楽天の期間限定ポイントを最後の1ポイントまできっちり消化する方法

この記事のテーマは、楽天の期間限定ポイントを消化する方法です。楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントがあります。

期間限定ポイントというのは、その名の通り、有効期間が限られているポイントで、有効期間が経過すると失効してしまいます。期間の延長もありません。以下では、貯まった期間限定ポイントを有効活用して、最後まで使い切るための方法を解説するので、参考にしてください。

目次

期間限定ポイントの使い道

まずは期間限定ポイントの使い道についての総論的な話から始めます。使い切れないポイントがある人は、ポイント消化のために以下の情報を役立ててください。

有効期限がない金券類を購入する

楽天市場には、商品券販売センターという金券類を扱っているショップがあります。こういったところを利用して、貯まっている期間限定ポイントで、有効期間がない、あるいは十分に長い金券類を購入すれば、期限切れの問題は解消します。

具体的には、デパートなどで使える「三井住友カードVJAギフトカード」や、飲食店などで使える「全国共通お食事券 ジェフグルメカード」、書店で使える「図書カードNEXT」といったものがあります。

この方法は、手軽に楽天の期間限定ポイントを消化することができますが、購入時には金券の額面以上のポイントを消費するのが欠点です。金券によっても異なりますが、大体券面額の5%~10%程度割り増しした金額で販売されているからです。送料も別途かかります。

このように金券類の購入は、貯まったポイントを短時間で一気に使うには便利な方法ですが、多少ポイントが無駄になる方法でもあります。有効期限切れまで時間がなく、貯まっているポイントが多い場合におすすめです。

楽天ポイントカードの加盟店で、商品を購入・サービスを利用

次は、楽天ポイントカードでポイントを使って消化する方法です。楽天ポイントカードは、楽天グループの色々なサービスで使えます。

また、楽天のポイントは、ポイント加盟店でも使えます。楽天グループで使い道が見つからないときは、他に使いたいお店がないか探してみましょう。

楽天ポイントカードのサイトの使えるお店のページには、ポイントを使ったり貯めたりできるお店がまとめて掲載されています。

なお、楽天のポイントが貯まるカードには、ポイントを貯めたり使ったりするだけのための「楽天ポイントカード」の他に、電子マネー楽天Edyの機能が付いたカード、クレジット機能が付いた「楽天カード」もあります。

楽天のクレジットカードを持っている人は、改めてポイントカードを作らなくても、ポイントを貯めたり使ったりできるので是非利用してください。

スマホで使える「楽天ポイントカードアプリ」もあります。

楽天ペイで普段の買い物に使う

最近ではキャッシュレス決済も一般的になってきましたが、「楽天ペイアプリ」を使うと、スマホで簡単に決済ができて、楽天のポイントも使えます。

セブンイレブンやファミリーマート、ローソンといったコンビニや、ドラッグストア、飲食店など、楽天ペイが利用可能な店舗はどんどん増えているので、便利に使えます。普段の買い物を楽天ペイで支払って、その際に楽天ポイントを優先的に使うようにすれば、期間限定ポイントが有効期限を迎える前に使い切ることは難しくありません。

ギフトとしても使える「楽券」

楽券(らっけん)」というのは、楽天市場で買えるギフト券の一種です。店舗ごとに購入して使うタイプのギフト券で、三井住友カードVJAギフトカードのように店舗共通で使えるものではありません。

具体的には、すき家の牛丼並盛×5食とか、メガネスーパーの1,000円券といったものが販売されています。

有効期間も長くないので、使い勝手はあまり良くありませんが、紙のチケットではなくデジタルチケットで発券されて、LINEやメールなどで友人などにギフトとして贈ることができるのがメリットです。

期間限定ポイントの特徴について解説

ここで期間限定ポイントについて、改めて詳細を解説します。期間限定ポイントがどんなものなのか、よく分からないという人は以下の内容をお読みください。

通常の楽天ポイントとの違い

この記事の冒頭でも書きましたが、期間限定ポイントは有効期間が短く設定されています。通常の楽天ポイントの場合、有効期間は12ヶ月で、その間に新たにポイントを獲得すれば、それまでに獲得したポイントも含めて、有効期間が12ヶ月延長されます。つまり、定期的に楽天市場などを利用する人にとっては、期限切れになることはほぼないと言ってもいいのが、楽天ポイントです。

これに対して、期間限定ポイントは、期間の延長はありません。獲得したポイントごとに、期間を迎えれば失効します。

また、楽天ポイントは、楽天Edyにチャージすることもでき、ANAのマイルと交換することもできます。期間限定ポイントは、いずれも使用できません。ただし、期間限定ポイントも楽天ペイで使うことはできます。

行動楽天ポイント期間限定ポイント
楽天や提携店で使用
楽天ペイに移す
楽天Edyに移す×
ANAマイレージに交換×
利用期限最終利用から1年1ヶ月半の場合が多い

楽天Edyにチャージできるのは、通常ポイントだけ

繰り返しになりますが、若干補足します。楽天Edyというのは、楽天グループが運営する電子マネーです。全国100万カ所以上で利用することができます(2022年7月時点)。

この楽天Edyに楽天ポイントをチャージすることができます。これにより、直接楽天のポイントが使えなくてもEdyが使えるお店であれば、間接的にポイントで買い物ができることになります。しかし、上でも書いたように、期間限定ポイントはEdyにチャージすることができません。

ANAのマイルに交換できるのも、通常ポイントだけ

楽天ポイントは、ANAのマイルにも交換できます。2ポイントが1マイルになります。2ポイント単位で50ポイント以上から交換可能です。

ちなみに、ANAのマイルを楽天ポイントに交換することも可能です。10,000マイルで、楽天ポイント8,000ポイントに交換できます。

他にも楽天ポイントに交換可能なポイントは色々ありますが、楽天ポイントから交換できるのは、今のところANAのマイルだけです。このANAのマイルへの交換も期間限定ポイントでは行えません。

楽天ペイなら、期間限定ポイントも使える

このように、期間限定ポイントは、通常の楽天ポイントと比べると、使用できる場面が限られています。もっとも、楽天ペイでの支払いには問題なく使えるので、楽天ペイで支払いをして、普段の買い物でポイントを消化していけば、ポイントが余ってしまうことは十分に防げます。期間限定ポイントは、楽天市場などの楽天グループのサイトや楽天ポイントの提携店でも使えますから、楽天ペイと上手く組み合わせて使っていくといいでしょう

期間限定ポイントの使われ方と注意点

通常の楽天ポイントと期間限定ポイントを保有している場合、自動的に期間限定ポイントが優先して使われます。また、期間限定ポイントを複数保有している場合は、有効期間が短いものから優先して使われます。

できるだけポイントが失効しない仕組みになっていますので、「期間限定ポイントを先に使おう」と意識をする必要はありません。

なお、注意点として、既に書いたように、楽天ポイントはポイントを新たに獲得すると有効期間が12ヶ月延長されます。ポイントを利用した場合には延長されません。また、この「獲得」には期間限定ポイントの獲得は含まれません。念のため注意しておいてください。

参考:ポイントの有効期限について(Rakuten ヘルプ・問い合わせ)

期間限定ポイントを楽天ペイで使う

これまでに解説してきた通り、楽天ペイでは期間限定ポイントが使えます。実店舗でも、ネットでも使えるので、便利です。

また、楽天ペイを利用することで貯まるポイントに加えて、支払元として楽天カードを登録しておけば、カード利用分もポイントがもらえます。二重にポイントがもらえて更におトクになるというのも、楽天ペイの特徴です。

使い方は簡単

楽天ペイを使うためには、楽天ペイアプリをスマホにダウンロードして、必要事項を登録すればOKです。支払方法としては、会計時にQRコードを読み取るQR払い、画面に表示されるバーコードをお店の側に読み取ってもらうコード払い、支払うお店や金額を自分で入力して支払うセルフ払い、楽天Edyで支払う楽天Edy払いがあります。

ネットで使う場合は、決済のときに楽天ペイを選択して、楽天IDでログインすることで購入手続が可能です。慣れないうちは戸惑うこともあるかもしれませんが、使い慣れれば非常に便利です。

街中の店舗で楽天ペイを使う

楽天ペイを使えるお店は、順次拡大中です。楽天ペイが使えるお店については、公式サイトに掲載されているので、確認してみてください。

この記事でも簡単にご紹介したように、各コンビニや、ドラッグストア、飲食店のほか、家電量販店や、百貨店などでも使えるお店が増えています。

ネットで楽天ペイを使う

楽天ペイは、ネットでも使えます。BUYMAなどのファッション関係はもちろん、ドクターシーラボのような美容系、コミックシーモアのようなデジタルコンテンツなど、様々なサイトで利用可能です。利用可能なサイトについては、公式サイトで確認してください。

期間限定ポイントを楽天のサイト・サービスで使う

確認するまでもないかもしれませんが、期間限定ポイントは楽天のサイトやサービスを使って消化することができます。期間限定ポイントの使い道に困ったら、以下に挙げるようなサイトの利用を検討してみてはどうでしょうか。

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買えるのは本だけじゃない「楽天ブックス」

楽天ブックスは、ブックスという名称ですが、本だけではなくDVD・ブルーレイ、CD、ゲーム、PCソフトなども扱っています。楽天ブックス内には、楽天Koboという電子書籍ストアもあります。

新品の本には基本的に値引きはないので、ポイントがもらえる分、楽天ブックスの利用がおトクです。全品送料無料なのも嬉しいポイントです。

自社回線のサービスを開始する「楽天モバイル」

楽天モバイルは、格安SIMを提供してきましたが、2020年4月8日から自社回線によるRakuten UN-LIMITというサービスを開始しています。

楽天回線エリアでは、データ通信使い放題の格安プランが提供され、300万人を対象とした1年間プラン料金無料というキャンペーンでも話題になりました。

現在のところ、自社回線での通話エリアが限られる等の欠点もあるようですが、エリア内での利用が多い人は、導入を考えてみてもいいのではないでしょうか。

多彩な動画を視聴できる「Rakuten TV」

Rakuten TVは、映画やスポーツ、ドラマ、アニメなどの多彩な動画を視聴することができるオンライン動画配信サービスです。

月々定額で見放題の番組のほか、決まった期間だけ見ることができるレンタル配信もあります。洋画などが格安で見られるセールも行われています。

9000万曲以上が聴き放題「楽天ミュージック」

楽天ミュージックは、月額料金の支払いで9000万曲が聴き放題です。月額料金は、スタンダードプランを楽天ペイで支払った場合で980円です。

ポイントで支払いができるだけでなく、聴いた曲数に応じてポイントがもらえるサービスもあります。

宿泊予約や航空券予約などができる「楽天トラベル」

楽天トラベルは、国内旅行・海外旅行に関する各種予約等ができる総合旅行サイトです。割引クーポンも定期的に発行されているので、おトクに旅行ができます。ポイントが貯まったら、旅行で一気に消化するのも、リフレッシュできて良いでしょう。

なお、期間限定ポイントを使う際は、ポイント使用時が有効期間内であれば、実際に旅行をする日が有効期間外になる場合でも問題なく使えます。

期間限定ポイントが付与されるのはどんな場合?

期間限定ポイントは、有効期間が短く、通常の楽天ポイントよりも若干使い勝手が良くない面があります。この期間限定ポイントは、どんなときに付与されるものなのでしょうか。

参考:【楽天PointClub】:期間限定ポイントとは

各種キャンペーン時に付与される場合が多い

期間限定ポイントが付与されるのは、キャンペーン時が多くなっています。

ポイントが沢山もらえるキャンペーンだと喜んでいると、思った以上に有効期間が短くて、いつの間にかポイントが失効していたといったこともあり得ます。

キャンペーンでもらえるポイントについては、有効期間を必ず確認するクセをつけましょう

キャンペーンの例「楽天ギフトカード」

楽天ギフトカードというのは、楽天市場でのお買い物など楽天の各種サービスで利用できるギフトカードです。カードの券面額が固定されておらず、自分で指定できるタイプのカードのことをいいます。

オンライン電子マネー「楽天キャッシュ」を受け取ることで楽天のさまざまなサービスに利用できます。

以前は、「楽天ポイントギフトカード」でしたが、現在では「楽天ギフトカード」へ名称がリニューアルされました。

楽天ギフトカードには、3,000円や5,000円といった金額決まった金額固定タイプのカードもありますが、金額指定タイプは、1,500円から50,000円までの範囲で金額を自分で指定できるカードです。

過去には、この金額指定タイプの楽天ポイントギフトカードに10,001円以上を指定して購入するとポイントがもらえるというキャンペーンが実施されていました。

10,001円以上というと、かなり大きな金額のようでもありますが、楽天ギフトカードは、ガソリンスタンドなど様々な店舗で使えますから、結構簡単に使い切ることができます。

しばらくこのキャンペーンは実施されていないようですが、再開されたときには、購入を検討してみるのもいいのではないでしょうか。

ポイント消化におすすめの飲食店

最後に、ポイント消化におすすめな飲食店をご紹介します。こういった身近なお店でも期間限定ポイントが使えることを知っておけば、ポイントが消化できずに困ることもなくなるはずです。

全国に展開するハンバーガーショップ「マクドナルド」

マクドナルドは、2022年6月末現在で2,951店舗を展開しています。この記事を読んでくださっている多くの人にとって、一番身近なファストフード店ではないでしょうか。

最近では、コーヒーが美味しくなって、ハンバーガーを食べない人でも立ち寄る価値があるお店になっています。24時間営業の店舗も多く、いつでも便利に使えます。

全国に550店舗以上「くら寿司」

くら寿司でも期間限定ポイントが使えます。回転寿司のお店ですが、テイクアウトもできるので、お家でゆっくり食べることもできます。

マクドナルドほどではありませんが、2021年10月末現在全世界に567店舗を展開していて、ほぼ全国を網羅しています。四大添加物(化学調味料、人工保存料、人工甘味料、合成着色料)を使用していない、安心して食べられるお寿司が売りです。

メニュー豊富なレストラン「ガスト」

全国で1326店を展開する(2022年3月末現在)レストラン「ガスト」。メニュー豊富でファミリー層にも人気のあるお店ですが、ここでも楽天ポイントが使えます。

ガストの系列店であるバーミヤン、ジョナサン、しゃぶ葉などでもポイントの利用が可能です。ただ、全ての店舗で使えるわけではないので、利用する際には事前に確認してください。

まとめ

通常の楽天ポイントの場合、ポイントが有効期限切れになることはまずありませんが、期間限定ポイントは1ヵ月半くらいで期限切れになるものもあるので、うっかりしていると失効させてしまうこともあります。うっかり期限切れ間近になってしまったような場合は、この記事を参考に、ポイントを無駄なく消化してください。

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この記事を監修した人

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