メルカリの売上金を現金に換える方法とは?注意点も併せて詳しく解説!

メルカリで商品が売れたとき、売上金をどのように受け取るのか気になる方も多いかと思います。実は、自身の口座に直接振り込まれるわけではありません。現金化したい場合は、別途、手続きを行わなければならないのです。

本記事では、メルカリでアイテムを売って得た利益を現金化する方法や、その際に留意しておくべきポイントを詳しく解説していきます。興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

目次

売上金の使用方法

この項目では、売上金の活用方法について詳しく解説していきます。

メルカリの売上金を使う方法は、大きく分けて3通りあります。いずれの方法にもメリットとデメリットがあり、その特性をよく理解して選択をしなければなりません。

メルペイに入金する

売上金は、メルペイに直接入金することが可能です。メルペイとはスマホ決済サービスの一種です。本人確認と口座の登録を済ませれば自動でチャージすることができ、うっかり手続きを忘れたというような心配がありません。

ただし、メルペイは対応している店舗でしか使うことができないので、注意してください。この点から、使用したい目的によっては不向きな場合もあります。

現金化する

売上金は、手続きを行えば現金に換えることができます。一度現金にすれば、多種多様な使い道に対応できるのが大きなメリットです。

ただし、手続きの際には手数料を取られるので気を付けましょう。現金化する場合は、ある程度まとまった金額になってから申請することを推奨します。

ポイントに変える

メルカリで得た収益は、サイト内での買い物に使えるポイントに変換できます。口座の登録や本人確認をしなくても手続きが行え、手軽さを求める方に適しています。また、手数料がかかることがないので、経済的とも言えるでしょう。

ただし、ポイントはメルカリでの買い物にしか使えないため、その他の用途を検討している方には向きません。

メルカリにおけるポイントの種類

メルカリのポイントは、2種類に大別されます。ひとつは「無償ポイント」、そして、もうひとつが「有償ポイント」です。

どちらも1ポイント1円として換算され、使用に際して特に大きな差はありません。しかし、その性質には多少の差が見られます。この項目では、2つのポイントの違いについて、詳しく解説していきます。

無償ポイント

無償ポイントは、有償のものに比べて、有効期限が短くなっています。また、他人への譲渡ができないのも大きな特徴です。

無償ポイントを入手する条件として、キャンペーンへの参加や、友人の招待などが挙げられます。期限は180日ほどであることが多いものの、それよりも短いケースもあります。ですので、無償ポイントを入手した際は、早めに使い切ることをおすすめします。

有償ポイント

有償ポイントは、売上金を変換することにより手に入ります。有効期限は1年ほどと、無償のものに比べて約2倍長くなっています。また、家族や友人に譲渡することも可能です。

自分で買い物をする予定がない場合でも、ポイントが有効活用できるのが大きなメリットです。

現金化の手順

この項目では、収益を現金化する方法について、詳しく解説していきます。売上金を現金化する方法は、大きく分けて2種類あり、ひとつは「アプリから手続きを行う方法」、そしてもうひとつが「WEBから手続きを行う方法」です。

どちらも申請の手順に大きな差はありませんが、「アプリでかんたん本人確認」が済んでいる場合は、WEBからの申請が行えないので注意してください。アプリからの手続きであれば、問題ありません。

アプリから手続きを行う場合

まずメルカリのアプリを起動して、マイページにアクセスします。続いて「売上金・ポイント」の「振込申請」をタップしてください。

次に、「振込申請して現金を受け取る」を選択し、自身の口座情報を打ち込んだら、「次へ」をタップします。

情報に間違いがないかどうかを確認し、「はい」を選びましょう。

入金したい金額を打ち込んだら、「確認する」をタップします。

内容が合っているかどうか確認し、間違いがなければ「振込申請をする」をタップしてください。以上で手続きは完了です。

なお、振込先の口座がゆうちょ銀行である場合は、以上の手順に加えて「お急ぎ振込」を利用するかどうかを選択する必要があります。

WEBから手続きを行う場合

続いて、WEBから手続きを行う場合について解説します。まず、メルカリのトップページにアクセスし、画面右上にある自分のアイコンをクリックして「マイページ」へ移動しましょう。

次に、左メニューの「売上・ポイント」から「振込申請」を選択します。

「振込申請して現金を受け取る」を選択したら、自身の口座の情報を打ち込んでください。

内容に誤りがないかチェックしたら、「次へ」を選択します。

希望の金額を打ち込み、「確認する」をクリックしましょう。最後に、内容が間違っていないかどうか確認をし、「振込申請をする」をクリックすれば、手続きは完了です。

現金化の際に気をつけるべき点

売上金を現金化する際は、いくつか気をつけるべき点があります。例えば、申請可能な期間が決まっていたり、手数料が設定されていたりなどといった点が挙げられます。

これらの注意点についてよく理解していないと、損をする可能性があります。事前に、リスクについてよく理解しておくことが大切です。

この項目では、現金化をするにあたって、特に注意した方がよいポイントを3つほど紹介していきます。

申請には期限がある

振り込み申請には、有効期限が設定されています。期間を過ぎると売上金が失効する恐れがあるので、十分注意しましょう。

ただし、あらかじめ口座の設定を済ませている場合は、その限りではありません。期限が過ぎたら、自動的に振り込みが行われます。

有効期限が過ぎて売上金を失ってしまった場合は、新たに口座の登録を行った上で、事務局に直接問い合わせてみましょう。問い合わせることで、失った売上金が返ってくる可能性があります。

手数料がかかる

売上金を現金化する際には、その都度200円の手数料がかかります。これは、利用する銀行の種類や出金する値段にかかわらず、一律で同じ金額となっています。

したがって、申請を行う金額が少ないと、大半が手数料として取られることもあります。加えて、申請金額が200円に満たない場合は、そもそも手続きすら行うことができません。

なるべくお得に現金化をしたい場合は、ある程度まとまった金額を申請するようにするか、もしくはメルペイにチャージすることを推奨します。メルペイに入金する場合なら、手数料は発生しません。

ただし、メルペイは提携店でしか使えないというデメリットがあります。それ以外の目的で売上金を利用したい場合には不向きです。

あらかじめ売上金の使い道が決まっている場合は、それに合わせた方法で出金するようにしましょう。

すぐに振り込まれるわけではない

手続きをしてから実際に入金されるまでには、ある程度の期間を要します。メルカリによって決められたスケジュールにしたがって、振り込みが行われるからです。土日や祝日を挟むと、さらに時間がかかります。

現金化の申請を行う際には、実際に収益を使いたい日に間に合うよう、余裕を持って申請しましょう

なお、ゆうちょ銀行を利用する場合には、お急ぎ振込を利用することができます。ただしその際には、通常の振り込み手数料に加え、さらにお急ぎ振込分の費用が加算されます。

料金はそれぞれ200円で、合計400円もの費用がかかる計算になります。かなりの金額になるので、どうしても必要なときにのみ利用するようにしましょう。

お急ぎ振込利用時のスケジュールを確認したい方は、メルカリのヘルプページを確認してください。

なお、ゆうちょ銀行のお急ぎ振込サービスは、WEBからの手続き時には選択することができません。利用したい場合には、アプリから手続きを行うようにしてください。

参考:お急ぎ振込とは – メルカリガイド

参考:振込スケジュール – メルカリガイド

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売上金の現金化についてのFAQ

この項目では、売上金を現金化する際のよくある疑問と、その回答をいくつかご紹介していきます。

振り込み申請に関して、分からないことがあったり困っていることがある方は、ぜひ参考にしてください。

2種類以上の口座を登録することは可能?

メルカリでは、口座を1つしか登録することができません。では、別の口座を使いたい場合には、一体どうしたらよいのでしょうか。

別の銀行口座を使用したいときは、その都度登録情報を設定し直さなければなりません。手間がかかる作業なので、どうしても必要な場合以外は、同じ口座を使い続けることを推奨します。

登録している口座を変更したいときは?

登録口座を変更したい時には、既にあるデータを削除して、新しく登録手続きを行う必要があります。口座の削除方法は、以下の通りです。

まず、メルカリのアプリを起動します。その後「支払い」→「メルペイ設定」と進み、「銀行口座」をタップしてください。

「銀行口座の管理」を選択したら、画面右上の「編集」を選びます。

該当の口座をスライドすることで、削除することが可能です。なお、口座の削除はアプリからしか行うことができませんので、WEBからメルカリを利用することが多い方は注意してください。

現金化の期限は何日まで?

収益の振り込みを申し込むことが可能な期間は、180日とされています。期間を過ぎたら失効するので、十分注意してください。

失効が心配な方は、あらかじめ口座登録を行っておきましょう。登録が済んでいれば、期限が過ぎた売上金は自動的に振り込まれます。これで、うっかり手続きを忘れていたという心配がなくなります。

ただし、売上金が200円に満たない場合は、手数料が支払えないため、自動振り込みが行われません。失いたくない場合は、ポイントに変換してすぐに消費するか、もしくはメルペイに入金しておきましょう。

いずれにせよ、期限に追われたくないという方は、本人確認を済ませることをおすすめします。本人確認をすれば、収益に有効期限がつかなくなるため、長い期間放置していても失う心配がなく、安心してサービスを使うことができます。

出金をするにあたって本人確認は必要?

本人確認をしていなくても、売上金を出金することはできますが、利用方法の選択肢が少なくなります。例えば、メルペイに入金したい場合には、本人確認を済ませておかなければなりません。

以上の理由から、売上金をお得に活用したいのであれば、本人確認を行った方がよいでしょう。

本人以外の口座を使用してもよい?

設定する口座の名義は、本人のものでなければなりません。たとえ家族であっても、自分以外の人物名義の口座は、登録することができないので気をつけましょう。

また、本人の口座だとしても、名字が異なるケースでは登録不可となります。設定を行う際には、現在使用している姓の名義の口座を使用しましょう。

現金化する際には正しい方法で手続きを行う必要がある

売上金を現金化すれば、多様な使い方に対応することができ、非常に便利です。ただし、手数料がかかったり、すぐに使うことができなかったりといったデメリットもあります。使い道に応じて、最も適した方法を選択することが重要です。

また、現金化の手続きは、正しい方法で行わないと出金することができません。例えば、登録する口座は必ず本人名義のものでなければならなかったり、180日の申請期限が設けられている場合があったりなど、留意すべき点がいくつかあります。売上金に関する仕組みを理解していないと、最悪の場合、失効する恐れがあるため注意してください。

万が一収益を失った際は、口座の設定を行った後に、事務局に問い合わせを行いましょう。売上金を戻してもらえる可能性があります。売上金を失わないよう、正しい知識を身につけておきましょう。

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