メルカリを利用していて、どのようなケースでトラブルが起こるのか、実際トラブルが起こってしまった場合どのように対応すれば良いか、など疑問に思われる方は、この記事を読んでいただければ解決します。出品者側で起こりやすいトラブルと購入者側で起こるトラブルは異なります。この記事ではそれぞれ事例を用いながら、対処法も合わせて記載していきます。
またここでは、トラブルを未然に起こらないようにするための対応方法も説明していきます。読み終える頃にはトラブルの解消の方法を知ることができ、安心して取引をしていけるようになるでしょう。
メルカリでトラブルは多いのか
メルカリでは利用者が多いため、トラブルも多く発生しています。個人出品が多く、マイルールで取引を進めるケースもあり、トラブルにつながりやすいです。
メルカリのトラブルは年々増加傾向
メルカリの利用者数が増加しており、それに伴いトラブルが多くなっているのも事実です。例えば後払いサービスと連携した詐欺行為が起こるケースもあります。
トラブルが起こってしまった場合の対処法を事前に把握しておくと、安心して利用できます。発生する理由や対応策をそれぞれみていきましょう。
メルカリでトラブルが発生しやすい2つの理由とは
トラブルが生まれる理由には、大きく2つの理由があります。
1.個人間取引をすること
2.独自ルールで行うこと
この2つです。それぞれ詳しくみていきましょう。
メルカリは初心者も多い個人間取引
1つは個人間の取引が多い点です。取引している年齢層も幅広く、ネット環境でやり取りすることから、ある程度自由に取引できることでトラブルになる可能性が大きくなります。
メルカリの規約を全ての人が事前に読んでから取引をしていれば問題は起こらないでしょうが、皆がそうでは無い状況です。
独自ルールが多い
2つ目に独自ルールを作って取引するからです。例えば「プロフは必読」、「即購入禁止」など独自のルールを設定して、仮に購入者が読まずに進んでしまった場合、ケースによってはトラブルにつながることがあります。
このマイルールは、メルカリの規約ではありませんので、強要される必要はないです。ただし人によって強制してくることもありますが、その場合は取引を控えるようにしましょう。
メルカリは個人間のやり取りが多いため、トラブルが多いです。次にどのようなケースで、トラブルにつながっているのかを、購入者・出品者の立場で事例を出しながら解説していきます。
購入者で発生しやすいトラブルと対応策
購入者側でありがちなトラブルの事例を記載していきます。それではみていきましょう。
支払い済みの商品が発送されない
メルカリで商品を購入して支払いが済んでいるにも関わらず、商品が届かない場合があります。万が一このようなことが発生した場合、購入者側でキャンセルが可能ですので、安心してください。
出品者は、発送までの日数を設定できます。その日数を過ぎた時点で、購入者はキャンセルをすることができます。相手からの反応が無い場合でも、24時間でキャンセルが成立し返金されますので、安心です。
支払い前の発送を出品者が対応してくれない
代金を支払う前に、商品の出荷を依頼することはメルカリの規約違反となります。
自身が出品者の場合、知らずに出荷を進めてしまうと悪い評価をつけられたり、通報されたりしますので注意しましょう。
代金を支払ってから出荷がされないようでしたら返金されますので、ご安心ください。
取り置きしてもらう商品が別の購入者に買われてしまう
メルカリでは取り置きしてもらうことは、推奨されていません。交渉段階で他の人に商品が購入されてしまっても、仕方がありません。
メルカリの規約にない取引については相手を通報することもできません。トラブルの元にもなりますので、取り置きの依頼や取引は控えるようにしましょう。
商品に、購入時点で判断できなかった傷や破損がある
届いた商品に傷や汚れ、破損がある商品が届くケースがあります。その場合は受け取り評価をせず、出品者に問い合わせしましょう。
受け取り評価をしてしまうと、商品代がメルカリから出品者に支払われ、取引が完了します。結果返金対応されないケースがでます。
まず出品者に確認する前に、商品説明に破損や傷の詳細に関する記載がないかを確認しておきましょう。書いていた上で、購入しているようでしたら、それは購入者が了承の上進めたと判断され、返金が難しくなる可能性がありますので、注意しましょう。
偽ブランドの商品が届いた
ブランド品で偽物が送られてくる事は、メルカリのルール違反です。
法律にも反する行為になりますので、メルカリ事務局に通報しましょう。受け取り評価はせず、返品と返金も併せて行ってください。
出品者の発送前に受け取り評価を求められる
発送前の受け取り評価は、メルカリの規約で違反行為としています。求められても対応しないようにしましょう。
送料込みのはずが着払いで届いた
送料込みで購入したと思ったら、着払いを請求されたというトラブルがあります。
受け取り評価さえしなければ、出品者への入金は進みません。まずは出品者の出品情報を確認して、送料込みの確認ができましたら出品者に問い合わせましょう。
仮に送料は、購入者負担と記載があった上で進めている場合、読まずに進めてしまった購入者の責任でもあります。その上で話は進めるようにしましょう。伝え方次第でトラブルにつながります。
コメント必須、いいね必須を求められる
コメント必須やいいね必須を強制する事は、メルカリの規約違反です。こうした出品者とは取引しないようにしましょう。
入金したのに配送されずに出品者よりキャンセルされた
ヤフオク、楽天、Amazonで同じ商品を同時販売していると、入金した後に、他サイトで販売され売り切れてしまうことで「キャンセルしてください。」と言われる場合があります。こうした行為を繰り返し行なっている場合は、問題ですので通報しましょう。
出品者で発生しやすいトラブルと対応策
それでは次に出品者側で起こるトラブルをみていきます。
購入者より代金が支払われない
メルカリは購入者より代金が支払われてから、商品が発送されます。入金されないというトラブルは防げるのですが、購入してから入金自体されない場合があります。
支払いがされない理由として、もっと安いのが見つかったから、やっぱり必要がなくなったなど様々です。
こうしたトラブルを防ぐために、「商品購入後何日で入金ください。」、「入金の確認が取れない場合、キャンセルします。」と伝えると良いでしょう。
取引が完了しないのでメルカリから代金が支払われない
取引完了するには、購入者及び出品者の受け取り評価が必要です。
購入者からの評価がないとメルカリから入金がされません。ただし商品発送した9日後の13時を過ぎた時点で、メルカリより入金対応されますので安心してください。
取り置きしたのに買ってくれない
そもそも取り置きをして取引することは、メルカリの規約違反です。トラブルの元になりますので、控えるようにしてください。
発送しているにも関わらず、購入者より商品が届かないと言われる
購入者より、商品が届いていないと言われることがあります。中には実際は受け取っているにも関わらず、配送されていないと嘘をつくケースがあります。
対策として、ゆうゆうメルカリ便、らくらくメルカリ便を利用して、追跡機能が使える配送方法を選択すると良いです。送料を抑えようとしてこの機能がないものを選んでしまうと、確認が取りづらい状況を作ってしまいます。
発送前になかった傷や破損を指摘される
商品が届いた際、購入者の手元にある古いものと入れ替えて、傷や破損があると言いがかりをつけられ、返品を求められるケースがあります。
対策としては製品番号やシリアル番号など発送前に控えたり、画像に残して証明できるものを保存したりしておきましょう。証拠がない口頭でのやり取りはトラブルを引き起こす要因につながります。
商品は発送前に在庫があるかを確認しておく
発送しようとしたら商品がないケースがあります。手元に置いていたはずの商品を、どうせ捨てるならと思っているものだとうっかり廃棄してしまっていることもあるでしょう。
購入者に事情を説明して取引をキャンセルしてもらうようにしましょう。
無在庫販売はメルカリ規約上禁止行為になりますので、注意してください。
トラブルが起きたときの対処法
トラブル自体起こってしまうことはありますが、対処法を把握していれば冷静に対応ができます。その後の対応策をみていきましょう。
メッセージでも丁寧に対応することを心がける
トラブル回避には、丁寧に言葉を選ぶことが大事です。例えば感情的に「早く発送してください。」、「いつ支払いしてくれるんですか」など、やり取り当初から言葉選びを誤ると、トラブルが助長されるきっかけになります。
伝え方として支払い関係であれば、「お支払いがまだのようですが、いつ頃のご入金になりそうですか?」と声をかけてみると良いでしょう。
伝え方の型として、まず現状の状況をお伝えする。その上で自分が対応して欲しい内容を伝え、期限を確認する。この流れで進めてみると良いでしょう。
1人で抱え込まずメルカリ事務局に相談
自分でトラブル解決が困難と判断した場合、メルカリ事務局に相談してみると良いでしょう。
メルカリ事務局は、多くの事例に対応していますので、適切なアドバイスを受けることができます。事務局は、電話での対応を行っていませんので、問い合わせフォームから連絡しましょう。
(メルカリ事務局への連絡の取り方)
1.マイページを選択
2.お問い合わせ項目を選ぶを選択
3.取引中の商品についてを選択
4.該当商品を選択
5.依頼理由を選択
6.問い合わせ内容を記載し送信。
返信は、登録のメールアドレスまたはメルカリアプリ内のお知らせに通知されます。確認しましょう。
メルカリ事務局で解決できない場合
メルカリ事務局で解決ができない場合は、国民生活センター、警察、弁護士に相談していると良いでしょう。
国民生活センターは、消費者ホットライン番号:188に連絡してみてください。商品が偽物だった、ストーカー被害にあっているなど、内容によっては警察、弁護士に話してみることも検討してください。
メルカリでトラブルを避ける方法
トラブルが起こってからの対処法を理解することも大事ですが、未然に防ぐことも重要です。
例えばプロフィール欄の活用をすることで、購入者の質を振り分けることにつながります。それではみていきましょう。
プロフィール・商品説明文に取引の希望内容を記載する
プロフィール欄に必要な情報を入れておくだけで、希望する取引に繋げることができます。
例えば、値下げ交渉のやり取りを希望しないのであれば、「購入時の値下げ交渉はしません。」と明記しておけば、こうした要望の購入者は、対象から外れるでしょう。
別事例で、購入から入金されない状況を無くしたい場合、「購入後日までに入金がなければ、キャンセルします。」など、記載があればトラブルにつながりにくくなります。
※ただしこれらの記載は独自ルールと捉えられますので、自己責任で記載するようにしてください。
言葉遣いは丁寧に、初心者にもわかる内容にすること
言葉遣いは丁寧に、取引に必要な情報は誰でも理解できるよう記載しておきましょう。
取引をこなしていくと、つい相手も分かっているだろうと判断して、省略してしまうことがあります。トラブルにつながりかねませんので、注意しましょう。
迅速に対応する
常に迅速な対応を心がけましょう。例えば、購入してもらった方への評価や、出荷手配が予定よりも遅くなれば、ユーザー満足度が下がる可能性があります。
仮に遅れる状況があれば、一言連絡をするだけで相手の印象は変わりますので、心がけてください。
まとめ
メルカリでトラブルが多いのは個人同士の取引であり、独自のルールを作ってしまうことが要因としてあげられます。購入者、出品者それぞれ起こり得るケースも多種多様です。
トラブルが起こってしまってからの対処法を理解していれば、冷静に対応することができます。万が一トラブルが起こってしまい対応に困っている場合は、メルカリ事務局に問い合わせてみると解決に向かうでしょう。
また一番の理想は、起こらないように未然に防ぐことです。まずはご自身でできることは準備して行うことでトラブルのリスクを減らして取引ができるでしょう。
下記の記事でもメルカリを使う前に知っておきたい知識が詳しく解説されています。メルカリのメリットとデメリットは下記の記事も参考にしてみて下さい。
参考:メルカリのメリットとデメリット!メルカリを使う前に知りたい5つの知識
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