「宅配便を受け取りたいけど日中は仕事があるので難しい」
「荷物が届くことを家族に知られたくない」
「セブンイレブンでAmazonの荷物を受け取りたい」
このような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
Amazonで注文した商品が自宅に届くのは便利ですが、配達される時間に不在のパターンも多いです。荷物がいつ届くのかと思いながら待つのも時間がもったいないですよね。そのような時はコンビニなどの受け取りスポットが便利です。
そこで今回は
- Amazonの荷物をコンビニで受け取る方法
- コンビニなどの受け取りスポット利用時の注意点や支払い方法
- セブンイレブンでAmazonの荷物を受け取る方法
これらを徹底解説します。
Amazon受け取りスポットを利用することで、仕事終わりなど自分の都合が良いタイミングで荷物を受け取ることができます。仕事やプライベートで忙しい人ほど活用してみてください。
Amazonはセブンイレブン等のコンビニを受け取りスポットにできる!
Amazonには、「受け取りスポット」という機能があり、商品注文時に受取スポットを選択すると、自宅以外の配送先に送ってもらい商品を受け取れるようになります。
配送先のほとんどがコンビニで、ローソンやファミリーマート、ミニストップなどが受け取りスポットになっています。特定のコンビニを選択すると、そのお店に荷物が届くので、自分の都合のいいタイミングでAmazonで購入した商品を取りに行くことができます。
Amazonでセブンイレブン等のコンビニ受け取りをするメリットは?
仕事で忙しく、配達が来る時間に家にいられないことってありませんか?タイミングが合わず、いつまでも荷物を受け取れないのはもどかしいですよね。
コンビニなどの受け取りスポットなら、仕事帰りや休憩時間など、自分の都合の良い時間に荷物を受け取りに行くことができます。24時間営業のコンビニも多いので、夜勤の方でも安心ですね。
また、日中家に家族がいても、代わりに荷物を受け取ってほしくないときもあります。例えば、サプライズで渡したいプレゼントだったり、少し恥ずかしい荷物だったりする場合です。こんなときでも、コンビニ受け取りでAmazonで購入した商品を預かってもらえれば安心です。
参考:Amazonの配達先は自宅以外も選択できる?受取場所を指定する方法や条件を紹介!
Amazon商品をセブンイレブン等のコンビニで受け取りする場合、店員さんに中身がばれる?
Amazonの受け取りスポットでは、配送で届いた荷物をそのままの状態で保管してくれます。
荷物を開けることはありませんし、中身を見ることも無いので安心してください。
コンビニ受け取りができる店舗
Amazonの受け取りスポットに指定されているコンビニは以下の通りです。
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
同じコンビニでもセブンイレブンやデイリーヤマザキなどは受け取りスポット対象外です。
しかし、上記のコンビニであれば、どこでも大丈夫というわけではありません。商品の種類やサイズ、重量などによっては店頭受取対象外とされる場合があります。希望の店舗が受取対象外だった場合は、エラーメッセージが表示されます。
ちなみに、コンビニ受け取りとコンビニ支払いは別物です。セブンイレブンなどコンビニ支払いができるコンビニでも受け取りスポットにはなっていないことがありますので注意しましょう。
コンビニ支払いが可能な店舗は以下の通りです。
- セブンイレブン
- ローソン
- ミニストップ
- ファミリーマート
- デイリーヤマザキ/ヤマザキデイリーストア
- セイコーマート
なぜAmazonのコンビニ受け取りスポットにセブンイレブンが配送先に入っていないのか?
ご紹介したとおり、Amazonのコンビニ受け取りは非常に便利な方法です。にもかかわらず、何故コンビニ大手のセブンイレブンがコンビニ受け取りスポットに入っていないのか、疑問に感じる人も多いと思います。
理由の一つに挙げられるのが、「セブンネットショッピング」の配送の送料無料サービスの存在です。
購入金額にかかわらず送料無料の「セブンネットショッピング」の受け取り店舗がセブンイレブンになっていることから、通常購入金額2,000円未満だと送料がかかってしまう、競合通販サイトのAmazonが拒否している、と考えられています。
コンビニをAmazon受け取りスポットにした時受け取りに必要なもの
Amazonのコンビニ受け取りでは、店舗によって受け取り方法が異なります。2パターンありますので、分けてみていきましょう。
- ローソン、ファミリーマート
レジでバーコードを提示することで受け取りが可能です。荷物がコンビニに届いた後、Amazonから送られてくるEメールにバーコードが載っていますのでそれを持参しましょう。
- ミニストップ
コンビニにある端末で引換券を発券する必要があります。AmazonからEメールで認証キー(お問い合わせ番号と認証番号)が送られてきますので、それを端末に入力してください。
どちらのパターンでも身分証の提示を求められる場合があるので、持って行くと安心です。
ちなみに、ヤマト運輸の営業所でも商品を受け取ることができますが、その場合は、発送確認メールや注文履歴に記載されているお問い合わせ伝票番号と本人確認書類が必要です。
また、コンビニに設置された宅配便ロッカー(PUDO)を利用してAmazonの商品を受け取ることも出来ます。こちらの場合は認証番号が必要です。宅配便ロッカー(PUDO)の画面の指示に従って、商品を受け取ります。
コンビニ受け取りのAmazon商品は本人以外(代理人)でも受け取れる?
Amazonで購入した場合、受け取り時の身分証の提示は必須ではないので、バーコードや認証キーがわかれば本人以外の人が代わりに受け取ることも可能です。
しかし、宛名と受取人で明らかに性別が違うなど本人かどうか疑わしい場合は、店員ごとの判断で身分確認をされるかもしれません。
コンビニなどのAmazon受け取りスポットに対応した商品
Amazonのコンビニ受け取りは、Amazon.co.jpが発送する商品が対象です。
Amazonが販売元ではない、アマゾンマーケットプレイスの商品も、出荷元がAmazonになっていれば大丈夫です。販売元も発送元もAmazonではないマーケットプレイス商品は店頭受取対象外です。
ただし、これはあくまでも原則です。Amazon.co.jpが発送する商品でもコンビニ受け取りの対象外になる場合があります。
Amazonでコンビニ受け取りができないケースも見ていきましょう。
Amazonマーケットプレイス商品などコンビニ受け取りスポットの選択ができないケース
以下の条件に当てはまれば、Amazonの受け取りスポットを選択することはできません。
- Amazonマーケットプレイス出品者が発送する商品
- Amazon定期おトク便で注文した商品
- お届け日時指定便で配送される商品
- 30万円以上の商品
- 3辺合計が80cmを超える商品、または重量が10kgを超える商品
- 危険物(火気厳禁)
- 商品詳細ページに、「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。」と表示されている商品
- Prime Try Before You Buyを利用して購入した商品
注意すべきは、「お届け日時指定とコンビニ受け取りは併用できない」ことです。コンビニの受け取りスポットに届けられるタイミングはこちらでは指定できません。到着連絡が来るまで気長に待ちましょう。
Amazon受け取りスポットのエラーメッセージに注意
Amazonマーケットプレイス商品などコンビニ受け取りの対象外商品だった場合は、Amazonの受け取りスポット選択画面で以下のようなエラーメッセージが表示されます。
「ご指定の住所、店舗にお届けできない商品、またはご指定の配送オプションでお届けできない商品が含まれています。」
Amazonが発送しないマーケットプレイス商品の場合も、同様にコンビニ受け取りが選択できない旨のメッセージが出てきます。
商品の詳細ページには、コンビニ受け取りができるか否かは載っていません。そのため、コンビニ受け取りの可否は、実際に商品をカートに入れ、レジに進まなければわかりません。
コンビニ受け取りが可能であれば、受け取り場所の選択で、「近くの受取スポットを探す」をクリックして住所や郵便番号で検索するか、「現在地付近の検索」をクリックするとお近くのコンビニが表示されます。
Amazonでのコンビニの受け取りスポット利用時の支払い方法や手数料
Amazonでコンビニの受け取りスポットを利用する場合に選択できる支払い方法は以下の通りです。
- クレジットカード
- コンビニ払い(先払い)
- ATM(先払い)
- ネットバンキング(先払い)
- 電子マネー(先払い)
- その他の支払い方法として、携帯決済、あと払い(ペイディ)、PayPay、ギフト券等があります。
通常配送の場合と同じく、支払い方法の選択肢は豊富ですね。
コンビニのAmazon受け取りスポットの利用は基本的な送料と変わらない
Amazonのコンビニ受け取りですが、送料のシステムは基本的に自宅に届けてもらう時と同じで、特別上乗せされることはありません。
仮に、自宅からほとんど離れていないコンビニを配送先に指定するのであれば、自宅に直接届く時と送料は変わらないでしょう。
ただし、例えば県境を跨いだ先にある職場近くなど、自宅から離れた場所にあるコンビニを配送先に指定した場合、送料が前後する可能性があります。そのため、送料が気になる場合には、事前に商品ページなどで送料を確認しておくと良いでしょう。
コンビニ払いに注意!
コンビニで荷物を受け取るなら、支払いもコンビニでできた方が便利ですよね。
しかし、単純に支払い方法としてセブンイレブンなどのコンビニ払いを選択すると失敗します。なぜなら、コンビニ払いは先払いだからです。
つまり、コンビニ払いを選択すると、まずセブンイレブンなどのコンビニに料金を支払いに行かなければなりませんが、料金支払い時にはまだコンビニに荷物が届いていないので、結局支払い時と受け取り時の2回コンビニに行く必要が生じてしまうのです。
Amazonのコンビニ受け取りは送料がかからないから自分に合った支払い方法を選ぶ
ここまでご説明してきた通り、Amazonの商品のコンビニ受け取りに特別な手数料や送料はかかりません。そのため、支払い方法は、自分に合った方法を選んでください。
Amazonでコンビニの受け取りスポットに近くの店舗を利用する手順を解説
ここからは、Amazonでコンビニの受け取りスポットを利用する実際の手順を見ていきましょう。
1、Amazonでコンビニの受け取りスポットを近くの店舗に指定して注文する
まずはAmazonで通常通りほしい商品をカートに入れ、レジに進みましょう。すると「受取場所を選択」という画面になります。
お届け先にある「受取スポット」「近くの受取スポットを探す」をクリックしましょう。
受け取りたいコンビニを決めたら、「ここでピックアップ」をクリックしましょう。
検索から探すことも可能です。
「お支払い方法を選択」の画面に飛びますので、選択し次に進みましょう。
「注文内容を確認・変更する」という画面に戻ってきます。送料など内容を確認し、誤りがなければ注文を確定してください。
「受け取りスポットの選択」以外は、通常のお買い物と同じ手順ですのでわかりやすいですね。
2、支払いを済ませる
注文確定後は支払いを済ませましょう。前述のとおり、支払いはクレジットカードで行うと便利です。
セブンイレブンなどのコンビニ払い、ATM払い、ネットバンキング、電子マネーを選択した場合は「お支払い番号お知らせメール」が届きますので、その内容に従って決済を済ませてください。
支払いを済ませない限り商品は発送されません。ご注意ください。
3、商品を受け取る(ファミマ・ローソンの場合)
支払いを済ませ、商品がAmazon受け取りスポットに届いたら「商品の到着をお知らせするEメール」が届きます。そのメールには、商品の受け取りに必要なバーコードが載っています。
後は、お店に行き、届いたバーコードをレジで提示すれば荷物を受け取ることができます。バーコードは、スマホの画面で見せてもいいですし、印刷したものを持って行っても大丈夫です。
身分証明を求められることもあるので、身分証明書を持っていくと安心です。
4、商品を受け取る(ミニストップの場合)
こちらも、指定した受け取りスポットに商品が到着するとお知らせのメールが届きます。
ファミマやローソンと異なるのは、そのメールに載っているのがバーコードではなく認証キーであるという点です。認証キーは「お問い合わせ番号」と「認証番号」から成っており、それらを店頭の端末に入力して引換券を発券します。
- ミニストップ店頭端末の使い方
1、Loppiのトップ画面にある「各種番号をお持ちの方」をタッチします。
2、Eメール中に記載されている12桁の「お問い合わせ番号」を入力して「次へ」をタッチします。
3、同じくEメール中に記載されている「認証番号」を入力して「次へ」をタッチします。
あとは、画面上の指示に従って操作してください。
ローソンでもLoppi、ファミリーマートではマルチコピー機を使って受け取ることも可能です。
5、商品を受け取る(ヤマト運輸営業所の場合)
コンビニ以外にもヤマト運輸の営業所が受け取りスポットとして選択可能です。
ヤマト運輸の営業所で商品を受け取る場合は、発送確認メールや注文履歴に記載されているお問い合わせ伝票番号と本人確認書類が必要です。
6、商品を受け取る(宅配便ロッカーPUDOの場合)
ヤマト運輸の宅配便ロッカーサービス「PUDOステーション」も受取スポットとして選択できます。商品到着のメールに載っている認証番号を使用して受け取ることになります。
1、まずはタッチパネルに触れます。
2、次に受取をタッチしましょう。
3、Eメールに記載されている認証番号を入力します。
4、受け取りのサインを四角の枠内に記入しましょう。
5、ボックスが開錠されるので、荷物を取り出して、扉を閉めましょう。
近くにPUDOステーションがあれば、気軽にAmazonの商品を受け取ることが出来るため大変便利です。
7、Amazon商品を受け取る(セブンイレブンを受け取りスポットにするには)
セブンイレブンは、残念ながら、現状ではコンビニの受け取りスポットに指定できません。ですが、ひと手間加えることでセブンイレブンでもAmazonの商品を受け取ることは可能です。
セブンイレブンで受け取るには、まず配送先を自宅などの住所に指定しておく必要があります。注文が確定しヤマト運輸の伝票番号が発行されてから、ヤマト運輸に依頼してコンビニ受け取りを指定しましょう。
クロネコメンバーズのマイページから伝票番号を入力すると、受け取り先を近くのコンビニへ変更することができます。Amazonではなくヤマト運輸のサービスを使うことで、間接的ではあるもののAmazonの荷物をセブンイレブンで受け取ることができるのです。
後は、セブンイレブンの店頭でヤマトの伝票番号を伝えるだけで荷物を受け取ることができます。
近くのコンビニがセブンイレブンしかない場合などは、この方法でコンビニ受け取りを行いましょう。
Amazonのコンビニ受け取りにセブンイレブンを受け取りスポットとして使いたい場合の注意点
上記で、Amazonの商品をセブンイレブンで受け取る方法をご紹介しましたが、この方法を使うためにはヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」への加入が大前提となります。
クロネコメンバーズに加入ののち、登録電話番号や登録住所での本人確認が済むと「宅急便e-お知らせ」シリーズでお届け予定や不在通知をeメールで受け取ることができ、これを使ってはじめて上記の「7、商品を受け取る(セブンイレブンの場合)」の手順に進むことができます。
セブンイレブンで商品を受け取る方法は、佐川急便など、ヤマト運輸以外の宅配業者を使った配送の場合は使えませんので注意が必要です。
コンビニ店頭をAmazon商品の受け取りスポットにする場合は分割発送されることもあるため送料に注意!
Amazonでは、複数の商品をまとめて注文した場合「できる限り商品をまとめて発送」を選択することができます。
通常であれば準備ができたものから順に発送されるため、何度かに分けて商品を受け取りに行く必要が生じたり送料が発生する場合があります。Amazonには物流センターが複数あり、商品の在庫や保管場所によっては他の商品との発送タイミングがずれることがあるためです。
また、在庫なしや未入荷の商品も、入荷時期がそろわない限り別々に発送されてくるでしょう。そのため「できる限り商品をまとめて発送」を選択した場合でも、複数回に分けて発送されるケースもあります。
分割発送されると、支払いも分割される
クレジット払いで事前に支払いを済ませている場合以外では、発送される荷物ごとに支払いの案内や送料などの請求が来ます。
セブンイレブンなどでのコンビニ払いやネットバンキング、銀行ATM支払いなどの場合、「お支払い番号をお送りします」のメールが何度も届きます。
必ず一括で支払えるわけではありませんので、払い忘れには気を付けましょう。
代金引換の場合には、Amazon受け取りスポットに届いた荷物を受け取りに行くたびに、届いた分だけの金額が請求されます。
Amazon受け取りスポットの利用は分割発送ごとに認証キーが発行される
受け取りスポットを利用すると、荷物が届き次第お知らせメールが届きます。つまり、発送ごとに受け取るためのバーコードや認証キーが変わるということです。
個別に届いた荷物を一気に受け取りに行く場合でもバーコードや認証キーが複数あることになりますので、レジで提示する手間や店頭端末を操作する手間は増えますね。
複数のお知らせメールを取り違えないように注意しましょう。
Amazonの商品の配送先は、セブンなどのコンビニでもOK!上手に活用すれば便利で簡単
今回はAmazonの受け取りスポットについて解説してきました。
働き方や就業時間が人によってまちまちな現代ですから、こういったサービスは非常に便利ですよね。
セブンイレブンはAmazonのコンビニでの受け取りスポットに含まれていませんが、ヤマト運輸のサービスを使うことでコンビニ受け取りが可能です。
ぜひ皆様も、Amazonの受け取りスポット機能を使ってより快適なAmazonショッピングをお楽しみください。