メルカリで追跡番号を教える方法！追跡可能な発送法や追跡できない理由も詳しく解説！

メルカリで購入した商品を追跡できるのをご存知でしょうか。買った商品がいつ届くのかは、だれもが気になるところです。物によっては届くタイミングを見計らって自宅で直接受け取りたいことがあるかもしれません。そんなときに便利なのが、追跡サービスです。

そこで今回は、メルカリで追跡番号を教えてもらう方法や、追跡可能な配送方法、追跡できないときの原因について詳しく解説します。

追跡可能な4つの発送方法をご紹介

メルカリで商品を追跡できる方法は、主に4種類あります。

・らくらくメルカリ便　

・ゆうゆうメルカリ便　

・梱包・発送たのメル便　

・クリックポスト・レターパック　

とくに上から3つ目まではメルカリがユーザーの利便性を高めるためにヤマト運輸や日本郵便と共同で提供している配送サービスになります。

追跡はもちろん、それ以外にもメリットがたくさんあるので、これからメルカリを利用するならぜひ押さえておきたいところです。

出品者に頼んで自分好みの配送方法に変更してもらったり、こちらから指定できたりすることもあるので、各方法の利点を覚えておくことをおすすめします。

【ヤマト運輸】らくらくメルカリ便

ヤマト運輸がメルカリと連携して提供しているのが、「らくらくメルカリ便」です。

具体的には、以下の3つのメニューが用意されています。

・ネコポス

・宅急便コンパクト

・宅急便

アプリからの追跡が可能で、それ以外にも以下のような特徴があります。

・匿名配送

・全国同一料金→「ネコポス」210円/「宅急便コンパクト」450円/「宅急便」750〜1,700円（サイズや重量による）

・宛名書きが要らない

・自宅まで集荷に来てもらえる（ネコポス以外）

「匿名配送」というのは、出品者も購入者も住所や氏名といった個人情報を相手に知られずに発送したり、受け取ったりできるサービスです。

メルカリは便利なサービスですが、基本的に取引する相手は見ず知らずの人ばかりです。取引をする中で誤解があったり、不満を持たれたりして、その後ストーカーや嫌がらせにあう危険性は否定できません。

そんな場合を想定して、匿名配送を利用すると非常に安心です。メルカリが大変多くのユーザーに愛用されている理由の一因は、この匿名配送にあるといっても過言ではないでしょう。

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【日本郵便】ゆうゆうメルカリ便

日本郵便がメリカリと連携していて提供しているのが「ゆうゆうメルカリ便」です。

こちらもアプリを使って追跡可能で、具体的には、以下の5つから選ぶことができます。

・ゆうパケット

・ゆうパケットポストmini

・ゆうパケットポスト

・ゆうパケットプラス

・ゆうパック

追跡サービスに加えて以下のようなメリットがあります。

・匿名配送

・全国同一料金→「ゆうパケット」230円/「ゆうパケットポストmini」160円/「ゆうパケットポスト」215円/「ゆうパケットプラス」455円/「ゆうパック」1,200〜1,900円（サイズによる）

・郵便ポストから投函可能

・宛名書きが要らない

【ヤマト運輸】梱包・発送たのメル便

家電や家具といった大型の商品を送る際に便利な「梱包・発送たのメル便」も、ヤマト運輸とメルカリの連携による配送方法です。

こちらもアプリから追跡できるだけでなく、匿名配送が可能で、梱包と発送を一貫してお任せできるとても便利で安心なサービスです。

料金はサイズによって1,700〜33,000円となっています。

【日本郵便】クリックポスト・レターパックライト・レターパックプラス

こちらは、上記３つのサービスと異なり日本郵便が単独で提供している配送方法です。

追跡は、アプリを使うのではなく、毎回発行される追跡番号を使った独自の「郵便追跡サービス」を利用します。

・クリックポスト・・・全国同一料金　宛名書きも切手も不要

・レターパックライト・・・全国同一料金　切手不要　土日関係なく配達可能

・レターパックプラス・・・全国同一料金　切手不要　対面での受け取りが可能

参考：【日本郵便】郵便追跡サービス「個別番号検索」

追跡の方法

続いて実際に荷物を追跡するにはどの様にするとよいのか、解説しましょう。

配送方法によってやり方が異なるので注意してください。

アプリから追跡

「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」「梱包・発送たのメル便」は、アプリを使って追跡します。方法は以下の通りです。

アプリを開いて「マイページ」をタップしてください。

「出品した商品」か「購入した商品」をタップします。

「取引中」をタップしてください。

追跡を希望する商品を選んでタップします。

選んだ商品のステータスが表示されます。

追跡番号で確認

配送を依頼するたびに発行される「追跡番号」を使います。

日本郵便は、クリックポスト・レターパックライト・レターパックプラス以外の「ゆうゆうメルカリ便」でも下記の「郵便追跡サービス」から追跡可能です。

「らくらくメルカリ便」は、下記のヤマト運輸「荷物お問いあわせシステム」を使って追跡できます。

参考：【日本郵便】郵便追跡サービス「個別番号検索」

参考：【ヤマト運輸】荷物お問い合わせシステム

ステータスとは

メルカリに限らず、AmazonをはじめとするECサービスでは、しばしば「ステータス」という言葉が使われます。これは、配送された商品が、どこでどんな状況にあるかを意味します。

メルカリの追跡で使われるステータスは、6種類になります。

・発送済み・・・出品者が荷物の発送手続きを完了した

・輸送中・・・郵便局やヤマト運輸の営業所など発送依頼を受け付けた店舗から、購入者の最寄りの配達店に向けて輸送している途中

・配達中・・・購入者の最寄りの配達店から、自宅など申請した住所へ運んでいる途中

・店舗着荷・・・指定した店舗に荷物が届けられた状態（コンビニや郵便局を指定した場合に限る）

・配達済み・・・配達が完了した状態

・調査・・・住所がわからないなどの理由でドライバーや配達業者が調査をしている状態

【注意】追跡できない発送方法もある！

メルカリで利用される配送方法の中には、残念ながら追跡ができないものあります。

商品の種類や出品者の都合など、理由はさまざまですが、追跡できないと知っていると焦らずにすむかもしれません。予備知識として、認識しておいてください。

定形郵便物・定形外郵便物

日本郵便の「定形郵便物」と「定形外郵便物」の定義は、以下の通りです。

定形郵便物→50g以内　最大　23.5 ×12 ×1cm　最小　14×9cm

定形外郵便物→【規格内】　1kg以内　34×25×3cm

                     【規格外】　４kg以内　最長辺が60cmで3辺の合計が90cm以内

　　　　　　　または、円筒形かそれに似た形で、直径3cm・長さ14cmのもの

　　　　　　　あるいは、14×9cmのもの

ゆうメール

日本郵便の「ゆうメール」は、34cm×25cm×3cmで1kg以内の荷物に対応可能です。

全国同一料金で、

・〜150g・・・180円

・〜250g・・・215円

・〜500g・・・310円

・〜１kg・・・360円

郵便ポストでも郵便局でもどちらからでも送ることができます。

以下のようなオプションサービスがあります。

・速達

・書留

・特定記録

・代引き

・配達日指定

・着払い（返品に便利）

包装の一部に無色透明なフィルムをつけたり、郵便局で内容品の見本を見せたりするなどして中身が確認可能な状態にしなければなりません。

ミニレター・スマートレター

日本郵便の「ミニレター」は、25g以内の写真やシール、ポストカード、トレカなどの薄いものを送る際に便利です。

ただし、25gを超えてしまうと「定形外郵便物」となります。

追跡でないときの原因は？

ここで改めて追跡できない場合の原因について、まとめておきましょう。

対処のしようがないケースもありますが、場合によっては追跡できることもあります。いずれも難しくはないので、ぜひ覚えておいてください。

追跡可能なサービスを利用していない

上記で紹介したような追跡（トラッキング）サービスを利用した配送方法でない場合は、基本的に商品を追跡することはできません。

追跡情報がまだ反映されていない

商品が発送されても、追跡情報が確認できるまでに、システムの都合である程度の時間がかかります。長い場合は2日くらいかかることもあります。

そのため、追跡情報が反映される前のタイミングで確認してもステータスが表示されないことがあるのです。この場合は、しばらく経ってから再確認すると表示されるので心配ありません。

追跡番号を教えてもらっていない

追跡番号は、商品を発送した出品者しか知ることができません。よってもし、追跡番号を教えてもらっていない場合、購入者がステータスを確認するすべはありません。

追跡番号が間違っている

出品者から教えてもらった追跡番号が誤っている場合もステータスを確認することはできません。その疑いがある場合は、再度出品者に追跡番号を確認するようにしてください。

5日経過したら問い合わせを

発送通知が届いてから5日を過ぎても商品が到着しない場合は、各業者に問い合わせるようにしてください。

商品が届かない理由としては以下のようなケースが考えられます。

・出品者あるいは購入者が、沖縄や北海道、離島といったエリアに住まいしている

・悪天候のために遅れている

・誤配送された（間違ってどこに配送されたかを確認し、送り直すのにかなりの時間がかかるケースがあります）

・家族や同居人が商品を受け取っているが、報告をうけていない（忘れている）

参考：【ヤマト運輸】お問い合わせ

参考：【日本郵便】郵便追跡サービス「個別番号検索」

確実に追跡する方法

自分が購入者の立場であれば、シチュエーションによっては商品を追跡できると安心でしょう。出品者なら、購入者が追跡しやすいように配慮すると喜ばれるはずです。

そこで最後に、確実に追跡できる方法を紹介します。とくに急ぎで入手したいとか、自宅で直接受け取りたい場合などに心掛けてみてください。

追跡できる方法で送る・送ってもらう

もし、出品者が「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」「クリックポスト」「レターパックライト」「レターパックプラス」といった追跡可能な方法での発送を考えていないようなら、事前に追跡方法を変更してもらえるように頼んでみましょう。

コメントを使って丁寧にお願いすれば、快く変更してもらえることもあるので、遠慮せずに依頼してみてください。その際は「大変お手数ですが・・・」とか「ご面倒をおかけしますが・・・」という一言を添えてへりくだる姿勢を見せることがポイントです。上から目線の言い方にならないように注意してください。

自分が出品者の場合なら、特別の事情がない限り追跡可能な配送方法を選択する方が、多くのユーザーに買ってもらいやすくなるのでお得でしょう。

必ず追跡番号を教える・教えてもらう

出品者が追跡可能な発送方法を選択している場合でも、必ず追跡番号を教えてもらうようにコメントでお願いしておきます。

すると発送通知と同じタイミングで追跡番号を知ることができるでしょう。

自信が出品者なら購入者から何も言われなくとも、発送通知とともに追跡番号を教えるようにすると、親切な出品者として高評価を得られることもあるでしょう。するとリピーターを獲得しやすくもなるのでおすすめです。

まとめ

メルカリで購入した商品を追跡したいなら、メルカリ便（「らくらくメリカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」）がおすすめです。

アプリで簡単に追跡できるだけでなく、匿名配送ができ、宛名記入が不要、住所に関係なく同一料金でしかも非常に安価です。

もし出品者が別の配送方法で送ろうとしている場合は、メルカリ便への変更を依頼してみるのもよいでしょう。

自分だけでなく相手にとってもメリットが多いため、遠慮する必要はありません。へりくだって丁寧な言葉でお願いしてみると快諾してくれることも多いです。

追跡可能なサービスを利用して、気持ちよくメルカリでのショッピングを楽しんでください。