転売の利益を大きくする一番簡単な方法は、利益率の高い商品を扱うことです。ブランド品は、単価だけでなく利益率も高いため、大きく稼ぐことができます。
今回は、ブランド品転売の特徴と、転売におすすめのブランドを紹介します。
ブランド転売とは?
文字通りブランド品を転売することをブランド転売と言います。ジャンルはファッション商品のみならず、家電・家具など多岐に及びます。
儲かるけど
ブランド品は不正転売が横行するほど儲かるジャンルです。しかし、他の品目にはない注意点がたくさんあります。
中古市場が主
ブランドものの新品商品は基本的に正規店でしか扱えません。したがって、ブランド転売では主に中古品を扱うことになります。
必要な資格
中古品をビジネスとして売買する場合には古物商許可が必要です。古物商許可を得ずに売買すると古物営業法違反となり、重い罰則が科されます。
中古品転売をする前には必ず古物商許可を取得しましょう。
ハイブランドの新品は正規店しか販売できない
ハイブランドの商品はブランドが許可したお店しか販売が認められていません。個人で勝手に出品すると、販売停止措置を課されたり、出品先として利用しているECサイトのアカウントが凍結されたりします。
例として、Amazonで新品の出品が規制されているブランドやメーカーを以下に挙げておきます。
◆電化製品メーカー・ブランド
APPLE(アップル)
BenQ Japan(ベンキュージャパン)
BOSE(ボーズ)
BROTHER(ブラザー)
CANON(キャノン)
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
CASIO(カシオ)
DJI(ディー・ジェイ・アイ)
EPSON(エプソン)
ELECOM(エレコム)
Ergobaby(エルゴベビー)
FUJIFILM(富士フイルム)
GOPRO(ゴープロ)
Hoppetta(ホッペッタ)
Microsoft(マイクロソフト)
NIKON(ニコン)
OLYMPUS(オリンパス)
Panasonic(パナソニック)
PENTAX(ペンタックス)
RICOH(リコー)
SIGMA(シグマ)
SONY(ソニー)
TAMRON(タムロン)
ショップジャパン
コールマン
象印
サーモス
◆ファッション・アパレルブランド
A BATHING APE(ア・ベイシング・エイプ)
Abercrombie & Fitch(アバクロンビー&フィッチ)
adidas(アディダス)
BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)
BURBERRY(バーバリー)
CALVIN KLEIN(カルバン・クライン)
CANADA GOOSE(カナダグース)
CHAN LUU(チャンルー)
Chloe(クロエ)
Christian Louboutin(クリスチャン・ルブタン)
COACH(コーチ)
Daniel Wellington(ダニエル・ウェリントン)
Dior(ディオール)
Dunhill(ダンヒル)
Ed Hardy(エド・ハーディー)
emu(エミュー)
FENDI(フェンディ)
FJALL RAVEN(フェールラーベン)
Giorgio Armani(ジョルジオアルマーニ)
GOYARD(ゴヤール)
GUCCI(グッチ)
GUESSS(ゲス)
HUNTER(ハンター)
IL BISONTE(イル・ビゾンテ)
LeSportsac(レスポートサック)
LONGCHAMP(ロンシャン)
LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
MARC BY MARC JACOBS(マーク ジェイコブス)
Mila schon(ミラ・ショーン)
MINNETONKA(ミネトンカ)
MONCLER(モンクレール)
NEW BALANCE(ニューバランス)
NIKE(ナイキ)
Orobianco(オロビアンコ)
PANERAI(パネライ)
Paul Smith(ポール・スミス)
Polo Ralph Lauren(ポロ・ラルフローレン)
RAY-BAN(レイバン)
Salvatore Ferragamo(サルヴァトーレ・フェラガモ)
TATRAS(タトラス)
TIFFANY(ティファニー)
TOD’S(トッズ)
TOMS SHOES(トムスシューズ)
TORY BURCH(トリー・バーチ)
Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)
VANS(ヴァンズ)
◆その他
Ergobaby
Hoppetta
Coleman
BANDAI
GOOD SMILE COMPANY
LEGO
SEGA TOYS
STUDIO GHIBLI
TAKARA TOMY
Peeple
並行輸入品を転売する場合
並行輸入品とは、正規輸入代理店以外から輸入した商品のことをいいます。
並行輸入品は正規品として販売することはできませんが、仕入れのルートが違うというだけで偽物ではありません。違法性もありませんが修理や保証の対象外となりますので注意が必要です。
ブランド品の転売は違法かOKか?
ブランド品は、ブランド名が商標登録されていれば商標権に、ブランド品のデザインが意匠登録されていれば意匠権によって保護され得る場合があります。転売行為はこの商標権と意匠権の侵害に当たる場合があります。
ブランド品は、この商標権と意匠権の侵害に当たらないことを必ず事前に確認してから転売するようにしてください。
真正品を転売する場合は商標権の侵害には当たらないが、意匠権侵害には注意する必要がある
適法に製造・販売された真正品を転売することは、商標の出所表示機能や品質保証機能を害することがない(最高裁平成15年2月27日判決参照)という理由から、商標権者やその許諾を受けた事業者が提供している真正品の転売をしても商標権侵害には当たりません。
しかし、登録意匠を使用しているブランド品を何度も繰り返し転売するようなケースは、業としての転売行為とみなされ意匠権侵害の責任を問われることがあります。
模造品を転売してしまうと、商標権・意匠権の侵害に当たる場合がある
模造品にブランド名を付して真正品であるかのように転売する行為は、商標の出所表示機能や品質保証機能を害するため商標権の侵害に当たります。
また、意匠登録されている真正品と似たようなデザインの模造品の転売行為は、意匠権の侵害に該当します。
非正規のルートで高額転売した場合
以下のような非正規のルートで仕入れた、真正品である証明がない商品を高額転売することには違法性があります。
- 盗品
- 個人マーケット
- 営業許可を取っていない違法性があるお店
この場合はブランド品に限らず全般禁止されていると思った方が無難です。
ちなみに最近は盗品を転売する行為が横行していますが、これは必ず足がつくやり方です。
ブランド品だけでなく、有名なキャラクターのデザインの物や限定品などある種ブランド価値の高いものは、どうしても欲しいと思う人もいます。しかし、盗むのも盗んだものと知っていて転売するのも犯罪行為ですから絶対にやめましょう。
ブランド転売のメリット
ブランド転売のメリットを3つ紹介します。
高利益
最大のメリットは単価が高いことです。また、商品の状態やブランドにもよりますが、利益率が50%以上になることも珍しくありません。つまり、少ない作業時間で大きな利益を得ることができるということです。本業が忙しくてあまり時間が取れない人には、ブランド品転売をおすすめします。
仕入れがしやすい
ブランド品は市場に多く流通しているため、仕入れ先がたくさんあります。
別のジャンルを転売する際にノウハウを活かせる
ブランド品の転売をしていれば、様々なジャンルを扱うことになります。そのためブランド品の転売で得たノウハウを別のジャンルでも活かすことができます。
例えば以下のジャンルは、ブランド品転売で得たノウハウを活かしやすいジャンルです。
- アパレル品・・・ブランド品を扱う上でメインのジャンルであるため
- 時計・・・ブランド品の扱いが多いため
- スニーカー・・・ブランド品の扱いが多いため
- ネクタイ・・・多数のブランドが扱っているため
ブランド品を転売する場合メインでラグジュアリーブランドを扱い、そこで得たノウハウを活かせば上記で挙げたジャンルなどに手を広げることができます。
ライバルが少ない
仕入れ値が高いなどの参入障壁があるおかげで、他のジャンルに比べるとライバルが少ないのも特徴です。
回転率が高く売れやすい
コンディションの良い中古のブランド品は人気があり、年間を通して売れやすい商品です。新品商品よりも値段が安いため、購入を希望するブランド志向の高い人やファンが多いからです。目利きが良ければ在庫を抱えるリスクを防ぐことができます。
ブランド転売のデメリット
しかし、ブランド転売も良いことばかりではありません。主なデメリットを2つ紹介します。
仕入れ値が高い
ブランド品は仕入値が高いため、不良在庫を抱えたときの赤字リスクも大きくなります。したがって、ブランド品転売を始めるにはある程度の資金が必要です。これは、ブランド品を扱う以上は仕方のないことです。
偽物が多く流通している
ネットショップでは本物を騙った偽物が多く販売されているため、仕入れた商品の検品が欠かせません。検品してすぐ偽物と分かる商品は販売しなければいいだけなので問題ありませんが、中には精巧な偽物も存在します。そのため、ブランド品の転売をするには本物と偽物を見分ける目利きが必要になります。
また、ブランド品を出品する際は、それが本物であることを証明できるものが必要になります。購入時のレシートやブランドのロゴ、タグなどの写真を掲載するようにしましょう。
友達からもらったものなど、本物である確証が持てない場合は、鑑定士に査定を依頼しましょう。
ブランド転売におすすめのジャンル
一口にブランド転売と言っても様々なジャンルがあります。特に稼ぎやすいジャンルを3つ紹介します。
海外ブランド品
海外ブランド品は日本より現地で買う方が安いのが一般的です。ブランドにもよりますが、価格差は2~3割程度とされています。現地の店舗やネットショップから現地価格で仕入れ、これを日本の相場で販売すれば簡単に利益を上げることができます。
ただし、正規輸入代理店以外のルートで輸入した商品は並行輸入品となります。並行輸入品は保障・修理の対象外であることがほとんどで、これを正規品として出品することは禁止されています。正規品と偽って販売すると、販売先のプラットフォームでアカウント停止などの処分が下される可能性があります。十分注意してください。
ファッション
ブランド品と言えばファッション・アパレル商品が王道です。特に以下のファッションブランドがおすすめです。
・グッチ
・ルイヴィトン
・コーチ
・ケイトスペード
・オリビアバートン
・ポールスミス
・アディダス
・ヴィヴィアン
・トムフォード
・セリーヌ
・フェリージ
・マンシングウェア
・カルティエ
プレミア品
ブランド品の中でも、限定品や非売品(ノベルティなど)、生産が終了した商品などはプレミア化します。
プレミア品はヤフオクなどのネットオークションに出品すると、定価の数倍~数十倍の価格で落札されることがあります。
バッグ
バッグを扱っているブランドは多く、中古品でも高値で売買されています。人気ブランドの商品であれば、高値で販売できるので利益が大きくなるのが特徴です。
ブランド品転売で人気があるブランドを3つ紹介します。
・Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)
ルイ・ヴィトンは、フランスのパリに本店を構える世界的に有名なブランドです。元々は旅行用トランクを専門に販売していました。
現在はバッグだけではなく財布などの小物類や衣類なども販売しており、日本でも人気が高いです。
・Chanel(シャネル)
シャネルは、ガブリエル・シャネルが設立したブランドです。世界的に有名なブランドロゴは、彼女の通称「ココ・シャネル」のイニシャルから取ったと言われています。
シャネルのバッグの特徴といえば、ダイヤの格子状に縫われたキルティング模様の「マトラッセ」。マトラッセ・チェーンショルダーは人気を集めており、多くの人の憧れとなっています。
・Hermes(エルメス)
エルメスは高級馬具の製造工房として、フランスで創業しました。自動車の発展による馬車の衰退を予見し、バッグや財布などの皮革製品に事業展開したのが、今の人気の始まりです。
ケリーバッグやバーキンなど誰もが憧れる高級バッグが有名で、「エルメスのバッグは一生もの」とも言われています。バッグだけではなく、スカーフも人気が高いです。
時計
時計は男女問わず人気がある商品です。特に高級腕時計は人気が高く、利益が出やすくなっています。ここでは、転売で人気のある3つのブランドを紹介していきます。
・OMEGA(オメガ)
オメガは、ロレックスと並んで知名度の高いスイスのブランドです。1932年のロサンゼルスオリンピックで公式タイムキーパーを務め、その性能の高さから2032年まで契約が延長されました。
また、1969年にアポロ11号が人類初の月面着陸を成功させた際もオメガの「スピードマスター」が使われたことも有名です。このことがきっかけに世界中に知れ渡り、現在も人気の高い時計ブランドとなっています。
・SEIKO(セイコー)
セイコーは、世界的に有名な日本が誇る時計ブランドです。懐中時計が主流だった日本で、初めて腕時計を製造・販売しています。世界陸上選手権の公式時計を務めるなど、その正確さは世界でも評価が高いです。
そんなセイコーの腕時計は転売市場でも人気が高く、高額で取引されるケースもあります。転売の方法は色々ありますが、海外モデルを輸入したり国内限定モデルを輸出したりなど販路を広げることも可能です。
・ROLEX(ロレックス)
ロレックスは、高級時計ブランドの中でも最も知名度が高く、その時計を持つことが「ステータス」という風潮にもなっています。一度は身につけてみたいという人も多いのではないでしょうか。
そんなロレックスのスポーツモデルをはじめとした人気モデルは入手困難で、「デイトナ」などの人気商品は転売での取引が定価の倍近くになるケースも多いです。資産としてロレックスを購入する人も増えています。
カメラ(レンズ・フィルムカメラ)
カメラも転売市場では根強い人気です。デジタルカメラが主流となっていますが、特に日本からの輸出転売を中心にレンズやフィルムカメラの人気が高くなっています。日本の良質な商品は仕入れやすく、さらに高額で販売できるので利益も出しやすいです。
◆レンズ
レンズの人気ブランドを3つ紹介します。
・Canon(キャノン)
キャノンは、1937年設立の日本ブランドです。カメラやビデオなどの映像機器だけではなくプリンターや複写機などのOA機器も取り扱っています。一眼レフカメラの世界シェアNo.1を誇り、国内だけではなく海外でも人気が高いです。
キャノンはカメラ本体だけではなく付属レンズの取り扱いが多く仕入れがしやすくなっています。輸出転売する場合は利益率も高くなるためおすすめです。
・Nikon(ニコン)
ニコンは、1917年に光学兵器の国産化を目的に設立され、戦後はフィルムカメラの製造・販売に参入しています。現在は光学機器メーカーとして有名です。一眼レフカメラの世界シェアはNo.2で、1位のキャノンと世界シェアの8割を占めています。
ニコンのレンズは風景や自然の撮影に向いていると言われ、カメラ愛好家の中で人気が高いです。転売市場でも活発に取引されており、キャノンと同様に転売しやすいブランドのひとつと言えます。
・SONY(ソニー)
ソニーは、日本の総合電機メーカーです。カメラだけではなく、オーディオ機器やテレビなど販売している商品は多岐にわたります。しかしながら、「ソニーはカメラに強いの?」と思った人も多いのではないでしょうか。
実は、ソニーはミラーレス一眼カメラの先駆者です。デジタルカメラを愛用している人には人気が高く、転売市場でも取引が多くなっています。レンズだけではなく、ビデオカメラも人気がありますよ。
◆フィルムカメラ
フィルムカメラの人気ブランドを3つ紹介します。
・Mamiya(マミヤ)
マミヤは日本のカメラメーカーで、フィルムカメラの中でも「中判カメラ」で名を馳せました。現在は、デジタルカメラの普及に伴い、カメラブランド「マミヤ」は存在していません。
プロがスタジオで愛用したシリーズなど独特の形状のものが多く、現在も多くの愛好家がマミヤのカメラを使用しています。そのため、希少価値が上がり転売市場でも人気が高いです。
・Nikon(ニコン)
ニコンのフィルムカメラは、レンズと同様に人気があります。デジカメが主流となり中古品しか出回っていませんが、その古びた優しい雰囲気に心を惹かれる愛好家が多いです。
・Leica(ライカ)
ライカは創業100年を超えるドイツのカメラブランドです。かつては「ライカ1台で家1軒が建てられる」と言われるほど高価なものでした。
熟練職人による手作りのレンズが写す画像は鮮明で、ボディは精密で頑丈なのが特徴です。
100年以上経過した機材でも使用可能な個体が数多く残っており、中古品でもクオリティの高さは実証済み。カメラ愛好家の誰もが憧れる存在と言えるでしょう。
その他のおすすめブランド
その他のジャンルのおすすめブランドを以下でご紹介します。
◆家電
・SONY
・Panasonic
・SHARP
・NEC
・象印
◆PC・周辺機器
・Apple
・ASUS
・Lenovo
・NEC
・FUJITSU
・DELL
・ELECOM
・EPSON
◆ゲームソフト
・コーエーテクモ
・KONAMI
・バンダイナムコ
・スクエアエニックス
◆おもちゃ商品
おもちゃ・ホビーグッズに関しては、メーカーよりもシリーズごとにブランド化されています。おもちゃ関係の人気シリーズには次のようなものがあります。
・LEGOシリーズ
・アンパンマンシリーズ
・ガンダムシリーズ
・ジブリシリーズ
・たまごっちシリーズ
・トミカシリーズ
・トーマスシリーズ
・ディズニーシリーズ
・プラレールシリーズ
・ぽぽちゃんシリーズ
・りかちゃんシリーズ
ブランド食器を高く売るコツは下記の記事で詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
参考:バカラ(Baccarat)などのブランド食器を高く売るコツとは|reMove ブランド食器買取専門店
おすすめのブランド品
Amazonやヤフオクで人気のブランド品を5つ紹介します。
(1)ポールスミスの長財布
ポールスミス Paul Smith 正規品 本革 ジップストローグレイン2
ポールスミスの財布は男性へのプレゼントとしてもよく買われます。名入れ可にすると特によく売れます。
(2)グッチのレディースバッグ
グッチ レディース トートバッグ
グッチのレディースバッグは、ヤフオクで仕入れてメルカリなどで転売すると利益を出しやすいためおすすめです。
(3)ニューバランスのスニーカー
ニューバランス スニーカー
スニーカーは転売で稼ぎやすい商材の一つです。ニューバランスのスニーカーは、20代男性の間で特に人気があります。
スニーカーの人気ブランド
スニーカーは消耗品なので、ブランド品の中では比較的回転が速い方です。ニューバランスの他にも人気のブランドはたくさんあります。
・ナイキ
・アディダス
・バンズ
・コンバース
・リーボック
・ディアドラヘリテージ
・プーマ
・ラコステ
・GU
・トップセブン
・プレミアータホワイト
・リーガル
・トッズ
・コールハーン
・プラダ
・バーバリー
・ジェイエムウエストン
・ポニー
売れるシューズのサイズ
スニーカーやシューズを扱う上で注意すべき点は、売れやすいサイズが決まっていることです。
日本で売れやすいサイズを順位付けすると以下のようになります。
1位.27cm
2位.27.5cm
3位.28cm
4位.26.5cm
5位.26cm
ブランドの中でも差がある
また、同じシューズブランドの中でも人気のシリーズと不人気のシリーズがあります。特に大手ブランドは複数のシリーズがありますので、どのシリーズがよく売れているのか確認してから仕入れましょう。
(4)マンシングウェアのゴルフウェア
ゴルフウェアではマンシングウェアのレディース服がおすすめです。人気がありますし、安く仕入れられるため利益率も高いです。
(5)レゴ
おもちゃ関係で特に稼ぎやすいのがLEGO商品です。
レゴシリーズは常に新商品が発売され、過去のシリーズはすぐ廃盤になります。廃盤になった商品は正規店では手に入らなくなるためプレミア化します。つまり、プレミア化の早いLEGOシリーズを販売すれば大きく稼げる可能性が高まるのです。転売屋の間では、プレミア化を見越してLEGO商品を買い溜めておく「LEGO貯金」などという言葉もあるぐらいです。
例えば、LEGOシリーズの、「パイレーツ・オブ・カリビアン アン王女号の復讐」は、現在正規店での取り扱いがないためプレミア化しており、20万程度で販売されています。
ブランド品の転売で違法性が高い商品
偽ブランド品を仕入れることが違法と知らない人もいますが、個人で楽しむ分には問題ありません。しかし状況次第ではブランド品の転売は違法になる場合があります。
仕入れた商品が偽物だと知らなかった場合でも、それを転売してしまうと商標法違反に問われてしまいますから注意しなくてはなりません。
違法性が高い商品とは、
- 偽ブランド品
- オリジナルグッズ
です。どちらもブランド品転売では敵だと思って注意することが必要です。違法性なく転売で稼ぐために、違法性の高い商品の見分け方を紹介します。
偽ブランド品
偽ブランド品は違法性が高い商品の代表と言っていいでしょう。特に最近は偽物を作るスピードがかなり早くなっています。
例を挙げると、これまでも様々なコラボスニーカーをリリースしてきたナイキとトラヴィス・スコット。その中でも絶大な人気を誇る「Air Jordan 1」とのコラボスニーカーなどは常に精巧な偽物が作られており、マーケットでも販売されています。
ハイブランドのコラボ商品は話題性も高く、上記の新作「エア ジョーダン 1 LOW x Travis Scott Black Phantom」は定価に対して早くもプレ値がついておりいつ偽物が販売されるかわかりません。
存在しない商品なら調べようもありますが、実在する商品の偽物も確実に存在しているので十分に注意しましょう。
基本的には日本国内の店舗で偽物のブランド品を買うことはできませんが、大阪の鶴橋などはコピーブランド品の町と呼ばれることもあるほどで、普通に販売されているようです。
偽ブランド品は定価と比べてかなり安く仕入れることができるので、正規品と偽って販売すればかなり儲けを出すことができます。しかし、当然違法性が高いため、ラクマやメルカリなどのフリマサイトでは随時削除されています。
こちらではクリスチャン・ルブタンのスニーカー19,000円で販売されていますが、実際の値段はこの約7.9倍です。
似たデザインのものが150,700円で販売されているため、最初のスニーカーは偽物だということが分かります。アジアでは違法性の高い偽物のブランド品が手に入りやすい環境なので、独自ルートで仕入れて転売している人も少なからずいるようです。
当たり前のように偽物ブランド品が販売されていますが、これはもちろん犯罪行為ですから絶対にやめましょう。
オリジナルグッズ
オリジナルグッズも違法性の高い商品です。ブランド品を転売する際には、ブランド品に対する正しい知識を勉強しておく必要があります。正しい知識とは具体的に何かというと、
- ブランド品の新作の把握
- 偽物との見分け方
- 商品についての正しい情報
があげられ、特に注意したいのが商品についての正しい情報です。
例えば誰もが知っているハイブランドのLouis Vuittonは、アイテムの種類も非常に多くその分偽物のオリジナル品が出回りやすいブランドです。
実際の商品を知っていれば、この写真のようなLouis Vuitton製品はなくオリジナルグッズであることが分かります。もちろん商標権違反に該当しています。
当たり前のようにいくつもこのようなオリジナルグッズが販売されていますが、このような商品を仕入れてしまわないように商品を正しい知識で把握しておきましょう。
ブランド品の仕入れについて
ブランド品の仕入れ時期について解説します。
新品の仕入れ時期
春物・夏物は3月、秋物・冬物は8月に安く売りに出されることが多いため、そのタイミングで仕入れましょう。
中古品の仕入れ時期
中古品販売店やリサイクルショップは、年末や決算時期にセールを行うことが多いため、中古品はそのタイミングで仕入れると良いでしょう。
ブランド品を安く購入する方法については下記の記事で詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
参考:ブランド品が高すぎる!値上がりが続くブランド品を安く購入する方法 | ブランド品の買取・委託販売 retro【レトロ】
中古品の仕入れ方法
中古品の仕入れ先はとても重要ですが、どこを選べばよいのでしょうか。おすすめの仕入れ方法を紹介します。
実店舗で仕入れる
リサイクルショップや質屋など実店舗に出向いて仕入れる方法です。商品の状態の良し悪しや値段を自身の目で確かめながら仕入れることができます。ただし、商品を探すのに数件回らなければならなかったり仕入金額が高めになることもあります。
ネットで仕入れる
オークションサイトやフリマサイトで仕入れる方法です。流通量が多く、いつでもどこでも仕入れることが可能です。場合によっては価格交渉もできます。ただし、偽物か本物かを見極めて仕入れるよう、十分注意しましょう。
ヤフオク!で安く安全に仕入れるためには
ヤフオク!を利用すれば仕入れにかかる費用を抑えて、お得に転売をすることができます。ただしそこで偽物を掴まされてしまっては大損をしますので注意が必要です。
ヤフオク!の出品者は「個人」と「ヤフオク!ストア」に分けられます。基本的には信頼できる「ヤフオク!ストア」から仕入れた方がいいでしょう。
さらにヤフオク!ストアの中でも「AACD加盟店」に加盟しているお店から仕入れた方が、安全性が高くて無難です。
ヤフオク!はオークションサイトですが、ヤフオク!ストアへの入札はあまりされないため、低価格で仕入れることができますのでおすすめです。
直接買取する
自身で買取店を設置しお客様から直接買取する方法です。店舗を設立するために諸経費や広告費などがかかります。真贋を確かめる目利きも必要になるためリスクの高い方法となります。
ブランド品転売で効率的に稼ぐ方法
ブランド品の転売は利益を上げやすいというメリットがありますが、闇雲にやっていては非効率的でいつまでたっても利益が増えません。
ブランド品の転売で効率的に稼ぐ方法は以下の3つです。
- 限定品を扱う
- 売れ行きのいい商品を把握する
- 中古品とリペア品を扱う
これらの方法で効率的に稼ぎましょう。特に限定品は利益が大きいので、必ず扱うようにしましょう。
限定品を扱う
ブランド品を転売する場合、基本的には中古品を扱いますが、利益を多くあげるためには限定品を転売しましょう。
ブランド品のコラボ商品は供給量が少ないため、転売すれば価格が大幅に上昇します。
過去にプレミアム価格となった限定ブランド品は以下の通りです。
- JORDAN BRAND×fragment design
- JORDAN BRAND×UNION
- HERMES×サンリオ
- LOEWE×ジブリ
これらはプレミアム価格になっている限定品のごく一部です。例えばLOEWE×ジブリコラボのトトロのカードホルダーは正規店では¥59,400でした。
ですがメルカリでは76,255円で取引きがされました。
このように限定品を扱うことができれば、大きな利益を上げることが可能です。
売れ行きのいい商品のモデルやブランドを把握する
ブランド品の転売をする場合、人気があってよく売れる商品やブランドを把握することが大切です。
ハイブランドといっても数がたくさんありますので、よく売れる商品のモデルやブランドを把握し、仕入れるブランドを絞ることで効率的に転売をすることができます。
ヤフオクでブランド名を検索すると、このような商品がでてきます。人気のある商品を把握して効率的に転売をしましょう。
中古品とリペア品を扱う
限定品を扱えば大きな利益を生むことができますが、いつも限定品を扱うことは難しいでしょう。
輸入品などは新品を仕入れることもありますが、国内の商品は基本的に中古品を扱いましょう。そしてリペア品も状態の良いものであれば、メルカリなどで販売しましょう。
このようにメルカリであれば、リペア品でもある程度の金額で取引きがされていますので、中古品と併せてリペア品も扱うようにしましょう。
海外のサイトで料金の確認をする
海外のサイトで商品の料金を確認することは、買い付けを行える人にとっては非常に有効な方法です。
どうやって確認するかというと、
- 国内のサイトを開いてからURLを海外のアドレスに変更する
- 気になる商品をチェックして値段を比較する
これだけです。
ブランド品は国によって価格が異なり、日本での購入が一番高いと言われています。つまり海外の方が安く販売されている場合が多いということです。
今回はAppleを例に料金を見てみます。
Appleの国内公式サイトを開きURLを確認すると図の赤丸内に「jp」が入っており、jp=日本です。ここは国の識別コードになっていますから、ここを調べたい国の識別コードに変えれば他国のAppleの公式サイトを見ることができます。
アメリカを含めて調べることが多い国の識別コードは下記になります。そしてAppleの本社はアメリカなので、識別コードを「us」にして検索します。
- アメリカ:us
- イタリア:it
- フランス:fr
- イギリス:gb
赤丸内の「jp」を「us」に変えたことでアメリカのサイトが開きました。
iPhone14が799.00ドルで売られています。同じ商品を日本の公式サイトで探してみると、119,800円で売られています。
799.00ドルを日本円に換算すると109,227円ですから、1万円以上の差があることが分かります。これがもっと高価な商品になると、10万円以上も差がある場合もあります。
価格差の大きな商品を探して海外に買い付けに行く、海外に知り合いを作って購入してもらうなどの手段を取ることで大きく稼ぐこともできますし、さらに本格的に転売で稼ぐなら個人輸入も視野に入れましょう。
ブランド品をリペアして転売するのは違法?
ブランド品のリペア販売は違法ではありません。ただし、これから解説していく以下の部分に抵触すると違法になるケースもありますので十分注意して下さい。
- 商売としての転売には古物商免許が必要
- 偽物をリペアして転売する
- リペアしたものをオリジナル品として売る
偽物をリペアして転売する
偽物のブランド品のリペア販売は違法です。仮に偽物だと知らなかったとしても罪に問われる場合があります。ただし、偽物だと知っていて大量に販売したという場合以外は逮捕・摘発されることはほとんどありませんから、仕入れの段階でしっかり確認しておきましょう。
リペアしたものをオリジナル品として売る
リペアしたからと言って自分のオリジナル作品として販売するのはNGです。例えば、色落ちしてきた商品を全く違う色に塗りなおして、「オリジナル商品」として販売するのはアウトです。ブランド品メーカーは、自社のイメージに大きな価値を置きますから指摘が入る場合があります。あくまで壊れた部分を元通りに近い状態に修理して販売することが重要です。
ブランド品のリペア転売で違法にならないための2つの注意点
ブランド品のリペア販売は違法ではありませんが、他の手法の転売同様に一歩間違えば罪に問われてしまう場合もあります。
ブランド品のリペア転売で違法にならないための2つの注意点を解説していきます。
- 元のデザインとはイメージが大きく変わってしまうようなリカラー
- 古物商許可証無しでの大量転売
元のデザインとはイメージが大きく変わってしまうようなリカラー
ブランド品は商標権や意匠権等によって保護されているので、イメージが大きく変わってしまうようなリカラーは修理ではなく加工と判断されるため商標権の侵害に該当する場合があります。
商標権を簡単に説明すると、商品やサービスには他社と区別するための「目印」がついており、この目印が商標となります。その商標を独占する権利が商標権というわけです。
先ほどの、商品の加工が商標権の侵害に該当する理由は、有名なブランドの商標登録はロゴマークだけでなく生地なども含まれる場合が多いためです。
商標権を侵害しないためには、リペアやリカラーは加工と判断されない程度、あくまで修理の範疇に留めておくように注意する必要があります。
古物商許可証無しでの大量転売
リペア品を含む中古品の販売には、古物商許可証の取得が必要です。では「古物」とは何かというと、
- 一度使用されたもの
- 未使用でも使用するために取り引きされたもの
- これらの物品に修理や手入れをしたもの
ということになり、商売としてこの古物を販売、交換、レンタルするために必要な許可が古物商許可になります。
個人所有の物を売る場合は古物商許可証は必要ありませんが、商売として仕入と転売を継続すると古物商とみなされるので許可証の取得が必要です。
無許可での場合の罰則としては「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科せられることもありますから、大量にリペア転売を行う場合は古物商許可証を取得しましょう。必要書類を警察署に提出して許可申請を行って下さい。
未成年や、過去5年以内の犯罪歴などの「欠格事由」に該当すると許可がおりませんから、事前に確認しておきましょう。
ブランド品転売は儲かるが注意が必要!
ブランド転売は利益率の高いビジネスですが、ブランドによっては販売規制がかかっていることもあります。注意してください。
ところで、ビジネスで成功するためには独学よりも体系化された教材やサービスを活用して学ぶ方が結果が早く出ます。
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