Twitterアカウント作成した直後に凍結されることがあるのをご存知でしょうか。ここ数年、Twitterではスパムを送信したり規約に違反する行為をする人が増えています。Twitter運営も取締りを強化しており、怪しいアカウントを一斉凍結することも多くなっています。Twitterの利用規約に違反していなければ何も問題はありませんが、巻き添えを食らって健全なアカウントまで凍結されるケースも多く報告されています。
そこで今回は、Twitterアカウントがロック・凍結される原因と解除方法を解説します。
Contents
Twitterのロック・凍結とは何?
最初にTwitterアカウントのロックと凍結の違いを説明します。
Twitterのアカウントロック
これは一時的な警告処分です。本人認証をすれば解除できますし、しばらく放置していれば勝手に解除されていることもあります。
アカウントがロックされると、ホーム画面が次のような画面になります。
フォロー数の表示が0になり、ツイート・いいね・リツイート・フォローなどの主要機能の利用が制限されます。
Twitterのアカウント凍結
これは利用停止処分です。閲覧以外の機能が使えなくなります。本人確認で解除できる場合もあれば、Twitterに異議申し立てをしないと解除されない場合もあります。
凍結されると以下のように表示され、フォロー数・フォロワー数ともに閲覧できなくなります。
アカウントがロック・凍結される原因
Twitterの利用規約に違反すると、アカウントがロック・凍結されます。主な違反行為を6つ紹介します。
アカウントの大量作成
同じIPアドレス・端末でアカウントを大量に作成すると、アカウントロック・凍結の原因になります。アカウントは、多くても3つまでにしましょう。
誹謗中傷・脅迫
他のTwitter利用者に対する誹謗中傷や脅迫は禁止されています。他のユーザーから通報が相次ぐとアカウントが凍結されます。
個人情報の公開
名前・住所・電話番号など他人の個人情報を許可なく公開すると、即アカウントが凍結されます。
著作権の侵害
漫画を無断転載するなど、著作権を侵害するツイートをするとアカウントが凍結されます。
13歳未満
Twitterは13歳以上でないと利用できません。13歳未満であることが露見するとアカウントがロック・凍結されます。
スパム行為
他人のなりすましや、フィッシングサイトへの誘導リンクをツイートすると、アカウントがロック・凍結されます。
アカウントが乗っ取られると勝手にスパムツイートを拡散される恐れがあります。
また、セキュリティが脆弱な連携アプリからアカウントが乗っ取られるケースが数多く報告されています。不要な連携アプリは削除しましょう。
Twitterアカウントの凍結・ロックを解除する方法
アカウントがロックされた場合は、ログインすると認証手続き画面が表示されます。
登録してある電話番号に認証コードを送信して、コードを入力してください。認証が終わるとパスワード再設定画面になります。再設定が完了すればロックは解除されます。
しかし、短期間に続けてアカウントがロックされた場合は、認証手続きができないことがあります。その場合はTwitterヘルプセンターからお問い合わせてください。
凍結されたアカウントの解除方法
凍結されたアカウントの解除方法は、凍結のレベルによって違います。ログインして電話番号やメールアドレスの入力を求められた場合は、認証手続きで解除できます。
そうでない場合は、Twitterに異議申し立てをする必要があります。
簡単にアカウント凍結・ロックを解除できるケース
以下のケースでは、電話番号やメールアドレスによる本人確認だけでロック・凍結を解除できます。
セキュリティ上の理由によるロック
不審なツイートなど、アカウントの乗っ取りが疑われたためのアカウントロックは、パスワードの再設定だけでロックが解除されます。
アカウント乗っ取りの疑いをかけられた場合
セキュリティ上の理由によるロックが続いたり、他のユーザーから乗っ取りの通報を受けた場合も、電話番号やメールアドレスで認証手続きをすればすぐにロックが解除できます。
Twitterルールに違反するツイート
一部のツイートがTwitterルールに違反していることを理由にアカウントがロックされた場合は、認証手続きに加えて該当ツイートを削除すれば、アカウントが復活します。
自動ツール利用の疑いによるロック
短期間にフォローし過ぎると、自動化ツールの利用を疑われてアカウントがロックされます。1度目は認証手続きだけで解除されますが、何度も繰り返すと凍結されて解除できなくなります。
一部の機能制限
他のユーザーの通報などにより、Twitterの機能が一部制限されることがあります。これも認証手続きだけで解除できることが多いです。
簡単に解除できないアカウント凍結
アカウントロック・凍結を繰り返したり、重大な違反行為をするとアカウントが「本凍結」されます。
本凍結はすぐに解除されない
本凍結は解除まで2週間程度かかります。最悪の場合、解除されないこともあります。
異議申し立てを行う
アカウントが本凍結されると、凍結理由が記載されたメールが送られてきます。メールに貼られたリンクからTwitterに異議申し立てをしてください。
異議申し立てフォーム
凍結通知メールが確認できない場合は、凍結されたアカウントにログインした状態で、以下のフォームから異議申し立てをしてください。
自動返信メールに返信する
異議申し立てをすると、自動返信メールが届きます。自動返信メールには凍結・ロックの基本的な解除法が記載されており、文末に「解決しない場合はこのメッセージに返信してください」と記載されています。
本凍結はメールに記載された方法では解除されませんので、この自動返信メールに「メールに記載された手順を踏みましたが凍結を解除できません。今後は違反行為がないよう最善を尽くします。アカウント凍結の解除をよろしくお願いいたします。」などと記載して返信してください。
早ければ2~3日、遅くても2週間ほどで凍結が解除されます。
アカウント永久凍結について
アカウントの本凍結を解除した後に、また本凍結を繰り返すとアカウントが永久凍結されます。永久凍結が解除されたケースはまだ報告されていません。
Twitterアカウント作成直後に凍結されないようにルールをよく読もう
Twitterルールに違反するとすぐにアカウントがロック・凍結されます。1度目のロックは簡単に解除できますが、繰り返して本凍結されると解除するまで時間がかかります。今一度Twitterのルールをよく確認しておいてください。
参考:Twitterルール