあるのです。その原因はメルカリで売れやすい時間帯やターゲット層をしっかりと考えずに出品しているためです。

この記事ではメルカリでアニメグッズが売れる時間帯とターゲット層を考えた商品の出品について詳しく解説します。

メルカリで商品が売れる仕組み

そもそも、メルカリではどうやって商品が売れているのか、この流れを理解することこそが、売れる時間帯と強く関係しています。

まず、商品を買ってもらうためには、お客さんに商品を見つけてもらわないとなりません。
あなたの商品を見つけて商品ページを見てもらうことが、商品を売るための第一歩です。

そのためにも、見てもらいやすい時間、売れる時間を把握する必要があり、把握した上で見てもらう工夫が必要なのです。

商品を見つけてもらう工夫をしよう

商品をたくさん売るためにはまずあなたの商品を見つけてもらう必要があります。

そのためにもまず、大手ECモールとメルカリの違いを説明します。

Amazonや楽天などの大手ECモールでは、外部からの検索流入やモール内の検索で上位に表示する方法がたくさん存在するので、そこへの対応が重要になります。

一方メルカリでは、外部からの検索流入はあまりなく内部での検索がほとんどです。さらに表示順も決まっていてあまり出品者の工夫できる部分はないように感じてしまうでしょう。しかし、表示順には法則があり出品者の工夫でより多くの表示機会を得られるのです。

商品表示順の法則

メルカリの表示順は基本的に新着順になっており、出品された順番に商品が表示されていきます。

この新着商品というのが何を指しているかというのがとても重要で、一定以上の値下げや商品説明文をガラッと変えると新しい商品として扱われます。

この仕組みを利用して、こまめに値下げや商品説明文の編集をしていくことで、新しい商品として表示される機会を増やせます。これを、商品が売れる時間に合わせていければ、商品が購入される確立は高くなるといえるでしょう。

しかし、メルカリではCSVなどの一括で商品内容を更新する機能はありません。
あくまでフリマアプリなので本格的な販売をする想定をしていないからです。よって、すべて手作業になるので値下げと商品説明を更新するタイミングがとても大切になります。

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キーワードを意識して出品する

メルカリではキーワード検索をすることができます。商品名と説明欄にキーワードを盛り込むことで、ユーザーに検索してもらえるようになります。

また説明欄にはハッシュタグを入れるようにしましょう。「#○○○」のようにハッシュタグの後にキーワードを記入することで、ユーザーに発見してもらいやすくなります。

メルカリで商品が売れる重要な7つのポイント

メルカリで商品を出品する際、重要なポイントが7つあります。メルカリには商品が売れやすいタイミングというものがあります。また、これから出品しようとしている商品やターゲット層により注意すべきポイントも変わってきます。これから紹介する4つのポイントを押さえれば、商品が売れる時期を把握できるだけではなくターゲット層にどのようにアプローチすればいいのかが、おのずと見えるようになります。ぜひチェックしましょう。

メルカリで商品を売るポイント1：商品のカテゴリー分析

メルカリで商品を出品する際、まずは取り扱う商品によって出品すべき時間帯が大きく変わります。たとえば中古の家電、子供服、インテリア用品を同じ時間帯に出品をすると、それぞれ商品の売れ行きが異なります。子供服はすぐ売れたのにインテリア用品や中古の家電はなかなか売れなかったといったことが起こるのです。

中古家電、子供服、インテリア用品は全てジャンルが異なり、全てが同じタイミングに売れやすいとは限りません。出品する商品をカテゴリーごとに分け、それぞれをどの時間帯に出品するか検討することにより、再出品や値下げの判断が容易となります。まずはメルカリのカテゴリーを見ながら、出品する商品がどのカテゴリーに属するのかを分析することから始めましょう。

メルカリで商品を売るポイント2：商品のターゲット層をリサーチ

次に出品しようとしている商品のターゲット層を考えます。これはターゲット層に商品を売るための時間帯や時期を狙って出品するためです。たとえば、専業主婦とサラリーマンではメルカリをチェックする時間帯が異なります。主婦が見るであろう時間帯に主婦層をターゲット層とした商品を出品、サラリーマンであればサラリーマンを狙った出品時間帯を考慮することによって、売れやすさがちがってきます。また、説明欄にはターゲット層が望むであろう情報を細かく入れておくこともポイントです。

メルカリで商品を売るポイント3：出品時期による商品の金額

出品する商品が低額であるか高額であるかも重要です。特に数万を超えてくる高額商品となると、出品時期によって売れるまでの速さが変わります。たとえば高額商品を出品して購入者の目にとまったとしても、給料日前であれば金銭に余裕はなく購入されないため、結果売れる機会を逃してしまうことになります。

反対に低額商品であれば、どの時期でも比較的売れやすい傾向にあります。数百円～2000円ほどの範囲です。低額であれば給料日前であっても買いやすい、主婦であれば旦那さんと相談なしに買いやすいといった傾向にあるためです。

メルカリで商品を売るポイント4：売れる時間帯に商品を出品

出品者がいつまでに現金にしたいのかも出品タイミングを決める上での重要なポイントとなります。なるべく早く売りたいと考えるのであれば、理想としてはターゲット層が多く閲覧するような時間帯に出品することです。その方が商品を求めているターゲットの目に留まる回数が増え、見てもらいやすくなります。つまり、買ってもらえる可能性がグッとあがるということになります。

反対にそこまで早く商品を手放したいと思っておらず、購入希望者からのコメントにもそれなりに早く対応できる状況にあるなら、自分のライフスタイルに合わせて出品するのも悪くはありません。メルカリは業者ではなく、個人同士の取引となります。購入者も相手が個人であることは承知していて、本当に自分が損しない商品なのかと慎重に質問を重ねたり、他の商品と見比べたりします。そういう時は質問に丁寧に答え、相手から返事がなかなか来なくてもせかすような真似はせず、じっくり待ちましょう。

メルカリで商品を売るポイント5：綺麗な写真で商品を正確に見せる

まずは全体像のわかる綺麗な写真を撮りましょう。またサイズ感がわかるようにしたり、傷や汚れがあればアップの写真も掲載しましょう。

商品を綺麗に並べたり、洋服であれば着用している写真を撮るのもいいでしょう。ピンぼけしていたり、商品が見切れている写真はNGです。

メルカリで商品を売るポイント6：出品理由や商品のポイントを記載する

簡単な一文でいいので出品理由やその商品のポイントを記載するということも大切です。

「デザインが気に入って購入しましたが、色味が思っていたものと違ったため出品します」などのように、どんな経緯があったかが記載されていることで、ユーザーが安心して購入することができます。

また「小さなお子様がいるご家庭におすすめです」といったように、その商品に合うシチュエーションを説明したり、「シンプルなデニムと合わせるとカッコよく着こなせます」などのように商品のポイントを記載するのもいいでしょう。

メルカリで商品を売るポイント7：商品名と説明欄にキーワードを盛り込む

商品名と説明欄には、ユーザーが検索するキーワードを意識して盛り込みましょう。

商品名にブランド名を書く場合は、アルファベットとカタカナの両方を書くことで、検索に引っかかりやすくなります。

また説明欄にもキーワードを盛り込み、商品の情報を細かく正確に記載するようにしましょう。

メルカリはターゲット層ごとに売れる時間帯がある

メルカリのユーザーは女性の割合が多いです。しかし、当然のことながらしっかり男性ユーザーもいますので考慮しましょう。ここではメルカリ利用者の層を大まかに分けて、比較的売りやすい時間帯をまとめました。

「社会人向け」商品の売れる時間帯

社会人向け商品が売れやすい時間帯は夜が多いです。夜の時間帯に売れる商品はカテゴリーも幅広いです。レディース、メンズに関わらずファッション関係が売れ、家電やコスメやエンタメと何でも売れやすい時間帯ではあります。

朝の時間帯は出勤時間に該当しますが、この時間帯はいいねが付きやすいです。また、お昼の時間帯も昼休みにメルカリを利用するユーザが多く、いいねがつきやすく、まずまずではありますが商品も売れる時間帯です。しかし、最も売れやすいのは19時～22時頃なので社会人向け商品はこの時間帯を狙いましょう。

「専業主婦向け」商品の売れる時間帯

メルカリユーザーは20代～30代が多く、主婦層に売れる商品というのはお子様の有無に関わらず共通しています。特にファッション関係やコスメは主婦層にも人気があります。

主婦の生活スタイルはお子様の有無で大きく変わります。お子様がいる場合、朝は比較的早めです。朝はお子様の通園、通学の準備に追われ、お弁当を用意したりと忙しいです。朝の忙しさから解放されるのは、傾向としては9時～13時ごろになります。午後になってくると子供を迎えに行ったり夕飯の支度をしたりと、また忙しくなります。お子様がいない場合は10時～18時ぐらいがねらい目です。

まとめますと、朝9時～13時または朝10時～18時頃が目安となります。

「学生向け」商品の売れる時間帯

メルカリは学生にも人気があるフリマアプリです。学生は生活スタイルが不規則であり、中には深夜帯にアルバイトをしている学生もいます。大学生だったり専門学生だったりと生活スタイルはさまざまではありますが、メルカリでは学生向け商品はどの時間帯でも売れやすいです。特にアニメやゲームやアイドルといったエンタメグッズは深夜0時以降が売れやすいです。

ただ、学生は経済力があまりないので安めの商品が売れやすいです。学生からの値下げ交渉もよく来ます。まとめますと学生向けの商品は深夜帯のような眠っているであろう時間帯を除けば、比較的どの時間帯でも売れます。

「フリーターや非正規社員向け」商品の売れる時間帯

フリーターや非正規社員であっても、社会人と同じ考え方で問題ありません。19時～22時頃がねらい目です。金銭面は通常の社会人（正社員）と比べると余裕がないと思いますが、メルカリでは高価なものでない限りは積極的に買ってもらえます。

また、夜勤の方もいますので早朝・昼間でも商品が売れることはあります。しかし、全体的に見ると売れ行きが良いわけではありませんのでご注意ください。流行りのエンタメ系商品であれば、時間帯を問わずに深夜帯などに売れることもあります。

最もアクセス数が増えて売れる時間帯

これまで紹介した時間帯の中で、実は商品が最も売れやすい時間帯というのがあります。それは就寝前です。

学生や社会人は通学・通勤時間帯にスマホで商品をチェックすることがありますが、混み合っている電車の中ではゆっくりと商品を見ることができません。また、自転車や自動車通勤の方も当然います。お昼の時間帯も一人でランチタイムをゆっくりしている人ばかりではなく、同僚とお昼ご飯を食べに行ったりすることもあります。そうなると、ほとんどの人が一人でゆっくり商品が見れる時間帯は就寝前となります。

就寝前というと定義が広くなりますが、メルカリのアクセス数が増えるのは22時～0時の時間帯です。実際、メルカリに限らずネットショップでは22時～0時の時間帯が売れやすい傾向にあります。メルカリで出品する人はこの時間帯を一番強く意識するといいでしょう。

メルカリユーザーが商品を購入しやすい時期

メルカリユーザーが商品を購入しやすい時期というものがあります。どのような時期に売れやすいのか解説します。

最も商品が購入されやすいのは25日以降の給料日後

1か月の中で最も商品が多く購入される日があります。それは日本の企業の大半が給料日に設定している25日です。国家公務員は16日～18日頃となりますが、それでもアルバイトやパートも含めると総合的に25日以降が多いです。

逆に、月の中旬から24日にかけては給料日前で金欠な状態にある人が多く、余計な買い物をしない傾向が強いです。これらの傾向はメルカリのユーザーにも同じことが言えます。

高額商品が売れやすいボーナス時期

正社員は年に2回ボーナスが支給されます。多くの場合、6月と12月にボーナスが支給されるので、メルカリでの出品タイミングもボーナス支給日を考慮すると効果的です。例えば8万円のノートパソコンを出品する際、5月頭に出品するよりは5月後半のボーナス支給時期を見計らった方が売れやすい傾向にあります。

しかし、衣服や日用品などといった安価で購入できる商品はボーナス日にはあまり左右されないので、高額商品を出す場合に考慮しましょう。

季節の変わり目は商品を売るチャンス

季節の変わり目は商品を売るチャンスです。たとえば急激に冷え込んだとき、ダウンジャケットといった冬着の需要が高まります。11月頃に出品すると多少高額でも売れることがあります。しかし、12月～1月頃になると、ある程度冬服を揃え始めているので逆に売れにくくなります。この時期は、メルカリに限らずファッションアイテムが売れにくい時期です。

メルカリで売れる時間帯やアクセス数が多い時間帯を解説

メルカリは公式サイトから具体的なアクセス数といった数値が公表されておらず、自分で出品した商品ですらわかる仕組みがありません。そのため、正確なメルカリのアクセス数が多い時間帯というのは取得することができません。

しかし、出品する商品のジャンルにはよりますが、共通的に売れやすい時間帯というものは存在します。売れやすい時間帯というのは、その分多くの人が見て購入してもらえる可能性が高い時間帯です。つまり、アクセス数が多い時間帯と判断できます。メルカリで出品をよくしている人の体験談を中心にアクセス数が多い時間帯についてまとめました。

売れる時間帯とアクセス数の分析結果

メルカリの出品者から、夕方～深夜帯の時間帯は商品が売れやすいという声がよく上がっています。実際19時～0時頃は出品の数が多く、アクセス数が多いと予想できます。中にはメルカリに関するブログ記事のアクセス数を集計したり、または自分が売れた商品の時間帯をグラフにして分析している方もいますが、その結果を見ると22時～23時頃が多いという結果も出ています。

特に売れやすい曜日はない

土日や祝日によく売れるという声はよくあがっています。しかし、中には月曜日が一番売れると答えている方もいれば平日のほうが売れやすいという声も上がっています。このように、曜日に関しては情報がまばらです。メルカリはスマホアプリなので、簡単に閲覧ができます。そのため、休日ではなく平日の夜でも気楽に閲覧することができます。また、個人でアクセス数を分析している方でも月曜日がアクセス数が多かったり売れやすい傾向にあるという結果も出ています。

利用者が少ないが売れる時間帯

朝方の3時～5時頃は出品数も少なく、利用者が少ないです。しかし、売れやすいわけではありませんが、この時間帯でも商品は売れると言う声は上がっています。アクセス数は少ないかもしれませんが、逆に言えば競合が少なくライバルが少ない状態です。ターゲット層によっては逆に利用することもできます。

メルカリで売れる時間帯とカテゴリーごとの商品の関係

商品が売れやすい時間帯はあるのですが、どの商品にも当てはまるとは限りません。大切なのは出品しようとしている商品がカテゴリーにあった時間帯に出品できているかどうかです。

女性向け商品で売れやすい時間、男性向け商品で売れやすい時間とカテゴリーによって時間帯はまばらです。では具体的な例を紹介します。

ゲーム機が売れる時間帯

たとえばゲーム機を出品しようとした際、購入層は大半が男性になります。男性でも特にゲームをやるような層は独身の男性です。このように購入層を考えて、ターゲットを絞っていきます。

ここでは独身男性まで絞り込めたので、次に独身男性はいつメルカリをチェックするのかを考えます。たとえば出勤前はどうか？しかし、早朝の時間帯は出社の支度やらで忙しく、メルカリをチェックするような隙間時間はないでしょう。ではお昼休みはどうか？就寝前はどうか？このようにして、ターゲット層がメルカリをチェックするであろう時間帯を予想します。今回の場合、お昼（12時頃）か就寝前（23時頃）のどちらかに絞れます。

コスメが売れる時間帯

コスメの場合ですが、まずは日常的に使っているコスメか贅沢品かで判断が変わります。例えば日々の生活の中で使用する物であれば、主婦層によく売れます。日焼け止めやスキンケア化粧品などが該当します。逆にシャネルといった高級品は金銭的に余裕が出やすい給料日（25日）以降やボーナス支給日（6月、12月頃）に出品したほうが売れやすいです。

ただ、開封済みの化粧品は品質が低下しないうちの売却が必要なのであまり出品時期に拘り過ぎないことも大切です。

レジャー用品・スポーツ用品が売れる時間帯

レジャー用品とスポーツ用品は日用雑貨とは全く異なる位置付けです。これらは金銭的余裕が生まれる給料日以降、ボーナス支給のタイミングでの出品が望ましいです。

また、これらは比較的若い男性に好まれやすいです。比較的夜に閲覧する人が多いので、夜に出品しましょう。スキーやスノーボードは年末年始の大連休前に需要が上がるので、そのタイミングで出品しましょう。

メルカリでよく売れる商品

メルカリでよく売れる商品を紹介します。

レディースファッション

メルカリの「売れる商品カテゴリー」の中で、レディースファッションが全体の25%を占めています。

洋服はもちろんですが、靴やバッグなどの小物も多く取引されています。

UNIQLOの商品

メルカリで1番取引されているブランドはUNIQLOです。高級ブランドよりもコスパの良いUNIQLOのほうが多く取引されています。

アイドルグッズ

アイドルグッズも多く取引されていますが、効率良く売るコツは「推し変」です。

推し変とは卒業や解散などにより、推しているアイドルが変わることをいいます。この推し変をきっかけにグッズを売り出したり、逆に買い求めたりする動きがあります。

アイドルの解散や、メンバーの卒業などのニュースを見かけた時は、思わぬ収入を得られるチャンスかもしれません。

売れる時間帯にやるべき3つのこと

メルカリの売れる時間帯を把握できたら、次は何をするべきなのか。分析した情報を元に、具体的にやるべきことは大きく分けて3つです。

1.出品価格を見直す

2.商品説明文を見直す

3.商品を再出品してみる

この3つを定期的に計画的に行えばユーザーに見てもらう機会は格段に増えます。3つについて、詳しく説明していきます。

1．出品価格を見直す

出品価格の見直しは定期的に行いましょう。売れる時間帯を考慮していれば頻度は特に決まりはありません。出品を開始してからの販売期間や値下げしてから経過した日数をもとにある程度のルールを作っておくと良いでしょう。また、その商品の価格の相場は適正かということもチェックして値下げを検討すると良いでしょう。

注意点としては、あまり頻繁に値下げしすぎると、買いたいと思っていたユーザーがまた値下げするのではと思い、購入をためらわせてしまう場合もあります。そう思わせないためにも、売れる時間帯を考慮したルールを作って、しっかり管理する事が重要です。

2．商品説明文を見直す

商品説明文を見直す際は、思い切った内容の変更が鍵となります。新着商品として再表示されるには、かなり大幅に内容が変更される必要があります。現在明確な基準は明らかにされていません。大幅に説明文を変更できるような商品であれば、何パターンか用意しておいて、定期的に変更していくのも良いでしょう。
しかし、そこまで極端に説明文を変更するくらいなら、出品し直してしまうのも有効的な手段です。商品の再出品については次の項目で詳しく説明していきます。

3．商品を再出品してみる

出品から一定期間が経過していて、値下げもある程度してしまった商品は、思い切って一度商品を削除してから、売れる時間に再出品してみましょう。

メルカリで商品が売れるには価格ももちろん大事ですがタイミングもとても大切です。前回出品をした時は、たまたま購入希望の方がいなかっただけかもしれません。意外と値下げする前の価格で再出品するとすんなり売れたりもします。

ただし、24時間以内に何度も値下げを繰り返したり、商品情報を編集、再出品したりを繰り返してしまうと、検索の対象外にされてしまう可能性があります。繰り返しにはなりますが、あらかじめ、売れる時間を考慮したある程度のルールを作り、ルールに従い管理していくことが大切です。

メルカリで売れる時間帯に商品を出品できないときは？

これまでの内容をまとめると、メルカリで最も商品が売れやすいゴールデンタイムは20～23時となりますが、もちろん諸事情でその時間に出品するのが難しいこともあります。その場合はどうやって出品するべきでしょうか。

実は時間帯以外にも、いくつか商品を売れやすくするためのコツがありますので、ぜひ試してみて下さい。

1．タグを活用して検索時に商品をヒットさせやすくする
2．商品が良くわかる鮮明な写真を撮る（悪い部分もしっかり載せましょう）
3．発送までの期間は出来るだけ短く設定する

以上3つについて、詳しく説明していきます。

1．タグを活用して検索時に商品をヒットさせやすくする

メルカリで商品を出品すると、商品説明欄に「#（ハッシュタグ）」とキーワードを載せることが出来ます。

ハッシュタグはInstagram、TwitterなどのSNSやネットでよく使われるもので、簡単に説明すると「その投稿が何について記載されたものか」を表すものです。例えばアイシャドウを出品する場合には、「#化粧品」「#アイシャドウ」「#メイク用品」といったタグを載せるとヒットしやすくなります。

また商品と直接関係がなかったとしても、類似商品のキーワードを使うことでより多くの人に閲覧してもらえるようになります。例えば写真のように、ブレスレットを出品するにあたって「#ブレスレット」「#バングル」「#リストバンド」など、似たような意味を持つキーワードも一緒に載せてみて下さい。こうすることで検索時にヒットしやすくなります。

ハッシュタグやキーワードは、使い方次第で近しい商品を求めている人に見てもらえるチャンスが増えますので、うまく活用しましょう。

2．商品が良くわかる鮮明な写真を撮る（悪い部分もしっかり載せましょう）

タグと合わせて商品画像もかなり重要になります。上の写真もアングルは同じなのに印象が違いますよね。写真は撮り方ひとつでイメージが大きく変わります。

きれいな写真を使えば、商品を見てもらえる確率や購入に繋がる確率が高くなりますので、出来るだけ商品の状態が分かりやすい写真を載せましょう。

【きれいな写真を撮るポイント3点】
・明るい場所で撮影
・商品の悪い部分もしっかり載せる（傷や毛玉、シミなど）
・加工しすぎない

まず明るい場所での撮影は必須です。LEDなど明かりが強い蛍光灯の下や、自然光の中で写真を撮るのがおすすめです。暗い写真はそれだけで商品を悪く見せてしまいます。

また商品に傷などがあったときに、隠して載せるのはトラブルのもとになりますので気を付けてください。マイナスになる部分もしっかりと載せておくことで、出品者の誠実さも伝わります。

最後に写真の加工についてです。最近は優秀な写真加工アプリも出ていますが、カラー補正や汚れを目立たなくする加工は不自然になり、逆効果となってしまいます。多少明るさを調整するくらいなら良いですが、あまり加工し過ぎないように気を付けてくださいね。

写真の撮影に慣れてきたら、写真の空いたスペースに「新品・未使用」や「完売商品」といったワードを入れるのも効果的です。他の商品よりも目立つようになりますので、閲覧数アップが期待できます。

3．発送までの期間は出来るだけ短く設定する

発送までの期間を出来るだけ短く設定することで、メルカリで商品を売れやすくすることが出来ます。写真のように発送までの日数を選択できるようになっていますが、理想的な日数は「1～2日で発送」です。

類似商品がたくさんあるような商品を買おうと思えば、金額に差がない場合商品が少しでも早く手に入る方が良いですよね。レアな商品であればそこまで関係ありませんが、競合が多いアパレルやスマホ関連で出品する場合は、発送日数も大きなポイントです。

気を付けていただきたいのは、設定した日数でちゃんと発送しないといけないことです。無理な日数設定をすると大変なので、あくまでも可能な範囲内で設定してくださいね。

24時間以内の発送でスピード配送バッチを獲得しよう

メルカリには配送までのスピードがとても早い出品者に対して「スピード配送バッチ」というものが付くようになっています。「スピード配送バッチ」が付いていることでユーザーに優良な出品者であることをアピールでき、信頼に繋がります。

「スピード配送バッチ」が付く条件は売却済みの商品の内、カウント対象となる商品の平均発送時間が24時間以内を満たしている出品者です。カウント対象になる商品とは発送までの日数を「1～2日」で選択しているものに限られます。

現在、「スピード配送バッチ」がつくことで検索表示の順番が優遇されるなど優遇施策があるという話がありますが正式なリリースはされておりません。

購入者からの「良かった」の評価は購入意欲に関わる

メルカリでは取引が終了した後に出品者と購入者が、お互いの評価をします。この評価制度はとても重要です。

評価は「良かった」「残念だった」の2段階にわかれています。

非常にシンプルな評価方法で、「良かった」の評価をなるべくたくさん取ることが重要です。評価がわかりやすい分、「残念だった」と思わせない気持ちのいい取引を心掛ければ、評価はどんどん上がっていきます。

購入者から良い評価をもらうためには最低限、商品ページに記載された内容やプロフィールに書かれている内容は必ず守って取引をしましょう。

メルカリで売れる時間帯とターゲット層による出品のまとめ

主婦向け、サラリーマン向けと、ターゲット層と時間帯を絞って出品するやり方を本記事では紹介しました。一般的に考えるとこのやり方は合理的であり、正しいです。しかし、その時間帯に出品したからといって必ず優位に立てるのかというとそうではありません。なぜなら、他の人も同じように考える方が多く、その分商品の競合が起きやすいためです。

もちろん、人が多い時間帯に出品するという考え方は非常に有効であり、効果的な考え方ではあります。実際、このやり方で売り上げが上がった方もいらっしゃいます。ですが、意識的に出品時間をずらし、競合する可能性を減らすといった考え方もできます。あまり競合等を気にしないのであれば、単純にアクセス数が多い時間帯に出品するのがベストです。