ネットオークションは物を格安で手に入れたり、または自分で持っている不要品をお金にすることができるサービスです。ヤフオクは国内のネットオークションの中で最大規模であり、商品数、利用者数ともに国内トップを誇ります。
しかし、ヤフオクはメジャーなサイトになったが故に出品者も多く、思っていたより商品が高値にならないケースが発生しやすい状況になっています。あまりお金にならないのなら売らなくてもいいかという出品者も出てきているのも現状です。
この記事ではヤフオクでできるだけ高値に売るにはどうすればいいか売れるコツを中心にまとめました。
【ヤフオクで売れるコツ】高値で売れやすい出品時期は?
ヤフオクはオークションサービスであるため、メルカリのようなフリマアプリと比べて出品するタイミングというのが売れるコツとして重要になってきます。では、ヤフオクではどのタイミングで出品するのがベストなのでしょうか?
ヤフオク内のキャンペーンと合わせる
ヤフオクではポイントが還元されるキャンペーンやお得なクーポンの配布を行っています。
このようなキャンペーン開催期間は入札率があがりますので、キャンペーン時期を意識したオークション期間を設定するのが効果的です。上手くいけば高値で売れます。
また、ヤフオクでは毎月11日と22日をゾロ目の日としてクーポンを配布しています。事前にオークション終了日を11日や22日の前後に設定すると入札率が上がります。
このようにキャンペーンやクーポンの配布と合わせて期間を設定するのは効果が期待できます。
季節の変わり目を考える
季節を考慮することは重要です。たとえば冬であれば、クリスマスや正月といったイベントがあります。特にクリスマス前は10月下旬頃から出品が増える傾向にあり、特に新品や美品の需要が上がりやすいです。
カレンダーのような商品は前年内に売り切るようにしましょう。年を超えてしまうと需要が一気になくなり、大幅な値崩れが発生します。
衣服関連は季節の変わり目に売れやすいです。急激に冷えてきたときはコートのような冬物が売れやすくなります。また、暖房器具や冷房器具についても同じです。
天気予報を見て急激に暑くなりそう、または寒くなりそうな時期が予想できれば、その期間に合わせて出品すると効果があります。
記念日に着目する
新品の商品を取り扱う場合、何かの記念日の贈り物として紹介すると入札されやすくなります。入学祝い、卒業祝い、出産祝い、結婚記念日、誕生日等と記念日はたくさんあります。商品によって何の記念日にオススメするか変えてみるのがいいでしょう。
給料日後を狙う
給料日前は経済的に余裕がない人が大半ですが、給料が入るとある程度経済的余裕ができるので財布の紐が緩くなります。そのため、給料日近くに出品をすると入札されやすい傾向にありますので、狙ってみましょう。
高額商品はボーナス直後が狙い目
ボーナス直後は高額商品が入札されやすいです。高額商品を少しでも高い値段で売りたい場合は、ボーナス直後を狙ってみましょう。
天候が悪いときは在宅率が高い
天候が悪いと、あまり外出をしようと思う人はいません。在宅している人の割合が増えるので、ネットを見る人が増えます。天気予報が外れる可能性もありますが、雨が降りそうな土日を狙うのも効果的です。
流行りの商品を探す
流行っている商品は需要が高いので高値が付きやすいです。高いうちに出品をして売りさばきましょう。
たとえば新たなドラマやアニメが始まる時期は原作のコミックや書籍が売れやすくなります。また、有名作品の〇〇周年記念といったキャンペーン中も高値で売れやすいです。特にディズニー関連の商品には注目です。
メディアで取り上げているイベントに注目
メディアが取り上げるイベントにも注目です。たとえば惑星や彗星の接近が迫ると各種メディアで取り上げられ、注目されます。そうなると実際に観測しようと望遠鏡を購入しようと思う人が増えます。こういったメディアで取り上げているイベントに関連する商品を出品すると落札されやすいです。
ヤフーで特集された関連商品を出品する
ヤフオクユーザはヤフーTOPを見ることが多いです。ヤフーのTOPで特集が組まれた記事に関連する商品を出品すると入札されやすくなります。これは記事を読んで興味を持つ人が増える傾向にあるためです。
ヤフオクで検索されやすいキーワードを活用する
ヤフオクでよく検索されるようなキーワードを入れると入札率アップにつながります。しかし、あまり商品に関係ないようなキーワードを入れるのは迷惑行為だけではなく違反行為となります。自然にキーワードを入れることを意識しましょう。
【ヤフオクで売れるコツ】売れやすい出品期間と終了時刻
ヤフオクの出品期間と終了時刻は入札者の数や落札額に大きく関連します。どのような時間帯に出品するのが効果的か売れるコツをご紹介します。
ゴールデンタイムを終了時刻に設定する
ヤフオクに限らず、インターネットが全体的に閲覧されやすい時間帯は決まっています。それは22時~0時頃です。普段、寝る前にスマホやパソコンでインターネットを閲覧する習慣がある人は多いです。
この時間帯はヤフオクのゴールデンタイムでもあります。つまり、人が多い時間帯なのでその分入札されやすい時間帯でもあります。この時間帯をオークションの終了時刻に設定すると入札率が上がり、落札価格も上がりやすくなります。
このように終了時刻はいい加減に決めずに、狙って決めましょう。
逆に平日の朝や深夜帯は閲覧者が少ないので理由がない限り終了時刻に設定するのは避けるのが売れるコツの一つです。
出品期間が短い方が売れやすい
最も売れやすい出品期間があります。それは1日です。ヤフオクのデフォルトである3日間でも商品は売れます。しかし、出品期間を1日にするとより商品が売れやすくなります。
これには理由があります。ヤフオクの落札者はとにかく商品を安く買いたいと考えます。もちろん中にはなかなか手に入らないレアな物を探しているユーザーもいますが、大半の人が安く買うことを求めています。
実はこういった層はヤフオクで商品を安く落札するために、終了時刻間際に入札を狙う人が大半です。そうなると、自然と終了時刻間際の商品を狙うユーザが増える傾向にあります。
商品の出品期間を1日にすると、短い間隔で入札されやすい終了時刻間際が必然的に増えます。3日に1回と1日1回と考えれば、売れるコツとして1日間隔で出品したほうが入札されやすいのは一目瞭然です。
落札者がどういう商品を狙っているか、いかに安く落札しようとしているかを考慮するのも売れるコツとして非常に有効です。
ウォッチリストに登録されると通知される
ヤフオクではオークションの終了時刻が迫ると、ウォッチリストに登録している人に向けてメールが送信されます。60分前、30分前、15分前と送信されるタイミングが決まっています。
ヤフオクでは終了時刻ギリギリを狙って入札するユーザーが多いので、出品期間を短く設定するのはその分入札されやすくなることに繋がります。また、ヤフオクでは自動再出品機能があります。短い期間で出品すると売れなかった際に再出品が必要になってきます。その再出品の手間も省けるので、活用しましょう。
出品期間が短いとあまり多くの人に見られない
しかし、出品期間が短いことにはデメリットもあります。商品を見られる期間が少なくなるので、その分ユーザ同士で競り合う期間が短くなり、思っていたより価格が伸びないケースも考えられます。特に1円出品や低額スタートはリスクが大きいので避けましょう。
出品期間は長い方が多くの人に見てもらえる
出品期間を長く設定する場合、より多くの人に見てもらえるメリットがあります。オークションの期間は最大で7日+12時間が設定できます。土曜日の朝に出品すれば、次の土曜日までオークション期間となるので、ヤフオク利用者が増える土曜日を2回跨げる強みがあります。特に1円スタートや低額スタートとする場合はオークション期間を長くするのが効果的です。
また、出品期間を短くするとその分オークションをチェックする時間や出品の作業が増えることになります。忙しくて毎日できない人は休日に長い期間で出品すると手間も減ります。
オークション期間を延ばしても入札率が上がるわけではない
オークションの日数が長いと他に良い商品が出てきたり、最悪オークションのことを忘れられるリスクもあります。入札されるのは終了時刻付近であるのは変わらないので、3日間以上をオークション期間に設定してもあまり効果が得られない可能性もあります。
年末年始にヤフオクを利用する注意点
年末年始期間のヤフオク出品では注意すべきポイントがあります。どのようなことに注意すべきかまとめました。
年末年始を終了期間に設定するのは避ける
クリスマスから大晦日にかけては、オークションの終了時刻に設定しないようにしましょう。年末シーズンは帰省する人が多く、イベントで外出する人も多いです。必然的に利用者が減るので、入札されにくい状況が続きます。
発送も避けたほうがいい
年末年始は混雑しやすいので、発送を避けるべきです。この時期は商品の発送が遅延しやすく、最悪紛失するリスクも高まります。クリスマスから正月三が日までの期間は特に注意しましょう。
ヤフオクで売れるコツはいかに多くの人に見てもらうかが重要
ヤフオクでは出品期間や終了時刻は売上に直接関わります。ヤフオクを利用しているのは同じ人間であるため、ターゲット層がどの時間帯に見ているのかを考えるのが売上を上げるコツです。
特に多くの人に見てもらうというポイントは重要事項なので、終了時刻は特に意識しましょう。