Twitterが凍結される原因10個と新しいアカウントが凍結された時の対処法

Twitterのアカウントを作成した直後に凍結されることがあるのをご存知でしょうか。ここ数年、Twitterではスパムを送信したり規約に違反する行為をする人が増えています。Twitter運営も取締りを強化しており、怪しいアカウントを一斉凍結することも多くなっています。Twitterの利用規約に違反していなければ何も問題はありませんが、巻き添えを食らって健全なアカウントまで凍結されるケースも多く報告されています。

そこで今回は、Twitterアカウントがロック・凍結される原因と解除方法を解説します。

目次

Twitterのロック・凍結とは何?

最初にTwitterアカウントのロックと凍結の違いを説明します。

Twitterのアカウントロック

これは一時的な警告処分です。本人認証をすれば解除できますし、しばらく放置していれば勝手に解除されていることもあります。

アカウントがロックされると、ホーム画面が次のような画面になります。

フォロー数の表示が0になり、ツイート・いいね・リツイート・フォローなどの主要機能の利用が制限されます。

Twitterのアカウント凍結

これは利用停止処分です。閲覧以外の機能が使えなくなります。本人確認で解除できる場合もあれば、Twitterに異議申し立てをしないと解除されない場合もあります。

凍結されると以下のように表示され、フォロー数・フォロワー数ともに閲覧できなくなります。

アカウントがロック・凍結される原因

Twitterの利用規約に違反すると、アカウントがロック・凍結されます。主な違反行為を10個紹介します。

アカウントの大量作成

同じIPアドレス・端末でアカウントを大量に作成すると、アカウントロック・凍結の原因になります。アカウントは、多くても3つまでにしましょう。

誹謗中傷・脅迫

他のTwitter利用者に対する誹謗中傷や脅迫は禁止されています。他のユーザーから通報が相次ぐとアカウントが凍結されます。

個人情報の公開

名前・住所・電話番号など他人の個人情報を許可なく公開すると、即アカウントが凍結されます。

著作権の侵害

漫画を無断転載するなど、著作権を侵害するツイートをするとアカウントが凍結されます。

13歳未満

Twitterは13歳以上でないと利用できません。13歳未満であることが露見するとアカウントがロック・凍結されます。

スパム行為

他人のなりすましや、フィッシングサイトへの誘導リンクをツイートすると、アカウントがロック・凍結されます。

アカウントが乗っ取られると勝手にスパムツイートを拡散される恐れがあります。

また、セキュリティが脆弱な連携アプリからアカウントが乗っ取られるケースが数多く報告されています。不要な連携アプリは削除しましょう。

フォローの大幅な増減

Twitterでは1日に可能なフォロー数が決められており、最大400アカウント、認証済みアカウントであれば最大1,000アカウントまでフォローすることができますが、フォローした数が上限を超えた場合、アカウントが凍結されますので注意しましょう。

またフォローしたアカウントをすぐに解除する、という行為もアカウント凍結の対象となりますので気をつけましょう。

フォロー上限については、こちらの記事が詳しく記載されています。

参考:Twitter「フォロー上限に達しました」の条件とは|最新の仕様変更を解説!

政治に関する誤った情報

選挙や政治家に対する誤った情報をツイートすることで、アカウントが凍結されることがあります。

個人でTwitterを運用する場合、政治に関する誤った情報をツイートしないように気をつけましょう。

新型コロナウイルスに関する誤った情報

新型コロナウイルスに関する誤った情報をツイートした場合も、アカウントを凍結されますので注意しましょう。

根拠のない陰謀説や、事実に基づかない統計情報など、健康被害をもたらす可能性のある情報をツイートすることは避けましょう。

乗っ取りなどの被害に遭っているアカウントを保護するため

乗っ取りなどの被害に遭っているアカウントを保護する目的で、アカウントが一時的に凍結されることがあります。

意味不明な文字が並んでいるツイートをしたり、普段とは異なる内容が続けてツイートされていると、アカウントが凍結されることがありますので気をつけましょう。

Twitterアカウントの凍結・ロックを解除する方法

アカウントがロックされた場合は、ログインすると認証手続き画面が表示されます。

登録してある電話番号に認証コードを送信して、コードを入力してください。認証が終わるとパスワード再設定画面になります。再設定が完了すればロックは解除されます。

しかし、短期間に続けてアカウントがロックされた場合は、認証手続きができないことがあります。その場合はTwitterヘルプセンターからお問い合わせください。

参考:Twitterヘルプセンター

凍結されたアカウントの解除方法

凍結されたアカウントの解除方法は、凍結のレベルによって違います。ログインして電話番号やメールアドレスの入力を求められた場合は、認証手続きで解除できます。

そうでない場合は、Twitterに異議申し立てをする必要があります。

アカウント凍結の理由はメールで教えてもらえる

以下にあるように、アカウント凍結の理由はメールで教えてもらえます。メールに添付されているリンクからTwitter社に対して異議申し立てをすることも可能です。

Twitterアカウント停止の段階について解説

Twitterのルールに反した際のペナルティは、どのルールに反しているかや、どれだけ重大な影響を与えるかなどによって段階があります。そのため該当するツイートだけが非表示になったり、リツイートできなくなったりと、与えられるペナルティは人それぞれです。

Twitterのルールに反した場合に設けられている制限のレベルについて、さらに詳しく見ていきましょう。

レベル1.Twitterのメディアやプロフィールの変更要請

Twitterアカウントのメディアやプロフィールが、Twitterポリシーに違反した際に運営側から要請があります。違反している部分についての説明もあり、該当するアカウントは、プロフィールやメディアが一時的に非公開となります。

レベル2.Twitterが「読み取り専用モード」にされる

「読み取り専用モード」とは、ツイート・リツイート・いいねなどが出来ないモードをいいます。ただし、フォロワーへのダイレクトメッセージや、他アカウントからの閲覧や会話は可能です。

Twitter規約に対しての違反歴がない状態で、突然に攻撃的なツイートをした場合、強制的に変更されます。期間は12時間から7日間で、違反内容によって異なります。

レベル3.アカウント所有権の認証を求められる

他アカウントに対する攻撃目的で、複数のアカウントを作成する悪質なユーザーへの対策が主な目的のペナルティです。

アカウント所有権の認証が済むまでは、フォロワー数やリツイート、いいねのカウントが停止します。期間は、アカウントの電話番号やメールアドレスによる所有権の認証が済むまでです。

Twitterを利用するうえでのマナーとして、攻撃的なツイートは控えましょう。

レベル4.Twitterアカウントの永久凍結

永久凍結はTwitterの措置として、最も厳しい内容です。閲覧対象から外されて利用できなくなる他、アカウントの新規作成もできません。

対象となるのは、攻撃的な行為による違反者です。どのポリシーに、どのコンテンツが違反したのかを通知された上で、永久凍結が実行されます。

違反行為の通達に関しては、Twitterプラットフォームのインターフェースから異議の申し立てが可能です。身に覚えがないのであれば、異議を申し立てましょう。

簡単にアカウント凍結・ロックを解除できるケース

以下のケースでは、電話番号やメールアドレスによる本人確認だけでロック・凍結を解除できます。

セキュリティ上の理由によるロック

不審なツイートなど、アカウントの乗っ取りが疑われた場合のアカウントロックは、パスワードの再設定だけでロックが解除されます。

アカウント乗っ取りの疑いをかけられた場合

セキュリティ上の理由によるロックが続いたり、他のユーザーから乗っ取りの通報を受けた場合も、電話番号やメールアドレスで認証手続きをすればすぐにロックが解除できます。

Twitterルールに違反するツイート

一部のツイートがTwitterルールに違反していることを理由にアカウントがロックされた場合は、認証手続きに加えて該当ツイートを削除すれば、アカウントが復活します。

自動ツール利用の疑いによるロック

短期間にフォローし過ぎると、自動化ツールの利用を疑われてアカウントがロックされます。1度目は認証手続きだけで解除されますが、何度も繰り返すと凍結されて解除できなくなります。

一部の機能制限

他のユーザーの通報などにより、Twitterの機能が一部制限されることがあります。これも認証手続きだけで解除できることが多いです。

簡単に解除できないアカウント凍結

アカウントロック・凍結を繰り返したり、重大な違反行為をするとアカウントが「本凍結」されます。

本凍結はすぐに解除されない

本凍結は解除まで2週間程度かかります。最悪の場合、解除されないこともあります。

異議申し立てを行う

アカウントが本凍結されると、凍結理由が記載されたメールが送られてきます。メールに貼られたリンクからTwitterに異議申し立てをしてください。

異議申し立てフォーム

凍結通知メールが確認できない場合は、凍結されたアカウントにログインした状態で、以下のフォームから異議申し立てをしてください。

参考:アカウントの凍結またはロックに異議申し立てをする

自動返信メールに返信する

異議申し立てをすると、自動返信メールが届きます。自動返信メールには凍結・ロックの基本的な解除法が記載されており、文末に「解決しない場合はこのメッセージに返信してください」と記載されています。

本凍結はメールに記載された方法では解除されませんので、この自動返信メールに「メールに記載された手順を踏みましたが凍結を解除できません。今後は違反行為がないよう最善を尽くします。アカウント凍結の解除をよろしくお願いいたします。」などと記載して返信してください。

早ければ2~3日、遅くても2週間ほどで凍結が解除されます。

異議申し立てに返信がない時の対処法は?

異議申し立てをしたにも関わらず返信が来ない原因は2つ考えられます。見落とされている場合と、優先度が低いと判断された場合です。いずれにしても、数日おいてから再度異議申し立てを行いましょう。

ただし、簡素な申し立て文だと、返信がもらえない場合もあります。返信をもらいやすくするためには「アカウントの状態」と「抱えている問題の詳細」を丁寧に記載するのがポイントです。

それぞれを具体的に書き出し、Twitterサポートチームに読んでもらいやすい工夫が必要です。

アカウント永久凍結について

アカウントの本凍結を解除した後に、また本凍結を繰り返すとアカウントが永久凍結されます。永久凍結が解除されたケースはまだ報告されていません。

Twitterアカウントを凍結させないためのポイント


Twitterの凍結を解消する方法はありますが、凍結するような事態を招かないようにするのが大切です。なぜなら、凍結されると自分の好きなタイミングで情報を発信できずに、周囲からの信頼をも損ねるリスクがあるためです。

Twitterのアカウントを凍結させないためのポイントをチェックして、より快適にTwitterで情報を発信しましょう。

Twitterのルールはしっかり守る

Twitterのアカウントを凍結させないために必要な最大のポイントです。Twitterの規約をもう一度見直して、確実に守るようにしましょう。

例えば、ゲームのイベントに合わせた「このアカウントはいただいた」という投稿。ゲームイベントとの関連性が伝わらなければ、ただの恐怖でしかありません。通報されてもやむを得ないでしょう。

自分にとっては何気ない投稿でも、相手に通報する必要性を感じさせないか、チェックするのが大切です。

大量ツイート・DMはできるだけ避ける

同じ内容の大量ツイートやDM、短時間でアカウントフォローと解除を繰り返すと、スパム行為と見なされる場合があります。

特に注意が必要なのがキャンペーンで大量のDMを送る場合。ユーザーの不安を煽らないように、あらかじめ公式アカウントからDMが届くのを伝えておいたり、DMを複数回に分けて送信する必要があります。

手間はかかりますが、Twitterアカウント凍結防止のために対策しておきましょう。

出所不明アプリとの連携はしない

出所不明アプリとの連携は、セキュリティリスクにつながるため、アカウントが凍結される恐れがあります。不用意なアプリ連携はやめておきましょう。

Twitterアカウント作成直後に凍結されないようにルールをよく読もう

Twitterルールの違反によるアカウント凍結を繰り返すと、永久的にTwitterを利用できなくなります。しかしTwitterの永久凍結は、ルールを見直して適切に利用していれば避けられるリスクです。Twitterは、ルールとマナーを守って楽しく利用しましょう。

参考:Twitterルール

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この記事を監修した人

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