PayPalでも使えるVプリカの概要や返金方法などを解説!

みなさんはVプリカをご存じでしょうか。Vプリカは、インターネット決済で利用できるプリペイドカードで、クレジットカードの代わりになる便利なカードです。また、PayPalに登録して使うこともできます。

この記事では、そんなVプリカをご紹介します。この記事を読んで、Vプリカを上手に使いこなせるようになってください。

目次

Vプリカのメリット

Vプリカは、VISAブランドのクレジットカード感覚で使えるプリペイドカードの一種です。まずは、Vプリカのメリットからご紹介します。

「クレジットカードを持っていない」または「持ちたくない」場合でも使える

インターネットでの決済はクレジットカードで行うことが大半です。様々な理由からクレジットカードを持っていない人、持ちたくない人はいますが、不便に感じることもあるでしょう。

「クレジットカードはないけど、ネットショッピングはしたい」、そんなときは、クレジットカードと同様に使えるVプリカが便利です。ただし、Vプリカの支払い方法は1回払いのみで、分割やリボ、ボーナス一括などは利用できません。

発行時に審査されることもなく、日本に住んでいる18歳以上の人であれば誰でも使うことができます

また、Vプリカギフトであれば、通常のVプリカの場合に必要なアカウント登録すら不要で、すぐに使うことができます

使い過ぎを心配する必要がない

Vプリカは、クレジットカード気分で使用することができますが、あくまでもプリペイドカードですから、事前に購入した金額以上は使えません。したがって、自分で使ってもいいと思う金額を設定して、その範囲内でVプリカだけを使うようにすれば、使い過ぎることもありません。

「クレジットカードを使うと、ついつい使い過ぎて後で困る」という人は、Vプリカを使うようにすれば使い過ぎを防げるでしょう。

買ってすぐ使えてプレゼントもできるVプリカギフトもある

Vプリカには、コンビニやVプリカOnline Shopなどで買えるVプリカギフトもあります。アカウントを登録することなく使えますし、プレゼントすることもできます。オリジナルデザインを施すことも可能な法人向けのカードもあります。

ただ、アカウントを登録することなく使えますが、登録しておけば、残高の合算ができたり、現在のカード番号を廃止して新しいカード番号での再発行ができたりして一層便利です。

なお、カードの再発行は、初めて海外のネットショップを利用した後でカード情報の流出が気になるといったときに利用します。

PayPalでVプリカを使う方法

PayPalは、海外の通販サイトで多く利用されているオンライン決済サービスです。クレジットカードや銀行口座をPayPalに登録しておけば、ショップに直接クレジットカード番号等を通知することなくオンライン決済ができるようになります。

最近では国内のサイトでも使えるところが増えましたが、海外のサイトで広く使われているので、海外通販で買い物をしたい人にオススメです。

この項目では、そんなPayPalでVプリカを使う方法を解説します。

Vプリカを購入する

通常のVプリカの場合は、アカウント登録が必要です。Vプリカのホームページの右上に「アカウント開設」のボタンがあるので、まずはここからアカウント登録を済ませましょう。

会員専用ページ(Myページ)でVプリカの購入ができます。この際の決済手段は、VISAMastercardブランドのクレジットカード、またはライフカード、及びインターネットバンキングとなります。

コンビニの店頭に設置されたマルチメディア端末でもVプリカは購入できます。この場合は現金で支払います。セブンイレブンやローソンなど、主要なコンビニで購入可能です。

ネットで購入する場合は、500円から30,000円までの8種類の券種が購入できます。購入する際の金額には、それぞれ200円が加算されます。つまり、500円券の購入金額は700円ということになります。ただし、ライフカードを使って購入すると200円OFFになるので、使える金額と同じ金額でVプリカが買えます。

コンビニで購入する場合は券種が少なくなり、2,000円から10,000円までの4種類になります。購入金額は5,000円までは200円加算ですが、7,000円券は280円加算、10,000円券は390円加算となります。高額券の場合は、ネットで買うよりも割高になっています。

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購入したVプリカをPayPalに登録

まずは、PayPalのアカウント登録を済ませておいてください。

Vプリカの登録方法は、まずPayPalにログインして、「ウォレット」→「クレジットカード・デビットカード登録」を選びます。Vプリカはクレジットカードと同様に扱われるからです。後は、表示された画面の指示に従ってVプリカの情報を入力してください。

カードの確認手続を済ませる

VプリカをPayPalに登録した後は、そのカードが本人のものであることを確認するための「カードの確認手続」を済ませておきましょう。

PayPalにログインして、「ウォレット」→「カードの確認」→「コードを取得」を選びます。

コードはカードの利用明細に記載されます。登録したカード宛にPayPalから200円が請求されるので、利用明細を確認してください。そこに4桁のPayPalコードが記載されているので、先ほどと同様に「カードの確認」を開き、コードを入力してください。これでカードの確認は終了です。

引き落とされた200円は、カードが確認されるか、コードが使用されないまま75日が経過すると返金されます。

PayPalに登録したVプリカで決済した場合の払い戻し・返金手続

この項目では、PayPalに登録したVプリカでネット決済した商品をキャンセルした場合の返金について解説します。

Vプリカで支払った代金の払い戻し時の返金先はVプリカ

PayPalのアカウントには入金もできるようになっています。現在のところ、日本では自分のアカウントに自分で入金することはできませんが、他人から送金されたお金はPayPalのアカウントに入金されます。

しかし、PayPalに登録したVプリカで支払った代金が返金される場合は、返金先はPayPalアカウントではなく、Vプリカになります。

Vプリカの払い戻しや返金処理にかかる期間は?

返金にかかる時間は、ショップの対応や返金処理の方法によって幅があります。

商品を間違えて注文し、すぐにキャンセルした場合、ショップ側が素早く処理してくれれば、Vプリカ側で取消情報を確認した後、数日で返金処理がなされます。

Vプリカの払い戻しや返金には60日以上かかる場合も

ただ、返金処理がなされるケースには、もう一つのパターンがあります。

Vプリカによる決済では、一旦仮のデータで引き落としの処理がなされ、後から送られる正式な売り上げデータで処理が完了します。

しかし、この正式な売り上げデータがVプリカに送られないまま一定の期間が経過すると、自動的にキャセル扱いになり、返金処理がなされます。このパターンで返金される場合、期間の経過を待つ必要があるため時間がかかります。

この期間は、海外サイトの場合でVプリカ利用日から15日、国内サイトの場合で利用日から60日とされています。つまり、この場合は、商品を注文してから60日経過することでキャンセル扱いになり、返金はその後数日経ってからということになるのです。

なお、このパターンでの返金処理となる場合は、Myページの「カード情報」中の「利用明細」のステータス欄が「*」になっています。

Vプリカでなかなか返金なされない場合の確認先

ステータスが「*」になっていても具体的にいつ返金されるかが気になる場合もあるでしょう。

このような場合は、ライフカード Vプリカ専用ダイヤルに連絡してみましょう。

電話番号は045-279-1515、受付時間は10:00~17:00です。土日祝日と年末年始(12月30日から1月3日)は、問い合わせを受け付けていません。

Vプリカで支払った代金の返金先は同じ番号のVプリカに

返金先となるVプリカは、決済を行ったのと同じ番号のものです。複数のVプリカを持っている場合でも、任意のVプリカに返金してもらうことはできないので気を付けましょう。

返金によってカードの残高が中途半端になってしまう場合は、この後説明する残高の合算で対応してください。

Vプリカの残高が足りないときの対処法

プリペイドカードであるVプリカには、電子マネーと違ってチャージ機能はありません。したがって、カードの残高が少なくなると、そのままでは欲しいものが買えないケースがでてきます。

また、購入できるVプリカの券種は、ネットの場合で30,000円券まで、コンビニに至っては10,000円券までしかありません。そのままでは、これ以上高額なものの決済はできないことになります。

そこで、Vプリカには残高を合算するという仕組みが設けられています。

残高合算の手続と注意点

Vプリカの残高合算を行いたいときは、コンビニやインターネットでVプリカを追加購入してください。

追加購入した後は、Myページの「カード情報」にある「残高合算」のボタンをクリックします。

合算するVプリカは、5枚まで選べます。新しいカードに名前を付け、カードデザインを選んで「確認」すると合算されます。

ただ、残高合算ができるのは同じアカウントに登録したVプリカのみです。別のアカウントで登録したカードの残高は合算できません。

なお、残高を合算した場合は、合算に使ったVプリカの一つに残高がまとまるわけではなく、新しいカードが発行されます。カード情報も新しくなりますから、PayPalなどの利用サイトに登録した情報を更新し忘れないよう注意してください。

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Vプリカを利用する際のポイント・注意点

この項目では、Vプリカを上手に使うためのポイントや注意点について解説します。

Vプリカの残高合算には上限あり

先ほども出てきた残高の合算ですが、合算できるのは10万円までとなっています。

Vプリカは1つのアカウントに10枚まで登録することができますが、1つのVプリカには10万円までしか残高を増やせないので、これ以上高額の決済をする際は使えません。

なお、1つのアカウントに登録できるVプリカには残高がゼロのものは含まれず、利用できる残高があるVプリカの枚数の合計が10枚までとなります。

ちなみに、購入枚数自体には制限はないので、コンビニでVプリカを10枚以上購入することは可能です。

有効期限に要注意

購入後1年を経過したその月の月末でVプリカは有効期限が切れます。この期限を過ぎると残高が残っていても使えなくなるので気を付けてください。期限切れになった場合、残高の払い戻しは行ってくれませんし、有効期限の延長もされません。

期限切れによる失効を防ぐには、Vプリカを追加購入して残高合算することです。そうすれば、有効期限がその時点から1年延長されます。

まとめて購入すればおトク

前述のとおり、Vプリカをネット購入した場合、500円券の購入価格は700円、30,000円券の購入価格は30,200円になります。200円は手数料のようなものですが、金額が増えても手数料は一定です。したがって、一度にまとまった金額を買った方がおトクです。

コンビニ購入の場合だと、5,000円券までは200円加算、10,000円券は390円加算ですから、5,000円以下の券を複数購入するよりは、10,000円券を1枚買った方が少しだけおトクです。

ただし、Vプリカには有効期限がありますし、一度購入したVプリカは返品・返金ができません。使う予定がないVプリカを購入しても結局は損をすることにもなりかねません。

上手に購入するには、1年間に使用する金額を計算した上でその範囲のVプリカを一括購入するのが好ましいでしょう。

Vプリカの払い戻しやポイントを押さえて上手に使おう!

今回は、VプリカをPayPalで使う方法や、上手な使い方などについて解説してきました。

クレジットカードの代わりになるVプリカは、単なるプリペイドカードとは違った使い勝手の良さがあります。

実店舗では使えないという欠点はありますが、ネットショッピングには便利なカードです。まだ使ったことがないという人は、是非一度この記事を参考にVプリカを使ってみてください。

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この記事を監修した人

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