NETSEA(ネッシー)での仕入れは危険?本当の評判を調査

ネットショップ開業やAmazon出品を考えている人にとって、非常に重要となる「仕入れ先」。これ次第で、成功するかどうかが大きく変わってきます。仕入れは実店舗などでも出来ますが、仕入れサイトなどで上手に仕入れる人が多いです。今回はその中でも人気の「NETSEA(ネッシー)」について、本当の評判を探ってみました。

審査が厳しいわけでもなく、法人でなくても個人事業主でも仕入れることが可能なNETSEA(ネッシー)。メリットがあるのなら、是非登録しておきたいですよね。

目次

【NETSEAでの仕入れ】NETSEA(ネットシーではなくネッシー)という仕入れサイトついて

NETSEAというのは「ネットで仕入れ」という言葉からきているサイト名で、個人事業主でも、問屋や卸売店から仕入れることが可能で会員登録も無料です。NETSEAはアパレル・ファッション雑貨・雑貨・美容・健康・家具・インテリア・店舗用品・事務用品・家電・AV・PC・食品・飲料など幅広く扱っているため、自分が探している商品を見つけやすいのもポイントですね。

NETSEAと他の仕入れサイトと比較して、どんなところがメリットなのか調査しました。

参考:NETSEA(ネッシー)

【NETSEAでの仕入れ】NETSEA(ネットシーではなくネッシー)仕入れサイトの特徴について

個人事業主がネットで仕入れなんて聞くと、最近始まったサービスのように思いがちですが、NETSEA(ネッシー)は2006年に株式会社DeNAがサービスを開始しています。結構運営は長い方で、その分信頼性があるサイトと考えることが出来ます。もともとは個人でも購入することが出来たようですが、今では個人事業主や法人など、ビジネスを目的としたユーザーのみが登録可能となっています。

そのこともあって、肝心の価格の詳細などはNETSEAに登録しなければ閲覧できません。

①生産をコントロールしているメーカーからの直接仕入れだから安心
②スーパーゲリラセールや24時間クーポンなど販促企画がある
③国内で検品・出荷をしている国内メーカーのみだから安心

中国仕入れなどでは得られない安心感がメリットです。

【NETSEAでの仕入れ】NETSEA(ネッシー)でいう「サプライヤー」と「バイヤー」

NETSEA(ネッシー)に登録する際は2つの会員種類から選択する必要があります。

①商品を供給する「サプライヤー
②商品を仕入れる「バイヤー

サプライヤーは卸売り業者で、バイヤーは個人事業主などの買い手ですね。NETSEA(ネッシー)では、気になる価格はバイヤーのみにしか表示されない仕組みになっています。

サプライヤーとして登録し、商品を販売しても、同じ商品を他のサプライヤーが安く出品している場合もあります。サプライヤーでもバイヤー登録をしておいて、価格が分かるようにしておきたいところです。ちなみに登録料は無料ですから、迷わず登録することをおすすめします。

ネットショップや出品にはNETSEAのような仕入れ先が必ず必要なのか

ネットショップ経営や出品ビジネスなど、ネット副業(あるいは本業)が多くなってきていますが、仕入れ先が必ず必要かと言うと必ずしも必要だとは限りません。

在庫を持たずに販売出来る「ドロップシッピング」をいう販売手法も話題です。受注したら、該当メーカーに発送依頼をするだけで、梱包・出荷などはメーカーが直接行います。個人事業主のような小さい規模で経営してるネットショップでは、受注から出荷までの工程で仕事の効率の良いドロップシッピングはとてもおすすめです。

仕事量を気にせず商品数を増やしていけるので、ショップを充実させることが出来る魅力があります。

NETSEA(ネットシーではなくネッシー)は仕入れサイトとして評価できるのか


ネット販売などで重要になってくる「仕入れ」。ビジネスを成功させるかどうかの運命がかかっている部分と言っても過言ではありませんよね。さてそこで、NETSEA(ネッシー)は仕入れサイトとして実際どのような評価なのかを考えていきたいと思います。

NETSEA(ネッシー)での仕入れは在庫リスクを無くしてくれるのか

仕入れ資金や梱包・出荷などの手間を省いて楽にビジネスをしたいと考える人が増えています。ドロップシッピングは「在庫無し」で、受注してからメーカーに出荷依頼をするシステムです。NETSEA(ネッシー)では、ドロップシッピングができる商品のことを『「販売後注文可」商材』と呼んでいます。ドロップシッピング専門サイトではないため、各サプライヤーに委ねられているものの、NETSEA(ネッシー)で対応している商品について在庫リスクを考えている人は検討してみましょう。

NETSEA(ネッシー)は仕入れ目的だけの利用ではない

NETSEA(ネッシー)はサプライヤーから卸してバイヤーが仕入れをするものですが、登録者はバイヤーばかりではありません。良い商品を卸値で購入できるというメリットがあるので、企業や病院などが「備品」として購入することも珍しくありません。NETSEAは大量に安い値段のものが買えるので、普通のネットショップよりは断然お得な場合が多いです。

NETSEA(ネッシー)の登録者の実態

通常、仕入れが目的でNETSEA(ネッシー)に登録するならバイヤー登録ですが、ここで敢えてサプライヤーとして登録してみるユーザーもいます。そのメリットは次のとおりです。

・取引できる卸売業者を見つける→取引できる小売店を見つけるという逆転の発想
・「卸値」として安売りが可能→自分は小売しなくて済む

サプライヤーとしての立場になることで、ライバルたちが仕入れにどんな工夫をしているのか、どんなものが求められているのかなども勉強になるはずです。バイヤー登録だけではなくサプライヤー登録も検討してみて下さい。

NETSEA(ネッシー)は仕入れサイトとして実際どうなの?

儲かる仕入れと儲からない仕入れがあり、それは仕入れサイトを比較しても顕著に現れます。そこで知りたいのは儲かる仕入れはどんなものなのかということです。

【誰にでも仕入れられるサイトは儲からない】
「印鑑証明や住民票の提出」「審査が厳しい」「法人が必須条件」「保証金あり」など、登録条件が厳しくなればなるほど、ライバルは当然減ります。ネットビジネスが流行している現代で、誰でも登録が出来る仕入れサイトがあっても、良い商品は大多数が仕入れているはずです。ただでさえライバルが多いこの世界なのに、自らライバルの多いところへ介入しているようでは成功は程遠いのです。

誰でも仕入れられるなら、ただの格安ネットショッピングなだけです。もともとが安く手に入るのに、転売なんかしてもほぼ意味がありません。NETSEA(ネッシー)は誰でも簡単に登録できるサイトなので、このあたりは最大のネックでもあります。

NETSEA(仕入れサイト)でトラブルが起きたときに運営は本当に対応してくれるのか

出店式のネットショップでは、悪質な業者はどうしても出てきてしまいます。そういうトラブルが起きたときに、運営が間に入ってきちんと対処をしてくれれば買う側は安心して買い物をすることができます。

NETSEAでは運営のサポート体制は十分なのでしょうか?

こちらはNETSEA公式の「ご利用ガイド・よくある質問」の「その他」の一文です。

サポート体制はどうなっていますか」という質問に対し、どのような回答がされているかというと、「質問などはメールで受け付けております」というなんとも投げやりな回答がされているのみです。

悪質業者との間に発生したトラブルを運営がどのように対応し解決してくれるかということが全く書いてありません。

そのほかの説明についても、NETSEAではトラブルについて運営は関与せず、当事者間でのみの解決を求められているような文面があります。

上の画像では、業者から連絡がなかったときに、運営が仲裁や解決をするといったことは書かれていません。

これは暗に、「業者と購入者のトラブルは当事者間で解決してください」といっているとも捉えられます。

運営がトラブルの解決に積極的でないと、悪質業者が商品を発送してこなかったり、不良品を送ってきても交換などの対応に応じてくれなかったりというときに泣き寝入りをすることになってしまいます。

個人がせどりをするに際し、これは無視できない懸念事項です。

参考:NETSEA | よくある質問

NETSEA(ネッシー)の仕入れではトラブルがある?トラブル例5つとは

NETSEA(ネッシー)のサプライヤーはその多くが中国業者でもあります。中国は仕入れが安くすむので、やはり仕入れサイトでも外せない存在です。中国業者との取引で気になるのが「品質」「対応の悪さ」です。

・画像のイメージとは程遠い、粗悪品だった
・納期を過ぎても届かない

このようなことが珍しくありません。NETSEA(ネッシー)で実際にあったトラブルを見ていきましょう。

NETSEAであったトラブル①無在庫なのに「在庫あり」と回答する

日本では考えられないのですが、在庫確認をしたところで「在庫はあります」と適当に返事をしておいて、実際在庫はなかったなんて例もあります。日本人ほどサービスの質にこだわることなく、ただ安い商品をたくさん売れば良いという意識がまだ根強く残っているのです。

実際商品が届くまで安心できないのが中国業者とのやり取りでの現実です。欠品などがあると、送料にも影響するので、海外仕入れをする身としてはかなり辛いのですが、それをまるで分かってくれません。

NETSEAであったトラブル②欠品を伝えると勝手にキャンセル扱いで処理

日本の業者だったなら、まず謝罪から始まり、そしてその後キャンセルなのか取引継続なのかを確認してくるでしょう。その後取引継続なら、慎重に対応してくるはずです。それが中国業者相手となると、欠品を連絡したら、そのままキャンセル扱いで勝手に処理されてしまうことが考えられます。

こちらの意思確認は当然あるものだというのは、もはや日本独特の文化だと思っておいた方が良いのかも知れませんね。

NETSEAであったトラブル③追加発送したところで、追跡番号の連絡など基本的な対応が全くない

日本業者なら、クレーム対応ではより慎重になるものです。発送通知メールとともに追跡番号などの基本的な対応があるのが当然です。「欠品?はいはい追加で送りますね~。だからそれで良いでしょう?」といったノリでしょうか…。

本当に届くのか不安ですし、今回の発送では本当に粗相がないのかなど、不安がつきません。

④NETSEA(ネッシー)は事業者同士のやり取りで解決する

例えば個人と個人の取引であるメルカリですら、トラブルは事務局が間に入ったりします。NETSEA(ネッシー)は基本的に事業者同士で取引を完結する方針のため、トラブルがあっても運営事務局が間にはいることはほぼありません。個人事業主のような、力が弱いとされる事業者であれば、トラブルは泣き寝入りなんてこともありえるのです。

⑤NETSEAを仕入れ先に選ぶなら、中国業者をやはり信頼できるかどうかが問題

法人であろうが個人事業主であろうが、仕事は信頼があるかないかが重要ポイントです。ビジネスをするにあたって、信頼できない取引先では良い仕事が出来ません。中国業者は「平気で嘘をつくことがある」くらいに思っておきましょう。もちろんすべての中国業者というわけではないのですが、このくらい覚悟して取引をするくらいでないと偽サイトだったり、足元をすくわれてしまいます。

参考:中国輸入の失敗例!事例を学んでリスクを減らそう

NETSEA(ネッシー)以外に本当に使える仕入れサイト12選!

NETSEA(ネッシー)にはメリットもデメリットもありました。捨てがたいサイトではありますが、ここでNETSEA(ネッシー)よりも使える良い仕入れサイトがないか調査してみることにしました。どこで仕入れようか検討中の人は必見ですので、よく考慮して選んでいきましょう。

①スーパーデリバリー(SUPER DELIVERY)

アパレル系や雑貨を得意とし、メーカーや企業から仕入れが出来る人気仕入れサイトです。162万点を超える掲載商品の多さで、他で仕入れることが出来ないような商品に出会える確率も高いです。1点など小ロットから取引できるところもあるので、個人事業主としては嬉しい限りです。

月額利用料 無料もしくは2,000円(税別)と良心的な価格
画像もそのままネットショップで掲載できる

審査はありますし、ポイント還元を利用しようと考えるならば月額利用料も必要ですが、かえってこれがライバル数を減らす要因となるのです。

参考:スーパーデリバリー(SUPER DELIVERY)

②トップセラー

在庫リスクなし、梱包・出荷などの手間なしで人気のドロップシッピングサイトです。30万点以上の商品の中から選択するのですが、5商品までなら無料プランというものも用意されています。

・ドロップシッピングサイトとは、受注後、自分が商品を発送などをするのではなく、ドロップシッピングASPを運営している会社が保有している在庫を購入者に送るシステムのサイト
・セレクトコースや全商品コースなど様々なプランがあり、全商品コースのミニマムプランなら月額利用料1,980円(税別)
・自由な価格設定が可能

仕入れや在庫管理などはなく、梱包・出荷などの手間も一切なく、販売に集中して仕事が出来るのが魅力です。

参考:トップセラー

③商材王.com

日本最大級の家具の卸売サイト
・ベッド・ソファ・ダイニング家具・キッチン収納・リビング家具・本棚・テーブル台など
・ページも画像もそろっていて簡単に商品登録が可能
・CSVがあるので、アップするだけですぐに販売可能
月額利用料は無料
無在庫販売可能

家具のような大型のものほど無在庫でないと困りますよね。家具でも簡単にショップが持てる!それを実現できるサイトです。

参考:商材王.com

④家具卸.com

月額利用料無料
無在庫販売可能
・楽天に10分で一括商品登録が可能
・ドロップシッピング対応仕入れサイト
・家具を1点から直送の卸売

こちらも商材王.comには負けていません。楽天形式のCSVデータで楽天でのショップ開業が超簡単です。

参考:家具卸.com

⑤未来問屋

月額利用料無料

・バイヤーが厳選した”本物”だけを提供

・支払いはデポジット払いのみで最短即日出荷可能

・ドロップシッピング対応

商品の安定供給と共に、「市場に合った価格=売れる価格」での提供をキーワードに、市場ニーズがある商品を日々探索して提供しています。

参考:未来問屋

⑥ザッカネット

月額利用料無料
・旅行グッズや開運雑貨、食器、水着、モバイル用品にウェディングなど幅広い取り扱い
・お問い合わせからサプライヤーに商談も出来る

文具やアウトドア、ペット用品など多数ありますので、今まで欲しい商品がなかなか見つからなかった人には一度のぞいてほしいサイトになります。

参考:ザッカネット

⑦Pro Beauty

月額利用料無料
・理美容室など向け、プロフェッショナル専用の材料・仕入れサイト
・一般会員に販売できる商品は、ヘアケア用品・スタイリング剤など
・ポーラや資生堂やメロディアンなど大手メーカー商品もあり

サイト名のとおり、理美容室やヘアサロンのプロ向けのサイトです。しかし一般でも、限られた商品の扱いになりますが、会員登録は可能です。ヘアコスメ系で探している方は必見です。

参考:Pro Beauty

⑧阿里巴巴(中国)

中国の仕入れサイトでは、タオバオなども格安で人気がありますが、ここでは敢えて阿里巴巴(アリババ)を紹介したいと思います。

・タオバオや天猫に負けないほど格安商品が多い
・工場直営店が多く、商品のオリジナル化・OEMも考慮できる

中国サイトを敬遠する人も多いですが、粗悪品や対応の悪いショップに当たることもあり得る代わり、良い商品を丁寧な対応で提供してくれるショップももちろんあります。中国サイトはやはり仕入れ値の安さが魅力ですから、上手く開拓したいところですね。

参考:阿里巴巴

⑨Mマート

Mマートは、業務用食品を取り扱っている食材卸のサイトです。

Mマートの最大の特徴は、無償サンプル商品があること。

そうやって、無償サンプルを送ってもらうことで実際に食べたり使ったりして、よかったら仕入れるということができます。

サンプルとして使うのもいいですが、これがかなりの量があるので、売れば商品として成り立つものもあります。

早速検索してみたところ、無償のサンプル品がなんと193種類も用意されています(2024年3月21日現在)

無料対象品は様々なものがあり、普段使いも出来る海苔や、

高い利益も見込めるお肉もあります。

このようにサンプル品でも十分に商品として成立し、これらを活用すれば少ない元手で利益を出すことも可能でしょう。

なお、生物を販売する場合には鮮度に注意しましょう。でないと、品質の低い商品を売ってしまったり、食中毒を出してしまったり大変なことになります。

お酒のネット販売はそもそも通信販売酒類小売業免許が必要になりますので、無免許販売をすると逮捕される恐れもあります。

生物お酒の転売にはくれぐれも注意してください。

しかし、あまり鮮度を気にしなくていい加工品缶詰などは比較的低リスクで販売することができます。

そういったものを活用すれば悪徳業者や競合などに悩まされるNETSEAよりも、Mマートのほうが堅実に稼げるでしょう。

参考:Mマート

⑩キレイコスメ

キレイコスメは化粧品や雑貨、食品を専門に扱う取引サイトです。
国内だけでなく、海外のブランド品を扱っており、仕入れにバリエーションをもたせやすいため仕入れやすいです。

また、定期購入することが前提のサプリや化粧品を仕入れられるため安定した売上につながります。

キレイコスメは企業間取引を前提としたサイトのため、開業届の提出が必要な審査がありライバルが少ないというメリットもあります。(現在、新規会員登録の募集を停止しております)

参考:キレイコスメ

⑪TOPWHOLE

TOPWHOLEは女性向けアパレル専門の仕入れサイトです。
女性向けのトップスをメインにトレンドを抑えた商品を仕入れられます。

参考:TOPWHOLE

⑫卸の達人

卸の達人は、コスメやヘルス系の商品を取り扱う仕入れサイトです。
定番のサプリや美容液など他では入手できない商品も取り扱っています。

もし、オリジナル商品を作った場合、卸の達人では掲載料が無料なので活用することができます。

参考:卸の達人

NETSEA(ネッシー)などの誰でも登録できる仕入れサイトは評価できない

さあ、ネットショップ経営を始めよう!そう思い立った初心者は要注意です。まだ実績がなく、法人登録もしていない状態で仕入れサイトを探しても、偽サイトにたどり着いてしまったり、結局簡単に登録できるところで落ち着いてしまうことが多いのです。早く開業したい!その気持ちだけで審査が緩いところを選んでしまうのですね。

しかし誰でも登録できる仕入れサイトは、偽サイトなどもありデメリットが多いのです。その辺を理解しておきましょう。

【結論①】NETSEA(ネッシー)などの誰でも仕入れられるサイトの商品は価格競争に巻き込まれやすい

NETSEA(ネッシー)などの誰でも登録できる仕入れサイトは一見魅力的ですが、逆に言うと、それだけ取り扱っているショップが多くなります。もうすでにネットショップに多く出回っている商品で初心者が勝負するのは至難の業です。

これは仕入れる前に一度ネットでどのくらいの価格で販売されているのかAmazon・楽天・オークション・メルカリなどを覗いてみましょう。そうするだけで自分が勝負できる商品ではないことがすぐ理解できるでしょう。

それでも挑戦するなら、価格を下げて勝負するしかありません。このような調子で多数のショップが値下げをはじめ、価格競争に巻き込まれて失敗するケースが後を絶たないのです。価格競争になると売れても利益が出せませんので、価格競争に巻き込まれないような工夫が必要になってきます。

【結論②】NETSEA(ネッシー)などの誰でも仕入れられるサイトの商品は結局お得感がゼロ

NETSEA(ネッシー)などの誰でも登録できる仕入れサイトで商品を仕入れても、先ほどの価格競争の影響も強いのか、卸価格そのもので普通に販売しているショップも多く、利益につながりません。仕入れサイトは大量に買って「まとめ割引」として安くなることが多いのが現状です。商品が安く手に入ったのは卸価格だからではなく大量買いだからです。本当の卸価格に利益を乗せようものなら、高価格になって売れにくいです。

さらに表示されている卸価格が本当のものだとは限りません。卸業者が「5万円の商品を卸価格2,000円で販売」と謳うと、かなり利益があるように聞こえますが、実際多数ネットショップで売られている価格を確認すると「1,980円で売られていた」なんてこともありえます。

卸価格をそのまま鵜呑みにするのではなく、まず市場ではどの価格で売られている商品なのかを必ず調査するようにしてください。

【結論③】NETSEAの仕入れ先である卸売業者がライバルになる可能性があるから苦しい戦いになる

卸業者は卸売だけをしていると思っているのは甘い考えです。仕入れサイトに卸しているかと思えば、Amazonや楽天などの大手ネットサイトで消費者向けのネットショップを運営していることも珍しくありません。

卸売業者は単なる仕入先ではなく、手ごわいライバルであることもあります。これはかなり苦しい戦いを強いられてしまいそうです。

【結論④】結局はオリジナリティーを大事にするべき

ただ安いものを仕入れて売るだけでは、このネットショップビジネスが幅広く注目されている現代では成功しにくいのが本音です。大手のメーカーに対抗して、小さな個人事業主のネットショップが出来ることといえば「オリジナリティーをつくる」ということです。

オリジナリティーがないショップだと、商品検索をした際、同じ商品を扱っているショップがたくさんあったとき、消費者の心を惹きつけることは難しいですね。もっと多くの商品を扱っているショップへ、またより安く手に入るネットショップへと流れてしまうのです。

オリジナリティーがあれば、他店との差別化を図れ、勝負することが出来きます。

【結論⑤】NETSEAなどの仕入れサイトで大量買いの失敗が多い

ネットショップ経営などを始めたい初心者が陥る失敗に「大量買い」があります。きっと売れるはず!と意気込んで大量に仕入れたものの、なかなか売れずに不良在庫を抱えてしまっているという人が後を絶ちません。

多く買うほど安く手に入るのですが、売れなければ意味がありません。大量に仕入れたりするのは、実績を積んで慣れてきたころまで封印しておくことをおすすめします。

【結論⑥】NETSEAで仕入れをするしないにかかわらず、リスクは最小限にするが、多少は覚悟するべき

仕入れなどの大量買いは在庫リスクなどが怖いです。ビジネスにリスクはつきものですが、リスクを最小限にしたいのは誰でも同じです。これも初心者に多いのですが、商品を1点に絞って運命をかけて失敗するケースがあります。逆にリスクが少ないことを売りにしているサイトも多いですが、これはこれでライバルも多くなるので飛びつくのはやめましょう。

リスクは最小限にとどめるように努力することは必要ですが、多少のリスクは覚悟しながら試行錯誤していくことで、売りたい商品や良い取引先を見つけることが出来るでしょう。

NETSEA(ネッシー)は商品リサーチに良い!とりあえず登録だけでもしよう

NETSEA(ネッシー)にはデメリットもありますが、無料登録な上に、商品数も最大級です。とりあえず登録しておいて、商品リサーチの参考にしてみましょう。NETSEA(ネッシー)以外でも使える仕入れサイトを12選ご紹介しましたが、気になるサイトはありましたか?

ドロップシッピングサイトや家具専門サイト、美容専門サイトなどサイトに特色もありました。どんなものが売れるのか、どんなものが売りたいのか、NETSEA(ネッシー)で調査しながら確立させ、自分に合う仕入れサイトを見つけていきましょう。

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この記事を監修した人

ビジネスのノウハウを実践ベースで徹底的に追求するのがアクシグ。
世界で最も専門的で網羅的なコンテンツを提供し、ノウハウを惜しげもなく提供していきます。

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