ヤフオク初心者必見!悪い出品者の見分け方

ヤフオクは誰でも簡単に出品できるサイトです。そのため、中には詐欺まがいの行為を行う悪質な出品者もいます。

そこで今回は、ヤフオク落札初心者が詐欺などにあわないよう、良い出品者と悪い出品者の見分け方を解説いたします。

目次

ヤフオクで良い出品者を見分けるポイント

まず最初に、ヤフオクで良い出品者を見分けるポイントを4つ紹介します。

悪い評価への対応

まず1つ目は、ヤフオクでの悪い評価への対応です。

悪い評価の数も大事なポイントの1つですが、それ以上に悪い評価への対応が重要です。反省して謝罪しているのか、落札者を非難しているのかで出品者の品性が分かります。

ヤフオクで長く取引をしていれば、どんなに良い出品者でも1つや2つ悪い評価が付くものです。必ず入札前に出品者の悪い評価への対応を確認しましょう。

リピーターの有無

2つ目は、ヤフオクでのリピーターの有無です。

良い出品者にはリピーターがいることが多いです。逆に、悪い出品者にはリピーターはまずいません。取引後にブラックリストに入れられることが多いためです。

「非常に良い」のコメント

3つ目は、ヤフオクでの「非常に良い」評価のコメントです。

ヤフオクでは出品者と落札者がお互いを評価できます。悪い評価をつけてしまうと、報復として自分にも悪い評価をつけられるリスクがあります。そのため、報復評価を恐れて仕方なく良い評価をつける場合も少なくありません。

つまり、「非常に良い」評価も本当に良い場合と、仕方なく評価した場合があるのです。そして、それを見分けるポイントが評価コメントです。本当に「非常に良い」と思ってつけた場合のコメントは丁寧な御礼メッセージが書いてあることが多いです。逆に、仕方なく良い評価をつけた場合は、コメントが一言か定型文であることが多くなっています。

直近の評価状況

4つ目は、ヤフオクでの直近の評価状況です。

直近の取引で評価がついていない場合、悪い出品者である可能性が高いです。

本当は「非常に悪い」をつけたかったけれども、報復評価を回避するために評価しなかったと考えられるからです。

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悪い評価の判断基準

続いて、ヤフオクで出品者を見極める上で特に重要な「悪い評価」の判断基準について解説します。

悪い評価の割合

まずは悪い評価の割合です。出品者の情報を見ると、以下のように良い評価の数が表示されています。

評価全体の100%から良い評価を引くと悪い評価の割合がわかります。悪い評価は数より割合で見ましょう。目安としては、悪い評価の割合が全体の3%以下であれば良い出品者と判断して良いです。

評価の詳細

ただし、悪い評価がついているからといって、必ずしも出品者が悪いとは限りません。悪質な落札者に不当な評価をつけられた可能性もあります。

それを見極める上で重要なのが「評価の詳細」です。出品者の情報の「総合評価の数字」をクリックすれば確認できます。

評価コメントの一覧で「非常に悪い」「悪い」に絞って検索しましょう。

すると以下のように悪い評価のコメント・返信、そして悪い評価をつけた落札者の情報が一覧で表示されます。

悪い評価をしている落札者の評価ポイントがマイナスの場合は、不当評価である可能性が高いです。

「どちらでもない」は悪い評価

ちなみに、「どちらでもない」という評価を評価コメントの一覧でたまに見ますが、これは悪い評価と判断してください。

ヤフオクでは報復評価を回避するために、良い評価をするか評価をしない場合がほとんどです。このような状況で「どちらでもない」評価をつけられるのは、非常に悪い出品者であることが多いです。

評価の詳細を確認する際は、「どちらでもない」評価もご確認ください。

ヤフオクで詐欺師等の悪い出品者を見抜く!評価一覧などから分かる6つの特徴

続いて、詐欺師などヤフオクの悪い出品者の特徴を6つ紹介します。特にヤフオクの評価一覧ページ(評価の詳細や、評価コメントの一覧を見ることができます)には詐欺師などの特徴が現れやすいです。

ヤフオクで詐欺師などの出品者を評価一覧などから見抜く:悪い評価に猛反論

詐欺を見抜く特徴1つ目は、ヤフオクの悪い評価に対して返答コメントで猛抗議していることです。

ヤフオクで悪い出品者は、自分への悪い評価に対して返答で抗議していることが多いです。もちろん、不当評価への抗議である可能性もありますが、返答コメントの中で「ノークレーム・ノーリターン」を主張している場合は、詐欺師などの悪い出品者の可能性が高いです。

ヤフオクで詐欺師などの出品者を評価一覧などから見抜く:商品説明文が雑

詐欺を見抜く特徴2つ目は、商品説明文が雑なことです。

商品説明欄に「中古のデジタルカメラです。ノークレーム・ノーリターンでお願いします」としか書かれておらず、取引条件や商品の状態などが一切記されていない場合、詐欺師などの悪質な出品者である可能性が高いです。

商品が届いても、不良品であったり、梱包がいい加減なケースが多いです。

ヤフオクで詐欺師などの出品者を評価一覧などから見抜く:実績が少ない

詐欺を見抜く特徴3つ目は、実績が少ないことです。

評価ポイントが2桁未満の場合、ヤフオク初心者である可能性が高いです。悪い出品者とは断定できませんが、初心者ゆえのトラブルが起きる可能性があります。

ヤフオクで詐欺師などの出品者を評価一覧などから見抜く:出品者有利の独自ルールを設定

4つ目は、出品者有利の独自ルールを設定していることです。

「入札前に一言コメントください」
「入札単位を厳守してください」
「落札後2時間以内に連絡がない場合はキャンセルさせて頂きます」

など、ヤフオクのガイドラインにない独自のルールを作っている出品者は避けましょう。

ヤフオクで詐欺師などの出品者を評価一覧などから見抜く:良い評価コメントに苦情が多い

5つ目は、良い評価のコメントに苦情が多いことです。

前述の通り、ヤフオクでは報復評価を避けるために良い評価をつける場合がほとんどです。しかし、あまりに出品者の対応が悪い場合は、評価だけ良くしてコメントに苦情を書く落札者もいます。

良い評価にもかかわらず、「色合いが説明と少し違いました。」「サイズが5センチも違いました。」など苦情コメントが書かれている出品者は避けた方が無難です。

ヤフオクで詐欺師などの出品者を評価一覧などから見抜く:質問に対しての回答が雑

6つ目は、質問に対しての回答が雑なことです。

ヤフオクではオークション中に出品者に質問ができます。その質問に対しての答え方を見れば、出品者の質を判断することができます

・質問に答えない
・回答がタメ口・一言だけ
・見当違いな回答をする

などの場合は入札を控えましょう。

ヤフオクで詐欺に遭った時の対処法

ここからは、ヤフオクで詐欺師など悪い出品者に騙された場合の対処法を解説します。具体的には以下のような場合の対処法です。

・入金したのに一向に商品が発送されない
・入金後、急に音信不通になった
・商品を発送したと連絡が来たが、一向に届かない

Yahoo!かんたん決済を利用した場合は、未着報告をすれば代金は返金されます。しかし、決済完了から13日以降、もしくは特定カテゴリ商品の取引などで、Yahoo!かんたん決済以外の方法で決済した場合は、出品者と連絡を取るなどして代金を取り返す必要があります

取引ナビで出品者に連絡

まず1つ目の対処法は「取引ナビで連絡」です。取引メッセージを送って返信を待ちましょう。

評価コメントで公開連絡

取引ナビで連絡が取れない場合は、「非常に悪い」評価をつけて、コメントで抗議しましょう。評価コメントも第三者に公開されます。

一般的に落札者が評価するタイミングは商品到着後ですが、システム上はオークション終了後から評価可能です。

ただし、詐欺ではなかったにもかかわらず悪い評価をつけてしまうとトラブルになります。評価コメントは取引ナビで連絡して5日以上返信がない場合に限定しましょう。

個人の連絡先へ直接連絡

ヤフオクの出品者情報に電話番号やメールアドレスが記載されている場合は、個人の連絡先に直接連絡する手もあります。

記載されている連絡先が虚偽情報だった場合は、ほぼ間違いなく詐欺師です。

悪質出品者と連絡が取れない時の対処法

続いて、詐欺出品者と連絡が取れない場合の対処法を紹介します。

内容証明郵便を送る

まず詐欺の疑いのある出品者に内容証明郵便を送りましょう。

内容証明郵便を出しておけば、郵便局が「誰が、誰に、いつ、どんな内容の手紙を出したのか」を証明してくれます。内容証明郵便の控えは、警察に被害届を出す際や裁判を起こす際の証拠にもなります。

内容証明郵便を送るだけでも、かなりのプレッシャーをかけられます。

警察に被害届を出す

詐欺の疑いのある出品者が内容証明郵便にも応じない場合は、警察に被害届を出しましょう。被害届を出す際に必要な情報を以下に示します。

・あなたの氏名、年齢、住所、職業
・被害に遭った年月日時
・被害の場所
・被害の詳細
・被害金額
・犯人の特徴
・その他参考となる証拠等

少額訴訟を起こす

どうしても出品者を許せない場合は、少額訴訟制度を利用して裁判を起こす手もあります。

少額訴訟制度は60万円以下の賠償請求をする裁判です。弁護士に依頼するかは任意です。そのため、安い費用で裁判ができます。

ただし、相手の住所を管轄する簡易裁判所に訴える必要があります。相手が遠方に住んでいる場合は、交通費や時間がかかります。注意してください。

出品者を慎重に見極めて詐欺を回避

詐欺に遭っても補償制度がありますが、詐欺に遭わないことが一番です。

今回解説した内容を踏まえて、詐欺に遭わないよう慎重に出品者を見極めてから入札してください。

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この記事を監修した人

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