メルカリで価格を下げて欲しいと交渉されたときに、どういった返信をすべきか悩むことがあります。
- 値下げを断りたいため、上手な断り方を知りたい
- 値下げはしてもいいが提示された金額よりも高い金額で売りたい
- 値下げする金額をいくらにすればいいのか
など、値下げ交渉をスムーズに進めるための方法を知りたいですよね。
値下げ交渉の返信は、値下げを「受ける」もしくは「断る」の2つのパターンがあります。
この記事では、それぞれのパターンで活用できるように、値下げを受けるときや断るときに使える例文を紹介します。値下げ交渉をするときにはぜひこちらの例文を参考にしてくださいね。
メルカリの値下げ交渉には応じるべき?
メルカリで出品をすると、まるであいさつをするかのように「値下げは可能ですか?」と返信がくることがあります。突然の値下げ交渉に焦ってしまい、納得がいかないまま値下げをして後悔しないように準備をしておくことが大切です。
ここでは値下げ交渉をされて応じる場合のメリットやデメリットを紹介しますので、取引の際に参考にしてください。
必ず値下げをする必要はない
メルカリで出品した商品の値下げを交渉された場合、必ず値下げしなければならないということはありません。そのため、値下げをするつもりがなければ交渉をお断りするのもアリです。
とはいえ、メルカリで値下げ交渉をされることは日常茶飯事です。商品を出品する際には値下げ交渉の可能性があることを念頭においておく必要があります。
値下げに応じる場合のメリット・デメリット
ここでは値下げに応じる場合のメリットとデメリットをお伝えします。
【メリット1:他の商品もまとめて買ってもらえることがある】
値下げをするとまとめて買ってもらえることがあります。同じ購入者へ郵送する場合は送料が1回分で済みますよね。そのため実は値下げしたほうが得をするという場合もあります。送料分まで考慮して値下げを検討してみてください。
【メリット2:早く売れやすい】
値下げ交渉に応じると、購入希望者の多くは値下げした時点で購入してくれます。早く売ってしまいたいと思っている商品であれば、値下げは相手にとっても自分にとってもメリットですよね。
【デメリット1:利益が減る】
値下げをしてまとめ買いをしてもらえる場合は利益が増えることもありますが、単品で値下げをした場合は利益が減ります。自分の予想していた利益に届かない可能性もあります。
【デメリット2:連絡を取り合う必要がある】
値下げの交渉には、必ず相手とのやり取りが必要です。一度のやり取りで済まず何度もやり取りすることもあるため、複数の商品を出品している場合は手間が増えることもデメリットのひとつです。
【デメリット3.横取りする人がいる】
値下げをすると、交渉相手とは別の人が購入してしまうことがあります。交渉相手は、自分が値下げ交渉をして下げてもらった商品を横取りされるのですから、いい気持ちはしませんよね。ときにはトラブルに発展する可能性もあるので注意が必要です。
交渉相手を優先するのか、購入者を優先するのかはプロフィール欄に記載しておくことをおすすめします。
値下げ交渉を断るときにやってはいけないこと
メルカリで値下げ交渉をされたとき、対応を間違えてしまうとトラブルになる可能性もあります。ここでは値下げ交渉をされたときにやってはいけないことを2つ紹介します。
2つのやってはいけないこと
【コメントを無視する】
たとえ値下げをしないと決めていても、コメントを無視するのはやめましょう。
メルカリのコメント欄は取引をする相手だけではなく、多くの人の目に触れるものです。コメントを放置したままでいると、コメント欄を見たほかのユーザーからも「自分がコメントしても無視されるかも」と不安を与えてしまう可能性があります。値下げはしなくても問題はありませんが、返信は必ずすることをおすすめします。
ただ、多くの商品を出品している場合、知らず知らずのうちにコメントが入っていることがあります。そのような場合に対応するためには、メッセージ通知をONにしておくという方法があります。
【感情的になる】
値下げ交渉の中で思わずイライラしてしまうこともあります。その勢いで感情的なやりとりをするのは避けるべきです。
メルカリにはお互いを評価するシステムがあります。そのため相手にイヤな思いをさせてしまうと、最悪の場合、悪い評価をつけられてしまう可能性があります。
評価が下がると、取引をする他の相手も敬遠してしまうので、結果的に自分が損をしてしまうことになるのではないでしょうか。できるだけ穏便に取引を行うことをおすすめします。
ただし感情的にならざるを得ないほどひどい交渉相手がいた場合には、メルカリ事務局へお問い合わせください。
〇メルカリ事務局への問い合わせ方法
マイページ→お問い合わせ→お問い合わせ項目を選ぶ
値下げ交渉対応例【断り方の返答例文】
値下げを断るときのポイントははっきりと断ることです。相手に遠慮していると「値下げをしない」ということが相手に伝わらず、値下げ交渉が長引くことにもつながります。ここではパターン別に3つの例文をもとに、値下げ交渉の断り方をお伝えします。
出品直後の値下げ交渉を断るときの例文
メルカリで出品直後に値下げ交渉をされる場合です。その場合、妥当な金額であればすぐに買い手がつきます。交渉された時点で値下げをするつもりがなければ、例のような断り方ではっきりと断りましょう。
【返信例文】
「ご連絡いただき感謝いたします。このアイテムは先ほど出したばかりですので、値下げはお受けできません。ご期待に添えずすみません。」
値下げの断り方のポイントとしては、「今のところ」や「しばらくは様子を見たい」といった、今後値下げする可能性があるような言い回しをしないことです。
値下げはしないと決めている場合の例文
値下げをする予定がないのに、相手に遠慮して濁しながら伝えてしまうと「それでは、〇〇円ではいかがでしょうか?」などとさらに値下げ交渉が続いてしまうことがあります。値下げをする予定が無ければ購入希望者に「値下げをしない」と伝える断り方をおすすめします。
【返信例文】
「ご連絡いただき感謝いたします。このアイテムは送料を含んだ価格設定です。ギリギリの価格設定ですみませんがこの金額より値下げができない状態です。ご期待に添えなくてすみません。」
メルカリで大幅な値下げ交渉を受けた場合の断り方の例文
大きな金額の大幅な値下げ交渉をする購入希望者に、提示された値下げの金額を合わせる必要性はありません。
【返信例文】
「ご連絡いただき感謝いたします。ご連絡いただいた金額までの大幅な値下げはお受けできません。ご希望に添えず申し訳ありません。」
または自分は「この金額なら売ってもいい」と思う金額があれば、その金額を提示する方法もあるのでここでひとつ紹介します。
【返信例文】
「ご連絡いただき感謝いたします。○○円まででしたら値引きに対応できます。よろしければご検討ください。」
値下げ交渉対応例【応じる場合の返答例文】
値下げ交渉を受ける前提で出品する場合は、いくらまでなら売ってもいいのかを決めておきましょう。そうすれば交渉の途中でブレることなく、希望する価格で出品した商品を売ることができます。
承諾する場合の例文
あらかじめ予想していた金額だったり、納得のいく金額だったりする場合は断る理由はありません。相手にはその金額で了承したことを伝えましょう。
【返信例文】
「ご連絡いただき感謝いたします。○○円ですね。承知しました。価格を変更しますので、よろしくお願いします。」
価格を変更した後は、速やかに購入者へ変更した旨を伝えることをおすすめします。
金額を変更してから連絡する場合はこちらです。
【返信例文】
「ご連絡いただき感謝いたします。承知いたしました。○○円に変更しましたので、ご確認ください。」
スムーズに取引を終えるため、確認を促す言葉を入れておくのもポイントです。
「お気持ち値下げは可能ですか」に対する例文
メルカリ購入希望者は少しだけでも安く買いたいという気持ちから、大幅な値下げではなく「お気持ちお値引きしてくれませんか?」という交渉をする場合もあります。この場合の返信を2パターン紹介します。
商品を早く売りたい場合
1割ほど値下げした金額を提案してみるといいでしょう。
【返信例文】
「ご連絡いただき感謝いたします。それでは○○円(1割ほどの値引き額)ではいかがでしょうか?ご検討よろしくお願いいたします。」
「お気持ち程度」の金額なので、相手も大幅な値下げは期待していないものです。本当に気持ち程度の値下げ額で大丈夫です。
急いで売る必要がない場合
明確な金額を提示せずに相手の希望額を確認する返信をします。
【返信例文】
「ご連絡いただき感謝いたします。多少でしたら値下げに対応できます。ご希望の金額はおいくらでしょうか?」
相手が1割もの値下げを期待していなかった場合は、値下げ額が少額で済むことになります。何度かやり取りをする手間はかかりますが、少しでも高く売れる確率は高まりますよね。
金額提示がない場合の例文
相手から具体的な金額提示がない場合、自分が納得できる金額を提示してください。相手もこちらの出方を待って購入するかどうか決めるつもりでしょうから、ズバッとこちら側の希望額を伝えます。
【返信例文】
ご連絡いただき感謝いたします。このアイテムは○○円まででしたら値下げの対応ができます。いかがなさいますか?購入を希望される場合、返信をいただけれは金額を変えますのでどうぞご検討ください。」
値下げ交渉に応じた後の流れ
メルカリでの値下げ交渉が終わり、金額を変更する場合の手順についてお伝えします。
金額変更の作業手順
1.メルカリアプリの中にある「マイページ」をタップします。
2.出品した商品をタップします。
3.出品中をタップして、該当の商品を選択します。
4.商品ページ内の「商品を編集する」をタップします。
5.商品の金額を変更して「変更する」をタップして完了です。
最後に金額が変更できているかどうかを確認してください。値引きをしたあとの金額に変更されていればOK。交渉相手に金額を変更した旨を伝えれば完了です。
値下げ交渉回避のポイント
値下げ交渉をせずに購入してもらいたい場合に、抑えておきたいポイントがあります。ここでは4つのポイントについてお伝えします。
適正価格で出品する
自分が出品する際、金額が相場より高いと値引き交渉をされる確率が高まります。まずは同じ商品や似たような商品がいくらくらいで取引されているのかを調べてから価格設定を行います。
また商品によっては値崩れしてしまうものもあり、いつの間にか相場より高くなっていることもありますよね。売れていない商品があれば、定期的に適正価格になっているかどうかを確認することも必要です。
あらかじめ値下げして出品する
購入希望者はできるだけ安く購入したいと思っているため、商品ページにすでに値下げをしていることを伝えると、そのまま購入してもらえる可能性が高まります。
例えば商品ページに「2000円→1500円に値下げしました!」など、具体的にいくら値下げしたのかを記載しておくとお得感が増します。
ただし値下げした後の金額がまだ相場より高い場合は、値下げ交渉をもちかけられることもありますので注意が必要です。
まとめ買いなら値下げOKにする
値下げをしない理由のひとつに、送料がかかるためにこれ以上は下げられないということがあるのではないでしょうか。まとめて購入してもらえれば値引きができるという場合は、その旨を「商品ページに記載する」というのもおすすめです。
プロフィール欄に記載する
すべての商品に対して値引きをしない方針ならプロフィール欄に記載しておく方法もあります。
プロフィール欄を確認せずに購入する人のためには、商品ページの最後にも値下げ交渉をしないという文章を入れておくのも値下げ回避のポイントです。
まとめ
メルカリで値下げ交渉をされた場合の、応じる場合と断り方それぞれについて、返信の仕方をお伝えしました。
値引き交渉が長引いてしまうと、トラブルの原因になったり自分にとっても相手にとってもストレスになったりします。
値下げ交渉を受けた場合はできるだけスムーズな取引ができるように、こちらの断り方の例文を参考にしてくださいね。
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